マシュのお兄ちゃん~ENTAKU最強~   作:静かなるモアイ

28 / 62
かぐや姫=アイツ(笑)


此処はジパング!!平たい顔族の国

日本。別名、世界最古の国と未来では伝えられる国だ。神代の頃から血の繋がりで神の末裔が皇族として生きており、世界で唯一の皇族が未来でも生きる国。

幾度も新しい国が産まれては滅んでは生まれを繰り返した中国やヨーロッパ、そしてアメリカ等の近代生まれの国家と比べて歴史は長い。なにせ、1つの国として長い年月を生きてるのだ。唯一、2014年まで現存した千年以上の歴史を持つ国家は名前をイギリスと変えたブリテンと日本だけだろう。

 

「姫様…疱瘡はどうなるんでしょう」

「さあ、でも私達には関係無いわ」

 

時は奈良時代。桃太郎が鬼退治したり、竹取物語でかぐや姫が貴族に無茶振りを言いまくっていた時代。奈良の平城京に都を起き、そこで天皇こと当時では御門と呼ばれていた皇族が政治を行っていた。

そんな都。長い屋敷の廊下を十二単を纏った未来でも通用する美少女…かぐや姫が新たに従者と成った真祖の生き残りこと虞美人を引き連れては歩いていた。

 

「だって真祖だもん」

 

かぐや姫は人間ではない。彼女は真祖と強大な力を持つ吸血鬼の混血として随分前、朱い月に造られた真祖だ。本当の名前はアルトルージュ・ブリュンスタッド。朱い月の後継者候補であり、捨てられた後は言い伝え通りに竹取りの翁に育てられた。

しかし、人間は欲に忠実すぎる。アルトルージュは当時の美人と言われた人々(おたふく)と比べてスマート。アルトルージュは美人だが、それは平成や令和での話し。しかしなぜか美貌でモテた。貴族達がこぞってアルトルージュを嫁にしようと競い(当時は側室アリなので言わば貴族はハーレム)、翁も権力と金を手に入れたからウハウハだった。

 

しかし、そんな時だった。かぐや姫ことアルトルージュの耳に事件が入る。真祖の生き残りである虞美人が自分を頼って日本にやって来た。何事かと思ったアルトルージュだったが、虞美人の口から持たされたのは真祖と吸血鬼の壊滅及び朱い月……月のアルテミット・ワンの完全消滅であった。

 

『姫様…あの男は……あの男は紛れもなく地球のアルテミット・ワンです!!あのギャラハッドという男は強すぎます!!

誰も彼もが、アイツとおパンティーを被った変態の手で潰されました!!』

 

他称地球のアルテミット・ワン ギャラハッドの力で真祖陣営壊滅の知らせ。更に最強の真祖アルクェイド・ブリュンスタッドの強奪であった。

序でにおパンティーを被った変態。コイツもヤバく、朱い月の肉体を破壊したのがギャラハッドだとすると魂を破壊したのはおパンティーを被った変態 不倫仮面である。

 

だが、流石に日本にはギャラハッドはやって来ない。虞美人は日本に来てからはかぐや姫ことアルトルージュの庇護の元、平和な日々を過ごしていた。そう、過ごしていた過去形だ。

新たな事件の発生である。それは天然痘こと疱瘡の大流行だ。天然痘は日本でも猛威を振るい、数多の人々を死に追いやった。政治の中枢だった藤原四兄弟も天然痘に感染したと言われており、正に日本は大ピンチ。幸いなことに英雄桃太郎と御門、そして真祖であるかぐや姫と虞美人が感染してないことは幸いだろう。

 

アルトルージュと虞美人が曲がり角を曲がる。すると、其所では…

 

「はい。天然痘ですね、お薬だしますね。大丈夫、良くなりますよ。解熱剤、天然痘のお薬を処方します」

 

