新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

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そういえば生徒会云々の話はやらないのか?
もしくは文化祭終わってからなのか?


23 勝負!

マルガレーテSide

 

夏休みが明け、結ヶ丘では上海でのライブの話題で盛り上がっていた

 

「見た?Liellaの上海の動画!」

 

「見た見た!私感動して泣いちゃったよ~」

 

私は生徒達の話を聞きながら歩いていた。

 

「あの時…私が感じたのは…」

 

あの時……私は……

ふと中庭で踊る冬毬の姿を見つけた。あのダンスは……

 

「おはよ」

 

「お…おはようございます」

 

「今の上海ライブの振り付けよね」

 

「いえ単なるイメトレです。では」

 

冬毬はそのまま去っていく。本当に……

 

「相変わらずね」

 

ため息をつきつつ、私は教室に向かおうとすると……

 

「マルガレーテちゃ~ん!久しぶりっす~!」

 

「上海以来」

 

「よう!」

 

きな子先輩、四季先輩、メイ先輩に声をかけられた。

 

「フン!なれなれしくしないで!」

 

私は三人を無視して校舎に入った。

 

「あれ?」

 

「ったく変わんね~なあ」

 

と言うか馴れ馴れしくしているあんた達がおかしいのよ!

 

「私は…私は…私はLiellaに勝つんだから!」

 

最初の目的をしっかりさせるためにそう言うと……

 

「あ、マルガレーテちゃん……」

 

膝を抱えるしあと遭遇した。

 

「元気ないわね」

 

「あはは…上海でのライブがまだ…ね」

 

「まだ気にしてるの?緊張なんて誰だってするし、ましてやあんな大舞台だったんだし」

 

「そうだけど……出来るって思ってたのに……」

 

「はぁ…だからってそうやって落ち込むのはそろそろ止めたら?そんなんじゃいつまでも前に進めないよ」

 

「……うん、ありがとう。マルガレーテちゃん…」

 

しあはお礼を言って何処かへ行くのであった。しあもしあで色々と気持ちの整理がつかないみたいね……

 

「ふんふん、なるほどね…黒か」

 

「………紗桜莉、あんた人のスカートを覗いて何してるの?」

 

相変わらず神出鬼没過ぎる紗桜莉には何だか慣れた気がするけど……

 

「何かやたら見えそうで見えない感じだったからつい……」

 

「………はぁ。あんたには疲れるわ」

 

「しあちゃんは今は乗り越えるだけだからね~それじゃ」

 

紗桜莉はそう言って去っていった。わざわざスカートのぞきに来たのかしら?

 

 

 

 

 

 

蓮華Side

 

放課後になり、部室では可可先輩がテンション上がりに上がりまくっていた

 

「今年も来ました~!ラブライブデス!ドドドドン!フー!」

 

あの太鼓……何処から持ってきたんだろう?

ただテンションMAXの可可先輩とは対照的に他のみんなは……

 

「もうそんな季節ですか」

 

「早いねえ1年」

 

「本当よね~」

 

「そのリアクションの薄さは何デスカ!?ラブライブですよ!?ついに今年も開催されることになったのデスよ~!」

 

「四季ちゃんグミ食べるっすか?」

 

「頂く」

 

「いよっしゃあ!動画編集完了~!」

 

何か今…きな子ちゃん…物凄い量のグミを口に入れてなかった?

 

「ハァ…なぜに…」

 

「ついに今年も来るんだな~!くぅ~!」

 

「これデス!このリアクションが正しいリアクションデス!」

 

メイちゃんだけちゃんとテンションあげてる……

 

「といってもねえ…」

 

「開催の知らせはいつも落ち着いた感じでしたから」

 

「毎年新鮮に喜べるあなたが羨ましいわ」

 

「何を言ってるのデスカ!興奮して当然デス!違いマスカ!?」

 

「それはもちろん」

 

「わたくしたち3年生にとっては最後のラブライブですし興奮しています」

 

「ギャラクシーな有終の美を飾らないとね」

 

「出場したあとのことを考えているから冷静でいるだけですの」

 

「当然目指すは優勝っす!連覇っす!」

 

「Me too.」

 

「はぁ~…みんな…」

 

「ういっす!じゃあ練習前に改めてみんなで気合い入れるっす!まずは地区予選絶対突破するっす~!……あれ?」

 

気合いが入るきな子ちゃんだけど問題が残されていた

 

「その前に大問題があるったらあるでしょ?」

 

「大問題?」

 

「よく見てみなさい。今この部屋には何人いる?」

 

「えっと~1、2…3、4…5、6、7…8、9…9人っす!あとかのん先輩と紗桜莉先輩とマルガレーテちゃんと冬毬ちゃんとしあちゃんが来れば…」

 

「来れば?」

 

「あぁ~!まだLiellaは完全体じゃなかったっす!」

 

「そうでした…」

 

「うぅ…そうっすよ!あれがThe Liellaっす!14人で結ヶ丘女子スクールアイドルLiella!」

 

「そう簡単じゃないの!」

 

「うぅ…」

 

すみれ先輩から頭にチョップを喰らうきな子ちゃん。あと、きな子ちゃん…忘れてることがあるよ

 

「私と紗桜莉先輩としあちゃんはラブライブ参加の前にソロアイドルの大会があるから……」

 

ラブライブの大会に参加するとしても地区予選には参加は出来ない。

 

「それで5人からあのあと連絡はなかったのか?」

 

「かのんちゃんとは時々…さっき理事長に私と蓮華ちゃんが呼ばれたんだ」

 

そう、部室に来る前に理事長から呼び出しを受けた…その内容は………

 

 

 

 

 

 

理事長室には私、千砂都先輩、かのん先輩、紗桜莉先輩が呼ばれていた。そして理事長からはある話をされた

 

「お互い事情があって今2つのグループになっているのは理解しています」

 

「ですがラブライブにエントリーできるのは一組だけ。いくら頑張ったとしてももう一組はラブライブに参加できません」

 

「はい」

 

「来月の学園祭にて結ヶ丘のスクールアイドル代表決定戦を開きます。心の準備を」

 

「…はい」

 

「14人が一緒になってほしいという声も多いようです」

 

「その前に私、蓮華ちゃん、しあちゃんはソロアイドルの大会があるので、そちらを優先します」

 

「分かってるわ。決定戦に関してだけど……ソロアイドルの大会に参加する三人に勝敗決めて欲しいのだけど…いいかしら?」

 

「私達がですか?」

 

「貴方達なら両チームを見てきたからこそ、そして公平に勝敗を決めると思ってるから……」

 

私達が……責任重大だ




今回の話…やたらマルガレーテがエッ!でした!
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