「逃げろぉぉお!!」
「ひっ……ひっ!!ちくしょぉぉぉめぇぇ!!」
「終わりじゃ……此の世の終わりじゃ!」
逃げ惑うローマ連合の兵士の皆さん。ローマ連合の兵士は歴代のローマ帝国の皇帝達に魅力され、ローマ帝国側からローマ連合に寝返った兵士達+宮廷魔術師でもあるレフが何処から調達してきたゴブリンやワーウルフ等の亜人にゾンビ兵で構成されている。
そんなローマ連合の兵士の皆さんは人間、ゾンビ、ゴブリンやワーウルフ関係なしに地獄を経験して命辛々必死に、生き延びるために全速力で逃げ出そうとしていた。集団での白兵戦なら問題はないのだが、このような理不尽は戦闘は想定していない……化物のような歴代の英雄達が復活したと言えるサーヴァントとの戦闘は心していた。だが、こんな事は思ってもいなかった。
「ヨホホ!?死んでしまいます!!あっ私……既にゾンビだから死んでるんでした!ほんげぇぇー!!」
「爆発する筒の雨が降ってきた!!もうお仕舞いだ!!」
爆破する筒とはミサイルの事である。ミサイルの事が知識としてない、彼らはミサイルの事をそう表現しても可笑しくはないだろう。次々と降り注ぐミサイルの雨にどうする事も出来ず、なすすべもなく爆発と共に散っていく。
瞬く間に爆発に巻き込まれ、大勢のローマ連合の兵士達は跡形もなく消えていく。可哀想だが、特異点を一刻も早く解決するために必要な事なのだ。哀れだとは思うが仕方がない……なにせカルデアには時間が全然足りておらず、1年以内に全ての特異点を解決しなければならない。
故にカルデアは心を鬼にした。地球の人類を救うために、使う術は全て使って特異点を解決する事をしたのだ……たとえ、それがどんなに理不尽で
「やりすぎじゃ!!このアホォォォォオ!!」
「戦いにそんな事は言ってられないんだよ、ケイ先生」
ツッコミ担当であるサー・ケイの胃袋を生前と同じく、破滅させる事になってもだ。
現在、ケイ先生の手でツッコミをいれられた我等が麒麟児 円卓最強の問題児でグランド・セイバーのギャラハッドことギャーさんは、効率的にローマ連合を粉砕するために理不尽な戦法で次々とローマ連合をボコボコにしている。
「起動要塞としてアームズフォート アンサラーも用意するか……コジマはさすがに不味いから別の代替え案を用意してだな。
マザーウィルの弱点を無くして建造しても良いな……うん、予算が大変だ。それなら計画通りホワイトグリントを」
「誰か、俺の教え子を停めてくれぇぇぇ!!ミサイルの雨でも敵が可哀想なのに、明らかにオーバーキルな代物やろうとしてんぞぉぉお!!」
現在、ローマ市に攻めようとしたローマ連合の軍勢はギャーさん考案のミサイル防衛システムのお陰で跡形もなく消し去り、ローマ連合の都市部にはギャーさんが考案したトマホークミサイルが降り注ぎ絶大なダメージを与えている。
最短で特異点を解決するために、オルガマリー所長からゴーサインも出ている。因みに予算はマリスビリー前所長がこっそりと遺していたへそくりをふんだんに使っている。む?オルガマリーに遺産として渡るんじゃないかって?本人から許可は貰っている。だから、効率的に特異点を解決するためにギャーさんとダ・ヴィンチちゃんが主に使っているのだ。
するとギャーさんの携帯端末……スマホを改良した物が鳴り響き、ギャーさんは通話に出る。
「どうしたのルーデル閣下?」
『ギャラハッドくん!!遠隔操縦は画期的で、B-2ステルスは良いものだ!!だが、操縦している感じはしないな……』
「おけ、じゃあ次はVF25アーマードを使ってくれ。あれは……良いぞ!!」
『期待しておくよ、少年!!』
どうやら通話の相手は第二次世界大戦最強の爆撃王と呼ばれしルーデル閣下その人。どうやらギャーさんはルーデル閣下に爆撃機や戦闘機を提供して、ローマ連合をフルボッコにしていたようだ。
ギャーさんは通話を切り、端末をしまう。
「よし、これで相手の拠点は6割制圧完了と」
「敵が可哀想だから、少しは手加減してあげろぉぉお!せめてミサイルだけか爆撃だけか、アーマード・コアだけにしてやれ!」
ローマ連合の拠点は現在、キリシュタリア達が奪還に向かったガリアを含めて残り4割。ローマ連合の本拠地もトマホークミサイルにより大打撃を与えているので、制圧まで時間の問題となった。
『こちらキリシュタリア。ガリアに到着した』
『こちらペペロンチーノよ。召喚サークルを設置したわ。ギャラハッドが提供してくれた呪符の効果で、そっちに繋げたサークルから支援物資が出るようにしたわよ』
ローマ宮殿の中。そこではカルデアの司令官であるオルガマリーが画面越しに、其々の部隊を率いているキリシュタリアとペペロンチーノに指示を出していた。
キリシュタリアはBチームのメンバーとそのサーヴァント、そして真祖(笑)である芥ヒナコとそのサーヴァントである桃太郎+柿助+ルリオを連れて、ネロちゃま皇帝からの依頼でガリア奪還への助太刀に向かった。通信からして無事にガリアに到着し、ガリアに滞在していた将軍であるサーヴァントと共に奪還作戦を行うのだろう。
