マシュのお兄ちゃん~ENTAKU最強~   作:静かなるモアイ

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フランス終了!!


ギャーさん、ハイテク戦法を使う

文明の力は素晴らしい。特に賢い将軍や軍師、反英霊とは言え狡猾でずる賢い盗賊や海賊も現代に呼び出されればその素晴らしさを知るだろう。

遠くに離れた仲間とも通話が出来るトランシーバー、通信機、Bluetoothイヤホン、携帯電話、スマホ。これらは戦闘に関しても非常に役立つ。これらが存在しない時代では離れた場所で行動していた仲間に指示を与えるにしても、伝令兵を派遣しなければ成らず、どうしても時間がかかる。伝令兵を用意→伝令兵に伝言を伝える→伝令兵が場所に向かう→伝令兵が伝える。非常に手間がかかるが、無線が登場してからはその手間が無くなり、非常に楽に成った。

 

他にも離れた場所を無人で偵察できる、偵察ドローン。偵察ドローンが撮影した場所をタイムラグほぼ無しで映し出す事が出来るモニター等々、他にも便利な代物は有るのだ。言えば言うほどキリがない程に出てくるだろう。そんな代物を使ってか……

 

「敵の位置はだいたい確認。規模も把握。ワイバーン、ゾンビが主な下っ端のようだな。さてと……どうやって潰そうか」

 

アークリアクターを内蔵した自作のノートパソコン(此方で作った)のコンソールを叩き、操作してギャラハッドは作戦を練る。とは言え、ギャラハッドはぶっちゃけ生前は作戦という作戦はあんまり考えた事がない。と言うのも、ギャラハッドはワンマン軍隊であり個で戦闘が完結してしまう一騎当千。故に部下に指示を出すより、自分で敵地に乗り込んで制圧した方が遥かに早いのだ。

 

ノートパソコンと有線で繋がった沢山の小型モニター。その小型モニターにはギャラハッドが作成した無人小型偵察機を、エミヤの投影魔術で超量産した代物が撮影した映像が映し出されている。

 

「ふむ……ブリテンの技術は凄いのだな。特に、この無線機だったか?これが私の時代に有ればな、どれだけ戦いが楽だったか。伝令も必要ない、その上……リアルタイムで状況の把握も出来る」

 

ゲクランはフランス百年戦争の英雄であり、部下達を率いて祖国の為に戦った。故に現代社会がギャーさんが大幅ワープ進化させた古代ブリテンの超技術に驚きながらも有用性の素晴らしさに気付く。

 

「それに無人偵察機か。偵察は危険が伴う。少ない人員で戦地や敵陣の様子を探らねば成らないからな……技術の進歩は凄いのだな」

「技術なんて使ってなんぼよ。ケイ先生達は発展していくブリテンにドン引きしてたけど」

 

ギャラハッドはそう告げ、珈琲を飲む。この珈琲は召喚サークルを通してカルデアから送られたインスタントであり、どの時代でも休憩中は嗜好品を嗜みながらストレスフリーにしたいものだ。

今の時刻は深夜2時。サーヴァントは睡眠の必要は無いが、抑止力で呼ばれたサーヴァント達はマスター不在の為かマスター達と寝ており、カルデアのバックアップを受けているケイやトール、そしてマスターと契約状態のギャーさんやエミヤ等も起きて夜番をしている。

 

「脳みそを働かせるためには糖分、ブドウ糖も大事だしな」

 

なお、ブラック珈琲ではなくお砂糖も入っている。

 

「む?」

「どうした?ギャラハッド」

 

ふと、ケイがギャーさんのノートパソコンを覗き込む。その画面には…………

 

『ギャァァァ!!助けて!!助けてぇぇえ!!助けて!!パンティーを被った変態2人に追いかけられてるの!!もう誰でも良いから助けてよ!!お願いだから助けて!!何でもするから!!なんでもするから!!』

 

涙を流しながら、白髪の巨乳の美少女 ジャンヌ・オルタが全速力で逃げていた。そんなジャンヌ・オルタこと邪ンヌの背後からは腰を変態のようにクネクネさせて爆走する2人の変態が居たのだ。1人は行方不明?と成っており、カルデアの独房から脱走した不倫仮面もといマダオもといランスロットである。そしてもう1人は不倫仮面と同じく、頭におパンティーを被った変態であるが、此方は股に聖剣デュランダルを挟んでいたのだ。

 

「マダオと同じ変態が増えとるぅぅぅ!!」

「ランスロット!!お前、折檻されていたんじゃ無かったのかよ!!」

 

ギャーさん、マダオと同じくおパンティーを被って強くなる戦士の存在を知る。そしてツッコミ職人のケイ先生は怒号のツッコミをあげる。その為か、寝ていた一部のマスター達とサーヴァントが起きてしまう。起きてしまったマスターは立香とオルガマリー、起きたサーヴァントはアストルフォであった。

