マシュのお兄ちゃん~ENTAKU最強~   作:静かなるモアイ

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AC6は良いぞ……


ここがローマ!?お前ら、歯を磨け!!

「ふぅー、危なかったぜ」

 

突然やって来た巨大なパンジャンドラム。だが、ギャーさん達はパンジャンドラムに引かれる事はなく、再び方向転換して何処かに転がっては勝手に転倒して大爆発を引き起こしたパンジャンドラムを上から見下ろしていた。では、どうやってギャーさん達はパンジャンドラムを上から見下ろしているのだろうか?

確かにギャーさんことギャラハッドは唯でさえ莫大な魔力を、生前に編み出した裏技を用いて無限に近い魔力を自活出来る。まさにGNドライブから作られる永久的なエネルギーのように魔力を使えるのだ。そんな莫大な魔力を使えば、空を飛ぶことは朝飯前だし…生前なんてイギリスからブラジルまで飛んでいって、その日に帰ってきた程だ。だが、今回はギャーさんはあんまり魔力は使っていない。何故なら……

 

「お前……どっからAC持ってきた!?AC!?アーマード・コア!?戦略ロボット兵器持ってくんじゃねぇぇよ!!」

 

それはギャーさんがポケモンやモンハン等の有名ゲーム以外で唯一、超絶やりこんだゲーム。高い難易度と自由度の高いアセンブルで大人気のロボットゲーム…アーマード・コアシリーズに出てくるロボット、ACだったのだ!!

 

「ダ・ヴィンチに頼んでアーマード・コア6仕様のACに仕立ててある!!動力源は俺が提供したアークリアクター×4だ!!」

 

しかもまだこの時代では発売されていないアーマード・コア6に出てくる中量二脚のモデル。PVで鮮烈な登場を見せた「レイヴンさん」が乗っていたパイルバンカーを左手に構えたACである。

 

「まてまて!!まだまだ突っ込み処はあるぞ!!なんで…なんで操縦桿がそれなんだよ!!おかしいだろぉおお!!」

 

コンラの突っ込みが響くのも無理はない。何故ならギャーさんがACを動かしている操縦桿は操縦桿ではなく、プレステ5のコントローラであったのだ!!

因みに本来ならACは1人乗りであり、ギャーさんは操縦席に座っている。蘭丸きゅんは零体化しててスペースを確保しているが、零体化がめんどくさい筋肉バカコンラとマスターである秋葉と立香は操縦席のシートの裏でぎゅうぎゅうになっており、押しくらまんじゅうのように成っていた。

 

「こっちの方が成れてるんだよ。因みにACなら本気で生前に作ろうかと思ってた」

「思うな思うな!!ソーラーカー作ってた親父より文明加速するなよ!!西暦数世紀で巨大ロボットなんて…作るヤツがいるかぁぁあ!!」

「ここにいる!!」

 

コンラに突っ込みに対してどや顔で告げたギャーさん。因みにACは普通の操縦桿も用意されており、ギャーさんはコントローラのホームボタンを押すと、操縦席の前方が変形してちゃんとした操縦桿が現れた。因みに騎乗スキルのお陰か、どっちで運転しても問題はない…気分の問題なのだ。

 

「しかし……本当にローマとローマが戦ってるな。どっちがこの時代のローマだ?」

 

モニターを見てギャラハッドがそう告げる。ACのモニターにはACのメインカメラがとらえた外の風景が映っており、そこではローマとローマが戦っていたのだ。両者とも、ローマに伝わりそうな武装をして戦っているのだが、微妙に色が異なっており…更にどちらもサーヴァントが軍勢を率いて戦っている。

 

「筋肉バカ、マスター、秋葉。このサーヴァント達…見覚えはないか?」

 

ギャーさんはぶっちゃけ歴史に詳しくない。歴史に詳しかったら生前に異世界転生したではなく、過去の世界に生まれ落ちたと言う筈だからだ。

ACにはスパコン真っ青の情報処理能力があり、ACは映像として見たサーヴァント(ギャーさん以降の時代で、写真が残された方々)を判別できるのだ。

 

片方のローマにはバーンサイドというサーヴァントと、謎かアフロヘアーに成ってズタボロと成っているネビル・シュートというサーヴァントが倒れている。

 

もう片方は???というサーヴァントが率いているが、ギャーさんはその???を見た瞬間…顔をしかめた。???のサーヴァントは赤い髪をしており、端正な顔立ちで騎士のような出で立ちをしており……魔剣を振るっては敵方のローマ兵士を次々と吹き飛ばしていく。その剣の腕前は円卓の騎士を凌駕する程であり、円卓でも???と戦うことが出来るのは3倍補正のガウェインや不倫仮面、そしてギャラハッド位だろう。

 

「げっ!?ルキウス!?お前…呼ばれとったんかわれぇ!?」

「「ルキウス!?」」

 

その???はルキウス・ヒベリウス。クラレントとの兄弟剣である魔剣の担い手であり、ギャーさんの時代のローマ皇帝。ギャーさんのオリンピックの誘いを蹴り、あろうこたかブリテンに宣戦布告。その後、マジギレモードのギャーさん単騎により、ローマに撤退。

