マシュのお兄ちゃん~ENTAKU最強~   作:静かなるモアイ

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フランス組…無事に合流


現地勢力との合流

全身を反り血で真っ赤に染めた狩人、ルイ・シャルル。そんなルイ・シャルルは歩く度に狩人衣装からボタボタと反り血がしたり落ちて、道に赤い点々を作っていく。彼はヤーナムに居た頃から獣を殺し、血に酔った狩人を殺した時に反り血を浴び…更にその反り血を新たな反り血で洗ってきた。今更ながら、反り血を武器に着いたものを除いて振り落とすつもりは無いのだろう。

 

「血って物凄く臭うんだね…私、ゲーム含めてあんなに真っ赤に染まった人を始めてみたよ」

「私もね。時計塔にも血に濡れた人はたまに居るけど、此処まで濡れた人は居ないわ」

 

ゲームで反り血を浴びるというのを理解している立香、そして血に濡れる可能性がある時計塔でのホグワーツマフィアライフを経験してきたオフェリアさえもシャルル程に血に濡れた人物はサブカルチャー含めて見たことがない。いや見てたらそれこそ発狂ものだろう。

 

「所でルイさんや。ここの戦力は誰が居る?」

「俺の他にアストルフォ、お母様、お父様、ゲクラン、清姫、シャルロット・コルデー、エリザベート、ジークフリート、モーツァルト等だな。一応、別行動としてローランが居る。

敵がサーヴァントを呼ぶとその分此方も抑止で呼ばれるためか…増えてるかも知れないがな」

 

シャルル曰く約10人程の味方のサーヴァントが居るそうだ。敵がサーヴァント等を多く呼び出せば、抑止でこちら側のサーヴァントも野良サーヴァントとして呼び出される。但し、サーヴァントの数的には向こうの方が多く…形成を逆転するためにはこちら側は一人も倒される事無く、相手戦力を削るしか無いだろう。

 

「俺だけで相手のサーヴァントは10人狩った。サーヴァントの数としては此方の方が多いが、向こう側はドラゴンやワイバーンを使役できる。数としては向こうの方が有利と言えるだろう」

「しかし、アンタが強いとは言っても良く形勢逆転出来たな?」

「ゲクランが指揮を取ってくれてな。単騎である程度戦える俺とアストルフォが陽動、他はゲリラ戦を展開してカルデアが来るまで時間稼ぎをしていた」

「いや、絶対陽動とか言いながら単騎で突破して敵陣を壊滅寸前まで追い込んだよな?」

 

シャルルの言葉に対してツッコミを入れるケイ。

そう、シャルルとアストルフォは敵を包囲する為の陽動役をゲクランから指示されていた。だが、アストルフォはともかく…シャルルは余りにも強すぎて陽動のつもりが敵を粉砕。そのまま敵陣に突っ込み、敵を半壊させてしまっていたのだ。

 

「……どうも仲間と戦うのは不慣れでな。マンツーマンやスリーマンセルはともかく、数人は……」

 

狩人様…仲間数人と連携して戦うことに不慣れであった模様。

 

草原を歩くこと暫くして、少し寂れた農村にギャラハッド達は辿り着いた。そこはシャルルと共に人理を守るために戦っている抑止で呼ばれたサーヴァント達の拠点と成っているところである。

 

「おーい!!シャルルだ!!うわー、血で真っ赤!!

む?ギャーさん先生だ!!うおー!!これはもう勝ったも同然だぞ!!」

 

そんな拠点で彼等を出迎えたのはピンクの髪色をした男の娘アストルフォ。ギャラハッド生前最後の教え子として語り継がれる、伝説のアイドル騎士である。時代が時代なら間違いなく円卓に座れていたヤヴェーヤツでもある。

 

「おっ、アストルフォ。元気だったか?」

「元気だよ!!そうだ、皆を紹介しないと。おーい!!」

 

アストルフォはそう告げ、屋内に向けて叫ぶ。すると、屋内から数人程の人々が出てきたのだ。

 

「凄いですよ!!皆さん、写真が実際に残されてる人達ばかりですね!!」

 

出てきたのは全員、写真が現代まで残されているサーヴァントの皆様であった。

 

頑強な鎧に身を包んだ屈強でブサメンな男性はゲクラン。御存知、地元のワルガキから誰もが認める偉大なる騎士と昇華した百年戦争の偉大なる英雄。クラスはランサー。

 

十代前半ほどのツインテールの髪型をした若い少女はマリー・アントワネット。御存知、シャルルの母親でフランス革命時代の悲劇の王妃。とは言え、サーヴァントは基本的に最盛期の姿で呼び出されるためか、嫁いだばかりの頃の姿で呼び出されたのだろう。クラスはライダー。

 

音楽家の服装をして、指揮棒を持った若者は世界的知名度で有名なアマデウス・モーツァルト。だが、史実曰く…賭け事が好きで散財であり、物凄く下ネタ(うんこ、お尻)が大好きな変人としても有名である。作詩作曲、俺の尻をなめろは余りにも有名。

 

ムキムキmuscleであり貴族風の衣類を纏った超人の男性。彼はマリー・アントワネットの夫でシャルルの父親、時のフランスの国王ルイ16世である。フランス革命後、無能な王のレッテルを貼られていたが…最近の研究では先代の王達(特にルイ14世)が戦争経費等で枯渇気味にしたフランスの金銭でやりくいを行い…民を最後の最期まで思っていた賢人である。なお、史実でも超絶マッチョ(マジです)。

 

緑色の髪をした着物姿の十代前半の少女。年頃…それも着物を着てるためか、着痩せしてるが年頃にしては巨乳の少女。彼女は清姫、出身は日本でバーサーカーだとか。因みに嘘つき絶対殺すガール。

 

