2013年、イギリス。かつてブリテンと名乗っていたヨーロッパの大国。
その現在、第2の都市である旧首都キャメロット。多くの歴史的産物が残り、遥か昔からの上下水道が現役で活躍し…町の電力は数百年前からギャラハッドが稼働させたアークリアクターが電力を供給する神話の名残が存在する町。そんなブリテンにオレンジ色の髪をした少女が家族と共に訪れていた。
「お姉ちゃん!!こっち!!」
「ちょっと、待ちなさいよイリヤ」
彼女の名前は衛宮立香。一部の人達からは…ぐだ子とも影で呼ばれている少女だ。実の両親は今から9年前の大事故で亡くなり、現在は自分を引き取った国際結婚した衛宮切嗣という男に引き取られて不自由なく育った。そんな彼女は妹である衛宮イリヤスフィールことイリヤと共に、キャメロットを観光していた。立香は現在高校1年生、イリヤは小学3年生であり…キャメロットを2人で観光中であり両親は仲良くキャメロットでデート中。早い話、両親ペアと娘ペアに別れて行動していたのだ。
「お姉ちゃん!!お城!!お城見に行こう!!」
「キャメロット城はお父さん達と行こう。観光のメインだし、万能の救世主ギャラハッドの資料館は?」
「えー…ネットで見たけど、天然痘との戦いとかの記録が残ってて怖いよ…」
「仕方無い。のんびり探索しようか」
イギリスには様々な観光地が存在している。ストーンヘンジ、ビッグ・ベン、首都ロンドン、観光の大本山とも言えるキャメロットとその周辺。中でもキャメロットは町全体とその周辺一帯が世界遺産に登録されており、多くの歴史的産物が残っている。
世界遺産の中でも当時と変わらぬ姿を残し、
「牧場に行きたい!!」
「牧場は後にしよう。彼処、ギャラハッドが絶滅寸前の動物を保護したらしく、沢山の動物が暮らしてるけど」
牧場…正式名称キャメロット動物保護区。かつてユーウェインがヨーロッパライオンを引き連れているのを見たギャラハッドが、絶滅寸前の動物を後の世に残さねば!!と思いギャラハッドが仲間達と共に設立した牧場。
此処ではギャラハッド達の活躍により、世界で唯一…野生化では絶滅したヨーロッパライオンが飼育されている。いや、ヨーロッパライオンだけではない。ドードー、ジャイアントモア等々…人間の行いで野生化では住めなくなった動物も飼育されているのだ。一時、飼育されているニホンカワウソを野生化では絶滅した日本に戻そうとしたが、色々有って辞めた事もある。なお、世界で唯一…ワイバーン(ギャラハッドが写真を撮りまくった結果、神秘無しに適合した進化したのか……炎を吐けない爬虫類化)が飼育されている。
「ドードー抱っこしたい!!」
「私だってカワウソ抱っこしたいけど…」
絶滅危惧種を抱っこできるのか?そもそも一般人はふれあって良いのか?ぐだ子は考えるが、時間はたっぷりある。
「あっそうだ!イリヤ、競馬場に行かない?そういや、今日はG3ハリボテ記念が有るんだって」
「ハリボテ記念?行く行く!!」
キャメロットにはローマンコンクリートを基礎に用いた競馬場、ブリテン競馬場が存在している。この競馬場、ギャラハッドが設計建造した物であり、一部近代化されたとは言え長い年月が経っても人々に熱いレースを見せてくれる。そして姉妹はブリテン競馬場に向かっていった。
『転倒!!転倒!!やっぱり転倒!!全員転倒!!ハリボテ転倒は世界共通!!そして毎年恒例だ!!』
「あーあ、やっぱり転ぶね」
「毎年恒例じゃからの。てか、今年はギャラハッドは現れんな」
「パパの自動召喚は条件があるからね。1つは私が軟派された時、2つが私に恋人が出来たとき…あと、何だっけ」
「アイツが親バカだと言うことは数百年前から知っとるわ」
観客席でゼルレッチとアルクェイドがそのまま成長したような10代後半の美少女が居るのは内緒である。
時はアーサー王の時代。中世…
「さてとゼルレッチ。俺は無敗の三冠ジョッキーに成るために馬を探しに来たが、良いのは居ないな」
「お前さん、なんか並行世界の魔術師や作家軍団からギャーギャー文句言われそうじゃのう」
