ギャラハッド実験的農園inキャメロットが開拓されてから3日後。ケイは夜遅く、苦笑いを浮かべていた。
「おい、ギャラハッド。なんだこれは?」
こんな夜遅くケイが苦笑いを浮かべているのは訳がある。夜遅くとは言え、現代日本で言えば午後9時程であり、未来人からすれば全然遅くなく起きている人は多い時間帯だ。しかし、この時代には街灯は一切無く町の灯りも蝋燭やランタンと言った火を扱う物で灯しており、電気は一切使われていない。その為か、町民等の民間人は既に寝ているような時間なのだ。
「何って簡易的露天風呂だよ。ネギや香辛料の種を見付ける序に、ローマ帝国が残した名残を見付けてな。それを参考にお風呂を作ったんだ。やっぱり、お風呂は良いな…さっぱりするぜ」
ケイの視線の先には木材を組み合わせ、アーチ構造と呼ばれる円を描くように釘や鎹を使わずに木材を固定させる方法を用いた、酒樽を立てたような一人用の風呂が有ったのだ。その風呂はギャラハッドが試作した簡易的な露天風呂のようであり、火と面する部分は鉄製だが火傷しないように鉄製の上には木の板が敷かれている。言うならばほぼ木製の五ェ門風呂と言えるだろう。
「いる?作り方なら教えるけど」
確かに画期的なアイデアである。ブリテンは嘗てはローマの一部だった事もあり、入浴という文化は残っては残っている。キャメロット城にも浴場は有るのは有り、キャメロット市内にも民間浴場…俗に言う銭湯のような物は存在しているのはしている。しかし、時の流れは残酷なのだろうかローマ帝国がブリテンから去った後は風呂の文化は停滞…もしくは衰退しており、人々は毎日のようには風呂には入らない。風呂に入ると言っても、どうしても他の事に金を回してしまいガチなのだ。
「いや…今は良い(だが、確かに風呂に入ればサッパリするが生憎とな)」
ケイとしても風呂場の普及にはむしろ賛成だ。予算の事も有るが、風呂に入れば身体に着いた汚れも落ちるし、衛生状態も上がるだろう。だが、キャメロットは多くの国家予算を度重なる戦争や貿易に用いており、裕福ではない。
(風呂場も普及させたいのは分かるが、国民全員に満足行く食べ物も行き渡ってない。食べ物の方が最優先だ)
ブリテンの土地はギャラハッド実験的農園以外の農地は未だ痩せている。キャメロットの農地や周辺の農村等はギャラハッド(付き添いでケイ)が出向き、ギャラハッドのアドバイスで農地の栄養は上がり質も上昇している。しかし、未だ収穫は遠く、直ぐに提供できる蜂蜜位しか収穫量は上がっていないのだ。
魚や肉類もそうだ。野生の猪や鹿を仕留めて調理するのは兎も角、家畜である牛や羊に豚を飼育や繁殖させるにしても穀物を餌として使う事に成ってしまう。唯でさえ国民全員に満足な食事が与えられていないと言うのに、家畜の餌に回す。慢性的な食料不足から抜け出せず、輸入にどうしても頼ってしまうのだ。
「それより、先ずは食べ物の問題が最優先だろう」
「だけどよケイ先生。収穫まで待たないといけないぞ?長期的に考えたら、木々を荒れた山に植えて植林するかだな」
植林。確かにブリテンは荒れた土地だが、木々を荒れ山に植えれば長期的に見ていれば良いのかも知れない。猪や鹿等の動物達の生息環境になり、木の実や山菜も取れるだろう。いや、それだけではない。船や家に使われる木材も取れるように成るのだ。唯でさえ貴重な木材を取れると成ればかなりの儲けものと言えるだろう。
「木材も得れるしな」
「それだけじゃないぜ。森が養分を蓄え、その養分が川を下っていく。そうすれば川を伝って土地や海の養分も潤うって訳だ。魚も質の良いのが取れるけど、欠点を言えば時間が掛かりすぎる。直ぐに効果は出てこない」
木々の成長には何十年と時間が掛かる。そう直ぐには効果は出ないし、出てきてもその頃にはケイは老人になりギャラハッドもおっさんに成っているだろう。それでは直ぐに国民の乾きを潤せない。