白衣に身を纏い患者を診察するギャラハッド、ギャラハッドの手伝いをするナース服姿のキャストリア、同じくナース服を着た幼いアルクェイドだった。

ギャラハッドは天然痘の患者を次々と治療し、重症の患者には自らお向いては点滴で抗生剤を投与したりと…当時では最新過ぎる治療を次々と施していく。

 

「これ…本当に効くのか?」

「効果は実証済みですよ。解熱剤の方は痛み止めにも成りますので。ですが、出来れば空腹時は避けて下さいね。はい、次の方」

 

物凄く流暢な日本語を話し、ギャラハッドは次々と診察を続けていく。

 

「アルちゃん。此処の患者はもう終わり?」

「その筈だよ」

「重症患者への投薬は終ったから…天然痘以外にも色々と有るな。この時代のジパングには、どんな医療を行ってたんだよ……」

 

1通りの患者を診たのか、ギャラハッドは紙のカルテに色々と書いていく。

 

「マラリア熱も有るのか。マラリア原虫は人間と共に進化してるからな、マジな特効薬は造っても微々たる成果しか挙げられん」

 

ふと、其所でギャラハッドは誰かの視線に気付いて虞美人とアルトルージュの方を向いた。だが、ギャラハッドに気付かれる前に、虞美人は物陰に隠れてしまった。

 

「ヒナコ?」

 

因みにヒナコとは此処での虞美人の名前である。アルトルージュで言えばかぐや姫のような感じだ。

 

「姫様しっ!!タイプ・アースに気付かれる!!」

 

ギャラハッドに見付からないように必死に隠れる虞美人改めてヒナコさん。見付かったら、真祖の生き残りとして殺されてしまう。

 

(なんで…アルクェイド・ブリュンスタッドがタイプ・アースと共に行動してるの!?もしかして、タイプ・アースの娘に成ったの!?無理ゲー!!神よ、私を守りたまえ!!)

 

虞美人。神に祈る。

 

「そこの方、診察は無料ですよ?健康相談も無料でしてますよ」

「あら、そう?」

 

だが、虞美人の祈りは届かずアルトルージュはギャラハッドの健康相談を受けてしまう。

 

「アルク。そこの物陰に人が隠れてるから呼んできて」

「はーい」

 

虞美人…その場から大急ぎで逃走した。

 

 

 

「ヒナコ。貴方は受けなかったの?結構勉強に成ったわ。豚肉は火を通した方が良いんですって。

あと、豚や牛等は消化器官に食中毒の原因となる物が着いてるかも知れないから、内臓は火を通して食べなさいってね。

あと、川魚は生で食べてはいけないそうよ」

「はは…そうですか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてギャラハッドは桃太郎とその日の夜に話したが。

 

「お前…かぐや姫と会ったのか!?マジで!?」

「かぐや姫?ああ、真祖って吸血鬼だったけどな」

「吸血鬼なの!?かぐや姫!?」

 

ギャラハッドはかぐや姫が真祖である事を1発で見抜いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「変態は世界共通。黄金の国ジパングよ…私は来たぞ。病で人々が苦しんでいるのに、お賽銭を盗もうとするなど…成敗!!」

 

そしておパンティーを被った変態 不倫仮面、日本に上陸。いざ、正義を執行する。

 




次回…天然痘の治療が終わり、ギャラハッドは改めて桃太郎と話す。

なにやら御門からの誘いでギャラハッドは呼ばれ、貴族とかぐや姫を奪い合う展開に!?

ギャーさん「いえ、結構です。俺はブリテン人ですから」
貴族「えっ!?かぐや姫、嫁に欲しくないの!?」


???「息子よ、変態は国境を超える。こんばんわ、変態です!!」

不倫仮面…降臨!!

ヒロインどうする?期限はブリテンオリンピック開催まで

  • ぐだ子
  • モーさん
  • ガレスちゃん
  • キャストリア
  • 正妻戦争勃発!!
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。