現代(2014年)のイギリス王室が管理し、世界遺産と成っている
『俺はぶっちゃけ、他の騎士のように武功で自慢したくない。なにせ、形はどうあれ他人を殺してるわけだ。見方を変えれば立派な人殺しだ。皆も知っての通り、俺は医学で人を助けたり、国を科学や農業で発展させる功績の方が大事だと思う。
騎士なんて、平和なほど良い暇で、これからは頭を使ってどう国に発展するか、どう貢献するかとする職業に成るだろうな。あっ、これに関してはしょっちゅう言ってるか』
『ギャラハッド先生、それ100回目ですよ』
『そうだよ、お兄ちゃん!!』
『フローレンスにユウキ、俺はそんなに未だ言ってないぞ?せいぜい、86回だ』
『数えてるじゃ有りませんか』
『まあ、こんな俺でも唯一殺しで自慢できる功績は有る』
次の一言が大いに歴史研究家を悩ませているのだ。
『それは…月からやって来た宇宙人兼吸血鬼の親玉と巨大隕石を破壊した事だ。まあ…隕石の大きさは月ぐらいか?』
『うっそ~だー!!』
『さあ、まあ…噓か信かの判断はお前達に任せるさ』
この言葉…ギャラハッドが嘘を言ってなかったら、宇宙人は存在しており、ギャラハッドは月と同程度の物体を破壊できる手段を持っていると言うことである。
「きっ貴様!!アガャー!?眩しい!?」
ゼルレッチの力で何処かにやって来たギャラハッド…そして着いてきたおパンティーを被った変態なヒーローこと不倫仮面。2人がやって来たのは大きな城のようで、ヨーロッパなのは間違いないが、少なくともブリテン島では無いことは確かだ。
この城。明らかに真祖や吸血鬼の根城なのだろう。数え切れない程の吸血鬼が潜んでいたが、ギャラハッドの他に不倫仮面も居る。ブリテンが誇る最強二大戦力を投入するのだ。相手がどんなに多かろうと問題はない。1人はおパンティーを被り、ブリーフ一丁で…ブリーフには真祖が挟まった変態だが気にしてはいけない。
「おいなりクラッシュ!!」
「ぐえ…」
不倫仮面の成敗を喰らい、ブリーフに挟まった真祖は灰に成って消滅してしまった。いや、本当に何が原因で灰に成ってしまうのか分からない。多分、不倫仮面の変態奥義に肉体が耐えられずショック死してしまったのだろう。そう言う事にしよう。さもないと、我々の頭も変態の仲間に成ってしまう。
「虞美人!!お前は逃げろ!!あの化物2人から、お前は何としてでも生き延び…日本でかぐや姫として過ごすアルトルージュ姫を頼るのだ!!」
「先輩!!」
虞美人と呼ばれたツインテールでセクシィーな衣装を纏った真祖を逃がし、男の真祖がギャラハッドと不倫仮面に立ち向かっていく。既にここら辺一体の吸血鬼はギャラハッドが既に倒しており、後は秘密兵器が効かない真祖だけだろう。
「眩し!?」
「流石に真祖に紫外線照射装置は効かないか」
はーとギャラハッドは大きな溜め息を吐き出して大きなライトを仕舞った。このライトの名前は紫外線照射装置。今日の決戦までの準備期間、ギャラハッドがいつも通り開発と研究を行っていた最中…彼は思い出したのだ。ジョジョの奇妙な冒険という有名漫画に出てきた対吸血鬼用の秘密兵器であるこの存在を。
この紫外線照射装置は太陽光に含まれる紫外線を照射するライトであり、これを浴びれば吸血鬼は太陽光を浴びたも同然。これを使えば見事に労力を使わずスイッチ1つで吸血鬼を倒すことが出来るのだ。因みに動力源はマンガン電池×100。マンガン電池は酒とツマミを餌に、ベディヴィエールとトリスタンに手伝ってもらった。なお、この紫外線照射装置…現ブリテンの技術で作られたが、物凄いハイスペックだ。これには訳がある。数日前、ギャラハッドはキャストリアに言われたのだ。
『カーボンナノチューブをフィラメントや電線に使ったらどう?』