ブリテンの森林。そこをジーパン生地のオーバーオールに身を包んだギャラハッドとゼルレッチが探索を行っていた。オーバーオール…それは伝説の配管工マリオブラザーズのメインコスチュームであり、ギャラハッドは緑を模したルイージカラー、ゼルレッチは黄色のワリオカラーを纏っている。因みに赤は此処に居ないリアルマリオことケイに既に手渡してきたのだ。
ギャラハッドとゼルレッチが此処にやって来たのには訳がある。それは先日に完成したばかりの競馬場、ブリテン競馬場の初レース ブリテンワールドカップ(距離1600m 種目マイル)に出場するためだ。しかし、ギャラハッド単独では出ることが出来ない。そこでギャラハッドは共に出場する愛馬を探しに、森にやって来たのだ……ゼルレッチを連れて。
「てか、何でワシ?」
「マダオは妹が産まれたばかりで忙しいし、アルちゃんも同じ。アルクェイドも同じだし、ケイ先生は他国との外交仕事で今は忙しい。結果、お前」
「まあ、ワシは別に構わんが」
マダオとグィネヴィアの間には待望の赤ちゃん…ギャラハッドの異母妹が産まれたのだ。グィネヴィアに似ており、髪質はマダオ似。その赤ちゃんを見たギャラハッドは前世で、アニメオタクの友達だった山本君に勧められて見たアニメ ソードアート・オンラインことSAOに出てくるユウキちゃんそっくりと思ったのだ。その結果、ギャラハッドの手で妹はユウキと名付けられたのである。現在、すくすく成長中。
マダオは兎も角、王族だったグィネヴィアは育児に不慣れ。その結果、キャストリアと妖精騎士ランスロットも育児に参戦し…アルクェイドも幼いながらも手伝ってか、何とか成っている。
「すまん、ゼルレッチ。オムツの時間だ」
「オムツ…お前さんが変えてるの!?」
しかしギャラハッド家は全員が育児未経験。アルクェイドの件で多少は心得があるが、全員が赤子の面倒など見たことがなく…医者でもあるギャラハッドが一番育児の上手な人物に成ってしまったのだ。
ギャラハッドは飛雷神で消え、僅か3分で帰ってきた。
「ただいま」
「オムツ変えるの早!!」
森林を歩くこと約30分。
「馬が居ないな…いっそのことワイバーンにするか?翼竜の生き残りだが、乗れたら問題ないだろ」
「いや、ワイバーンは翼竜じゃないんじゃが……」
パシッ、パシャっと森林に居る動物達(ワイバーン含む)を撮影するギャラハッド。なお、背中にはいつの間にか竹籠が背おられており、竹籠にはポルチーニやトリフ等のキノコが入れられていた。この男、馬を探す序でにキノコ狩りを楽しんでいた。
「ポルチーニご飯やキノコパスタが楽しみだな。トリュフ食った事無いが…旨いのか?」
「苦いぞ。アルクェイド姫とラウラは絶対苦手じゃな」
森を探索し続けること更に30分。ギャラハッドはようやく、念願の馬を見付けることに成功する。
「おっ!!良い馬居るじゃないか…サイみたいに角はえてるけどな」
「いや、あれはユニコーン……」
確かに馬を見つけることが出来たギャラハッド。しかし、その馬は不自然に1本の角が生えていたのだ。そう、唯の角ではない。この馬はユニコーン。言わば、幻獣種の類いなのである。だが、このギャーさんに幻獣なんて単語は理解される筈がないので…
「成る程。なんでそう成ったか不明だが、サイと同じく毛髪が変化して角に成ったんだな。と言うことは角はケラチン質で出来てるのか」
と…科学や医学からそう結論付けてしまったのだ。因みにギャラハッドの言っている事は事実であり、我々が良く知るサイと呼ばれる動物の角は髪の毛と同じものである。
「芦毛か。ふむふむ…」
ギャラハッドはユニコーンに近付いていく。ユニコーンは元々、純潔を司る生き物らしくDTなギャーさんが近付いても暴れる素振りを見せない。
「よし、お前にしよう。名前は…そうだな。オグリインパクトでどうだ?偉大な英雄とシンデレラの名前を着けたぞ?目指せ、無敗の三冠馬だな!!」
「アウト!!その名前は流石に不味いじゃろ!!どっから見てもオグリキャップとディープインパクトではないか!!」
ゼルレッチが叫ぶが、ギャラハッドの手でユニコーンの名前はオグリインパクトに決まったのだった。因みに後日、ギャラハッドの検査でユニコーンの角を調べた結果、サイの角と同じくケラチンだと判明。その為か、ギャラハッドは論文でこう記した。
