クソデカ感情抱え込んだ紅魔館組の異変騒動!   作:ライドウ

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黙示録がやってくる。
”女王”が我らの封印を、拘束を解いた!

”白の矢”を放て!勝利の上の勝利を女王に!!
”赤き剣”を持て!女王の為の戦争をここに!!
”黒い天秤”を測れ!女王の名のもとに飢餓を!!

そして最後に死を与えよ!女王の敵に”青ざめた死”を!!



紅い霧の異変 EX9

「『支配する者(ホワイトライダー)』」

 

アリアの声が鮮明に聞こえたと思いきや、真っ白の魔法陣が展開され・・・その中心から矢を持つ白い妖精が”落とされる”。

間違いなく言えることは、レミリアとフランに”冷や汗をかかせるほどの重圧”をその白い妖精が放っているという事、二人はグングニルとレーヴァテインにぐっと力を込めてその白い妖精に注意を向ける。

 

「ふふ・・・・・・あはははははっ!!」

 

唐突に、落下している白い妖精が狂ったように笑いだす。

ふわりと浮かび上がり、一回転をして・・・アリアに体と頭を向ける。

 

「なんて、なんて久しぶりなのでしょうか!我が女王!!もはや昔、貴女様が行方不明になったとき我々も貴女様がお亡くなりになったと思いましたが・・・」

 

「■■■■■■■■―――。」

 

「ええ、ええ。そうでしょうとも!そして私を呼び出したということは、そう言う事なのでしょう!!」

 

 

 

「支配を!!!再びの勝利の上の勝利を貴女様に捧げましょう!!!!」

 

 

 

そのセリフの途端、グルリと恐怖を覚えるような振り返りでレミリアとフランを見る。

その次の瞬間には、”レミリアと、フランの眼球に向けて矢が飛んで生きていた”。

 

「っ!?」「うわわっ!?」

 

間一髪、吸血鬼としての身体能力と反射神経で避けた二人だが・・・避けきれずに頬に傷を作ってしまっている。

 

「あらららら、避けられてしまいましたか。ですが・・・”私の矢からは逃れられない”っ!!」

 

今の一瞬で、レミリアとフランは思考を切り替える。

ここからは、弾幕ごっこ(手加減)なんてできない、すぐさま思考を切り替えた。(殺し合いの覚悟を決めた。)

 


 

「あははははっ、逃げろ逃げろ!!だがどれだけ逃げようと、私の支配の矢からは逃れられないぞ!!」

 

彼女(ホワイトライダー)が一度、弓の弦を引くだけで万を越える矢の雨がレミリアとフランに襲い掛かる。

二人は、後退しながらそれぞれその矢の雨を弾き、燃やし、叩き落すのだが・・・無尽蔵のその矢の数に段々と生傷を増やしていっている。

アリアはその様子を、ただつまらなそうに眺めている。

 

(どうにか、どうにかしないとっ・・・)

 

追い詰められながらもレミリアは冷静に観察する。

しかし、どれほど観察しようとも一切の攻略法など思いつかないし、なんなら耐えることもかなり厳しくなってきている。

 

「あはっ、ははははっ!弱い弱い!!さあこれでトドメだァっ!!」

 

彼女(ホワイトライダー)の弓矢が強く輝きを放ち始め、段々と魔力がその弓矢に充填されてゆく。

レミリアとフランは咄嗟に止めようと前に出るが・・・

 

「!?」「か、体が!?」

 

何かに縛られたかのように、動作が一切できなくなる。

だが、自分の体を見てもなんともない、しかし2人の体は何かに縛られているかのように動かないのだ。

 

「『破城の一矢』!」

 

そしてその矢は放たれ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やらせは・・・しないっ!!」

 

割って入ってきた誰かに切り裂かれるのであった。

 

 

 

「・・・お嬢様方には、もう傷1つ付けさせないっ!」

 

「「アンナ!?」」

 

その割り込んできた誰かとは、紅魔館の副メイド長”アンナ”だった。

両手にはコウモリの装飾が施されたロングソードを持ち、レミリアとフランを庇うように浮いている。

二人の声に、アンナは振り返り優しいほほえみを見せる。

 

「・・・あとは、お任せを。」

 

それだけ言い残すとアンナはぐっと力をため、ホワイトライダーに向けて突貫する。

瞬時に霊夢にも使ったライフルを出現させ、発砲しながらアンナは勇敢に突っ込んでゆく。

 

「真正面からだなんて、なんて愚か!!」

 

ホワイトライダーが弓矢を構え、そして放つ。

レミリアとフランが大いに苦戦した矢の嵐だが・・・

 

「フェニックス!フロスト!!」

 

いつの間にか出現していたその二匹の援護により一瞬にして矢の嵐の大半が燃え尽き、もう大半が高利付そのまま砕け散っていった。

 

「ばかなっ!?」

 

一瞬の隙を見せ、アンナがホワイトライダーの懐に入り込む。

咄嗟にホワイトライダーは蹴りを放つが・・・

 

「甘い。」

 

アンナはいとも簡単に回避する・・・しかし。

 

「お前もなっ!!」

 

蹴りを放った反動で体を回転させつつ、弓矢を構えたホワイトライダー。

ほぼ同時にアンナが浮かせているライフルをホワイトライダーに向ける。

 

「「喰らえっ!!」」

 

 

 

 

そして、二人同時にピチューンという音を鳴らすのであった。

 

 




ホワイトライダーちゃんの紹介

ホワイトライダー
能力:支配する程度の能力(発動条件は自分の攻撃で相手が弱っていること、ちなみに戦意がある敵の場合は体が動かなくなるだけだが、戦意のない相手は完全に支配することができる。)

戦闘狂と言うよりかはただの狂ってるだけのメスガキ。
しかしその戦闘能力は、四騎士の中でもNo.2。先発として出てくるがあとから出てくるレッドライダーの方が戦闘能力が高いし、なんなら能力も四騎士の中でもかなりしょぼい。
メイン武器は弓矢で、1回弓矢の弦を引くだけで矢の嵐を作り上げることができるモードと魔力を貯めて放つ一撃必殺のモードがある。だけど正直に言うと、普通に矢を放った方が強い。

ちなみに、四騎士のまとめ役で敵の前だとロールプレイをしているだけで根は真面目ないい子である。
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