クソデカ感情抱え込んだ紅魔館組の異変騒動!   作:ライドウ

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前作のあとがきに載せ忘れた大妖精の設定


大妖精

クレイジーサイコレズ。チルノ一筋ウン年。
最初は普通の親愛だったが、いつの間にか狂愛に変貌していた。
これでも掃除洗濯炊事、勉強や運動に関してもとても優秀。
持っている能力も強いのだが本人が使おうとしない。

・・・そしてそれを残念とさせているクレイジーサイコ変態。


紅い霧の異変 その4

ピチュって落ちてゆく大妖精の頭を持つチルノ。

よく見ると手袋をしており、明らかに嫌なものを持っているような表情をしている。

 

「そ、そんなに嫌なのか?」

 

思わず魔理沙が聞いてみる。

 

「こいつ、クレイジーサイコレズの変態。」

 

「なるほど、把握。」

 

霊夢も魔理沙もリアクションに困り、苦笑いしかできなくなった。

まあチルノが相当厄介そうだったのと、弾幕ごっこ前に変なことを言ってたので間違いなく厄介なんだろう。

 

チルノがそっと、地面に降りたと思ったら

 

「ふん。」

 

ズドン!

 

「「うわぁ」」

 

次の瞬間には、大妖精の体が地面に埋まる。

しかも首から上が地面から出ているため、どこかシュールな光景が広がっていた。

さらに言えば、チルノが大妖精の頭に変な形の氷を乗せる。

 

「さて、邪魔者がいなくなったとことだし、かなり寒いから早く帰った方がいいよ」

 

そう言いながら、ほら帰り道はあっち。と人里の方を指さして帰るように促すチルノ。

気のせいなのだろうか、チルノが帰るように促すと冷気が増したような気がした。

 

「そうはいかないんだぜ!!あたしたちは異変解決のためにこの先に行かないといけないんだ。」

 

「ええ、そのためにここを通してもらうわよ。」

 

異変解決の為なら邪魔をするならぶっ飛ばす。

それが二人のスタンスであったが、今回の異変に何かを感じ取りあまり消耗をしたくないみたいだ。

 

「うーん、うーん・・・異変解決者かぁ~。それなら通しても~・・・いや、でもなぁ~。」

 

いつの間にか頭にタマネギを乗せて、腕を組んで唸りだす。

なぜタマネギを頭にのせるんだという疑問は置きつつ、霊夢はやがて面倒になったのか。

 

「それじゃあ、アタイから試練を与えよう!!」

 

「妖精のくせに生意気ね。」

「まあまあ霊夢。そんな生意気に付き合うのも一興ってやつだぜ。」

 

「紅白はともかく、白黒は分かってるわね・・・ここから先に行くためにはアタイを倒してからにしろ!!ここから先は、アタシより強い敵がわんさかいるぞ!!」

 

「はんっ、上等!!」

「やっぱり霊夢って、異変の事となると喧嘩っ早いよなぁ。」

 


 

チルノが頭のタマネギを取り外してどこかに投げ捨てた。

それが開戦の合図となり、霊夢と魔理沙はほぼ同時に、弾幕の嵐を発生させる。

 

「さすがに二人分の弾幕は苦しいかな!」

 

チルノがそんなことを叫びつつ、本当に紙一重で霊夢と魔理沙の弾幕を回避してゆく。

しかしそこは、流石の霊夢と魔理沙。慌てずに互いの弾幕が相殺しないようにそしてお互いの弾幕の隙間を埋めるように放たれる。

 

「だけど、氷符『アイシクルフォール』」

 

苦し紛れだろうか、チルノがスペルカードを宣言する。

チルノたちの頭上に多数のツララが発生しだし、一つができればまた一つ、また一つと空中に固定される。

二人は、準備に相当な時間がかかるという事と、そんなに難しそうなスペカじゃないと判断し、攻撃を優先し始めた。

 

「その油断が、命取り・・・寒冷『凍てつく寒さ』」

 