「蕎麦、大根、後は調味料の原料になる大豆は欲しいな。栄養の事も考えれば敗血症を防ぐためにライム、緑黄色野菜も欲しい。今後の事を考えたら種で」
種で輸入はケイも思ってはなかった。理由は単純だ、ギャラハッドがやって来るまでブリテンの土地は荒れて痩せていた。満足に肥料もやっておらず麦や馬鈴薯と言った元から有る食物もそこまで豊富に育たなかった程だ。そんな痩せた土地では外国の作物は先ず育たず、種で輸入して植えても育たず意味がないと思っていたのだ。しかし、今は違う。ギャラハッドが肥料を撒き不足していた養分を土地に与えると言う方法を広め作物も以前とは比べ物に成らない程に立派に育っている。今なら、植えても効果は間違いなく有るだろう。
「種から輸入か。今ならありだな。ランスロットには俺から伝えておく」
ランスロットは出身故か、外国ともコネを持っている。今のブリテンの食事情は彼のコネでの輸入に頼っており、ランスロットが居なければ今の食料危機はそれほどに成ってしまうだろう。だが、種を輸入し、それから作物をブリテンで自己生産出来るようになれば何れはブリテンの食料自給率も上昇し、貿易に頼らなくてすむように成るのだ。
「ケイ先生。魔術で作物成長とか出来ね?」
「出来たらやってるわ!!てか、お前は魔術に関しては俺を越えてるだろ!!」
「俺、マリオじゃないから越えてないって。なあ、リアルマリオ」
「マリオって誰だよ!!俺の何処がマリオ!!」
「マリオは水中で活動でき、身長が伸び、手から炎を出せる伝説の配管工だよ。アンタじゃないか」
サー・ケイはリアルマリオ。マビノギオンの伝承では間違いなくマリオ。変態的にマリオである。
「まあ、良いか。明日は朝から円卓の騎士の会議が行われる。お前も初めて会う奴も居るから、遅れるなよ」
そして明日は円卓の騎士が集う大事な会議。円卓の騎士はブリテンの最高戦力であると同時にアーサー王の最側近。アーサー王を一席とし、アーサー王を含めて13人の騎士達で構成されているのだ。先日までは13番目の席には強靭な呪いがかけられており定員は実質12席であったが、ギャラハッドが13番目に座った事で定員は13人と成ったのである。
「今、何人だっけ?俺含めて13人?」
「未だ12人だ。七席が長いこと空席でな、円卓に座る為には前任者より強いことが条件なんだよ。まあ、お前より強い奴なんてそうそう現れないから、お前が実質最後の十三席だろうな」
序にケイは興味深い事も教えてくれた。円卓の騎士は各々決められた席が有るが、担当者が引退或いは死亡すれば当然の如く空席になる。そうなれば新たな人物が空席に座る事になるのだが、それには1つの条件があるのだ。それは前任者よりも強いことが絶対条件である。もし、前任者と同格…或いはそれより弱いが優秀な人物が座った場合はマーリンのかけた魔術で弾き飛ばされる仕組みに成っているのである。
「つまり、優秀でも前の人より弱かったら座れないって訳か」
「そう言うことだ」
前任者より強くなくては座る事が出来ない。つまり、円卓の騎士は代替わりする毎により強くなっていくと言う訳だ。因みにギャラハッドが座った十三席に呪いがかけられた訳だが、マーリンの気紛れである。理由はイエス・キリストの話に影響され…13番目=裏切り者=ユダという事で十三席は誰も座れないように呪いがかけられたとか。
「因みに…なんで十三席に呪いが?」
「マーリンの糞やろう曰く、イエス・キリストの物語にインスピレーション受けたらしい」
「あの碌でなし…立川の聖人のファンだったのか」
そして翌日。
何処か子犬を彷彿させる少女がキャメロット城の廊下を歩いていた。少女の歳は丁度ギャラハッドと同じぐらいだろう。だが、珍しい事ではない。キャメロット城には住み込みで働く騎士が多く居るし、王族や騎士達の世話や雑用を行う使用人も多く住み込みで働いているのだ。