『ユニコーンはサイと同じく、毛髪が角に変化した馬である』
と。
数日後。出来立てほやほやのブリテン競馬場。
その観客席であるスタンドには数多の観客が詰め寄せ、多くの人はその時を待っていた。なお、競馬はご存知の通り公営ギャンブルであり、ギャンブラーの皆様が大爆死してしまった掛け金はブリテンの発展等(公園作ったり、病院作ったり)に使われるのだ。勿論、ギャンブラーの皆様が勝てばお金が増えて戻ってくる。だが、当然…人気の高いペアに賭けても倍率の都合上、返ってくるのは極僅か。ギャンブラーの皆様は勝率が低くても大金を狙える人気が低いものに賭けるのも手である。
「遂に始まりますね…」
観客席の一角。そこにはギャラハッドがオグリインパクトと共に出場する為か、応援にやって来たキャストリア達の姿があった。
キャストリアはミックスオレの紙タンブラーを片手に、もう片手に箸を持ち、膝の上に紙皿に乗ったお好み焼きを置いてスタンバイしている。ブリテン競馬場では軽食も売られており、グルメも充実なのだ。
「楽しみね。ランスロット様とギャラハッド君は大丈夫かしら?」
夫と義息がレースに出るためか、心配そうに言うグィネヴィア。彼女の腕の中ではマダオと同じ髪色をした赤ちゃん…ユウキがぐっすりと眠っている。
「パパ!!ファイト!!」
一方のアルクェイドちゃん。焼き鳥片手に、パパと……序にお爺ちゃんの応援である。
「……あれ?スペちゃんとバーゲストは何処に?」
そしてリンゴソーダ片手に座る妖精騎士ランスロットことラウラちゃん。
「なんだろう…物凄く嫌な予感しかない」
そして我らがツッコミ係りケイ先生である。
『さあ!!いよいよ始まります、ブリテンワールドカップ!!記念すべき第一回のレースですが、果たしてどうなるのか!?実況は私…ガウェイン卿の弟ガヘリスがお送り致します』
突如として声が響く。これはギャラハッドが開発したマイクとスピーカーを通じて、スタンド全体に実況の声が響いているのだろう。今回の実況者はガヘリス、最近…妹2人と兄のお陰か影とキャラが薄くなってきたノッポ君である。
『では出場ペアをご覧ください』
ガヘリスがそう告げ、キャストリアを含めた観客達はパドックを見る。パドックではこれから走るサラブレッドと騎手が次々と入場しては歩いて入場してきた。
『先ずはゼッケン1番、1番人気。ギンシャリボーイ。仄かに香る寿司酢の香り。騎手はガウェイン卿。単勝オッズは4.03』
1番から順番に入場するようであり、先ずは栗毛の馬に跨がったガウェインが愛馬と共に入場してきた。
この馬はギンシャリボーイ。本名は別に存在するのだが、最近…ギャラハッドが開発した寿司を食べまくったお陰か、酢の香りが体臭と成ってしまった馬である。因みに主人であるガウェインの事をゴリラだと本気で思っているようだ。
「やっぱり、ガウェインが安定だよな」
そう言うケイの手にはギンシャリボーイの馬券が握られていた。しかも10セステルティウス(約一万円)。
「ケイさん、ギンシャリに賭けたんですか。私達は誰にも賭けてませんよ?」
「競馬は賭けてなんぼなんだよ。覚えておけ、キャストリア」
『続きましては2番。オグリインパクト。世にも珍しいユニコーンのサラブレッド。単勝オッズは5.04。騎手は我等が麒麟児、ギャラハッド卿』
続いて入場してきたのはオグリインパクトに跨がったギャラハッド。まさかの幻獣種(ギャラハッド曰く普通の馬)の登場に、ケイは思わずビールを吹き出しかけた。
「アイツ…どこで捕まえた!?」
『ブリテンでも炸裂するか?衝撃波、目標は無敗の三冠馬だそうです』
「パパ~!!頑張れ!!」
可愛いアルクェイドの声援が早くも響く。
『続いて3番。スーパーフェロモン、世にも珍しいホワイトリムジン種。単勝オッズは6.86。胴体が長く、伸びるリムジン種の為か2人乗りが可能です。騎手は謎のヒーロー不倫仮面、そしてブリーフ一丁にされたボールス』
