ランスロットとグィネヴィアの禁断の恋。これはランスロット贔屓だったフランス文学で製作されたアーサー王伝説(序でにギャラハッド伝説)に良く記された話題だ。
アーサー王伝説は様々な国家で書籍と成っており、国によって少し内容が異なる場合が多い。例えばワーグナーが書籍とした物ではトリスタンがメインであるし、フランス文学では主にランスロットがメインだ。最も、どの国々でもアーサー王とギャラハッドは間違いなくメインキャラと成っているが、これはこの2人の功績(特にギャラハッド)によるものだろう。円卓の騎士はギャラハッドが製作したカメラでモノクロ写真が現代まで残ってはいるのでどんな身長か体型か顔立ちは誰もが知っている。世界文化遺産に登録されている
特に円卓の騎士でも主役と言えるアーサー王やギャラハッドの事は誰もが顔も知ってるし、知らない方が恥と言える。フランス文学でのランスロットは小学校の課題で習う程のロマンスなのだが、現代社会において決して現代人まで伝わっていないランスロットの逸話が1つ存在する。後世に於いて、その真実が記されているのは厳重に保管されたギャラハッドの医療冊子兼日記の1頁だけである。
『俺の親父はおパンティーを被ると○○仮面になる。さてと、新しい抗生物質作るか』
と記されており、何故か○○の部分はギャラハッドの死後に手にした歴史上の偉人や、ギャラハッドの医学知識を参考にしようとした医師が読み漁ったのか読めなかった。ただ分かるのはランスロットはおパンティーを被っていたという1点である。
そして…それはこの時に始まった。
ランスロットの自室。そこでランスロットとグィネヴィアは正にチョメチョメな事をしようとしていた。いざ、ランスロットはブリーフ一丁になり、グィネヴィアはベッドに寝転んでランスロットを向かえる準備は万端と成っていた。しかし、そこで事態は動き出す。
「む?この音と声はアグラヴェイン!?」
いざ、チョメチョメをしようとすれば廊下からアグラヴェインと数名の騎士達が此方に向かっている音と話し声が聞こえてきたのだ。ぶっちゃけ騎士の鎧はガチャガチャと音がしてしょうがない。ギャラハッドやアーサー王のように魔力で鎧を編むことが出来る人物は極僅であり、ランスロットを含めた多くの騎士は重たい鎧を着込むのだ。この鎧、滅茶苦茶重いし、動くとガチャガチャと音がして隠密作戦には全く向かない。ランスロット達は超人だから問題は無いが、現代日本人がランスロット達の鎧を着ると着込むだけで充分な筋トレが出来る程なのだ。
「どうしましょう…ランスロット様。もしかしたら…私達、バレたのでは?」
「かも知れんな」
この時代。主君の妻と不倫関係に成っていたら間違いなく死罪であり、主君の妻も同罪だ。それにアグラヴェインは拷問のスペシャリストであり、アグラヴェインはブリテンの国益に成るなら力を貸してくれる男だが、同時に拷問のエキスパートである。もし、現場を取り押さえられたらランスロットは逃げる事が出来てもグィネヴィアは耐え難い拷問を受けて処刑される可能性が高い。
「ギャラハッドが居てくれたら…」
アグラヴェインにバレてた場合の事を想定し、恐怖故かグィネヴィアは震える。もし、この場にギャラハッドが居たら様々な提案をアグラヴェインに提供し、王妃や円卓の騎士(ランスロット)という立場を喪う事に成ってしまうが極刑を免れ仲を認めてくれる可能性だって無くはない。事実、アグラヴェインはアーサー王の次にギャラハッドを信頼しており、医療発展や様々な事を促す為にギャラハッドに資金提供を多めに行う程だ。これは他の騎士が相手ならばアグラヴェインはやってない事であり、アグラヴェインがギャラハッドを信頼している証拠でもある。
幸運としてはアーサー王本人は女性であり、グィネヴィアの幸せを奪ってしまったと思っており、グィネヴィアとランスロットが恋仲に成った事を良く思ってくれている。だがアーサー王とグィネヴィアは夫妻であり、ランスロットは間男…禁断の恋であり、もし他にバレてしまえば断罪は免れない。そうなればアーサー王でも2人を庇う事が出来ないのだ。
「アグラヴェイン…ギャラハッドが聖杯探索で居ない隙を突いたか」
足音と鎧を動かす音が段々と大きくなる。アグラヴェインが仲間と共にこの部屋にやって来るのは時間の問題と言えるだろう。
なんとか良い方法は無いのかと考えるランスロット。
「何かで素顔を隠し、アグラヴェイン達を失神させよう。それしかない」
「ランスロット様!?しかし…」
このままでは不味い。ギャラハッドの探索が何時終わるのかも分からない。それまでに何とか不倫の関係が他にバレずに遣り過ごすしかない。困ったランスロットは1つの決断に辿り着く。それは変装してなんとかするしかない。