カーボンナノチューブは銅線以上の電気伝達を誇り、炭素なのでフィラメントにも出来る。実は現代日本ではカーボンナノチューブは配線や電線に使う試みが有り、最先端で使われている。
結果、こんなオーバースペックな紫外線照射が完成したのだ。紫外線照射装置のお陰か、ギャラハッドは吸血鬼の大半を戦わずに消し飛ばす。1人、メレムというショタ吸血鬼は不倫仮面のおいなり成敗を受けたのでゼルレッチの所に送った。
「眩しい!!」
だが…真祖は紫外線照射装置の光を受けても平気なのだろう。ただ、眩しいだけのようで目眩まししか出来なかった。
「何処だ!?何処に居る!?」
手を踠くように動かす真祖。すると、真祖は何かを掴んだ。それは何だか温かく、弾力が有って柔らかい。
「それは私のゴールデンボールだ」
そんな声が響いた。やがて、目がましに成ったのか真祖は目を開く。真祖の目の前には紫外線照射装置のライトをバックに受けて神々しく輝く、不倫仮面が仁王立ちしていた。勿論、真祖は不倫仮面のゴールデンボールをブリーフ越しとは言え思いっきり握ってしまっている。
「イヤァァァァア!!」
不倫仮面のおいなりを知ってか知らずか触ったという最悪の事をしてしまった真祖。手をぶんぶんと払い、女性のように甲高い声を出して叫んでしまった。だが…もう遅い。変態仮面は変態奥義を繰り出した。
「ジェット・トレイン!!」
「ぐぅぁぅわ!!」
ジェット・トレインを受けて、真祖は悲鳴を挙げながら不倫仮面の手で窓ガラスを突き破って外に飛び出て言った。最期の最期まで不倫仮面のおいなりを味わう事に成ってしまった真祖、最早同情心まで沸いてきたがギャラハッドは気にせず奥に進む。
吸血鬼が誰も居なくなった後。ギャラハッドは奥に進むと、何やら玉座がある広い間にやって来た。何気にキャメロットとボロボロだった漁夫王の城以外では初めてやって来た城故に、のんびりと見回したいが生憎とギャラハッドにはそんな余裕は無い。
「ほう…まさか…我が配下と真祖を全て倒すか」
玉座には虹色に輝く魔眼を輝かせる男が座っており、男は右手に大きな大剣を持っている。この大剣は紛れもなく、Ω級兵器の仲間でありその強さはエクスカリバーに匹敵するだろう。男の口からは牙が見えており、紛れもなく、吸血鬼の親玉である事が伺える。
「まあ…良い。こうして私に向かってきた、配下を全て倒すとなると素養は有るだろう。良かろう…貴様を殺して私の新たな配下にしてやろう!!」
その吸血鬼の親玉は朱い月のブリュンスタッド。月の究極の一であり、究極の一を持たない地球が進化し続ける人類を驚異に感じて地球に呼び出した最強の存在。真祖を造り出した存在であり、その強さは全ての真祖を遥かに凌駕する。
当然、ギャラハッドは朱い月の事を一方的に聞いて対策を練ってきた。なにせギャラハッドの味方には並行世界の情報をイヤ程知っているゼルレッチという頼れる魔法使いが居るのだから。ゼルレッチから朱い月の情報を聞き、相手を知ってきたギャラハッド。朱い月は並行世界のゼルレッチ達が何とか倒してきたが、その7割が相討ちに近い形で血を吸われてゼルレッチ達が吸血鬼に変えられてきた。
「武器を出し、構えよ。それぐらいは待ってやろう」
剣を構え、笑みを浮かべる朱い月。すると朱い月に答えるようにギャラハッドもロンギヌスを展開した。
「なあ、知ってるか?この槍、ロンギヌスって言うんだけど。持主は世界の覇者に成れるらしいぜ?」
「ほう…」
伝承に曰く。ロンギヌスを手にした物は全世界の覇者に成ることが出来ると言われている。そして…ギャラハッドはロンギヌスを構えるのではなく…突如としてロンギヌスが溶解してギャラハッドはそれを一気に飲み干した。
「これが最初で最後だろうな。いや、ゼルレッチの言葉を借りるなら生前最後と言うべきか?