 

「ギャラハッドにケイさん、どうしたの?」

「どうしたのよ?てっ!!まだ深夜2時じゃない!!……ちょっと…………嘘でしょ?」

 

起きてしまったオルガマリーと立香はギャラハッドとケイが見ているモニターを見てしまう。だが、オルガマリーは映像として映されている、涙目で全速力で逃げる邪ンヌを追いかける2人の変態を見る。すると、不倫仮面が被っているおパンティーに見覚えが有るのか、オルガマリーがふるふると身体が震えて怒りがこみ上げてきて涙目に成っていく。

 

「それ、私のおパンティーよ!!なんで、被ってるのよ!!」

「「なにぃぃぃい!!」」

「ついにストライクゾーンが広くなりすぎだろ!!ランスロット!!未成年のパンティーを被りやがったぞ!!お前、ただでさえ変態なのに人妻だけに収まらなくなったのか!?」

 

なんという事でしょう。マダオはオルガマリーのおパンティーを被り、不倫仮面に変身したのだ!!だが、オルガマリーは実のところ未成年であり、なんと処女である。その為に不倫仮面に変身できても大幅なパワーアップは出来ず、なんとか邪ンヌちゃんはまだ逃げ続けていた。

 

「あっ!ローランだ。こんな所に居たんだ!!あれ?パンティーが少し汚れてる?だから少し弱体化したのかな?」

 

アストルフォきゅんも画面を覗き込む。なんでももう1人の変態はアストルフォのマブダチであるローランその人。ローランは美女or美少女のおパンティーを被ることで変態仮面に変身できるのだ。だが、おパンティーが少し汚れてきたのか、変態仮面も少し弱体化してきており……そのお陰か邪ンヌちゃんは逃げ続けている。

 

「可哀想だが、あのサーヴァントはマダオともう1人の変態に任せよう」

「良いの?」

「マダオはギャグ補正で絶対に死なないから」

「お前、相変わらずランスロットには塩対応だな……」

 

ジャンヌ・オルタは変態二人に任せて、ギャラハッド達は他の敵を蹂躙し、更に敵の総大将を粉砕して聖杯を確保する事を決めたのだった。

 

 

 

 

 

翌朝。

 

「さてと……始めようか」

 

ニヤリとギャラハッドは笑みを浮かべる。ギャラハッドは戦略を考えることは生前も含めてほぼ無かったのだが、今回はゲクランというフランスの英雄も居る。ゲクラン等の優秀な人々が作戦を考えてくれるので、ギャラハッドは思う存分……その規格外の力を発揮するだけだ。

 

ミサイルの雨がオルレアン城……黒幕の拠点に降り注ぎ、オルレアン城が悲鳴をあげる。城壁が崩れ、城の前に配備されていたゾンビやワイバーンの多くが粉砕されたのだ。

 

「円卓最強、ギャラハッド……いざ参る!!」

 

左手にアロンダイトを持ち、右手に座から武装として持ってきた第七聖典のライフルを持ち、ギャラハッドは単独でオルレアン城を正面突破しようとする。

シエルの過去の発言でお気付きの方も居ると思うが、この世界の第七聖典はギャラハッドがモンゴル民族の文化にインスピレーションを受け、愛馬オグリインパクトの亡骸から製造したマルチウェポンであり……現存するオリジナルはシエルに受け継がれた。ライフル、片刃の蛇腹大剣、片刃の長剣、魔力爆発パイルバンカー、槍、強化パワードスーツ、等々のオプションがあり、合体させることで片刃のガンブレード+ブレードライフル、ガンランス、蛇腹式スラアク、そして全部乗せの対城粉砕巨大弓に変形することも出来るのだ。

 

「この……化物がぁあ!!なんとしてでも防ぐのです!!ジャンヌを助けるためにも、シャドウサーヴァントに霊器を落としてでもサーヴァントを沢山呼んだのですから!!」

 

オルレアン城の奥から黒幕の声が響き、続々と数多のゾンビとワイバーンが出てきた。更には黒い影となり霊器を落とされたが操り人形にされたシャドウサーヴァントも沢山出てきた。これには流石に一騎当千のサーヴァントでも厳しいが、ギャラハッドならば問題はない。

 

(悪いな、俺は陽動なんでな……思う存分……注目を集めるぞ)

 

ギャラハッドは陽動だった。ギャラハッドが単独で正面突破を装い、大暴れして注目を集める。その間にギャラハッドとカルデアのダ・ヴィンチちゃんが作成したステルス迷彩で、裏から攻めこんだゲクランやケイ率いる別動隊が黒幕を粉砕する流れなのだ。

 

「ギャー!!」

 

「ヒデブ!!」

 

「バケモノ!!」

 