ランスロットは変装の達人だ。これまで他人になりすまして大会に出た事だった多々ある。変装の為か、ランスロットは何気に近くに有った布を被る。しかし、それは…
「それ、私のおパンティーです!!」
グィネヴィアのおパンティーだった。だが、時既に遅し。ランスロットはそのおパンティーを確りと被ってしまったのだ。いざ、ランスロットは脱ごうとしたが…本能が拒否し、身体の奥底から何かがランスロットに巻き起こる。それは莫大なエネルギーだった。
「禁断の…エクスタシィィィィイーーフォァァォァオ!!」
ランスロットは昔から変態だ。未だパーシヴァルが10代だった頃のお話だが、ランスロットはグィネヴィアへの恋心とアーサー王への忠義の間で揺れてしまい、全裸に成って森の中を全力疾走した事がある。そんな変態的な過去を持つランスロットの中に眠る変態としての本能が、グィネヴィアのおパンティーを被った事で覚醒してしまったのだ。
本来、人間はどんなに強くても肉体が持つ30%程の力しか出すことは出来ない。全力を出しているつもりでも、30%しか使ってないのだ。だが、変態が覚醒したランスロットはおパンティーを被ってる間だけ、変態としての力が覚醒。その結果、肉体の100%を上回る力を発揮できるのだ。
眩い光を解き放ち、ランスロットは正義の味方だが正義は彼の味方をしない伝説の愛の戦士 不倫仮面に進化したのである。これが、後に人理を救う救世主に成ることを未だ誰も知らなかった。
「成敗!!」
「ボールスゥゥゥ!?」
不倫仮面に成ったランスロットは変態ドがパワーアップしてるが、強かった。そして変態だった。僅か5秒でボールスを倒し、自身の股間にボールスの顔面をぶつけると言ったトラウマを植え付ける一撃で意識を遠い世界に誘ったのだ。
「さあ…来なさい。私は逃げも隠れもしない」
腰をクネクネと動かし、あからさまに変態な不倫仮面。厳格な騎士のイメージを遥か遠くに消し飛ばし、不倫仮面は腰をクネクネと動かす。
「いくぞぉぉぉ!!」
「うぉぉぉお!!」
騎士達は不倫仮面に立ち向かう。有る者は剣で、有る者は槍で不倫仮面に襲い掛かるが、不倫仮面は変態的な動きでその全てを翻弄し、股間に相手の武器を挟んでは全てへし折ってしまった。
「「「バカな!?」」」
「秘技…アブノーマル・フラッシュ!!」
すると、今度は不倫仮面の股間が眩く光り、その光が物理エネルギーを持っているのか騎士達を吹き飛ばして倒したしまったのだ。いや、本当に訳が分からない。変態はおパンティーを被るだけで此処まで強くなる人種なのだろうか。
「………ランスロット…覚悟!!」
アグラヴェインはツッコミたい所山々だったが、生憎残念な事にアグラヴェインにはケイ程のツッコミセンスは存在しない。ケイ程のツッコミセンスが有れば、ツッコミまくっていたがそれが出来ない。だが、彼は鉄のアグラヴェインであり自分が今…何をするべきなのか理解はしている。今、やるべき事はランスロットを逮捕する事だ。アグラヴェインは剣を抜刀し、ランスロットに切りかかる。だが…
「ふん!!」
「おいなりガード!!」
ランスロットに向けて振り下ろした剣は、ランスロットが股間を突き出して股間で受け止められた。ガキンと砕ける音が響き、アグラヴェインの剣の刀身は粉々に砕けてしまった。
「ばっ…そんなバカな!?」
アグラヴェインの剣は不思議な力はない。だが…それでも一級品である事には変わりはない。肉と共に骨さえも断ち、手入れをしっかりと行えば刃零れさえもしない。そんな一級品だった。
だが…そんな一級品の業物が、変態の股間とブリーフに負けてしまったのだ。もう、アグラヴェインは理解が出来ずキリキリと胃が居たくなってきた。
「アグラヴェイン。折角だ、君には私の変態奥義でトドメを差してあげよう」
「変態奥義!?一体、何をするきなのだ!?」
アグラヴェインは恐怖で後ろにずり下がる。しかし、アグラヴェインの背後には窓があり、これ以上は下がる事は出来ない。左右に逃げても結果は同じだろう。多少、寿命が伸びるだけだ。
「変態奥義…地獄のジェット・トレイン!!」
「いっいゃぁぁぁぁあ!!!!」
変態奥義 地獄のジェット・トレイン。それは不倫仮面がジャンプし、逆ブリッジのような姿勢で相手に突撃する必殺技だ。このジェット・トレイン、丁度相手の顔面に不倫仮面の股間が直撃するように成っている。その為か、相手は物理ダメージと精神ダメージ、どちらも受けてしまうのだ。なんと恐ろしい、なんと恐ろしいのだ、不倫仮面!!
