新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

128 / 141
来週のスパスタが物凄く気になる!



30 マルガレーテの距離

紗桜莉Side

 

学園祭ライブを終えてから数日後、屋上にてかのんちゃんが興奮していた。

 

「ついに!ついに!ついに!11人になりましたー!」

 

「感動っす~」

 

マルガレーテちゃんはと言うと少し不安そうな感じがしていた。

 

「マルガレーテ、緊張しているのですか?」

 

「はぁ?どうして私が緊張しなきゃいけないのよ!ただLiellaはずっと敵だと思ってたから、なんだか……」

 

要するにどう接したら良いのか分からない感じか…そんなマルガレーテちゃんを見て、冬毬ちゃんは腰を押した

 

「ちょっと!」

 

「2人とも!ようこそLiellaへ!」

 

「これからは仲間」

 

「一緒に頑張ろうぜ!」

 

「お願いします」

 

「よ…よろしく…」

 

うんうん、冬毬ちゃんも新スクールアイドル部の時に比べて表情が柔らかくなったし、マルガレーテちゃんもあまりツンツンしなくなったね。

 

「紗桜莉先輩、私達も練習始めましょうか?」

 

「そうだね。あれ?しあちゃんは?」

 

「しあなら日直よ」

 

「多分ですがそろそろ来るかと……」

 

「遅れましたーーーー!」

 

そんな話をしていると遠くから声が聞こえ、下を見ると走ってくるしあちゃんが校舎の壁をパルクールの要領で屋上にやって来た

 

「日直なら仕方ないよ」

 

「そうですね……」

 

「いや、つっこみなさいよ!と言うか蓮華もツッコミなさいよ!」

 

すみれちゃんにツッコまれるけど、蓮華ちゃんの場合はもう諦めてるような……

 

 

 

 

とりあえずしあちゃんも着替え終わり、最初はみんなで柔軟を行う

 

「それにしても…」

 

「これは…見事な風景ね」

 

確かに14人となるとメンバーも増えたな~

 

「流石14人です」

 

すみれちゃんとくぅちゃんがそんな話をしていると、きな子ちゃんがバランスを崩した。だけど丁度後ろにいたマルガレーテちゃんに助けられた

 

「大丈夫?」

 

「ご、ごめんなさい」

 

「構わないけど」

 

「そういえばきな子、ちゃんと自己紹介してなかったっすよね?」

 

「えっ?」

 

「北海道から来た桜小路きな子っす!よろしくっす!」

 

「……よろしく」

 

「?」

 

何というかマルガレーテちゃん…変によそよそしい感じが……まぁ仕方ないか…マルガレーテちゃんの場合…いきなり仲良くって訳にはいかないしね

 

「じゃあ今度は2人一組になって!」

 

2人一組でのストレッチか…私はパスするとして…しあちゃんと蓮華ちゃんペア、すみれちゃんとくぅちゃんペア、メイちゃんと四季ちゃんペア、鬼塚姉妹ペア、かのんちゃん、ちーちゃん、恋ちゃんでのペア…ペアで良いのか?残ったのは…

 

「マルガレーテちゃん、良かったらきな子と!」

 

「良いけど…」

 

早速ストレッチが始まる…

 

「なんだか嬉しいっす~」

 

上機嫌なきな子ちゃんだけど、マルガレーテちゃんは少しだけ気まずそうにしていた

 

「……あとは自分でやるわ!」

 

そう言って1人でストレッチをするマルガレーテちゃん

 

「きな子、まずかったっすか?」

 

「そう言うことじゃないの。気にしないで」

 

「でも…」

 

「気にしないでって言ってるでしょ」

 

「あぅ~」

 

そんなマルガレーテちゃんの事をみんなが見ていた。まぁ私からしたらしょうがないというか……距離の詰め方と言うか……

 

 

 

 

 

 

ランニングが始まり、私はかのんちゃんたちと並走しながら(自転車)話していた

 

「気にしないで!」

 

「きな子、マルガレーテちゃんに嫌われたんっすかね?」

 

「そんな事ないよ~」

 

「うぅ……」

 

「まぁ…直ぐには仲良くなるのは難しいと思うよ」

 

落ち込むきな子ちゃんだけど、問題としてはマルガレーテちゃんの気持ち次第だからね

すると後ろにいたくぅちゃんが私達を走り抜くと…

 

「そんな時は可可にお任せあれ!」

 

「え?」

 

とりあえず何をするのか気になり、くぅちゃんを追いかけると…

 

「マルガレーテ!どうですか?Liellaは?」

 

「まだなんとも」

 

「もうすぐラブライブ!が始まりますね。マルマルは楽しみにしてますか?」

 

「マルマル?」

 

「可可はちょー楽しみデス!みんなと一緒に全国大会を目指せることが…」

 

「……何が目的?」

 

「えっ?」

 

「興味ないわよ。あんな大会」

 

「えっ…あぁ…あんな大会…可可の青春の全てをかけているラブライブ!を…」

 

「本当に思ってる訳じゃないから気にしないであげて」

 

「難儀な子デス……」

 

本当に…難儀な子だよ…マルガレーテちゃんは……

 

 

 

 

 

 

 

練習がおわり、3年生だけで部室に残って話すことになった。

 

「三人の時のマルガレーテって、どんな感じだったの?」

 

「最初はいつもの感じだったけど、最近はいっぱい喋ってくれるようになったよ」

 

「打ち解けるためにどうすればいいのでしょうか?」

 

「みんなでわいわいカラオケに行ってみたり?」

 

「そうするのも悪くないわね」

 

「練習以外だと身構えちゃう気もするな~」

 

「確かに…無理に誘っても更に距離を取りそうだしね」

 

「紗桜莉とマルガレーテって話すの?」

 

「結構話すよ?最初は怖がられてたけど、今だと世間話とかするし、ツッコミとか入れてくるし」

 

「紗桜莉さんらしい距離の詰め方と言いますか…」

 

「それじゃ班分けとかしてみるのは?」

 

「確かに部員が多い学校はA班B班に分けてる所もあるみたいですね」

 

「折角同じグループにいるのに……」

 

「かのんちゃん、そうは言うけど私、蓮華ちゃん、しあちゃんは実質班分けしてる感じだよ」

 

まぁ私達の場合はソロアイドルだからね

 

「それじゃ全員で集まる練習を1日の何処かに入れる。それだとどう?」

 

「私は良いと思いますよ。班ごとに各自の課題と向き合って、全体練習の時にその課題を克服していく」

 

「メリハリも生まれそう」

 

「それならマルマルも納得してくれそうデス!」

 

「確かにそれなら…」

 

「よし、練習メニューと班分け、考えてみるよ」

 

話し合いはこれで終わったけど、さてどうなる事やら……

 

 




きな子ちゃん回が本当に気になる!
あといつも台詞とかの確認で見てた感想サイトが制限入って台詞とか見れなくなったから、頑張って聞きながらの作業に
感想待ってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。