続いて入場してきたのは胴体が長い白馬、そしてその白馬に跨がった我等が不倫仮面とボールス。この白馬は最強の牝馬であるスーパーフェロモン。世にも珍しいリムジン種という種類で、胴体を自由に伸ばすことが出来るそうだ。因みにボールスは涙目でブリーフ一丁にされてるが、観客は1ミリも可愛そうだと思わない。
「……一応、馬だよな?」
『続いて4番。ジラフ、パロミデス卿がアフリカ大陸から拾ってきた首の長いサラブレッド。単勝オッズは28.6。その首の一撃はライオンさえもワンパンです。騎手はパロミデス卿』
「確実にソイツは馬じゃねぇぇぇえ!!」
ケイの叫びが響く。そう、次に入場してきたのは間違いなく馬ではない。何処から見てもキリンである。そう、キリンだ。そのキリン…ジラフに跨がるのは円卓唯一の黒人パロミデス。恐らく、外交序に持ち帰ったのだろう。
『因みにパロミデス卿はご自宅に、鼻の長いサラブレッド、ストライプの入ったサラブレッドを育てているそうです。出場が楽しみですね』
「いや、確実に1頭は象だよな?間違いなく象だよな!?パロミデス!!お前、普通の馬飼ってるだろ!!」
そして…次に入場したのはウマ耳のカチューシャと付け尻尾を装備した妖精騎士トリスタンことスペシャルウィークだったのだ。
『5番。私のイチオシ、スペシャルウィーク。あの大人気アイドルがまさかの参戦。ブリテン1のウマ娘を目指して、頑張ってほしいですね。騎手は無し、単勝オッズは11.6』
まさかの1人だけ陸上競技、いや1人だけウマ娘状態となったスペシャルウィーク。恐らく、衣装はゼルレッチとギャラハッドが用意したのだろう。ウマ娘のスペシャルウィークが着る勝負服と成っていた。
「見ててね!お母ちゃん!!」
「お母ちゃんって誰のこと!?」
モルガン様です。
だが、最後にやって来たのはハリボテだった。そう、ダンボールのハリボテで出来た被り物であり、2人の人物がそれを被って馬に成りきり…ベディヴィエールが騎手として跨がっていたのだ。
『6番。ハリボテブリテン、ハリボテ種。騎手はベディヴィエール卿。
中は誰なのか?誰が作ったのか一切不明のサラブレッド。そもそもこれはウマなのか?巷では人気がかなり高いです。単勝オッズは128.6』
そのハリボテはハリボテブリテン。誰が作ったのか不明だが、取り敢えず中に入ってるのかすらも不明である。
「俺…ハリボテブリテンに今月のお小遣い全部を賭けた!!」
「俺もだ!!50セステルティウスをぶちこむぜ!!」
「50?ふっふふ、俺は100セステルティウスだ!!」
なんと言う事でしょう。このハリボテブリテンに賭ける人達が居たのであった。
だが、役者は揃った。全てのサラブレッドと騎手はスターティングゲートに向かい、ファンファーレが鳴り響く。
『さあ、ファンファーレ。今、スタート!!』
ゲートが開き、一斉に競走馬がスタート。先頭を行くのは一番人気、ギンシャリボーイ。ギンシャリボーイに続くようにスペシャルウィーク、スーパーフェロモン、ジラフ、オグリインパクト、そしてハリボテブリテンと続いている。
『オグリインパクトは未だ様子を見ている。彼の脚質を考えれば当然だ、そしてギンシャリボーイは未だ先頭…このまま大丈夫か!?』
そして…最初のカーブに差し掛かる。その時だった。
「曲がれぇぇぇえええ!!」
「まっがっれぇぇぇぇえええ!!」
「曲がれぇぇえええええーーーー!!」
ハリボテブリテンに賭けた人達が叫ぶ。だが、彼等の声援空しく…ダンボールが裂ける音が響き、ハリボテブリテンのボディーは裂けてハリボテブリテンは転倒してしまった。
『ハリボテ転倒!!やっぱりカーブは曲がれなかった!!ダンボールが裂ける音!!』
そしてハリボテブリテンの中の人が明らかになる。それはトリスタンと妖精騎士ガウェインことバゲ子さんであった。
だが、彼等に構ってはられずレースは進んでいく。
『さあ!!最終コーナーを曲がり、最後の直線!!ブリテン競馬場の直線は短いぞ?後ろの子達は大丈夫か?』
実況が叫ぶ。だが、レースは一気に動き出す。
スペシャルウィークが加速し、ギンシャリボーイに並ぶ。そして不倫仮面が突如として立ち上がり、SMの鞭を振るってはスーパーフェロモンに刺激を入れるが相変わらずボールスの目は死んでいる!!
