紗桜莉Side
いつもの練習場所にて、マルガレーテちゃんがイライラしていた。その理由は……
「冬毬は今日も練習来ないの!?」
「行く必要になったら行くって…」
「はぁ!?ふざけてるわね!」
「まあまあ」
「何度も何度も何度も来てって言ってるのに!」
「ほら、マルガレーテちゃん。カルシウム摂って少しは落ち着いたら」
マルガレーテちゃんに
牛乳を渡す。あんまりイライラしていると身体に毒だからね……まぁマルガレーテちゃんみたいにイライラはしないけど、冬毬ちゃんには少し困ってる……もうちょっと練習に出れば良いのに……
とりあえず何時までも気にしてられないし、練習を始めることに……
「「ワンツースリーフォー ファイブシックスセブンエイト」」
かのんちゃんとマルガレーテちゃんが練習を始める。私はと言うとその練習を眺めている。
「今日は練習しないんですか?」
「本番が近いからね。根を詰めすぎるのもダメだから……それにあの練習は集中力使うから…結構疲れやすいんだよね」
「なるほど…」
しあちゃんはしあちゃんで結構素直に聞き入れる所あるな~まぁそこが良いところなのかもしれない。それにしても……
「………」
四季ちゃんは何で隠れて見てるんだろう?あ、女の子2人に驚かれてる……
蓮華Side
体育館に集まる私達。どうして体育館に集まったかというと……
「じゃあとりあえず一度センターがどんな感じかやってみよう!」
センターがどんな感じか……ちょっと興味はあるな…
「蓮華ちゃん、付き合わせてごめんなさいっす」
「ううん、今は休憩中だから大丈夫だよ」
きな子ちゃん、気を遣ってありがとうね
「準備OKよ!」
「四季ちゃん!ここに立ってみて」
そろそろ始まる。だけど四季ちゃんの表情は何処か不安げだった。
「ではいきま~っす!」
合図と共にスポットライトが四季ちゃんに当たる
「おお!最高だぜ~!」
「すごい四季ちゃん!センターっぽいっす!」
「意外とスター性あり~?」
「だろだろ?そう思ってたんだよ!」
みんなが絶賛する中、やっぱり四季ちゃんの表情は暗い……
「先輩…」
「ん?」
「四季ちゃん!?」
四季ちゃんは眩しさのあまり、目が眩んだのかそのまま倒れてしまった
四季ちゃんが倒れてしまい、私達は慌てて保健室に運んだ
「大丈夫でしょうか…」
「いつも虫探しで日陰にばかりいたから」
そういうものじゃない気がするけど……
「でもセンターとしてのポテンシャルは十分にあるみたいでしたの」
「きな子見ただけで感動しちゃったっす」
みんながそんな事を話す中、突然窓からまばゆい光が!?
「うっ!?」
「ん~?」
眩しさに慣れてきたけど、窓の外に何かがいた。あれは……
「ゆいがおー!」
「学校のマスコットの?」
「この結ヶ丘に古くから伝わる伝説の妖精です!」
結ヶ丘って開校3年だよね?いや、元々は恋先輩のお母さんがいた学校だったからその時からその伝説が…!?