次の瞬間、2連続のスペルカードを宣言した途端にアイシクルフォールが強化されて空を埋め尽くすような数のツララが発生する。かすかな光に反射されて、そのすべてのツララが星空のように輝きだす。

 

「なっ・・・・・・き、きれい。」

 

そのあまりの光景に、思わず息をのみ見とれて足を止めてしまう。

 

「霊夢!!」

 

咄嗟に、魔理沙が疑似・レーヴァテインに魔力を送り込み、1枚のスペルカードを取り出す。

 

「火魔『ファイアーレーザー』!」

 

疑似・レーヴァテインが激しく燃え盛り、炎のレーザーが霊夢頭上の氷のつららを一瞬にして焼き溶かす。

それを見て、霊夢はハッと気を取り戻し手を伸ばしている魔理沙を掴む。魔理沙を引き寄せたその瞬間、大量の星屑のようなツララが霊夢と魔理沙の周りに降り注いだ。

ズドドドドと豪快な音を立てながら、人すら突き殺せそうなツララが地面に突き刺さってゆく、もしあれが本当に刺さっていたらピチュるとどころか当たり所が悪ければ死んでいたかもしれない。

 

「あっぶな!かすりやがった(グレイズった)!!」

「ごめん、ボーっとしてた。」

「助かったからお相子な!!」

 

二人は、先のスペルカードとその威力を見て、簡単に勝てる相手ではないとようやく理解する。

一方そのころのチルノは、困った表情で霊夢と魔理沙を見ていた。

 

「やれたと思ったのに!おっしぃ~・・・」

 

額に冷や汗が浮き出ているあたり、制御に相当な集中力を使っていたんだろう。

よく見ると、左腕が小さく震えている。

 

「アレはそんなに連発できないみたいね。」

「じゃあ、一気に攻めるか!!こいつは最後まで取っておきたかった『とっておき』だぜぇ!!」

 

疑似・レーヴァテインをもう一度構え、魔理沙は1枚のスペルカードを構える。

 

「出力リミッター解除、演算魔法陣、最大出力!いくぜっ!!魔剣『レーヴァテイン・レプリカ』!!」

 

轟ッ!!と疑似・レーヴァテインが燃え盛ったと思ったら疑似・レーヴァテインから炎のレーザーが発生する。

それは、魔理沙の疑似・レーヴァテインの動きに会われてレーザーが倒れ始める。

 

エク〇カリバー(ビーム)!?」

 

チルノが思わず、そんなことを言ってしまう。

最近拾った漫画で今目の前と同じ必殺技を見たからか、思わず口に出してしまったようだ。

 

「いいや、レーヴァテイン(赤レーザー)だ!!」

 

ドヤ顔で、疑似・レーヴァテインを振り下ろす魔理沙。

 

「結局、変わんないじゃねぇか!!や、やばっ・・・バカやってないで逃げないとって・・・結界!?」

 

「逃がすと思った?」

 

チルノが逃げようとした瞬間、チルノの周りに博麗の紋様が浮かんだ結界が展開される。

チルノが慌てたように霊夢の表情を見ると。

 

(か、完全に悪党側の顔になってるぅぅぅっ!?)

 

それが、チルノの遺言であった。(ピチュっただけです)





チルノ

みなさんご存じの⑨・・・ではなく、普通の数学ができない系妖精。
一般常識とそれなりの知性を兼ね備えたマジで最強状態のチルノ。
何でこうなったかって?大妖精を見てみな?あれを反面教師にしたんだよ。

焦ると口調が荒くなるが、基本的におとなしくて優しい。
最近のマイブームは、考えるときに頭にタマネギを乗せること。
原作と違ってそれなりに頭を使うため、油断しているとすぐやられる。
そして、大妖精との付き合いを本気で考え直している。


ifがあるとしたら

  • マリア生存ルート(最終的に暴走)
  • マリア生存ルート(幻想郷に行かない)
  • マリア×レミリア
  • マリア×フランドール
  • マリア×美鈴
  • マリア×咲夜
  • マリア×パチュリー
  • マリア×アンナ
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