「此処は…立川駅!?どうなってるんだ!?」
冬木でのレイシフトを終えたカルデア。無事にレイシフトしてしまったマスター3人、所長オルガマリー、冬木で仲間と成ったサーヴァントがカルデアに帰還してから数日後。
人類を救済するために7つの特異点を解決しなければ成らないカルデア陣営であったが、今は次の特異点の座標を探るための準備で真っ最中。そんなカルデアは暇な職員と忙しい職員で分かれており、忙しい職員は特異点探しや立川やイギリスという残った生存圏とのやり取り、暇な職員はオルガマリーからの指示でカルデアの外の調査を行っていた。
そんな中、暇な職員であるムニエルという眼鏡をかけた男はカルデアの外に出た。その瞬間、彼の目に映ったのはカルデアの外の景色である雪景色……ではなく今は利用客が居らず無人と成ってしまったJR立川駅であった。
「どうして立川に?」
疑問に思うムニエル。彼はカルデアと外に通じてる扉を開けた筈だが、どういう訳か立川駅に来てしまったのだ。戻ろうと後ろを振り向くと、ドラえもんのどこでもドアのように扉だけでカルデアの出入口が出現していたのだ。まさかと思い、ムニエルはその出入口を開けると…中は
「カルデアに繋がってる!?」
そうカルデアに繋がっている。と言うのもこれには訳がある。カルデアは勿論、他の生存圏である立川とイギリスも生存圏の外に出てしまえば人理焼失の影響を受けて消滅してしまう。なので、ゼルレッチが間違って外に出た人が消滅しないように各生存圏を魔法で繋げたのだ。流石は宮廷魔法使い ゼルレッチである。
一方のイギリス。イギリス、旧首都キャメロット。
キャメロットにある大きな病院。そこの手術室ではシエルの活躍で一命は取り留めたが、大怪我を負ったマシュの同僚であるAチームのマスター含めた大勢の人の手術が行われていた。
そんな手術が行われてる手術室の扉が開き、3人の人物が出てきた。その人物は…
「ラウラ。後の患者は居るか?」
「彼で最後です、プロデューサー」
「プロデューサー。このベリルって患者、イギリスで指名手配されてる殺人鬼だって。しかも庇い用のない下衆!!」
「警察に突き出してやれ。裏側に関わるとは言え、国際組織…反省皆無で足を引っ張る奴は優秀とは言えいらん」
ギャラハッド、そして今でも大人気アイドルであり女王陛下アルクェイド・ブリュンスタッド直属の護衛である妖精騎士ランスロットことラウラ、そして妖精騎士トリスタンことスペシャルウィークである。
3人はカルデアで大怪我を負ったマスターの外科手術を行っており、負傷してた40名程の手術をギャラハッドが行っていたのだ。だが、イギリスで指名手配されていたベリルに関しては警察送りである。
正史において2部6章の敵マスター、ベリル・ガット。ギャラハッドの手で魔術が使えないように厳重な封印術を施され、リタイア。後日、死刑執行。
「プロデューサー?」
「オーディンのおっちゃんからカルデアの全てを信用するなとは聞かされてたが、このベリル死刑囚等の事だろうな。後はマリスビリーが色々と策を施してる可能性も有るしな」
カルデアのマスターはイギリス政府に引き渡されたベリル死刑囚を除き、後は48名。この48名の力を合わせて、2016年を迎えるまでに人理を修復させなければ成らないのだ。残り期限は1年とほんの少し。カルデアの戦いは始まったばかりである。
一方のカルデア。
そこではオルガマリーの手で数合わせのマスター、マシュ、ケイ、トール、そして退院したばかりだと思われる眼帯をかけた少女とまだ無理は出来ないのか車椅子に乗った青年とオカマが会議を行っていた。
「まあ、取りあえず健在なマスターは貴方達を含めたこんだけね」
