新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

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今回はオリスト!
それにしても可可を上海に戻るように言ってきたのは、誰なのか?それとも最初の条件として結果を残せなかったら戻るように伝えたのか?



18 上海での紗桜莉

紗桜莉Side

 

みんなが上海に来る少し前のこと……

私は上海に来ていた。親の仕事の手伝いでバイオ生物を作っていた博士をここまで逃がすためだった

 

「後の事は私の両親がどうにかしますので、博士は誰にも見つからないように」

 

「分かった…」

 

博士と別れたあと…さてどうするか…理桜たちは後で合流するらしいけど……暇だし観光でも……と思っていると見覚えのある子がいた。

 

「あれ?くぅちゃん」

 

「紗桜莉!?どうして上海に?」

 

「親の手伝いでね」

 

「親の……紗桜莉関連ですね」

 

私関連って何だろう?ちょっと気になるな……それにしても…

 

「くぅちゃん、元気ないけどどうしたの?」

 

「その……実は進路の関係で…」

 

進路関係か……

 

「くぅちゃんの両親には私が『オハナシ』しなかったっけ?」

 

「あの、上海に帰る件は解決してますデス。可可自身、どうしたいか悩んでるデス」

 

「うーん、それは難しいね。私や他人が口出すような事じゃないし……」

 

「そうデスね……」

 

『可可ちゃん、こんな所にいたのね』

 

するとポニテの女性が声をかけてきた。あれ?この人、どことなく可可ちゃんに似てる……

 

『その人は?』

 

『スクールアイドル部の友達の…お姉ちゃんも声は聞いたことあるはず…紗桜莉です』

 

『紗桜莉って…あの?』

 

うーん、中国語はある程度分かるけど……私はくぅちゃんの家族にどんな風に思われてるのかな?

 

『ねぇ、可可ちゃん。相談してみない?』

 

『相談って……』

 

「相談?あ、ごめん『相談ってなにをですか?』」

 

「紗桜莉!?中国語話せるデスか!?その…先ずは…」

 

くぅちゃんから紹介された女性……くぅちゃんのお姉さんの萌萌さん。日本語も話せるから日本語で……

 

「相談とは?」

 

「実は…今度上海にスクールアイドルフェスティバルを行うことになってます」

 

「フェスを?」

 

「そこでLiellaにも出場して貰いたいのです」

 

「何でまた…」

 

「可可ちゃんを助けるために…私は可可ちゃんには歌の道に進んで欲しい」

 

「ご両親は進学して欲しい…って事ですね」

 

まぁ進学云々は国特有のものだしね……くぅちゃんは……自分がどうしたいか悩んでると……

 

「とりあえず手伝えることは手伝いますよ」

 

「ありがとう…」

 

萌萌さんと連絡先を交換し、2人と別れた。うーん、くぅちゃんはどうしたいのか……進路って難しいね……

とりあえずホテルに戻ろうかなと思っていると…萌萌さんからメッセージが入った。

 

『紗桜莉さん、少しサプライズの相談を』

 

サプライズ?面白そうだね……

 

 

 

 

 

 

ホテルにて、萌萌さんとサプライズの計画を立てた。

 

「とりあえずいきなりチケットを送ろうと思ってるの」

 

「いいですね…あ、折角だからLiellaメンバー以外にも送りたいんですが」

 

「良いですよ」

 

未唯さん達にも折角だからね。とりあえずしあちゃんにメッセージを送って……

 

『内緒のサプライズですね!出来れば未唯お姉ちゃんだけではなく、後二枚追加しても良いですか?』

 

『了解!もしもチケットの事で話し合いが始まったら、しあちゃんの所に届いたチケット枚数を答えてね』

 

『分かりました』

 

しあちゃんはOKだね。あれ?今度は未唯さんから……

 

『きな子ちゃんと一緒に住んでる人がいるんだけど、その人の分もお願い』

 

『了解です!』

 

チケット追加と…さて今度は緋雨さんに……

 

『了解!私の分とマルガレーテさんの分はかのんさんの所と一緒に送られてくるんですよね?でしたらチケットの事で話し合いが始まったら、もう一枚は私の分と言っておけば良いですね』

 

話が早いな~流石は緋雨さん……

 

「チケット関係はOKみたいですが……サプライズの内容はどうするんですか?」

 

「そこはまだ考えてないですね…何かNGでも?」

 

「そうですね……下を向かせて、前を向かせると猿がいるドッキリとか、くす玉割ったら虫の玩具が降ったりとか…はダメですね。悪意しかありません」

 

「分かりました。考えておきます」

 

「それにしても何で私にこんなことを?」

 

「貴方なら乗ると思ったので、それに貴方は敵に回すといけない存在ですが、味方になれば最も頼りになる存在ですからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

それからチケットを送り終えた後、くぅちゃんにチケットを送ったことがバレた。そこでくぅちゃんにみんなを楽しませたい何かをしたいと相談すると、上海の事を知ってもらいたいと言うことで、萌萌さんがミステリーツアーみたいなことをしたいと言い出し、それに決まった。

それにしても…理桜たちは遅いな~と思っていると…理桜たちはフェスの会場準備を手伝わされていた。何でまた?と思っていると…フェスの関係者が数年前にスクールアイドル関係でスポンサーになっていたとか……その人の前で工事に

関して話しているのを聞かれたとか……国が違うのに世間は狭いな~

 

 

 

 

 

 

そしてみんなが来て、ミステリーツアーを楽しんで貰い、最後にくぅちゃんと合流するための船に乗ることになったが……

 

「あなたが裏切り者ですね」

 

「へぇ、裏切り者か…それは誤解だよ……冬毬ちゃん」

 

「誤解とは?」

 

私が今回の可可ちゃんの件に関わっていると冬毬ちゃんに気付かれた。折角だからこのまま協力者になって貰おう。勿論事情を説明して

 

「なるほど、サプライズですか…分かりました。黙っておきます」

 

「お願いね」

 

「はい」

 

それから船はフェスの会場がよく見える場所まで移動するが……萌萌さんが黒幕みたいなノリで話していると…

 

「まさか…可可を誘拐したの!」

 

………すみれちゃん、何でそう言う発想に?みんな、絶対ひ……

 

「だまされた…」

 

「この野郎…!」

 

「可可先輩を返すっす!」

 

「どういうことですか!?」

 

うおーーーーい!!!?何でみんなもそう思うの!?あぁもう!仕方ない!私は理桜、しあちゃん、緋雨さん、未唯さんたち、冬毬ちゃんにアイコンタクトをして、実は私も今回の件に関わっている感じにした。冬毬ちゃんも私が関わっている根拠を示してくれた。

これが私が裏で行ったこと………

 

 

 

 

 

 

 

 

未唯Side

 

船に降り、みんなと別れた私、苺ちゃん、うらちゃんはフェスの会場を見ていた。すると……

 

「あら?貴方……沖縄以来かしら?」

 

「貴方は……」

 

「懐かしいわ。貴方が沖縄でずっとハブとマングースの対決を見続けていて、探すのが大変だったことを……」

 

「なるほど、関係者って事ですね」

 

「勿論…それにここにいるのは私だけじゃない…」

 

 

 

 

 

 




途中からの協力者→冬毬。冬毬辺りなら紗桜莉の行動や協力者たちの言動に違和感を感じ、しっかり推理していると思ったので、協力者にしました
すみれ…心配だからって誘拐っていう発想になるのは…凄い
あと今日のアニメ本編見てて、こちらでは映画みたいなノリだからあることを思いつきました
感想待ってます!
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