不倫仮面のジェット・トレインは勢いを衰えず、アグラヴェインと共に窓ガラスを突き破って地面に落下する。だが…それでも威力と運動エネルギーは衰えず、10メートル程を滑っては漸く停まった。
アグラヴェイン…不倫仮面に破れる!!そしてアグラヴェインとボールスはショックで寝込み、アグラヴェインの意識が回復した時にはギャラハッドとアーサー王の手で不倫問題が解決しており、アーサー王とグィネヴィアは円満離婚をした後だった。
一方その頃、ブリテン国の何処か。
先王ウーサー・ペンドラゴンには子供がもう1人居ることは御存知だろうか?その子供はアーサー王の姉であり、ガウェイン達の母親である。アーサー王が人と龍の混血ならば、彼女はキャストリアと同じく人と妖精との混血だ。魔術の腕前はマーリンに匹敵し、魔法に近い魔術さえも行使する事が可能な人物だ。彼女はモルガン。アーサー王そっくりな顔立ちをした魔女であり、妖精との混血故か老化はしない、寿命もどれ程永いのか分からない。
「我が妖精騎士、新しい我が子達よ。アーサー王の統治を終らせる為に、ギャラハッドを殺せ。ギャラハッドは寿命が近付いてきている為に今がチャンスだ。ギャラハッドを倒せば、ブリテンの革命は終わる。良いな?」
先ず、この世界には座と呼ばれる物が存在する。この座は星の記録とも言えるもので、偉人や英雄は英雄の座と呼ばれる所に登録されて何らかの方法で召喚する事が出来るのだ。
座は時間軸は関係無く、今から未来の英雄も登録されている。モルガンはそれを用いて、3体の妖精に円卓の騎士の情報を与えたのだ。情報を与えられた妖精は妖精としての人外の見た目から、人と同じ様に見た目に変化した。これは恐らく、与えられた騎士が人間だったからだろう。
「御意。命令と有らば」
ガウェインの物と似た鎧を纏い、恐らく鎧の胸囲からして物凄く爆乳であろう女性がそう言った。その女性の腰には、この世には一本しかない筈のガラティーンが提げられていた。彼女はガウェインの力を与えられた妖精、妖精としての名前をバーゲストと言うが…バーゲストは種族名であって名前ではない。モルガンからは妖精騎士ガウェインの名前を与えられている。なお、身長は190cmを超えており、色々とでかい。
「ええ、任せてお母様。あの男を八つ裂きにしてあげる」
赤い髪に貴婦人のようなドレスを纏った少女がそう言った。その少女は靴の裏に蹄鉄が付けられており、右手にはトリスタンが担う弓であるフェイルノートが握られている。彼女はトリスタンの力を与えられた妖精、妖精としての種族名をバーヴァン・シーと言う。本名は不明だが、モルガンからは妖精騎士トリスタンという名前を与えられている。
「分かった。命令を遂行する」
そう言ったのはSFめいた鎧を纏い、両手の手首に盾としても使えるように鞘に仕舞われた状態のアロンダイトを装備したロリっ子がそう言った。このロリっ子、白髪で素顔は仮面で分からない。しかし、背丈は低く…だいたい現代日本人で言えば小学生高学年から中学1年生位だろう。
只でさえ強力なアロンダイトを2本も装備した少女はランスロットの力を与えられた妖精騎士最強の存在。妖精としての種族は龍としての側面も持つ妖精メリュジーヌ。
「さあ…行きなさい」
モルガンに言われ、妖精騎士は行動を開始した。
一方のキャメロット。
「む?息子に危機が迫るな」
ブリーフの中に失神したアグラヴェインの顔面がめり込み、アグラヴェインを引き摺りながら月光に照らされる不倫仮面。不倫仮面は虫の報せか、息子 ギャラハッドに危機が迫ってきて居る事を理解する。
「息子よ…パパはいくぞぉぉぉ!!」
不倫仮面は何処かに向けて走り出し、その衝撃でアグラヴェインは地面に落ちて解放された。
不倫仮面、息子の所に向かう!!
次回、キャストリアが発掘し、パーシヴァルが見つけた女性の正体が明らかに!?
ギャーさん「ダ・ヴィンチコード!?」
そしてパーシヴァルはΩ級の武器をゲットし、一行は聖杯への手懸かりをゲット。
「悪いが、その聖杯は我ら真祖が頂く」
ヤバい危機が迫るが……ギャラハッド、覚醒。
ヒロインどうする?期限はブリテンオリンピック開催まで
-
ぐだ子
-
モーさん
-
ガレスちゃん
-
キャストリア
-
正妻戦争勃発!!
-
その他