「よいしょ…」
少女は朝早くから沢山の馬鈴薯や小麦粉が入った箱を1人で運ぶ。とても1人で一度に運べそうな量ではないが、彼女は普通に持てるのか1人でそれを城の厨房に運んでいく。彼女の仕事は厨房の下働き…言わば雑用係だ。
別に珍しい事ではない。大きな城にはそれを支える住み込みの人達が昔から住んでいるのだ。因みに円卓の騎士は豪邸を与えられた者も居ればキャメロット城に住んでいる者も居ており、妻子持ち(ケイとか)は豪邸に住んでいるのが多いのだ。
「私は何時、騎士に成れるのでしょうか?」
彼女の名前はガレス。ロット王とアーサー王の姉モルガンとの間に生まれた少女であり、兄に円卓の騎士であるガウェイン、アグラヴェイン、ガヘリスの3人が居る。兄は3人とも円卓の騎士であり、非常にサラブレッドと言える血筋なのだが…彼女は約1年間もの間…こうして厨房の雑用係として住み込みで働いているのだ。
と言うのもこれには訳がある。ガレスはキャメロットにやって来た当初は身分を隠してやって来たのだ。身分を明らかにしてしまえば、ガウェイン兄弟の妹として見られてしまい色眼鏡で判断されてしまう。そうなってしまえば、自分が強くなってもガウェインの妹だから強いのだと決め付けられてしまう。それが嫌だった為に彼女は身分を偽って騎士に成ろうとしたのだ。だが、それが悪かった。
『お前、手が綺麗だからアダ名ボーマンな。丁度、厨房の下働きが足りて無くてな。そこで働いてくれ』
しかしキャメロットに着くなり、ケイの口からボーマン(意味は手の綺麗な人)とセクハラなアダ名をつけられてしまい人手が足りてなかった厨房のスタッフに回されてしまったのだ。この御時世、男女差別がある世の中でありその煽りを受けてかガレスは本当の事が言い出せずそれから厨房の下働きとして働いているのである。
「ふー…あれ?ランスロット様!?」
なんとか厨房の入口まで食材が入った箱を運ぶ事が出来たガレス。しかし、厨房の入口には身体を隠しながら顔だけを厨房に覗かせて中を覗くランスロットが居たのだ。
円卓の騎士最強(後に変態+)であり、ガレスが最も憧れる騎士ランスロット。まさか自分の憧れる騎士がこんな所に油を売っているとは思わず、ガレスはランスロットに声をかける。
「おっ!君か。いつもすまないな…私達の為に食事を手配してくれてありがとう。感謝してるよ」
「いえいえ、当然の事ですよ」
憧れの騎士から感謝していると告げられ、ガレスは嬉しくて顔が赤くなってしまう。
「騎士に成りたいのだね?さっきの独り言、聞くつもりは無かったが耳に入ってしまったよ」
「あっ…」
どうやら先程ガレスが独り言で言ってしまった、騎士に成れるのでしょうか?というぼやき。ランスロットには聞こえてしまっていたようだ。だが、ランスロットはガレスを安心させるように笑みを浮かべた。
「応援してるよ。もし、君にその気があるのなら私から推薦してみよう」
騎士への推薦。またもないチャンスであり、まさか憧れのランスロットから声がかけられるとは思ってもいなかった。故か、ガレスは箱を地面に置いては直ぐ様頭を下げる。
「ありがとうございます!!」
「礼はいらない。君は素質がある。もしかしたら、ガウェインに匹敵する騎士に成るかもしれないね」
「本当ですか!?あっでも…」
円卓の騎士…それも最強と称されるランスロットが厨房の前に居るのか分からない。そもそも円卓の騎士はこの時間は未だ寝ているか、早朝から仕事や訓練を行っている筈だ。しかし、何故ランスロットが此所に居るのだろうか。
「ランスロット様はどうして此所に?」
ガレスは地面に置いた箱を持ち上げながらランスロットに問う。ランスロットは兎も角、ガレスの仕事は未々残っており、この食材は早く厨房の料理人に渡さないといけないのだ。
「ああ……実はね…息子が心配でね」