巨乳でナイフを持った十代後半の少女。彼女はシャルロット・コルデー。マリー・アントワネットと同じ時代を生きた少女であり、下級貴族の娘である。だが、行動力は優れてたのか、フランス革命後の指導者の1人を暗殺に成功している……ナイフで。勿論、アサシン。

 

なんか龍の尻尾と翼、あと角が生えている十代前半のドラゴンガール。そんな彼女はエリザベート・バートリ。アイアン・メイデンで有名なカーミラ夫人の若き頃であり、夢はアイドルだとか。クラスはランサー。

 

「すまない。ファヴニールは俺が倒す予定だったのに、本当にすまない。数少ない、戦士としてそれも最優のクラスセイバーで呼ばれたのに活躍出来なくて本当にすまない」

 

と言ったのは時代ゆえに写真で残されていないが、偉大な龍殺しの大英雄ジークフリートである。因みにファヴニールを倒すために抑止力で呼ばれたが、肝心のファヴニールはシャルルが狩ったので出番がなかった。故にすまない、本当にすまない。

 

「あと、ローランが居るんだけど。おパンティー被って、どっかに行ったんだよね。あの変態仮面」

「マダオの2号が居たのか、てかマダオ以外で変態戦士が増えるとか世も末だな」

 

なんと言う事でしょう。ランスロットの他におパンティーを被ってパワーアップする戦士が居たのだ。これはこれで、大問題である。

 

 

 

「私…馬車に乗るの初めて!!」

「私もです!」

「時計塔の貴族の中には未だ現役で馬車を使う家系が有ったわね」

 

その後、新たな拠点となる召喚サークルの場所に向かい、キリシュタリア達と合流するためかギャラハッド達は移動を開始した。とは言え、徒歩での移動はかなりの時間がかかる。その為か、脚がないマシュ達はマリーが出した宝具である馬車の荷台に乗り、移動である。

 

「ええ、良いものでしょ?」

 

ガラスで出来た馬が牽引する馬車。荷台の部分でも数人が乗ることが可能であり、荷台にはマシュ、オフェリア、立香、トール、ケイ、清姫、シャルロットが乗っている。運転席にはマリー、ルイ16世が乗っており、シャルルは荷台の屋根の上に登っている。

 

「シャルル。貴方も降りてきなさい」

「ここの方が獲物を見付けやすい」

 

と、屋根に登ってるのはそう言う事だからである。

 

なお、ゲクランは座から持ってきた馬、すまないさんは現地調達した馬。

 

あとギャラハッドとアストルフォはと言うと…

 

「わーい!!バイクなんて、生前以来だな!!」

「事故るなよ、アストルフォ」

 

ギャーさんが四次元空間から出したアークリアクターで起動する特別製バイクに跨がって、馬車に並走していた。ギャラハッドの物はVmaxをモデルにしてるが、アストルフォのは小型オートマバイク PCXをモデルにしている。

耐久性もバッチリだが、ギャラハッドのは更に魔力放出を応用した結界術で外部装甲を装備してキュイラッシェVmaxへと魔改造を施している。なお、アストルフォのPCXもギャラハッドのキュイラッシェVmaxもいざっと言う時は隠し武器が内蔵されているとか。

 

「ケイ先生も乗るか?」

「遠慮しとく」

「流石は跨がって5秒で立ちごけし、自転車にも補助輪が必要の男。言うことが違う」

「だまらっしゃい!!」

 

ケイ先生の立ちごけは…生前ブリテン編で明らかに成るだろう。

 

 

 

 

「あっ!ギャラハッド先生!!やっと来ましたか」

「この人がエレイシアちゃん?ふふーん!!やっと出来たぞ!!僕の妹弟子!!」

 

キリシュタリアと子供組が設置した召喚サークル。そこには後で合流してきた秋葉やオルガマリー達が集まっていた。

 

召喚サークルは唯の拠点ではない。物資をカルデアから転送するための大事な攻略の要でもあるのだ。これが無ければカルデアからの支援は通信しか行えず、サーヴァントも追加で召喚は出来ないし、食料や水も現地調達するしかないのだ。

水は濾過や消毒する必要がある場合がある。と言うのも戦場での井戸は死体が投げ込まれていたり、うんこが投げ込まれて細菌の温床と成ってる場合があるのだ。その汚染された井戸の水を飲めば…真っ先に食中毒である。それに綺麗な水を毎日飲んでいる立香達が、過去の浄水処理されていない水を飲めば腹を降すことは間違いなし。その為にも、食料や水の支援が行える召喚サークルは生命線なのだ。

 

「お姉ちゃん!!」

「夕飯はカレーで良いかね?」

 

召喚サークルで食材を調達したのだろう。エミヤとキリシュタリアは律儀に割烹着を纏い、琥珀と3人でカレーを作り始めていた。

 

「琥珀の料理の腕前は安心して。そこら辺の料亭より美味しいわよ」

 

と、誇らしげに言う秋葉。そんな琥珀とエミヤが居れば、カルデアのご飯は安心であろう。

 

「デカイね……」

「デカイな。Fは絶対にあるな、いやIだ、Iは有るぞ!!」

 

そして蘭丸とキリシュタリアはシャルロットの胸をチラ見し、ひそひそとそんな会話を行うのだった。

 

なにはともあれ、カルデアから派遣された人員は全員…現地の勢力と無事に合流出来たのであった。




お風呂回は次回に持ち越し。

そしてモーツァルトの真の髪型(スキンヘッド)が明らかに!?まあ、当時の音楽家では普通のことでした。

オリ鯖どうしようか?

  • 人外も鯖、無機物も鯖になる時代だ
  • 出来れば戦闘に関した方々が良いかな?
  • ネタも無機物も何でもこい!思いが英霊に!
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