ペペロンチーノはカルデアからの支援物資を届けさせる為に、召喚サークルの設置をCチームのメンバー+そのサーヴァント達と行ったのだ。しかもギャラハッドが事前にペペロンチーノに手渡していた飛雷神の呪符の効果で、ローマの宮殿に設置したサークルと繋げる事で……拠点である此処から物質を受け取れるようにしたのだ。
「ご苦労2人とも。ペペロンチーノ、迎えを寄越そうかしら?」
『大丈夫よ。ギャラハッドも何かと忙しいと思うし……確かに彼の飛雷神による転移は便利だけどね』
「分かったわ。キリシュタリア、何かが有れば直ぐに連絡して来てください」
『分かった。そちらも気を付けてくれ、本陣は任せたぞ』
オルガマリーは通信を切った。確かにオルガマリーは魔術師として優秀であるが、実戦経験としては少なく……戦いはペペロンチーノやキリシュタリアそしてギャーさんなどのぶっ壊れなサーヴァントの皆様に任せた方が懸命だ。
現在、本陣である拠点に滞在してるのはDチームのメンバーとサーヴァント、拠点守護を任された他のAチームのメンバーとそのサーヴァントやB+Cチームの方々だ。ギャーさんやコンラ、トールというぶっ壊れは遊撃として各々勝手に動いてローマ連合をフルボッコにしてるし良いだろう。
「さてと……他のメンバーの様子でも見ようかしら?」
オルガマリーはそう告げ、指令室として割り当てられた部屋を後にする。
今のローマ宮殿はレフがカルデア対策で呼び出した数多のサーヴァント達への抑止力として、呼び出されたサーヴァントやカルデアが召喚したサーヴァントと言った皆様が闊歩する魔境と成り果てていた。だが、全てのサーヴァントが戦いに特化してると言えばそうではない。発明家や音楽家のサーヴァントは支援がメインだし、政治家として名を馳せたサーヴァントもどちらかと言えば支援タイプだろう。
「くそぉぉお!!なんでレアサーヴァントが来てくれないんだよ!!」
その道中、転生者唯一の原作知識(ほぼ宛にならない)をもつ藤丸太郎ことぐだ男が叫んでいるが、オルガマリーは無視して通りすぎた。
ぐだ男はペペロンチーノが召喚サークルを設置してくれたことにより、サークル越しでサーヴァントを呼べるように成ったのだが……残念ながら呼び出されたのは黒鍵や麻婆豆腐、しんじくん人形等々ばっかりだ。サーヴァントも呼ばれているが……
「おお……ジャンヌ……」
呼ばれたのはジルドレ(キャスター)だった。変態(パンツを被ったぺドフィリア)の方の変態でなくて良かったかも知れないだろう。
数多の金平糖を使い果たし、ぐだ男のガチャは爆死に終わった。
「ねえ、秋葉。私もサーヴァントを複数呼ぼうかな?」
一方のぐだ子こと藤丸立香ちゃん。立香は秋葉に相談を行っていた。それは自分も複数のサーヴァントを呼んだら良いのか?という事だ。
カルデアは1つでも戦力がほしい。人理を救済するために、出来るだけ大勢の戦力が欲しいところだ。
「でも必ず味方になるかと言えばそうじゃないんでしょ。もしかすれば極悪人や殺人鬼も呼ばれるかも知れないのよ」
だが、秋葉はあんまりオススメ出来なかった。確かにサーヴァントを呼ぶことが出来れば此方の戦力は増えるし、カルデアはギャーさんが技術提供したお陰か電力エネルギーを魔力供給に使うことが出きる。これによりカルデアのマスター達は召喚時を除いて、多少は魔力消費を軽減出来るのだ。
とは言えサーヴァントの大半は歴史に名前を遺した存在が呼び出される。ギャーさんのようなウルトラレアを引き当てた事は最高の幸運だろう……しかし、ギャーさんとは真逆の英雄が呼び出される場合もある。英雄と呼ばれているが……本質は狂人であり快楽殺人者の場合もあるし、なんなら極悪人やギャングに殺人鬼も呼ばれる場合がある。そんなサーヴァントは言うことを聞くのだろうか?聖杯で願いが叶えられないと知れば手を貸してくれるのだろうか?恐らくは貸さないだろうし、なんなら此方を殺しにくる場合もあるし……殺さない程度にボコボコにされて嬲りものにされる場合もあるのだ。
「そうだよね……私達に手を貸してくれるって訳じゃないもんもんね」
「でもギャラハッドが居るときにしたら?彼が居たら、大丈夫でしょ」
だが、秋葉は立香の気持ちを思ってくれて肯定してくれた。此方にはギャラハッドやコンラが居るし、いざと成れば呼び出された極悪人を速やかにクーリングオフ出来る。
立香は笑みを浮かべて頷き、新しいサーヴァントの召喚を決意した。
「筋肉バカ。誰が呼ばれるにかける?」
「触媒無しじゃ、誰が来るか分かんねーよ」
30分後。我等がギャーさん、筋肉バカであるコンラ、ツッコミ柱ケイ先生、デミ・サーヴァントのマシュ、秋葉にオルガマリー所長が見守るなかで立香は新しいサーヴァントを召喚することにしたのだ。
もし、極悪ギャングや快楽殺人者が呼び出されて立香を殺そうとすれば、速やかにギャーさんと筋肉バカの手でクーリングオフ決行である。
