01 初めまして
私の名前は相花紗桜莉。この春から高校生だ。
高校は家からそれなりに離れてるため一人暮らしをするはずが…………
「知り合いの家?」
「そうなのよ。紗桜莉一人にするのは心配だし、話したら部屋が空いてるからって」
心配性だな~お母さんは……でも心配してくれるだけでもいいかもしれない
「でも本当にいいの?」
「何が?」
「あそこって音楽科あるのに……普通科で」
「悩んだけど……普通科でいいかなって」
私がやりたいことは音楽科でも出来るけど…………何となく音楽科だとやる意味があるのか?音楽科だから出来て当然とか思われたくない
「うん、普通科の方がいいってそう思ったから」
「そう、あなたが決めたならそれでいいわ」
そんなわけで私はお母さんの知り合いの家で居候することになった。家も結ヶ丘女子高等学校から近いしいいかも
引っ越し当日
「今日からお世話になります」
「紗桜莉ちゃん、よろしくね」
「はい、えっと……」
「そんなかしこまらなくていいわよ。普通におばさんって呼んでいいから」
優しい人だな~流石お母さんの知り合い!
「澁谷ありあです。よろしくお願いします」
眼鏡をかけたこの子が次女のありあちゃんだっけ?あれ?長女は?
「あの、同じ学校に通うって聞いてたんですけど……かのんさんは?」
「あー、えっと……色々とあってね」
「折角だからあってみれば?」
「?」
何かあったのかな?もしかして……いきなり見知らぬ人が居候することになって、嫌だからとか…………
何だかそれはそれで申し訳ない…………
ありあちゃんに案内されて、かのんちゃんの部屋の前に着いた私はノックをするが…………
「いないのかな?」
「多分無視してるのかも?お姉ちゃーん!今日から住むことになった紗桜莉さん来たよー」
『うるさーい、別に今挨拶しなくてもいいでしょ』
「全くこの姉は…………」
「あはは……嫌われてるのかな?」
会ってないのに嫌われると言うのは正直応えるけど…………
「いや、そういう訳じゃなく……」
「でもこんな風に拒絶されていると…………何がなんでも会いたくなるね…………よし!」
私はドアノブをガチャガチャならした
「すみません、挨拶したいんですけど……」
『後でいい!』
まだ拒絶してるけど……気にせずにドアを叩く
「今でも問題はないですよー」
『だから…………』
騒がしくしていたら出てくるかと思ったけど仕方ない。
私はヘアピンを取り出して、鍵穴に差し込んだ
「え?ピッキング?」
「ちょっと前に覚えたんだよね」
色々と興味が湧くとやってみたくなる性分だから、あ、開いた
「失礼します」
「いやいやいや、普通に開けてこないでよ!」
部屋にはオレンジの髪を纏めた眼鏡をかけた女の子がいた
「初めまして」
「いや、これが初めましてなのは嫌なんだけど…………」
「いや、私もこんな方法で挨拶はしたくなかったけど、ごめんね。急に住むことが嫌だろうけど……」
私のモットーは『押してダメなら押しまくる!』だし……
「別にえっと……」
「あ、紗桜莉です」
「紗桜莉の事が嫌って訳じゃなく……色々とね」
「色々?」
「…………その内話すよ」
キャラ紹介
相花紗桜莉(あいはなさおり)
髪色 灰色
長さ セミロング
身長はかのんと同じくらい
親の提案で知り合いの澁谷家に居候することになった。
興味を持ったことにたいして知ろうとしているため、ある程度のことは出来る(ドラマの影響でピッキングも覚えた)
モットーとして『押してダメなら推しまくる!引いてダメなら引きまくる!』のため、かなり強引な手を使う
スクールアイドルにはあるステージを見て、憧れ出すが…………
軽いキャラ紹介でした。まだまだ追加あります!
とりあえず今回はここまで!感想待ってます!