今回はオリスト!
お姉ちゃんのスクールアイドルのステージを見たいとお願いし、親戚のお姉さんと一緒にお姉ちゃんのステージを見に行った。
お姉ちゃんはいつもみたいに優しさを感じつつ、それでいて神秘的……まるで天使……
「お姉ちゃん、天使みたいだった!」
「あはは…えっとありがとう」
「未唯姉は天使って言われると照れるもんね~」
「そう言う苺ちゃんもね」
「うぅ///」
楽しそうにしている3人……私も……
「私も…私も未唯姉達みたいに天使になりたい!」
こうして私の夢が始まった。
紗桜莉Side
「はい、休憩!」
「紗桜莉先輩!まだいけますよ!」
「だーめ。しっかり休まないと…」
いつも通りしあちゃんの練習を見てる私。本当に体力は無尽蔵だけど、油断は出来ないからね。しっかり休ませないと……
「しあちゃんは夜とかこっそり練習してないよね?」
「はい!お姉ちゃんたちに止められてるので!」
しあちゃんのお姉ちゃんか……どんな人なんだろう?でもしあちゃんの事をしっかり見てくれてるんだね。
「かのんちゃんたちの方は……」
丁度休憩に入るみたいだね。私達はかのんちゃんたちと合流して、一緒に休憩入るのであった。
「しあちゃんの調子はどう?」
「とりあえずは身体の使い方をしっかり出来てるね」
そろそろダンスレッスンに入っても良いかもしれない。だけどな~
「ダンスレッスンは私が教えるの無理なんだよな……」
「それだったら私が……」
「お願いしたいけど、かのんちゃんも2人の練習見たり、合わせたり忙しいでしょ」
「そうね。貴方、お人好しだから何でもかんでも引き受けそうよね…」
「結果、キャパオーバーしそうですね」
「うぅ!?」
「マルガレーテちゃん、冬毬ちゃん、分かってるね……やっぱりダンスが上手い人に……」
思い当たるのはちーちゃんだけど、ちーちゃんもLiellaでの練習や部長業、バイト…忙しいからな……後は四季ちゃんか蓮華ちゃんだけど……
「マルガレーテちゃんがぶつくさ言いそうだな~」
「何で私がそこで出てくるのよ!」
つい、口に出てしまった……
「いちいち文句言わないわよ。紗桜莉の場合はちゃんと考えてるみたいだしね」
だとしたら……とりあえず蓮華ちゃんにお願いしてみようかな?
「しあちゃん、そろそろダンスレッスンに……しあちゃん?」
気がつくとしあちゃんが止まっていた…私がしあちゃんの身体を揺すると……そのまま倒れてしまった
「しあちゃん!?」
「原因不明だって……」
倒れたしあちゃんを病院に連れて行った私達…
「原因不明って……しあちゃん、休憩入る前はあんなに元気だったのに!?」
「何か病気を持ってるとか?」
「だとしたら私達に話してるじゃないの?」
「……しあちゃん」
病室で眠るしあちゃん。本当に何かあったのかな?
「失礼します」
すると病室に1人の女性が……私はその女性を見て……驚きを隠せないでいた。
「しあちゃんの…高柳しあの姉です。しあちゃんの先輩とお友達だよね?」
「えっと、はい、渋谷かのんって言います」
「ウィーン・マルガレーテよ」
「鬼塚冬毬です」
「……相花…紗桜莉です」
「紗桜莉ちゃん?」
今の私は普段と絶対に違う。かのんちゃんは勿論、マルガレーテちゃんたちも私の様子が違う事を感じている。とりあえずこの人の事をしっかり聞く前にいつも通りにしないと……
「あの、しあちゃん…倒れて…原因不明って…」
「あー、うん…先生から聞いたけど…その原因は…その…」
何だか歯切れ悪そうだけど、何か知っている?
「知り合いから今朝しあちゃんにクッキーを上げたって聞いて……そのクッキーが原因でね」
「「「「はい?」」」」
「その人のクッキー……というより、作る料理は…独創的というか……」
「えっと…その…まず…独創的過ぎて…倒れたと?」
「うん……」
どれだけ凄い味なんだ……
「はっ!?あれ?花畑は?あれ?」
突然目が覚めたしあちゃんだけど……何か危ないところだった?
「あれ?お姉ちゃん……私は…確かせつ菜さんの特製クッキーを全部食べて……」
「耐性がなかったから倒れたんだよ…先生も原因不明って言われるくらいだったし……とりあえず看護師さんに目が覚めたこと伝えに行ってくるね」
しあちゃんのお姉さんはそう言って病室を出て行く。私は慌てて追いかけ……
「あの!私の事を…覚えてますか?昔……」
「覚えてるよ。あの時の子だよね。それに知ってる」
「し、知ってるって……」
「何度かライブ見たことあるから……紗桜莉ちゃんのステージ……お姫様みたいで可愛いよ」
「あ、ありがとうございます!」
「こうして私が夢を与えられて……頑張ってる貴方を見れるの凄く嬉しいよ」
「私も…いつか貴方に会いたかったです……伝えたかった事もあるんです…」
「伝えたかった事?」
「……落ち込んでいた私に夢を与えてくれてありがとうございます。そしてこれからも…見ていてください……貴方の夢を叶えた1人が頑張ってる所を!」
「うん、分かった。そうだ…改めて高柳未唯です。これからもしあちゃんの事、よろしくね」
「はい、未唯さん!」
次の日、しあちゃんは直ぐさま復帰……
「それにしても紗桜莉ちゃんの憧れのスクールアイドルがしあちゃんのお姉さんだなんて…」
「世間は狭いと言いますが……」
「だからあんなに変な様子だったのね」
「そりゃ…憧れの人だったし……それにまさか連絡先まで交換してくれるなんて……嬉しすぎだよ」
「紗桜莉ちゃん、テンション高いね」
「高すぎてとんでもない兵器生み出してない?」
「あぁ、自転車かと思ったらロボットに変形する……」
「テンションあげさせない方が良いかもそれらないわね……」
ため息をつくマルガレーテちゃん。するとしあちゃんがランニングから戻ってきたけど……その紫色のクッキーは……なに?
「その……処分した方が良いですよね?」
私達は全力で頷くのであった。
紗桜莉と未唯の再会早すぎない?→答えは上海に!
次回は?→オリスト!
感想待ってます!