「ふっ…甘いですよ…スペシャルウィークさん」
ガウェインが笑う。その時、ギンシャリボーイが立ち上がって二足歩行…それも金ちゃん走りで加速したのだ。これぞ、ギンシャリボーイの必殺技、寿司ウォーク!!二足歩行で体幹の筋肉をフル稼働させ、四足歩行よりも早く走ることが出来るのだ。
「いけぇぇぇえ!!ギンシャリボーイ!!」
ギンシャリの馬券を握り締め、ケイが大人げなく叫ぶ。だが、他のウマも負けてはいない。
「ぬん!!」
パロミデスはジラフに鞭を入れる。すると、ジラフは首を前に伸ばし、パロミデスはジラフの頭に乗っては距離を伸ばしたのだ。
「仕方がない!!スーパーフェロモン!!ピストンで飛ぶぞ!!」
「ヒヒィーン!!」
不倫仮面はしゃがみ、ニーグリップでしっかりと太股でスーパーフェロモンの胴体を挟む。すると…スーパーフェロモンが立ち上がり、ピストン運動のように胴体が伸縮を繰り返し、ペットボトルロケットのように飛んだのだ…上に。
『おーーと!!オグリインパクトが仕掛けた!!』
実況が叫ぶ。すると、ギャラハッドがオグリインパクトに指示を出し、オグリインパクトが溜めていた力を一気に爆発させる。そのままオグリインパクトは物凄い末脚でジラフを抜き去り、スペシャルウィークを抜き去り、ギンシャリボーイに並ぶ。
『さあ、炸裂するか衝撃波!!オグリインパクト!!ギンシャリボーイ!!オグリインパクト!!ギンシャリボーイ!!』
ラスト100m。本当に短い距離であるが、それでも何が起こるか分からない。そして勝ったのは…
『勝ったのはオグリインパクト!!無敗の三冠馬への第一歩だ!!』
僅かな差で勝ったのはギャラハッドの乗るオグリインパクト。2位はギンシャリボーイ、3位はスペシャルウィーク。む?不倫仮面とスーパーフェロモンは?
ゴール手前に不時着し、犬神家宜しくと突き刺さっていた。
「未だレースは終わってませんよ、トリスタン!!バゲ子さん!!」
「そうですね、ベディヴィエール!!次はドラム缶で行きましょう!!」
「だから言ったじゃないか、ダンボールだと破れるぞっと!!」
壊れたハリボテブリテンのパーツを引きずりながら、ベディヴィエールとトリスタンそしてバゲ子がスーパーフェロモンの隣を通過して無事にゴール。
最終順位
1位オグリインパクト。2位ギンシャリボーイ。3位スペシャルウィーク。4位ジラフ。5位ハリボテブリテン。6位スーパーフェロモン。
『君の愛馬がズキュンバキューンっと!!では皆さん、次のレースでお会いしましょう。うーウマだっち!!』
「なんか…俺の思ってた競馬と違う。あれ?俺が間違ってるの?」
オグリインパクトの背で、ウィニングランを行うギャラハッドはそう囁いた。
因みに第一回ブリテンワールドカップに参加した騎手とサラブレッドはレース後、集合写真を撮っている。その写真は2013年現在でもブリテン競馬場のロビーに飾られている。
なお、来年のブリテンワールドカップ。モードレッドがリーゼントのサラブレッドを引き連れて参戦する。
ギャーさん「……俺が間違ってたのか?えっ?」
ケイ先生「いや、お前は今回は間違ってないと思うぞ」
次回はギャーさん達ではなく、幕間。カルデア編以降から登場するメインキャラのお話。
???「ルイ・シャルルの狩を知るが良い」
ルイ17世魔改造のお話。彼がどうしてヤーナムに流れ着いたのか?そして最強の狩人に成ったのか?
そしてフランス特異点に降臨した狩人がゲクラン達と出会うまで。
1話に纏めますが、ルイ17世の模写は史実から悲惨さ100億です。もし、アレならヤーナム編まで下スクロールしてください。
ルイ・シャルル(ルイ17世)或いは狩人様。クラス フォーリナー(グランドに匹敵)。出典 史実+Bloodborne
マリー「私の息子がこんなに強いわけが……」
ルイ様「はい、モツ抜き!!」
………フランス、カルデア居る?
ヒロインどうする?期限はブリテンオリンピック開催まで
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ぐだ子
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モーさん
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ガレスちゃん
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キャストリア
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正妻戦争勃発!!
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その他