紗桜莉Side
Liellaとトマカノーテの対決が決まり、みんな何処か緊張が走っていた。さて、私は…どうなるか見届けないとね。
ただ問題があるとすれば…今回の対決に関して生徒全員が驚いていた。
「え~どういうこと~?」
「うっそ!」
「二組が対決!?」
「どうなっちゃうの!?」
この生徒全員の動揺に関しては放置で良いのかな?
あときな子ちゃんのそのこそこそ動きは何なんだろう?
蓮華Side
部室で千砂都先輩以外のみんなと集まっていた。
「結局対決するんすね…」
「学園祭でのライブで全てが決まる」
「ラブライブに出場できるのは一組だけ」
「千砂都先輩とかのん先輩が決めたこと」
「マルガレーテも冬毬も譲れない目標がある。気持ちは分かるけどさあ…」
「夏美?」
「あっ失礼しましたですの。ちょっと考え事を…」
「今大事な話をしてるんデスよ」
「聞いてましたですの!」
「冬毬たちと戦う…ですのよね」
「上海で一緒にライブまでできたのに…」
「きな子たちも負けるわけにはいかないっすし…」
みんな、あまり対決に関しては乗り気ではない。仕方ないのかもしれないけど……
「別に対決に関してはそこまで問題にする必要はあるのですか?」
『えっ!?』
私の言葉にみんなが驚いていた。
「元々争うことになることはマルガレーテちゃんが望んでたこと……いくら上海で一緒にライブをしたからと言っても譲れないものがありますから……」
「蓮華……あんたらしいわね」
「それに私は…ううん、私、紗桜莉先輩、しあちゃんは今回の対決の判定をさせて貰いますから……」
だからこそお互いライブに集中して欲しい……
紗桜莉Side
私、かのんちゃん、ちーちゃんの三人は理事長に呼び出されていた。理由は今回の対決ライブに関してだ
「困ったことになりました。生徒のみんなは対決にかなり抵抗があるみたいです」
「そうですか…」
「でも私たち一度ぶつかり合わなきゃいけないんです」
「生徒の中で一番多かったのは同じ曲を上海の時のように二組で歌ってほしいという声でした」
「同じ曲?」
「ただ争うのではなく結ヶ丘のスクールアイドルとして同じ条件で競い合ってほしいと。そこで…同じ歌を分けて歌うように……そして細かなルールに関しては……」
いつもの練習場所の神社で理事長との話し合いをかのんちゃんが2人に伝えていた。
「何よそれ!」
「あっ…!」
「同じ歌をLiellaと私たちで分けて歌う。ライブの結果は前に話したとおりに紗桜莉ちゃんたちが決める」
「何だか協力し合ってるみたいじゃない?」
「悪くない提案だと思います。フェアなルールかと」
「ちぃちゃんもパートで二組の歌い分けを作ってみようって」
「つまり1番をLiellaが2番を私たちが…みたいなことですか?」
「そそ!」
「待ってよ!それにしたって歌う曲は何にするの?まさかLiellaの曲を歌えっていうんじゃないでしょうね」
「それなんだけど…せっかくの学園祭だから新曲を作りたくて!」
「今から?」
「学園祭は再来週ですよ?時間が足りないのでは?」
「しかも誰が曲を作るの?」
「私たちは3人しかいませんよ?しあは個人練習で忙しいみたいですし、紗桜莉先輩にいたってはさっきから何か書いてますが?」
「紗桜莉ちゃん、理事長にあること頼まれたからね。だからお願いがあるの!」
「え?」
「Liellaのみんなとマルガレーテちゃん達で曲作りをして欲しいの」
「はぁ?何でまた…」
「分かりました。引き受けます」
「ちょっと冬毬!」
そんなこんなで冬毬ちゃんはマルガレーテちゃんを言いくるめるのであった。
「所で紗桜莉先輩は何を頼まれたのですか?」
「今回の対決ライブのルール作り」
「……紗桜莉が作ったら物凄いものになりそうね」
「そうでもないよ?一昨年の生徒会会長選挙の時のルールはしっかりしてたし……」
「そうなの?」
「こういうのはしっかり作るのが1番だからね!うん、私が平等かつ公平なルールを作っていいなら…………ふふ、ふふふふふふ」
「「怖い!?」」
「あはは…」
それにしても……さっきから夏美ちゃんが見てるけど……冬毬ちゃんのことを心配してるからかな?
蓮華Side
教室にやって来たすみれ先輩たちからマルガレーテちゃんたちとの曲作りをお願いされた私達2年生
「協力して作る?」
「各グループから2人ずつ参加してもらって4人で曲を作る。それを2年のメンバーに頼みたいんだ」
「きな子たちがっすか!?」
「私たちは今年で卒業。次を担うのはみんななんだから!」
「大役…」
「あなたたちなら大丈夫!話し合って決めてちょうだい」
「はわ~!誰が担当するっすか~!?」
「きな子作詞やってみろよ」
「いやいや恐れ多いっす!」
「私ならやれる…私ならやれる…私ならやれる私ならやれる…!」
夏美ちゃん?どうしたんだろう?さっきから何か呟いてるけど……
「ナッツー!」
「わっ!」
さっきまで呟いていた夏美ちゃんが急に大声を出した。
「やりますの」
「え?」
「やってやりますの!」
「夏美…?」
「意外な展開ねえ」
「それと蓮華ちゃん、紗桜莉ちゃんから曲作りしてるみんなを見守ってあげてだって」
「私がですか?」
確かに紗桜莉先輩はルール作りで忙しいし、それにしあちゃんの練習も見てくれてる……
「ルール作りはまだしもしあちゃんの練習なら私が見ても……」
「「「紗桜莉先輩がルール作り!?」」」
「かなりえげつないルールになる…」
「えげつないって…紗桜莉が作るルールはしっかりしてるわよ」
「確か……」
千砂都先輩が一枚の紙を見せた。えっと……
『生徒会長選挙規則』
一 立候補者が複数の場合は投票にて行う
二 立候補者の不正が判明した場合は票数をマイナスにする
三 立候補者演説の際に妨害行為また妨害していると判断した場合は妨害者を立候補者から外す(協力者でも適用)
四 立候補者は公約を必ず上げること
五 当選者は個人的な理由で部活動の廃止などを行わないように……
六 五に該当する行為が見られた場合は、やり直し選挙を行う。また違反した者も再度立候補してもいいが、その場合は圧倒的な票数ではないと認められない
意外としっかりしたルールだった。だけどこの裏面に書かれてるのは?
生徒会長選挙規約第七条掲げた公約を破る場合、生徒会長を解任してもらう
第八条 七条を破ったものは、再度選挙を行うが……その場合全生徒から認められなければならない
第九条 もしも他にも立候補する方がいれば、その場合解任された方には生徒会長になる資格はない
「これは?」
「あー紗桜莉が念のために書いた奴ね」
「恋ちゃん、これ見て凄い遠い目をしてたね……『あの頃は本当に……余裕がなかったからとはいえ……大変なことを…』って」
一体何があったのか凄く気になる
ドラクエ3楽しい
感想待ってます