では新たに集まった人物は誰なのか?それはつい先日、ギャラハッドが治療を施して無事に回復した皆様である。
先ずは眼帯を着けた立香達と同年代の少女。彼女はオフェリア・ファロムソローネ。北欧出身の魔術師であり、眼帯を着けている訳は強力な魔眼があるので眼帯で封印しているのだ。Aチームのメンバーであり、本来は未だ車椅子が必要なのだが…トールが「妹達に似てる」という気紛れで健康体に戻した少女である。
そして車椅子に乗った青年はキリシュタリア・ヴォーダイム。Aチームのリーダーであり、前所長こと怪しい人マリスビリー・アニムスフィアの一番弟子である。だが、彼は過去に色々とあり…魔術が使えない民間人への偏見が一切ない出来る人物である。なお、無理して出てきた為か未だ車椅子。
オカマはスカンジナビア・ペペロンチーノ。勿論、偽名である。元は傭兵として世界を渡り歩いていた本名不明の魔術師であり、カルデアにスカウトされた凄い人物。彼も偏見などは一切ない。
「まあ、ベリルはイギリス政府に引き渡す事に成ったけど。会議を始めるわ」
Aチームのマスター ベリル死刑囚はもう居ないが、会議が始まった。
「カルデアは元々補給が困難な場所に有るので、半年以上の備蓄は存在するわ。但し、死刑執行される手筈のベリルを除いたマスター達が健在であり…大怪我を負っていた職員もギャラハッドの手で治療された。だけど、今後の方針よ方針」
カルデアは元々の場所が補給が困難な場所に存在している。実はと言うと、その場所は国際条約的に完全中立地帯に存在してるのだが、場所事態は一部の人達しか知らされていない。
「まあ、元々指名手配されていたベリルに関しては我々でも庇う事は出来ないからな。人理焼失の影響で、焼失を免れたイギリスと立川だけだが神秘の秘匿が無意味な事に成ったのだからな」
キリシュタリアの言うとおり、イギリスと立川限定だが神秘の秘匿が無意味と成った。早い話、ギャラハッド存命時の時代と同じ考えと成ったのだ。まあ、人理焼失でお隣や近隣の国が一時的に消えてしまったのだから無理はない。
「物資に関してはイギリスが支援してくれるわ、それは孤立した東京都立川もだけど。で、食料の提供はしてくれるのよね?」
カルデアの備蓄は限られている。それは日本国が焼失し、残された立川も同じである。直ぐに食糧難がやって来ることは間違いないし、それはカルデアも立川も理解はしている。
だが、イギリスは経済的排他水域も含めて健在だ。故に食料の自活は可能であるし、全然問題はない。そこでイギリスは立川とカルデアに食料等の支援を行うことと成ったのだ。
「はい。アルクェイド・ブリュンスタッド女王陛下も同意してくれてますよ」
とカルデアにスパイとして潜入していたシエル。彼女は神秘の秘匿がバレた事もあってか、今ではイギリスとカルデアのパイプ係りに任命された。
生身でサーヴァントと互角以上に渡り合う戦闘力、ギャラハッドが生前にオグリインパクトの亡骸から作った複合兵装 第七聖典の現物を武器として使用する身体能力、並みの魔術師の5000倍近い魔力を誇る。そして不死身と言える四肢処か内蔵組織さえも再生するプラナリア真っ青の再生能力。
事実、彼女は人間でありながら…ケイとカルデアが前から召喚してたキャスターのサーヴァント相手に模擬戦で勝っている。つまり、時代が時代なら円卓の席に座れると言うことだ。
「それは良かったわ」
「オルガマリー、どうするの?」
「ええ、一先ず…希望するならマスター全員にサーヴァントの召喚権利を与えるわ。戦力は多いことに越した事はないから」
「先ずは貴方達から召還して頂戴。いざって成ったら助けるわ」
「まあ、もしもの場合は私も居ますので」
「……」
