「フォー!!皆さん、本日も授業始めますよ!!ワオ!!」
「ダゴネット先生、滑ってます」
学校とテルマエが完成してから1週間後。遂に学校とテルマエがオープンした。様々な機材の搬入に1週間も掛かってしまったが、それでも子供達が元気に学べる為か将来が楽しみと言えるだろう。しかし、ブリテンには学校が無かった為か貴族御用達の家庭教師以外の教員が居ない。しかし、騎士に成るなら(特別ルートのギャラハッドは除く)一定以上の教養は必然であり、多くの騎士は勉学も優秀だ。それに今後、戦争が少なくなるのなら騎士の仕事は政治に関わる一部の者達以外は激減する。そこでギャラハッドは考えた、平時の騎士達が暇に成らないように暇な騎士達を選抜で試験を受けさせ…試験に受かり資格があると見なされた騎士達を学校の教員にする事にしたのだ。
学校の第1期生として入学したフローレンスとファーガスの担任はダゴネットというお笑いが大好きな騎士。円卓の騎士や円卓候補には遠く及ばないが、それでも優秀な能力を有した騎士である(物語によってはダゴネットは円卓の1人だとか)。
「おっ!!ダゴネットの奴、教鞭を取ってるな。羨ましいぜ」
「何を言いますか、ラモラック兄さん。ラモラック兄さんは体育の授業が有るから良いでは有りませんか。私は未だ、担任を持てないんですよ」
そして教員に成ったのはダゴネットだけではない。自称ハーレム王ぺリノアの子供であるラモラック、アグロヴァル、トーの3人である。勿論、この3人は母親が全員バラバラだ。当然、騎士以外でも教員は居る。それは我等が救世主イエス・キリストの娘であるサラである。
だが、キャメロットの学校の教員は足りている。しかし、ギャラハッドはブリテンの全ての町に学校を作る予定だ。しかし、それでは全然教員の数が足りない。そこでギャラハッドは考えた、足りないのならば教員を育てれば良いと。
「はーい。では此処を子供達に教えるためにはどうしますか?」
「人に物事を教えるのは難しいな…」
学校は未だ1期生や希望者位しか入学していない。故に空いている教室は多く、その空き部屋を用いて新たな教員を育てる事にしたのだ。こうすれば教員を目指したい学のある町民、1度落選したが教員資格を取りたい騎士達にもチャンスは有るのだ。
それに子供達が休みの時は識字教室も開かれ、読み書きが出来ない大人の皆様の為に勉強が行われる。これにより、ブリテンの識字率はどんどん高くなるのだ。
「だが…第2の人生を教師として生きるのも悪くないな」
そう言う男が居た。彼の名前はカラドック。優秀な騎士であったが、森を探索中に毒蛇に腕を噛まれてしまい…毒の後遺症で利き手では剣を振れなくなってしまったのだ。いや、厳密には振れるが戦えると言えば否と成ってしまうだろう。だが、そんな彼にも教師として活躍する転機がやって来たのだ。
ギャラハッドの改革は学校を作る他に、新たな職種をブリテンにもたらした。ブリテンのこれ迄の職種は大まかに分けて騎士、貴族、職人、商人、農民と言った感じだった。だが、ギャラハッドが革命を起こした事でそこに教員、アイドル、芸人、テルマエ職員スタッフ等々の職業が産まれたのである。テルマエには温泉管理だけではなく、劇場やスポーツジム等の機能も含まれておりそのスタッフも合わせると沢山の仕事が産まれたと言える。ブリテンの職業の幅も広がったと言えた。
テルマエ。
「はーい。お一人入館料は5アスに成ります。タオルや手拭いの貸し出しは料金がかかりますが…如何します?」
「お願いします!!」
ギャラハッドが作ったテルマエは大反響。と言うのもブリテンにはこんな新しい浴場は無く、キャメロットに元から有ったテルマエはローマ時代の名残で老朽化が酷かった。新しいテルマエに人々は通い、更には劇場も実質ただで見れるのだ。利用しないては無いだろうし、キャメロットの多くの家々には自宅用の風呂は無いのだから仕方がない。
「ふー……いい湯だぜ。しかし、このフルーツオレが旨い!!」
「火照った身体に染み込むぜ!!」
湯上がりの火照った身体にフルーツオレ等の冷たい飲料が身体を潤してくれる。
「皆!!来てくれてありがとう!!」
「「「「イェェェェイ!!マイアイドル!!」」」」
更に劇場では決まった時間に催し物が開かれ、中でも人気なのはアイドルグループ妖精騎士トリオのライブだろう。当然、アイドルのライブ以外にも行われており、お笑いライブ、歴史物を再現した劇などが開かれている。なお、劇の観衆は歴史に全くと言って良い程に興味を示さないギャラハッドの代わりに知識がそこそこ有るケイが厳選して選んでいる。
「もう少し浴場増えないかね?」
「だよな…混むしな…オレんちの近場に有れば良いんだけど」
しかし、キャメロットの大きさの割には動いているテルマエは2つ。1つはギャラハッドが作った劇場付きのテルマエ、そしてローマ時代の名残をギャラハッドがレストアした物だ。なので2つしか無く、テルマエの放棄された物をレストアしても5つ位しか増えないだろう。新しいテルマエの設計が急務であった。
一方のギャラハッドは何やら図面とにらめっこしていた。彼が見ている図面はインドの職人がくれた古代飛行要塞ヴィマーナの物であり、設計図が有るということはヴィマーナというオーバーテクノロジーは実在したのだろう。
設計図から分かるのは動力源の材料に取り敢えず水銀を使うこと。思考と同じ速度で飛び、考えるだけで飛行できる。レーダーは完備、レーザー兵器も有り、飛行機タイプと要塞タイプが存在する。要塞タイプのレーザーの破壊力は核兵器と同等である。その上、光学迷彩、ステルス機能と出鱈目な性能をしていたのだ。
