紗桜莉Side
Liella!のラブライブ出場が決まり、私、蓮華ちゃん、かのんちゃん、恋ちゃん、きな子ちゃんは理事長に呼ばれた。
「Liella!の皆さん、全国大会進出、おめでとうございます。桜小路さん、貴方の活躍も素晴らしかったですよ」
「ありがとうございます」
お祝いの言葉を貰う中、私と蓮華ちゃんは…
「つまりここをこうすれば…」
「なるほど…こうなってるんですね」
「これでマッサージ器の整備は終わり、今後は蓮華ちゃんが見てあげてね」
「はい!」
「何か…蓮華ちゃん…本当に紗桜莉ちゃんに染まってる…」
「でも生徒会の仕事を手伝って貰ってるときは凄く頼りになります!」
「ま、まぁ蓮華さんはやり過ぎないですから…」
理事長室でそんな話で盛り上がるのであった。
それから練習中に色んな人達に応援の言葉を貰ったりもしたその日の夜の事、かのんちゃんの部屋でのんびりしているとマルガレーテちゃんがやって来た
「入るわよ。かのん、貴方に代わって欲しいって、私のお姉様から…ウィーンからよ」
「えっ?」
かのんちゃんは電話を代わると…
「はい、私が?どちらに伺えば…ウィーン?分かりました…」
「行くのね」
「そうみたい」
「入学前に手続きもあるみたいだし、当然よね」
「ど、どうしよう…に、荷物…一旦バラしちゃった…お母さん、ありあ!私、行かなきゃーー!!?」
突然のかのんちゃんのウィーン行き……年明け前なのに忙しいな……
そんな事を思っていると私の方にメッセージが…えっとお母さんから?
しあSide
今日は大晦日、私はすみれ先輩の家でバイトしてる
「すみれ先輩、向こう終わりました!」
「流石ね…適当にやってたりは…」
「しません!」
「だろうね。しあは意外と丁寧だしね」
「お姉ちゃん達によく言われます!強引にやるよりも丁寧にやるようにって!」
「その割には…まぁいいわ。先に上がっても」
「いえ、手伝います!」
「そう?ありがとう」
すみれ先輩と一緒に掃除をしていると可可先輩がやって来た
「随分早いわね」
「可可は一人暮らしですから、しあもお疲れ様デス」
「可可先輩、お疲れ様です!」
「一人暮らしって…それを言うならきな子だって」
「きなきなは北海道に帰り中デス。蓮華もそれに付き合ってます」
可可先輩はそう言いながら、すみれ先輩と私にホッカイロを渡してきた
「ありがとう…」
「ありがとうございます!」
「いよいよ可可たちにとって最後のラブライブデスね」
「えぇ」
「私も頑張ります!」
「おーい、お待たせー!うぃーす!」
三人で話していると千砂都先輩、恋先輩、四季先輩、メイ先輩、マルガレーテちゃんがやって来た。
「今年も充実した1年を送ることが出来ました。ひとえに皆さんのおかげです」
「相変わらず固っ苦しいわね」
「Liella!の成長はまだまだ止まりませんよ!」
「来年も素晴らしいライブが出来ますように」
「連覇出来ますように」
「私がいるんだもの!絶対優勝よ」
「頼りにしてるよ」
そういえば冬毬ちゃんと夏美先輩は地元の神社に行ってるんだっけ?
私はすみれ先輩にみんなとお参りしなさいと言われ、一緒にすることに…
この場にいない夏美先輩たちもきっと今頃私達みたいにお参りをしているんだろうな……
「あれ?そういえばかのんと紗桜莉は?」
「ウィーンよ」
「ウィーン?」
「いよいよ入学の準備みたい」
「いや、紗桜莉先輩は近場の大学行くのに何でウィーンに行ってるんだよ!」
「何だかお母さんに呼ばれたとか?」
紗桜莉先輩のお母さん……どんな人なのか想像がつかない……
紗桜莉Side
飛行機から降り、ウィーンに着いた私達。
「な、何だこりゃ……」
「まぁ新年だしね」
かのんちゃんは人混みに驚いていたけど、上海に比べたら…
「そうじゃなくって!お城みたいな建物あったりして日本のものが全然ないんだよ!」
「流石ないでしょ…」
「と言うか紗桜莉ちゃんは何でそんなに冷静なの!?」
「いや、去年来たことあるし」
ウィーンまで来て文句を言いに行ったの懐かしいな~
「とりあえずホテルに行こうか」
「うぅ…」
かのんちゃんはそれからちーちゃんに電話をしていた。そこまで不安になるかな?
ホテルに着き、私はまだ時間があるのでかのんちゃんの部屋でのんびりしていた。
「はぁ…ダメだ…寂しい…ひもじい…」
「そこまでなの?」
とりあえず放っておいた方が良いのかな?そんな事を思っていると呼び鈴がなり、かのんちゃんが出ると、かのんちゃんは扉を開け、来訪者を確認した瞬間咄嗟に隠れた。来訪者は…マルガレーテちゃんを少し優しくした感じの人だった。そういえばこの人、会ったことある
「は、初めまして!あ、えっと…」
「日本語で大丈夫よ。初めまして、渋谷かのんさん、そしてお久し振りです。相花紗桜莉さん」
「は、初めまして…って!?紗桜莉ちゃん、会ったことあるの!?」
「去年文句を言いに行ったときにね」
「文句って……」
「ふふ、貴方が来ることは聞いてましたよ」
「まぁ、今回は母に呼ばれたので…と丁度呼び出されたみたいだから、行ってくるね」
「紗桜莉ちゃん~」
うん、頑張れ、かのんちゃん
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