ランスロットの息子。ガレスもその人物の事は大変良く耳にする。キャメロットには就活でやって来たのは良いが、勢いで呪われた十三席に何事も無く座り呪いをはね除け円卓入り、更に選定の剣さえも何事もなく抜き、更にはジャムと呼ばれる甘味料さえも開発するというマルチな人物ギャラハッドの事を。
ギャラハッドは農業の知識だけでなく、医学の知識にも優れており、アオカビと呼ばれるカビからペニシリンと呼ばれる抗生物質の開発、更にペニシリンを身体に投与する為の注射器も開発。剣の腕前も古参であるサー・ケイを2秒で圧倒し、その力は円卓の武闘派に迫るとも言われている超期待のホープである。
ガレスも厨房を覗けば、厨房では白髪の少年が何かを調理していた。腰には神造兵器である選定の剣が提げられており間違いなくギャラハッドである。
「手際が良いな……」
「我々に伝授してもらいたい…」
「ポテトにはこんな使い方が…」
「豚の内臓は使えるのか、本当に捨てる部位が無いのですね」
気になったガレス。ギャラハッドの周囲には自分達の仕事をしながら、多くの料理人達がギャラハッドの調理をみては関心を寄せていたのだ。ガレスもギャラハッドが何をしているのか気になり、指定された場所に箱を置いてはギャラハッドの所に行き作業を覗き込む。しかし…
「ひっ!?」
ガレスは悲鳴を出してしまった。無理もないだろう、と言うか牛や豚を捌いて騎士達に提供している料理人でさえ少し引いているのだから、下働きだったガレスが驚くのも無理はない。何故なら、ギャラハッドは豚の内臓を洗ってはそれを下拵えしていたのだ。
「動物は内臓さえも美味しく頂ける。命を頂いて俺達は生きている訳だ、頂ける部位は出来るだけ頂かなければ動物に失礼だからな」
豚の内臓をしっかりと洗い、更に包丁で更に部位ごとに分けていく。
「この国の人の口に合うかな?ホルモンは旨いんだけどな」
ギャラハッドは豚の腸を切り分けていき、腸の中でも薄く長い部分の皮を他のとは別にしていく。
そして…そこに豚のミンチ肉を詰め込んでいった。
豚のミンチ肉を薄く伸ばした腸の皮に詰め込んでいく。一年ほど調理に関わってきたガレスだったが、余りの光景に唖然として言葉が出てこない。
「ホルモンはケイ先生と分けっこするか。それから王に試食してもらうか判断しよう。キクアブラはマダオにやるか、旨いが油がな…」
と独り言を言いながら何かを作っていく。いや、その腸の薄皮に詰め込まれた肉を良く見ると何やらハーブ等の香辛料も含まれている。
「豚肉は体温の都合上、牛や午と比べて寄生虫やボツリヌス菌のリスクが有る。ボツリヌス菌や寄生虫対策の為にも2分間は火に通さないといけない」
とギャラハッドは告げて、グツグツと沸騰した鍋にソレを入れたのだ。
「そっ…ソレは何ですか?」
此所でガレスがギャラハッドに声をかけた。豚の腸に詰め込まれた豚のミンチ肉、今まで見たことがない料理に関してギャラハッドは教えてくれた。
「ソーセージだ。いや、正確にはフランクフルトだな」
ソーセージ。ブリテンの新たな名物となり、ブリテンに内臓も立派に食べられる事を証明する。
約2時間後。キャメロット城円卓の間。
今日は現在の円卓の騎士が集う円卓の会議の日であり、部屋の中央に置かれた円卓の席には数名の騎士達が集まっていた。
「ギャラハッドとケイ、ランスロットは未だですか」
第一席 アーサー王。
「王。まだ時間には余裕が有りますよ」
第二席 白髪の髪をした長身の青年、パーシヴァル。最近の料理のトレンドは肉と野菜を兎に角盛って盛って盛り付ける。
「ええ、それにしても今日は集合が早いですね」
第三席 サー・ケイ。現在、ギャラハッドと共に向かってる。
第四席 右腕が金属の義手と成っている青年ベディヴィエール。最近のトレンドはゲテモノ料理。
