紗桜莉Side
衣装も完成し、私達はステージに上がる。その際、しあちゃん達とすれ違う中、未唯さんはしあちゃんに何か耳打ちをすると…しあちゃんは片手を上げた。
「しあちゃん!お疲れ様!」
私はそう言ってハイタッチをする。
私達はステージに上がり、自己紹介をする
「こんにちは~!日本からやって来ましたトマカノーテで~す!それと…」
「初めまして!同じく日本から来た!相花紗桜莉です!」
私は丁寧にスカートの両端をつまみながらお辞儀をする
「Liellaのステージまで少し時間があります。そこで皆さんにお願い事をひとつ!いいですか~?皆さんに可可ちゃんを大声で呼んでもらいたいんです!上海は可可ちゃんの故郷!皆さんの声でこのステージに呼んでほしいんです!いいですか!?せ~の!」
『唐可可~!』
「謝謝!」
「ありがとうございました~!」
蓮華Side
しあちゃん達と紗桜莉先輩達のお陰で、会場は凄い盛り上がっている。
『私たちのステージも今度見てよね!』
「かのん先輩たちが盛り上げてくれてるっす」
「私たちも続きますの!」
「ねぇみんな」
「ん?」
「今日だけ特別!」
「え?」
「かのんちゃんと一緒にライブしない?」
千砂都先輩の突然の発言にみんなが驚いていた。
「ええ!?」
「待て待て!相手はライバルだぞ?心の準備が…」
「フフフッ。だって今私たち上海にいるんだよ?」
上海にいるから……そっか…
「折角だからこそですね!」
「蓮華ちゃんまで乗り気に!」
「まぁいいんじゃない?ここまで盛り上がってるんだし、更に盛り上げても問題ないわよね!」
みんなも乗り気になり、私達はステージに上がった。
紗桜莉Side
そろそろLiellaがステージに上がる頃だと思っていると、ちーちゃんが駆けてきて、かのんちゃんに抱き付いた
「かのんちゃ~ん!」
「うわあ!」
「一緒に歌おう!」
「でも私たち…」
「最高の瞬間を!」
「結ヶ丘のスクールアイドル全員で!」
「確かに…それだったら…」
私はステージの側にいるしあちゃんを見ると、近づき…手を差し伸べた。しあちゃんは戸惑う中、隣にいた未唯さんと苺さんの2人に背中を押された。
「「いってらっしゃい!」」
「あ…うん!いってきます!」
私は手を繋いでしあちゃんを連れてくると、すみれちゃんは……
「可可!」
くぅちゃんの名前を呼び、くぅちゃんはセンターに立った
『上海出身のスクールアイドル。唐 可可です!私は日本でたくさんの友達と出会い、ここまで頑張ってきました!今日は沢山の人とスクールアイドルの素晴らしさを楽しい気持ちを分かち合いたい!ここにいるみんなは私の宝物です!聴いてください!』
始まるライブ…私としあちゃん、そしてかのんちゃんたちはぶっつけ本番で合わせるしかなかったけど、それでも私達は合わせられた。きっと私達は可可ちゃんの想いに応えようとしてからこそ……
可可Side
ライブが終わり、みんなが拍手を送る。私は……答えを……
「パーパ!マーマ!可可…スクールアイドルと出会って、可可は変われました!可可はかわいいものが大好き!キラキラしているものも大好き!こんな素敵な瞬間を終わりにしたくありません!私はこれからもステージに立ち続けます!私の挑戦する姿をずっと見ていてくれませんか!」
私の問いかけへの答えるように見に来てくれた人たちの拍手が鳴り響く。そんな中、あの日あの時のスクールアイドルに憧れていた私がいるような気がした。そっか…可可は……
「可可は…可可は…今一番幸せデスよ」
紗桜莉Side
ライブも終わると、未唯さんが声をかけてきた。
「良かったよ。紗桜莉ちゃん」
「未唯さん!しあちゃんを助けてくれてありがとうございます」
「姉として当然のことをしただけだよ!それにね……夢を与えた子が頑張ってるのを見れて、本当に良かった!」
「私、未唯さん達のライブを見て、あの日の自分を思い出しました!これからも……あの日の自分に誇れるように……私なりの…いえ、『
「うん!応援するね。それとしあちゃんの事、お願いね。あの子も私みたいなスクールアイドルを目指してるから……」
「はい!」
上海編終了!
何処かの外伝で虹組の話を書きたい……書くとすればきな子の方かな?
感想待ってます!