更に数年後。アルクェイドが十代半ば程に成長した頃……再度ローマからブリテンに対して宣戦布告。再びぶちギレたギャーさんは完成したばかりの第七聖典を使用し、第七聖典のパワードスーツ…魔道甲冑(史実と違って個人で姿が変わる)でネクストAC顔負けの立体起動でライフルとアロンダイトそしてトッツキを駆使して…ルキウスをフルボッコにしたのだ。なお、ルキウスはその後においなりさんを受けたとか。

 

「よし、あの戦争屋でお風呂に入らない不潔野郎にはミサイルの雨をお見舞いしてやる」

 

生前の事を思いだし、ギャラハッドは安全装置を解除する。するとACの肩部武装の安全装置が解除され、音声をオープン回線で外に響かせながら引き金を引いた。

 

「グーモニング!!ここで会ったが100年目!!ルキウス・ヒベリウスくーん!お風呂に入らない君にはマルミサの雨をプレゼントしよーう!!」

 

そして声が届いたのか、ローマ兵士を蹂躙していたルキウスはACの方を見る。すると、ACに乗っている人物が誰なのか直ぐに分かったのか、ルキウスはギョッと驚いた顔をするのだった。

 

『うげ!?貴様…ギャラハッドだと!?宮廷魔術師レフの言う通り、本当にきたな!!』

 

迫り来るミサイルの雨。だが、ルキウスは並のサーヴァントではない。あの円卓に匹敵する強さを誇っており、デジャヴるの世界ではガウェインさえも倒している。マルミサの雨をかいぐぐり、やり過ごすが…

 

「悪いな。ACにはビームライフル カラサワも有るんだよ」

 

右手に持ったビームライフル カラサワが解き放たれ…ルキウスはビームが爆発した着弾で吹き飛んでしまった。

 

『ホンゲーー!!』

 

無慈悲に戦闘不能になるルキウス。だが、ローマ兵士達がルキウスを連れて撤退する。逃げられてしまったが、別に問題ではない。何故ならルキウスがローマ帝国側の可能性も有るためだ。その場合は……後で平謝りしよう。

 

『ルキウス皇帝がやられた!!』

『くそ!!ローマ帝国め!!』

『われらが神聖ローマ連合が誇る歴代皇帝の一人を…こんなふざけたからくりで』

 

おっと失礼。どうやらルキウスはローマ連合…つまり黒幕勢力だったようだ。それが分かれば後ははやい……問答無用に潰すだけだ。

 

「アサルトアーマーで跡形もなく消し飛ばしてやる」

 

アサルトブーストからのアサルトアーマーという必殺コンボを使うために、ギャラハッドはペダルを踏み込んでACを加速させようとするが……

 

「ダメ~!!人間相手にこんな兵器はダメだと思います!!てか、それ正義の味方としてどうなの!?」

 

コンプラ的に、人道的に生身の人間相手にACはどうなのかと意見を唱えた立香がギャーさんの腕を掴み、ACの操縦桿を動かせないようにする。

 

「良いかマスター?それは使いようなんだ。綺麗事で世界が救えるわけない……ちっ!!ルキウス達が見えないところまで逃げやがった!!」

 

ルキウス見失う。ルキウス皇帝の寿命が伸びたのだった。

 

 

 

その後。ACを降りて、ルキウス皇帝率いる軍勢と戦っていたバーンサイド将軍、ネビルと合流したギャラハッド達。

 

「ギャラハッド…本物なのか!?」

「本物だ。ところで…貴方達はローマ帝国で有ってる?」

 

ギャラハッドの言葉に対してバーンサイドはうなずき、アフロヘアーから元に戻ったネビルがサムズアップする。しかし、その瞬間だった。

立香と秋葉が何故顔をしかめ、軍用犬以上の嗅覚を誇るコンラが鼻を抑えたのだ。何事かと思ったギャーさんであったが、それは直ぐに判明した。何故なら、ローマ帝国の兵士達の口からすんごい臭いがしてきたのだ。なんだが、小便の臭いから…内臓を擂り潰したような臭いだ。

 

「……あの……おじさん達……歯を磨いてるよね?」

 

恐る恐る蘭丸が告げると、直ぐに分かった。

 

「うむ!!磨いてるぞ!!属州民から買った尿や動物の脳髄でな!!」

「アウトォォオ!!尿で歯を磨いても、成分的にホワイティングしか出来ないわ!!」

 

ギャーさん…ローマでも革命実行決定。

 

 

 

「うむ!!余が皇帝ネロなのだ!!」

「ネロさんですね!!宜しくお願いします!!」

 

一方の我らが天使のマシュ。出陣していた皇帝ネロと出会う。




AC6でバルテウスに10回負けました(笑)いっそのこと、ガチタンで行くか

次回!!ギャーさん…ローマに入る!!温泉の都がそこにあった!!

秋葉「混浴しかないの!?」
立香「知らないおじさんとも入らなきゃならないの!?」
秋葉「娼婦の人が多いわね」
立香「カタツムリたべるの!?」

ギャーさん「この食文化…修正してやる!!だが、ヤマネの唐揚げと焼き鳥は旨い。あれ?ヤマネって確か可愛い小動物……」

オリ鯖どうしようか?

  • 人外も鯖、無機物も鯖になる時代だ
  • 出来れば戦闘に関した方々が良いかな?
  • ネタも無機物も何でもこい!思いが英霊に!
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