「美味しい軽食でも作ってきてくれてるのでしょう。彼の事は聞いてます。将来が楽しみですね…私も是非、マッシュを彼に施したい!!」
「「「やめろ、貴殿のマッシュは絶対負ける」」」
第五席 神造兵器エクスカリバー・ガラティーンの担い手である青年 ガウェイン。得意料理は大量の馬鈴薯とニンジンを擂り潰したナニカ。
「兄上、私とどっちが強いのでしょうね?そのギャラハッドは」
第六席 ガウェインの弟、ガヘリス。
第七席 現在空席。
「許せ、ケイ」
第八席 アグラヴェイン。ブリテンの発展の為とは言え、ケイにギャラハッドを押し付けた為か申し訳なさそうに頭を抱えている。
「今日は噂の十三席が来るのだったな。実に楽しみだ」
第九席 パロミデス。珍しく、黒い肌の持ち主である黒人であり円卓唯一にして史上初の黒人での円卓入りを果たした人物である。
「…………」
「トリスタン!?起きてますよね!?」
「ベディ。私はちゃんと起きてますよ」
第十席 トリスタン。円卓随一の弓の名手であり、音の矢を音速で飛ばす弓フェイルノートを自作し、それを操る者。糸目の為か、たまに寝てると本気で間違えられる。
第十一席 ランスロット。現在、ギャラハッドと共に向かっている模様。
「オレは初めて会う奴だな」
第十二席 モードレッド。恐らく、アルトリアと同じ身長だと思われるが、全身鎧に包まれており素顔は誰にも分からない。ギャラハッドの少し前に円卓入り。
そして円卓の側にも会議に参加する人物が3人居た。
「ふむ…キャメロットに来て初日で円卓に加わった者か」
何処と無くパーシヴァルに似た壮年の男。顧問監督官であるぺリノア。なお、自称ハーレム王。子供達は全員母親が違う。
「俺だって、早く円卓に座りてぇぇぇ!!」
十代後半程の青年。天然パーマな何処か慌てん坊な人物 次期円卓最有力候補ボールス。
「ボールス。貴方は何時見ても危なっかしい。それでは円卓の騎士には成れませんよ」
「ガウェイン卿!!それはないよ!!」
ガウェインから説教を受けるボールスであった。
「さてとそろそろかな?(あーれ?可笑しいな?予言で見たギャラハッドと雰囲気全然違うんだけど?あーれ、可笑しいな?マーリンさんの千里眼バグったのかな?)」
宮廷魔術師 マーリン。だが、心の中では物凄く冷や汗をかいているもよう。
扉の向こうではソーセージ、ポテトの加工食品、豚肉の加工食品、更には小麦粉と卵を用いた麺料理等々を乗せたサービスワゴンを押すギャラハッド。胃を抑えるケイ、頭を抑えるランスロットが居たのだった。
「ギャラハッド…本当にやるのですか?」
「当たり前だ、マダオ。ソーセージ、フライドポテト、コロッケ、じゃが丸くん、ハンバーグ、ベーコンの宣伝が終われば下着のプレゼンだ。この選択を後悔するんじゃねぇぇぞ!!」
今、ギャラハッド考案の下着を3人は履いている。未だ、この時代には存在していないメンズ下着である。その他にもギャラハッドは女性物下着、ジェンダー・フリー用女性下着、ジェンダー・フリー用男性下着(男性用ブラ)等のサンプルも用意している。
そして衣類の革命を起こすために、3人は円卓の間に入っていった。
「なんで、俺は褌なんだよ!!お前と同じボクサーパンツにしてくれ!!トランクスも有ったよな!?」
ケイの下着は褌であった。
「私なんて…ブリーフですよ。しかし、妙に高揚する。何故だ!?」
そしてランスロット、伝説のヒーロー不倫仮面への覚醒が徐々に迫る。
次回、円卓会議。
ガウェイン…コロッケを…フライドポテトを知る。
ボールス…女性用下着で興奮する!?
アルトリア様…舌が肥える。
ケイ先生…胃痛がマッハ!!
所で妖精騎士トリオと覚醒の不倫仮面、どっちが早く出るの(笑)
ヒロインどうする?期限はブリテンオリンピック開催まで
-
ぐだ子
-
モーさん
-
ガレスちゃん
-
キャストリア
-
正妻戦争勃発!!
-
その他