対軍、対城、対界…ロンギヌスには様々な使い方がある。だけど、ロンギヌスで最も強い使い方は対界じゃない。自己強化の対人だ」
その瞬間…ギャラハッドの全身の毛穴から血が吹き出した。吹き出した血はギャラハッドの身体に纏わりついてきて、形をどんどん変えていく。やがてその形は姿を見せてきた。血は強化外骨格というべき鎧に変化し、ギャラハッドの全身を包み込む。そして、素顔を被っていたバイザーが真ん中から割れて横にスライドし、ギャラハッドの素顔が明らかに成った。
「それじゃ、始めようか…月の王様。ブリテン国在住、地球代表ギャラハッド16歳、彼女居ない歴=年齢+前世での23!!いざ、行くぜ!!」
左手にアロンダイトを持ち、ギャラハッドは目にも停まらぬ速度で消えると…朱い月が気付いた時には朱い月の顔面をギャラハッドの右拳は射ぬいていた。バキバキと朱い月の骨が砕ける音が響き、一気に真祖でさえ致死量の呪いが朱い月の全身を駆け巡る。序にギャラハッドは朱い月の顔面にマーキングを仕掛ける。
「あっがぁぁぁ!!貴様…なんなんだ!?この激痛は!!」
これまで感じた事がない激痛。激痛故か意識が飛びそうになる朱い月であったが、痛み故か逆に意識がハッキリしてきており、眠りに着くことはない。
だが、流石は月の究極の一。直ぐに攻勢に打って出る。朱い月は空想具現化で数多の宝剣等々の武器を具現化させると、それを空間に固定して弾丸の如くギャラハッドに解き放つ。なお、この間…僅かほぼ0…一瞬の出来事だ。だが、ギャラハッドは覇王に成った影響か…後ろに後退しながら全て避ける。だが、空想具現化された宝剣の弾丸は次々と増えていき、その上…着弾と共に魔力が暴走して大爆発が連続して起きる。
宝剣の爆発は並みの爆発ではなく、言うならば伝説の武器の爆発だ。その爆発と着弾の運動エネルギーが集まり、普通ならば良くて即死と言えるだろう。そんな大規模攻撃の為か、城は次々と倒壊していく。もう、見る影もないと言えるだろう。
「ごふぅ!?…この呪いは私でも何とか出来んな」
宙に浮かび、崩壊した城を見下ろす朱い月。呪いに侵食されて行く彼だが、呪いは気にしない。何故なら…もうすぐ地球産で自分の新たな器候補が出来るのだ。呪いが限界を向かえる前に、その肉体に乗り移れば良い話なのだから。
「飛雷神斬り!!」
「なに!?…」
だが、ギャラハッドは既にマーキングを仕掛けている。飛雷神で朱い月の側に転移する瞬間に、アロンダイトで朱い月を切り裂く。その瞬間に再び消える。
「飛雷神パンチ!!」
「あま!?」
今度は飛雷神で現れると共に朱い月の背中を殴り、致死量を遥かに上回るロンギヌスの呪いを撃ち込む。
「飛雷神キッ「流石に見きったわ!!」危な!!」
三度々現れ、今度は蹴ろうと思ったが流石に読まれてしまい…防がれてしまったギャラハッド。ギャラハッドは地面に飛雷神で転移し、朱い月を見上げる。朱い月の顔はロンギヌスの呪いでどんどん青く成っていき、このまま持久戦に持ち込めばギャラハッドの勝ちは決まったも同然だ。しかし、それは朱い月も理解しているだろう。
「地球を我が物にするのは暫く後に成るな……ぐぅ…仕方あるまい」
朱い月はそう言うと…剣を振るって消える。逃げたのかとギャラハッドは思ったが、その考察は直ぐに消え去った。何故なら…上空を被う程の超巨大隕石が突如として現れたのだ。隕石は既に大気圏に突入しており、このままでは地球に激突する。いや、この隕石…何処から見ても大きさは月程は有り、運動エネルギーをざっとギャラハッドは計算するが…結果は間違いなく地球滅亡。
「オーマイガー」