「その姿を見た者は幸せになれると言われており…まさか実在していたとは…!」
「いやいないでしょ」
「マニーのにおいですの!」
夏美ちゃんが窓を開けると、窓の外にあったのは巨大な絵だと分かった。
「なんと!」
「でも誰が…」
「あっ!」
メイちゃんが四季ちゃんが寝ているベッドに目をやると、四季ちゃんの姿はなく、ゆいがおーのぬいぐるみがあった
「シッキーがゆいがおーに…」
「んなわけないでしょ」
四季ちゃんはどこに?するとメイちゃんのスマホに四季ちゃんからのメッセージがあった。それはセンターは無理との事だった。
「四季ちゃん……」
大丈夫かな?と思っていると外から話し声が……
『紗桜莉ちゃん!?それ何?』
『超電磁砲だけど……怪しいドローンを撃ち落とそうと思って』
『あれ、どう見ても四季ちゃんのだよね?』
『うん、だから止めとく』
『ねぇ、紗桜莉の奇行には慣れたけど、その出した超電磁砲……何で地面にしまってるの?』
『気にしたら負けだよ。マルガレーテちゃん』
千砂都Side
その日の夜、バイト先に来たメイちゃんと今日の事を話していた
「ちょっと強引すぎたかな」
「四季目立つのあんまり好きじゃないから……でもあれでよかったと思う」
「どうして?」
「もともと自分からやるとは絶対に言わないと思うし四季もやってみようって気持ちは正直あったと思うんだ」
「やっぱり私じゃかのんちゃんみたいにはうまくいかないか」
「千砂都先輩は悪くないよ。四季をセンターにってアイデアすごくいいと思う。誰よりも私が一番見たいんだから」
メイちゃんは信じてるって事だよね…
バイトが終わり、メイちゃんと別れたあと、余ったたこ焼きをかのんちゃんにあげようと思い、かのんちゃんの家に向かった。
紗桜莉Side
「ねえどうして!?これであの子3日も続けて練習休んでいるわよ!?」
「今日も忙しいって」
「本当にラブライブに出る気あるの?」
「別にって」
「はぁ!?」
マルガレーテちゃん、今日もイライラしてるな~
とりあえず私と緋雨さんで濃いめの牛乳を用意しておこう
「まさかアンタそれをただ聞いてたわけじゃないでしょうね」
「しょうがないでしょ。事情があるかもしれないし頭ごなしにダメだって言うわけにも…」
「言いなさいよ!私たちの目標はラブライブ優勝!それに賛同できないならとっととやめなさいって!」
「嫌だよ!」
「なんで!?」
ん?今、チラッとちーちゃんがいたけど……
「お知り合いですか?」
「うん」
「分かりました」
緋雨さん、警戒するのは良いけど……懐に手をやるの止めようよ
「賛同できないならやめろなんて言いたくない。だっていろんな人がいるから私たちだって輝ける場所があるわけでしょ?」
「どういうことよ」
「いろんな人がいるからステキなの。いろんな色があるからきれいなんだよ」
「…ったく。だからアンタと組むのは嫌だったのよ」
「とりあえず話が終わったなら、マルガレーテちゃん。はい、特濃ミルク」
「3杯用意しておきました」
「…………何でこんな量?」
「マルガレーテさん、イライラしているからです」
「あはは……」
その後、マルガレーテちゃんは頑張って牛乳を飲むのであった
メイSide
帰り道、四季と出くわした。そのまま四季を家に招く
「みんな心配してたぞ」
「うん…」
「どうしても嫌なのか?」
「嫌というか…無理」
「そっか…。みんな四季のセンター似合ってるって言ってたんだけど」
「クラスでも全然目立たなかった。それが当たり前だと思ってた。自分はそういう人なんだって……でも…メイと出会って……もしかしたら自分も…って…誰かに気付いてもらえるのかもって…でもやっぱり無理」
「どうしてそこまで…」
「かのん先輩が練習しているところ見た。『それで思った。センターになる人には人を引き付ける力がある。すみれ先輩や恋先輩、夏美ちゃん…みんなセンターで歌っていた時はそうだった。それに……蓮華ちゃんや紗桜莉先輩も……」
「それを言うなら四季も…」
「私は違う。ステージでスポットに当たった瞬間に思った。これはきっと私じゃない方がいいって」
「そんなこと……!」
「センターはみんなに与える影響が大きい。私がセンターだときっとすごく迷惑がかかる。特に今回の歌は新しいLiellaの最初の歌。すごく大事」
四季……センターの事だけじゃなく、Liellaの事も思って……私はこれ以上の事は言えなかった……
没ネタ
飛び立つドローン。だけどその前にファ〇ネルが……
「紗桜莉ちゃん、何あれ?」
「対ドローン自動追尾射撃システムだよ」
「なんていうものを用意してるのよ…」
「紗桜莉さん、私も手伝います!壁を駆け上れば……」
ゆいがおーの絵が現れる前に四季のドローンは撃ち落とされるのであった
「………何だか色々と無駄遣いですね」
別の場所で冬毬は1人そうツッコミを入れるのであった
感想待ってます!