朝を迎えた・・
かすみ「朝早く練習しようと思ったのに・・」
しずく「ゾンビに遭遇してしまうって想像すれば仕方ないよ」
歩夢「何とか島の外から連絡さえ取れればいいのだけど・・」
ガチャ
にこ「大変よ!!」
かすみ「朝から騒がしいですよにこ先輩。何なのですか?」
にこ「果林がいないのよ!!」
しずく「果林さんが!?」
エマ「果林ちゃん、ゾンビのこと知らないから朝早く練習に行ったのかもしれないよ・・」
希「ウチらがゾンビを恐れてた時、果林ちゃんだけは眠ってたからね」
海未「外では愛とせつ菜と栞子、穂乃果と真姫と凛が様子を見に行ってます。見つかればいいのですが・・」
海岸では・・
穂乃果「・・・・」
真姫「・・・・」
凛「・・・・」
砂浜を歩く音とさざ波の音だけが鳴る
穂乃果「あの・・」
真姫「分かってるわよ」
凛「果林さんをとにかく見つけるにゃ」
穂乃果「アハハ、そうだよね。私達は黙って果林さんを捜そう!」
もう一方の海岸では・・
栞子「それでどうするのでしょうか?」
せつ菜「どうするとは?」
栞子「その、果林さんにゾンビのことについて・・」
愛「多分だけどカリンは気にしないんじゃないかな?」
栞子「気にしないとは?」
愛「あ、いたいた。カリーン!!」
果林「・・もう少しランニングの量を増やすべきかしら?μ'sとAqoursはライブ後も息切れしている姿が見られなかったし」
果林さーん!!
カリーン!!
果林「愛、せつ菜、栞子ちゃん。どうしたの?」
愛「も〜っ!さっきから呼んでたんだぞ」
果林「そうだったの?気が付かなくてごめんなさいね」
愛「まぁそれはいいとして。カリンは寝てたから知らないだろうけどこの島にゾンビが出たんだよ」
果林「ゾンビ?」
せつ菜「はい。昨日の夜、ゾンビが別荘の外に現れまして・・」
栞子「幸い怪我人が出ることはありませんでした。果林さんに伝えられなかった私達にも責任はありますがゾンビがいる中で練習するというのは・・」
果林「皆練習出来てないの?」
せつ菜「えっ?」
栞子「ゾンビの影響から絵里さんを始め外での練習は出来なさそうですが・・」
果林「だったらチャンスじゃないの。少しでも差を縮められるわ!」
せつ菜「し、しかしゾンビですよ!果林さんが襲われたらその・・」
果林「ゾンビも怖いとは思うけれど今の私はそういうのに構っていられないのよ」
愛「カリン・・」
果林「朝ご飯の為に呼んでくれたのならごめんなさいね。私の分があるのなら置いといてもらえないかしら?もう少し練習しておきたいの」
せつ菜「ですが!」
愛「いいんだよせっつー」
せつ菜「愛さん!?」
愛「でも、一応心配だし愛さん達もカリンの練習に付き合うぞ〜」
果林「フフッ。いいわよ」
栞子「れ、練習ですか!?」
愛「何驚いてんのさ、しおってぃー。朝ご飯をより美味しく食べる為ならいっぱい練習してお腹を空かせるのもいいんだぞー」
栞子「けれど、早く戻らないと皆さん心配するのでは・・」
せつ菜「それでは私が戻って報告しておきますね」
愛「頼んだせっつー!」
果林「少し飛ばすわよ!」
愛「望むところだ!!」
栞子「あ、その、待ってくださーい!」
愛「やるな〜カリン!」
果林「愛もさすがね」
愛「・・ねぇ、カリン。どうしてそこまで練習したいの?」
果林「あら?愛ならおおよそ察してると思ってたのだけど?」
愛「だって、カリンは人気投票でも常に上位にいるじゃん。それを落とさない為だって思うけど」
果林「違うわよ」
愛「違うの?」
果林「それもないことはないけどね。でも、本当の理由はそれではないの」
愛「じゃあ他に何があるのさ?」
果林「それはね・・・」
栞子「ハァ、ハァ・・ま、待ってください・・」
愛「あぁ、しおってぃー!ごめーん!もうちょっとペース緩めるから!」
果林(もっと上へ。このままではいけないのよ・・!)
果林はゾンビよりも練習。2rdシーズン本編の果林が移動した理由をより分かりやすくするにはこれくらい見せておいてもよかったでしょう。尤も直に書く2rdシーズン IFでは愛も果林も部に移動しさも「裏切った」みたいな話には絶対にしません
読み手から見て明確に分かりやすくするのでなくある程度察しさせるくらいの展開にした方が移動への批判も少なくできたでしょう。全くもってそんな移動への理由が分からず後になって理由を全て見せる。これだと「取って付けた」と思われるのは当然です
こちらでは愛も人気投票の件を気にする姿を見せる様にしこの話でも人気投票の件を口に出すことで深く気にしているんだなと読み手に分かりやすくする様に心掛けました
本当に上手い書き手なら1rdシーズン時点で移動への伏線なり作っていくとは思います。仲間がグループから離れる。これがどれだけ重い展開なのか分かってほしい物なのですけどね