アロンダイトで斬られ、第七聖典ライフルで撃ち抜かれ、次々とゾンビとワイバーンにシャドウサーヴァントは次々と数を急速に減らしていく。

その上、ギャラハッドから距離を離せば第七聖典ライフルに気を付ければ良いだけと思うかもしれない。だが、それは悪手だったのだ。ギャラハッドは自身の領域展開……ゲフンゲフン!!固有結界の術式である調理を応用し、不可視の斬撃が遠隔で発動して遠くのゾンビ達も両断されたり燃やされたりしていく。

 

不可視の斬撃、アロンダイト、第七聖典ライフル。この3つに気を付けながらギャラハッドと戦うなんて無理ゲーだ。それにギャラハッドはルーン魔術も併用しており、ルーンが着弾した場所には飛雷神のマーキングが刻まれており……ギャラハッドは飛雷神を多用して連続的に転移するために何処に現れるか分からない。

 

「さて、行くか」

 

全ての敵を粉砕し……圧倒的な強者の風格でギャラハッドは正面堂々とオルレアン城に乗り込んだ。

 

 

 

「ギャラハッドのお陰か、簡単に乗り込めたな」

 

ケイは立香達マスター達、ゲクラン等の現地合流のサーヴァント、そして最高戦力 狩人 ルイ・シャルルと共に裏口からオルレアン城に侵入。黒幕……ジル・ドレェを捜索していた。玉座に辿り着くと……

 

「私はぺドフィリアマスク。この時代に生きる変態戦士だ!!今は亡き聖女とロリショタの為にも、貴様を成敗!!」

「イヤァァァア!!」

 

黒幕……キャスターのサーヴァントであるジルはこの時代のジル・ドレェことおパンティーを被った変態 ぺドフィリアマスクの手で粉砕されて座に帰された。ジルの足元には聖杯が転がり、これを拾えば任務は完了である。

 

「第3の変態が現れやがったぁぁあ!?」

 

ケイの悲鳴が響き、ぺドフィリアマスクは立香達を見る。

 

「む?13歳以下の子供達が居るね?君たち、私におパンティーを分けてくれないかな?」

「変態がいるよぁぉお!!」

 

ぺドフィリアとは13歳以下の子供を対象とした性的な物だ。そして此処にはまだ10歳で立香の妹であるイリヤがいる!!身の危険を感じたイリヤは叫び、イリヤを守るためにエミヤが前に出てきた。

 

「なっなんなのかね!?君達は!?おパンティーを被った変態がどうして3人も居るのかね!?」

「「「そこ!?」」」

「ふふふ……安心したまえ……正義の味方に成りたかった男よ。私はヒーローさ……ただぺドなおパンティーとパンツがないと戦えないがね」

 

その瞬間……

 

「ほんげー!!」

 

突如としてぺドフィリアマスクに砲撃が着弾。ぺドフィリアマスクは吹き飛ばされ、おパンティーが顔から取れてジル・ドレェ(トゥルーフォーム)に戻ってしまう。

 

「ヤりましたが。良いですよね?」

 

なお、砲撃したのは第七聖典をグレネードランチャーに変形させたシエルであった。

 

「シエル先輩!!その……あの人サーヴァントじゃないんだよね!!」

「立香さん。御安心して下さい。変態はあの程度じゃ死にません。ランスロットなんて、宇宙空間でも生存できますから」

「「もう、人間じゃねぇぇえー!!」」

 

「おパンティーを被るだけで強くなるのか……」

「キリシュタリアさんはやめて下さい!!あの変態達だけです!!」

 

そしておパンティーを被るだけで、サーヴァント真っ青に強くなれる可能性を知り、おパンティーを被ることを本気で考えるキリシュタリア。そしてそれを本気で止めるマシュであった。

 

 

無事に聖杯を確保して、いざ帰ろうとした時だった。

 

「助けてよ!!なんでも……なんでもするから!!」

「「フハハハハ!!変態からは逃げられんよ!!」」

 

変態仮面+不倫仮面から逃げる邪ンヌちゃんを確認。

 

「本当になんでもするの?」

「しますから!!」

 

言質を取り、ギャーさんは邪ンヌを保護した。なお、その結果……

 

「じゃあ、普段はメイド。そしてタレントとしてデビューさせるから頑張れよ?本物のジャンヌ・ダルクも歌手だったしな」

「へ?」

 

邪ンヌはカルデアのメイド、そしてイギリスでタレントデビューし……歌手活動からお笑いそしてグラビア撮影の日々が待っているのだった。なお、水着写真のお陰か、多くの子供達の性癖が歪みかけたのは内緒である。




次回からローマまでのインターバル期間。次々と仲間が増えるよ?

オリ鯖どうしようか?

  • 人外も鯖、無機物も鯖になる時代だ
  • 出来れば戦闘に関した方々が良いかな?
  • ネタも無機物も何でもこい!思いが英霊に!
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