カルデアにある魔方陣が描かれた召喚ルーム。此処ではサーヴァントを召喚する事が可能であり、過去含めて此処では2体のサーヴァントが召喚されている。
1体目は10年前に聖杯戦争の為に裏口で呼び出されたグランド・キャスター ソロモン。2体目はカルデアでアイテムショップを経営するモナリザそっくりの美女 レオナルドダ・ヴィンチである。ダ・ヴィンチは健在だが、ソロモンは聖杯戦争後どうなったのかは誰にも分からない。
そんな中、新たに秋葉、白野、琥珀、カリン、エリセ、イリヤ、そしてぐだ男こと藤丸がサーヴァントを召喚する。
「オフェリアは良いの?」
「一先ず…トールが私のサーヴァント代わりに成ってくれるので」
しかし、オフェリアは未だ召喚しない。と言うのも彼女は妹に似てる…という理由でトールがサーヴァント代わりに成ってくれたのだ。Aチームとグランド・バーサーカー、これは強い組み合わせだ。
「レディーファーストで女の子から行こうか」
「「「よし!!」」」
先ずはレディーファースト。既にギャラハッドを召喚した立香、トールと仮契約したオフェリアは兎も角、先ずは女の子達から召喚する事と成った。
秋葉の場合。
「やっほー!!僕は森蘭丸でござる!!宜しくね!!」
眼帯を掛けた軍服スカート姿の男の娘が現れた。背中には長い刀…斬馬刀を背負っており、腰には銃の機巧が取り付けられた打刀を提げている。
真名を森蘭丸といい、間違いなくあの織田信長の配下だろう。
「君…本当に蘭丸?顔は写真で見たのと同じだけど…本当に男の子?」
この世界ではギャーさん達の時代は勿論、その後の時代の英霊は基本的に写真が残っている。写真嫌いで有名な西郷隆盛以外の英霊は写真で姿が伝わってるのだ。
「失礼です!!僕は男の娘でありまする!!」
「本当に?ちょっと確認するわ。琥珀!!」
「はい!!任されました!!」
3分後。蘭丸を連れて別室に確認してきた琥珀さんと蘭丸が戻ってきたが…
「秋葉様…蘭丸くん。ぞうさんが有ったので男の子です」
「嘘でしょ!?」
男の娘 蘭丸。秋葉さんのサーヴァントとなる。因みにクラスはセイバー。
琥珀さんの場合。
「行きますよ!!それぇぇ!!」
琥珀さんが呼び出したのは…アーサー王と全く同じ顔の、白髪の少女であった。
「サーヴァント セイバー。沖田さん!!ただいま召喚に応じましたよ!!」
新撰組一番隊隊長 沖田総司(女の子)。なお、好きな食べ物は医者から進められた豚の冷やしゃぶサラダとデザート。
「琥珀さん大勝利!!」
琥珀さん。中々の運を持っている模様。
イリヤの場合。
「知らない人がきた!?」
「なんでさ…」
並行世界の住人。ある意味、立香とイリヤの兄弟。アーチャーのサーヴァント 衛宮士郎ことエミヤ、此処に降臨。
「私の真名はエミヤシロウ…まあ、並行世界のサーヴァントだが」
「「えっ!?親戚!?」」
これには立香とイリヤもビックリ。
カリンの場合。
「グゥゥオオ」
「なんか、恐竜きた!?えっ、名前は…あー、取りあえずモミって呼ぶね」
スキルでアロサウルスに変化したサーヴァント 鬼女紅葉。ただ、カリンはだいたい言葉が分かるのかモミっと渾名で呼ぶ模様。因みにクラスはバーサーカー。
エリセの場合。
「なんか、金髪巨乳のお姉さんが来た!?」
エリセが呼び出したのは金髪巨乳でドイツ帝国の軍服を纏った美女。なのだが、腰にはドイツの戦艦 ビスマルクを彷彿させる武装が装備されていたのだ。艦これやアズレンじゃあるまいし…
「えっ!?誰?いや、本当に」
「ビスマルク級戦艦ネームシップ ビスマルクだ。アヴェンジャーとして召還された。宜しく頼む」
