クソデカ感情抱え込んだ紅魔館組の異変騒動!   作:ライドウ

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なんだか読者の空気が不完全燃焼で終わってるけど・・・後日談がまだあるぞい。
それに”曇らせ表現多数”っていうのも忘れてないかい?




それから数日、そして不思議な幻夢

 

あれから、この魔法の森の古ぼけた家を拠点にあれこれ調べ回ってみた。

何というか、どうやら八雲 紫はおおよそ3か月前から急に言動と行動がおかしくなり始めたらしい。

 

私が日傘をさしてマリアの事とは無関係、そして私たちとも中立の関係をとってくれている妖怪たちに聞きまわったから確かな情報だ。

 

しかもとある妖怪の話では、「あれはたしかに八雲なんだか、何かがおかしい」とのこと。

その妖怪は”見分ける程度の能力”と呼ばれる能力を持っていて、おかしくなった時に見たのだが、どうも前とは違って存在があやふやだったそうだ。

 

「・・・どういうことっすかねぇ?」

 

「どうもこうも、三ヵ月前から八雲 紫は頭がおかしくなっていた。幻想郷の管理はそのままだが、人里の意見を多く取り入れるようになっていたっていう証言と、人里の長に対してヘコヘコしていたのを見たって言うのが一つ・・・」

 

「謎が謎を呼ぶってこういうことを言うんすね。マリアならとっくの昔に解決してそうっすけど。」

 

「そのマリアを殺したのが、こいつら。」

 

無理を言って似顔絵を描いてもらったが、似顔絵だけでも見るからに悪そうという雰囲気が伝わってくる。

どっちかって言うと、人を食ってたり無理難題を試練と称して押し付けたりしてそうな奴らが数体。妖怪と趣味の悪い神共の似顔絵だ。

 

「だけど、マリアが殺していなかった唯一の生き残りの証言では・・・」

 

「”八雲 紫との密談で、襲撃するという約束をした”ってことっすね。」

 

アンナが殺気立って目が紅くなる。

 

「ステイステイ、まだそうと決まったわけじゃない。その生き残りの嘘かもしれないからね。」

 

「・・・」

 

殺気は収めてくれるが、どうもイラ立っているようだ。

 

「そういえば、紅魔館から逃げ出してきたメイドたちとかはどうなの?」

 

話題転換でそんな話を振ってみる。

アンナは、あっそうっすねという感じで反応を示し。

 

「このまま解雇も可愛そうなので、この屋敷の周辺に建物を建ててるっす。」

 

「・・・ここ、全部終わったら綺麗にして放棄するつもりだったんだけど。」

 

「しょうがないっすよ。紅魔館があんな調子なんっすから。」

 

逃げてきたメイドが言うに、今現在の紅魔館は丸で戦場最前線の軍事要塞の様にピリピリとしているらしい。

狼女たちが武器を持って走り回り、明らかに不機嫌そうな美鈴がただ中庭で鍛錬し続け、パチュリーに至っては、デキもしない”死者復活の魔法”を完成させようと躍起になっているとのことだ。

 

・・・お姉さまに至っては言わずもがな。

狂ったような言動をしては、マリアのお墓の前でずっとお祈りをささげているらしい。

 

「・・・はぁ。」

 

「やっぱり、許せないっすね。不当に、そして理不尽にマリアを奪ったこの場所が・・・」

 

強く握っている握りこぶしから、血が零れ落ちる。

・・・お姉さまや咲夜も辛くて悲しい思いをしているけど、それと同じぐらい悲しくてやりきれない感情を抱えているアンナ。

もしあの時、アンナが先遣隊を率いていってくれたなら・・・

 

私も、そう考えられずにはいられないのであった。

 


 

「■■■■■■■■■■■■。」

 

頭が、割れるように痛い・・・

 

「■■■■■■■■■■■■。」

 

圧縮された、言語が・・・情報が、頭を駆け巡る。

”コレ”を理解するな・・・したら、死ぬ!!

 

そう思い、私は足に力を込めてレーヴァテインを突き出す。

が、手に持っている■■■■■で弾き飛ばされ、腕を折られる。

 

「があああああっ!?」

 

「■■■■■■■■■■■■?」

 

「黙れ!!その顔で、その声で・・・!しゃべるなぁッ!!」

 

隣をチラリとみてみれば、血だらけのお姉さまが・・・

両方の足を折られており、もう立ち上がることすらできないだろう。

・・・ああ。

 

「■■■■■■■■■■■■。」

 

もう、おしまいだ。

 


 

「はぁっ!?」

 

目が覚めて飛び起きる。

悪魔や吸血鬼は基本的に夢を見ないと言われているが、私はついさっき変な夢を見た。

モザイクががった存在に、私とお姉さまが殺されるという夢だ。

 

「な・・・なんなの・・・」

 

冷や汗を拭いながら、テーブルを見てみる。

・・・そういえば、情報の整理中に寝落ちしてしまったんだっけ。

この私にかけられているブランケットを見るに、どうやらアンナがかけてくれたものらしい。

 

「・・・・・・これから、どうなるんだろう。」

 

再び横になり、見慣れない天井を眺めながら・・・そうぽつんとつぶやいた。

 

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