「取り敢えず…レーダーやモニターの基礎は21世紀と変わらんな。これなら出来るが、問題は動力源か……」
ギャラハッドはヴィマーナの動力源を見ては、なんとか理解しようとする。だが、残念な事にギャラハッドはサンスクリット語は分からない。だから図面を見て科学知識で考察するしか出来ない。最も、21世紀の学者がヴィマーナの設計図を見た際に、ヴィマーナを再現できなかった事から21世紀に現存する素材が材料では無いのは確かだろう。だとすると、それ以前に使われていたOパーツ関連が材料だと言うことだ。
ギャラハッドの前世……21世紀の日本で再現できなかった物と言えばオリジナルのダマスカス鋼、そして古代インドのカーボンナノチューブだ。既にギャラハッドはこの2つを作ることが可能であり、ギャラハッドは考える。
「待てよ?」
ギャラハッドはカーボンナノチューブで電磁コイルを作り、ダマスカス鋼の原材料のとある鉄を核とし、それを水銀で覆い…それらをダマスカス鋼と強化ガラスで覆う事を思い付く。と言うか、ヴィマーナの設計図の図面が思いっきりそれだったのだ。
試行錯誤を試すこと1ヶ月後。
「ギャラハッド、居るか?」
ふと、ケイがギャラハッドの研究室に訪れる。そこには…
「おっ!ケイ先生どうした?」
青白く輝く…掌サイズの動力源を持ったギャラハッドが其処には居たのだ。
「ああ、フランク王国との件でな。てっ!?お前、なんだそりゃ!?」
「アークリアクター。古代インドでは太陽水晶と呼ばれていた動力源。水力発電ナン百個以上の発電能力があり、永遠に電力を産み出す永久機関だ」
ギャラハッドが手にしたのはアークリアクター。御存知、我々未来人なら誰もが知っている映画 アイアンマンの主人公 トニー・スタークことアイアンマンが開発した夢の動力源だ。
それをギャラハッドは再現したのだ。勿論、古代インドから伝わる古代カーボンナノチューブとダマスカス鋼の正しい配合レシピ、そして古代超兵器ヴィマーナの設計図が有ったからこそ出来たのだ。
「これ3つ作ったら、ブリテン全土が俺んちと同じくオール電化に成っても全動力を賄える程の力は有るぞ」
「お前、どんな物を発明したんだよ!!」
「古代インド人と比べたら、全然マシだっつうの!!古代インドなんか、4つで動く戦略兵器がうようよ飛んでいたんだからな」
そう、古代インドには超兵器ヴィマーナが沢山浮かんでいたのだ。どうしてアークリアクターを内蔵し、核兵器真っ青のヴィマーナが沢山有った古代インドが多くのロストテクノロジーを遺して滅んだのかは永遠の謎である。もしかしたら、ヴィマーナさえも凌駕する人間が居たのかも知れない。
「取り敢えず…これ使って金属製の戦艦設計して良い?勿論、空を飛ぶな!!」
「やめろ!!」
「大丈夫、ヴィマーナの一万分の一の性能だから。てか、今の俺じゃヴィマーナの完全再現は無理」
「オリジナルのヴィマーナってマジでどんな乗り物だよ!!」
オリジナルのヴィマーナは一機だけで、近代文明全てを滅ぼす強さを持っております。設計図通りなら。
ケイはアークリアクターの力を恐れ、暗号化をギャラハッドに指示。しかし、ギャラハッドは「カーボンナノチューブが無いと作れないって」と言って普通にアークリアクターを設計図に記録した。だが、未来の科学者が本気を出しても叡知を集めてもアークリアクターは巨大で動力源としては使えない…電気を産み出すオブジェとしてしか使えなかった。
しかし、1人だけ例外が誕生した。その科学者の名前はニコラ・テスラ。彼はガラクタだけで小型のアークリアクターを製作、更にギャラハッドの暗号を一部解読して本物のアークリアクターの製造にも成功。しかし、ニコラの死後はCIAの手でアメリカ政府がニコラの資料を押収したが使えるアークリアクターは作れなかったそうだ。
次回!!
ローマ教皇「かつてコンスタンティヌス一世は我々、教会に西ヨーロッパを譲渡した。ならばブリテン島も我々の物だ。統治は君達に任せよう、但し我々の指示に従い改宗しなさい」
ギャーさん「で?」
キリスト教の権限は上昇していき、史実通りタガが外れて暴走する!?
不倫仮面「私の出番だな………」
フランク王国で異端者認定された人が死刑宣告!?だが、教皇は町の誰が異端者なのか分からない。故に教皇はその町の人間を皆殺しする事を決意。
ローマ教皇「神は全て知りたもう。なに異端者では無ければ天国に行ける。町の者を全員、神の元に送れ!!」
不倫仮面「それは私のおいなりさんだ」
権力がどんどん肥大するキリスト教団(歴史通り)。今、正義の味方が罪無き人々を守るために立ち上がる。
次回!!皆大好きHK!!頑張れ、不倫仮面!!
ヒロインどうする?期限はブリテンオリンピック開催まで
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ぐだ子
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モーさん
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ガレスちゃん
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正妻戦争勃発!!
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