なんと言うと事でしょう。金髪巨乳美女はあの戦艦ビスマルクが英霊の座に登録されたサーヴァントとの事だ。英霊の座に登録された事で、擬人化されたのだろう。
「驚いた。無機物も英霊に昇華されるんだな」
これにはAチームのリーダー キリシュタリアも驚きである。
「あと、エンタープライズ、フッド、大和、瑞鶴、ベルファスト、ボイジャー達も座に登録されてるぞ」
「無機物サヴァ多いなおい!!」
これにはケイ先生も驚き。
白野の場合。
「サーヴァント、エルキドゥ。召喚に応じたよ」
「エルキドゥ?」
「大昔さの人だよ。そうだな…分かりやすく言えばギル…ギルガメッシュと同じ年代だよ」
白野…グランドではないが、グランドに匹敵するチートサーヴァント エルキドゥを召喚する。なお、クラスはランサー。
そして待ちに待った藤丸の版であったが。
「ヒヒーン!!問おう!!貴方が私のマスターか!!」
赤いUMAことケンタウロスだと思われるナマモノがやって来た。
「私は赤兎馬…ひ~ひーん!!ではなく呂布でございます!!マスター!!貴方の旅路を邪魔するのは、この赤兎馬キックで倒しますので御安心してください!!この呂布が着いておりますぞ!!」
呂布と名乗る赤兎馬であった。
一方のバッキンガム宮殿。そこではアルクェイドが公務で書類仕事をしてたのだが…
「イギリスの危機だ!!ギャラハッドとゼルレッチが仕込んでいた自動召還が適応されたぞ!!」
「ええ、王!!行きますよ!!ですが、その前にマヨネーズとドレッシング、サルサソースとプロテインの確保です」
「ああ、ポロロン。遂に来ましたか」
「では私は妻のバゲ子さんの所に顔を出してきますね」
アーサー王ことアルトリア、2代目国王ガウェイン、モードレッド、トリスタン、ベディヴィエール、実況者ガヘリス、プリティーボーマン ガレス、胃痛持ち2号アグラヴェイン、此処に自動召還。
正史曰く。イギリスに危機が迫ればアーサー王は復活するらしい。それを聞いたギャラハッドとゼルレッチはイギリスにどうしようもない事が起きれば円卓の騎士を召喚する術式を組み込んでいたのだ。
「行くぞ!!」
「「「「おう!!」」」」
いざ、アルトリア達はアルクェイドの仕事場を出ていこうとしたが…
「皆、お金ないでしょ?今の通貨はボンドとユーロだよ」
4代目国王こと女王に成長したアルクェイドに停められる。
大人に成ったアルクェイドは背丈も伸びて、金髪長髪…そして巨乳でスタイル抜群の外見年齢18歳の女性に成長していたのだ。
なお、近世に入ってからは円卓の代理として設立した連王の末裔であるロイヤルファミリーに任せ、政治からは一歩引いている。
「アルクェイド…お金ください」
「「「姫!!お金ください!!あっ、今は女王陛下でしたね!!」」」
数時間後。アルトリアの本当の性別が世間に明らかにされるのだった。
追加戦力。
イギリス国。アルトリア、ガウェイン、モードレッド、ガレス、トリスタン、ベディヴィエール、アグラヴェイン、実況者ガヘリス。
カルデア。森蘭丸、沖田さん、アロサウルス、ビスマルク、エルキドゥ、そして赤兎馬!!
次回!!ギャーさんとケイ先生。立香、マシュと共に立川へ!!
立川にはセイヴァーが2人居た。
シグルドとカドックどうする?リメイク前と同じにする?
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原作通りで
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リメイク前と同じ、殺菌兄貴とマイフレンド
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タヒねぇぇぇ!!雑菌がぁぁあ!!