仮面少年リリカルBLACKINNOCENT 作:PannaRX
俺、三井光太郎は高校二年生(ブサメン)。趣味の剣道に打ち込みつつそれなりの高校生ライフをエンジョイしていた夏のこと。
<市立海鳴高等学校・2-C教室>
教室にはこの俺と親友の土田俊之の二人だけだ。
「なぁコー、俺達しかいねぇの?」
「むしろ俺達以外いたら俺達はキレていいだろ…あんな晒し者にされてよぉ」
教室には二人しかいない。夏休みなのに教室にいる理由はもちろん一つ。
「なんたって俺とお前はテスト真っ赤大炎上、クラス皆の笑いものよ」
「センコーもタチ悪いよな、いくら30点切ってあんな点数だったからって点数晒すなんてよぉ…」
追試である。学生時代経験したくない地獄のイベント。それも男二人だけである。
「やっぱバックれちまおうぜ?どうせあんな朦朧ハゲ忘れてるだろ!」
ガラガラガラ…
「聞 こ え て る ぞ」
さぁ追試だ追試…
~1時間とちょっとが経った時~
<海鳴市・路上>
「コー、どうだった?」
「50点は行っただろきっと、追試だから楽にしてくれた…はず」
「そーいや午後道場だよな?」
「追試の事、師範にバレたらかなり怒られそうだよなぁ…」
<午後・海鳴市、剣道場>
「お前たちが追試になったというのは本当なのか…?」
「ヒィッ…シグナム師範どうかお許しを…ッ!」
俺達の剣道の師範、シグナム師範にはとっくにバレていたようである。
「お前たち、たしかテスト余裕だとか言いながら道場に来ていたよな?」
そう、俺達はテスト期間も道場に来ていたのである。そりゃ怒られるわな。
「許してください!なんでもしますから!!!」
「ん?そうか、なんでもするか。じゃあ今日は素振り1000本、それまでは帰るなよ?」
「ハイ…」
俺が言い訳を考えているうちにこのバカが無茶な約束を取り付けてしまったようである。
~8時過ぎ~
「998…999…1000…ヒィ…」
「づがれ゛だ…トシが変なこと言うから…」
「シグナム師範に報告して…帰るか」
~帰路~
「そういや最近なんか面白いゲームってねぇの?」
「うーん…なんか新感覚アクションゲームってのを聞いたことあるぞ。」
「あーそれ俺も聞いたことある!ブレイブデュエルとかいうの!」
「トシもどーせ明日予定ないだろ?近所のホビーショップでも行ってみるか?」
「よしキマリッ!じゃあ明日昼にウチで待ち合わせな!」
「おう、じゃあな」
トシと別れて一人、日がのびたとはいえ薄暗い夜の道を歩いていた。
すると、アホみたいに多い荷物を持った女の子が歩いてい…コケた。
「ったー!博士もこんなに買ってこいとは無茶を言ってくれます!」
赤い髪の毛の可愛い女の子…俺は少し見とれていた。おっと。
「大丈夫っすか?」
男たる者、女性が困っていたら助けるべきである。きっと。
「あっ、すみません、助かります!」
買いこまれた大量の日用品、そして…よくわからない機械の部品…?
「運ぶの手伝いますよ。どこまでです?」
「いえいえ、お気になさらずに、私は大丈夫ですから!」
うーん、さすがに女性の家までついていくのも時間的に…でもなぁ。
「俺のことはお構いなく。女性が困ってるのを見逃すと寝覚めが悪くなるので!」
「うーん…そうでしたらグランツ研究所までお願いします!」
俺はこの時、この出会いが俺の人生を大きく変えることになるとは思わなかったんだ…
なかなかのgdgdっぷりかもしれませんが続きますよ。
次回は研究所を訪れます。