まさかの地球滅亡の危機。ギャラハッドはアロンダイトを鞘に仕舞い、四次元空間から何かを取り出した。それはアーサー王の聖剣であるエクスカリバーだったのだ。
ゼルレッチ曰く、エクスカリバーは星の聖剣。この地球が外来生命体からの驚異で危機が迫れば、真の力を解放する。朱い月は地球外来生命体なので勿論、その力は解放される。もしもの為に、アーサー王がギャラハッドに貸したのだ。なに、アーサー王は他にもマルミドアワーズというヤヴァイ物が有るので問題ない。
「隕石位…押し返して破壊してやるわ!!アクシズ落としを押し返してやるぜ!!」
エクスカリバーを両手で握り、渾身の力で解き放つ。音さえも消し飛ばし…莫大な破壊の熱線がエクスカリバーから解き放たれ…その熱線にはロンギヌスの力も上乗せされ…その熱線は隕石を押し返し…大気圏を突き抜けると…更に突き進む。
「なっなに!?」
一方の宇宙。月を具現化させ、隕石として落とした朱い月であったが隕石を押し返され…その押し返された隕石が自分に当たり、地球から離されてしまう。その上…隕石に皹が入っていき…その皹からエクスカリバーの光とロンギヌスの呪いが吹き出していく。
「あがぁぁぁぁ!?こっこの私が!!」
そして…隕石は破壊され…朱い月は隕石を突破した熱線で焼き付くされてしまった。だが、朱い月は唯では死なない。真祖に意識を取り替える事が出来る。いざ、他の真祖に乗り移り復活しようとしたが……
「私は不倫仮面。此の世に悪が悪事を働き、おパンティーが有る限り私は何処でも現れる。変態奥義…おいなりインパクト!!」
「イヤァァァァア!!」
だが、突如として何処から現れたのか…不倫仮面に霊体としての顔面を掴まれ、不倫仮面のおいなりに顔面を激突され…朱い月は完全に消滅した。成敗!!
一方の地球。
覇王モードを解除し、生身に戻ったギャラハッドは帰ろうとした。だが、不思議な繭を見付ける。その繭は丁度、人間の幼子が入る程の大きさだ。
すると…繭が光輝き…繭から金髪で美しい髪をした紅い瞳の幼女が出てきたのだ。ギャラハッドは理解する。この少女は真祖であり、その素質は朱い月を上回る物であると。だが、ギャラハッドは優しく幼女に近付き…手を差し出す。
「特に行きたい所が無ければ、俺の所に来るか?」
ギャラハッドはゼルレッチから言われていた。もし、朱い月を倒した後に…幼い幼女の真祖が居たら自分の代わりに育てて欲しいと言われていたのだ。
この幼女の名前はアルクェイド・ブリュンスタッド。並行世界のゼルレッチ達が後見人として育てた真祖の少女だ。
「………」
産まれたばかりのアルクェイドは未だ喋れないのか、ギャラハッドの手を取る。そして…ギャラハッドは優しくアルクェイドを抱っこした。
「マダオどこ行った?まあ、勝手に帰ってくるか」
そしてギャラハッドはアルクェイドを連れて飛雷神でブリテンに帰った。
だが、ギャラハッドは知らない。未来で、この時…逃がした女の真祖…虞美人と再会することを。
次回…アルクェイド、ギャーさんの元でスクスク成長。
ママは誰になる!?あと…遂に学校とテルマエが完成し、ガウェイン…遂にネタキャラとなる。
ヒロインどうする?期限はブリテンオリンピック開催まで
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キャストリア
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正妻戦争勃発!!
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その他