「よし、このせ「立香。金平糖を投げろ、それで召喚できる」いや金平糖じゃないわよ!!」
珍しく?オルガマリー所長のツッコミが響き、立香が金平糖を魔方陣に投げ入れる。カルデア式の召喚はこの金平糖を使えば、魔術師の魔力消費を軽減出来るのは非常に有難い(限度あり)。
その瞬間、莫大な魔力が魔方陣から吹き上がり……魔力の奔流は虹色に変化した。何が出るのか分からず、ギャラハッド達は軽く身構える。魔力の奔流が止むと、白髪で立香より少し年下位だと思われる少女が現れた。間違いない、サーヴァントだ。
「ねえ、歴史の教科書とかにあんな子載ってたっけ?」
「いえ、私も分かりません」
なお、この世界ではギャーさんがブリテン時代にカメラを作ってしまったお陰か、ブリテン以降の時代では英雄の皆様や偉人達の多くは写真に遺されている(写真嫌いで有名な西郷どんは除く)ので、調べれば直ぐに出てくる。しかし、召喚された少女は秋葉もマシュも資料や教科書で見たことがなかったのだ。
少女は紅い真っ赤なドレスを着ており、バラのアクセサリーを頭部に着けている。
「えーと……君は?」
「交響曲第5番 運命です」
交響曲第5番 運命。確かに少女はそう名乗った。そう言えば一輪のバラの花言葉は運命の人だった筈だ。運命と名乗った少女は金色の片刃の長剣を具現化させた。
「貴方が私のマエストロですね?」
「マエストロって私のこと?」
(しかし、いくら有名とは言え戦歴が乏しい曲が英霊に成るのか?ボイジャーや戦艦と違って無機物でもないぞ?形がないぞ)
だが、ギャーさんは1人考える。そもそも音楽は仮に座に行ってもサーヴァントとして人の形を取れるのだろうか?確かに運命という曲はぶっちゃけベートーベンより有名だし、誰もが一度は聞いたことがある。
「コゼット?」
だが、オルガマリーはその運命を見てコゼットと呼んでしまった。知人に似ていたのだろうか?
『ギャラハッド。聞こえるか?』
その時だった。ギャラハッドの脳裏に魔法を応用してかゼルレッチが話しかけてきた。端末を使わず、これで話してきたと言うことは余程の緊急事態なのだろう。
「どうした?ゼルレッチ」
『怪しいと思ってな……マリスビリーの封鎖された工房を調査していた。その結果を言おう……マリスビリーは人体実験を繰り返しておる。しかも、聖杯を使う前からな』
そしてギャーさんの端末がピロリンとなり、ゼルレッチからメッセージが届く。そのメッセージを見たギャーさんであったが、それはゼルレッチが家宅捜査で押収した……マリスビリーの実験結果だった。
デミ・サーヴァント計画。本来ならサーヴァントには成れない神霊、音楽、現象、天使、魔神、そして最強の人間兵器ギャラハッドの力を宿した人間を産み出す恐ろしい人体実験。中には行き場のない子供を保護と見せかけて誘い、人体実験を行っても居たのだ。
被害者のリストを見ると、大勢の犠牲者が居ており……遺体も保管されていた。そのリストの中には運命に良く似たコゼットという少女も居た……まあ、コゼットは金髪であったが。
『そのリストにあるコゼットって嬢ちゃんの遺体がホルマリン漬けされた保管庫から突如として消えたのだが……』
「あー、コゼットって子かは知らんが多分目の前にいる。しかもクラシック音楽のサーヴァントとしてな。後で報告する」
ギャーさんはそう告げ、脳内通信を解除した。
次回は最新兵器でローマ連合をフルボッコにする裏で……
ギャーさん「マスターが俺以外のサーヴァントを呼んだから、戦い方を覚えて貰う」
ギャーさん&帰ってきたペペロンチーノによる立香ちゃんとマシュは講義を受ける。
運命たん「ドカーンと1発したらお腹が空きました」
立香ちゃん「ぜは……ぜは……魔力無いんですけど」
ギャーさん「俺は裏技で自活出来るからな」
ギャーさんとダ・ヴィンチちゃんに再現して欲しいシリーズ
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メタルギア
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サメライド
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カニタンク
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仮面ライダーのバイク
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アームズフォート
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戦いは数だよ……兄さん
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GANTZの装備(出来るだけ再現)