新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

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今回はマジで色々と、考えた


27 始まる選挙

真っ白な部屋……そこには病弱な母親と母親に甘える女の子と白い小犬…………そして私は母と一緒に笑顔でその光景を見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

「う~…」

 

「お疲れだねぇ」

 

「島から戻ってすぐ新学期はこたえるデス…」

 

「まぁあっちで頑張ってたからね」

 

「そう言う紗桜莉さんもこっちの残って学校の整備頑張って聞いてイマス」

 

「まさか全ての教室にエアコンつけて、更には細かいところも整備するし……」

 

「まぁ好きでやってたからね」

 

それに手伝ってくれていた鳥坂さんもいたけど……本当にあの子の目的がよくわからない

 

「しゃきっとしなさい!」

 

すると前にちーちゃんがいたけど、何か違和感が…………

 

「ん?ちぃちゃん?」

 

「何か違和感が…」

 

「前髪切った?」

 

「いや、切ってない感じだよ?」

 

「これからは前よりもみっちりダンスの練習するんだから疲れてる場合じゃないよ!」

 

と言うかよく見ると……制服が…………普通科のになってる!?

 

「「あっ…!」」

 

「うい~っす!どう?普通科の服!」

 

躍りながら見せるちーちゃん。まさか普通科に来るとは……まぁ元々そのつもりだったみたいだから……そこまでは驚きはないけど…………

 

 

 

 

 

「本当は退学して普通科を受け直そうと思ったんだけど理事長先生が転科を許可してくれるって」

 

「でもどうして…」

 

「これからはかのんちゃんたちと同じ目標に向かって頑張りたいと思って」

 

「それで…」

 

「内緒にしててごめんね」

 

まぁかのんちゃん第一のちーちゃんらしいけどね

 

「愛デス……」

 

「「え?」」

 

「△※◎*▽☆#!可可感動しマシタ~!」

 

くぅちゃん、中国語出るくらいに感動してるし…………

 

「そんな大したことじゃないけど…」

 

「じゃあ授業始まる前にクラスのみんなに紹介しないとね」

 

校舎に入ると掲示板のところに人だかりが出来ていた。なんだろう?何かあったかな?

 

「わぁ…」

 

「何デスカ?」

 

「あっかのんちゃん。見てこれ」

 

「生徒会?」

 

「延期になっていた本校の初年度生徒会を発足~!?」

 

あーようやくなんだ……まぁ今までは仮のメンバーでやってたからね~

 

「そうなの。とりあえず生徒会長の希望者を募って複数いる場合は選挙をして…」

 

「えへへ。お…おはよ~」

 

「えっ!?」

 

「そうなんだ。今日からちぃちゃんが…」

 

「かのん生徒会デス!」

 

「そ、そうだね」

 

「千砂都ちゃん普通科に!?」

 

「そうだよ。えっと…」

 

「生徒会選挙デス!」

 

「なんでなんで!?」

 

「選挙ですぅ~!」

 

「う~!いろいろ渋滞してる~!」

 

頑張れ~かのんちゃん。それにしても選挙ね~まぁ私には関係ないか

 

『相花紗桜莉さん、理事長室まで来てください』

 

「紗桜莉ちゃん……何かしたの?」

 

「うーん」

 

「まさか見に覚えがないのデスカ!」

 

「ありすぎるな~音楽科のエアコンの設定温度を気を遣って+2度にしたことかな?それともパソコンを新しいのにしたことかな?」

 

「紗桜莉ちゃん……」

 

「やりすぎだよ……」

 

「流石は紗桜莉さんデス……」

 

とりあえず行ってくるか…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理事長室である話を聞き、私は引き受けた。まぁ釘を刺されたんだな……

するともうダッシュで逃げていくかのんちゃんの姿を見かけ、追いかけると…………

 

部室に閉じ籠るかのんちゃんと何か説得するちーちゃんとくぅちゃんの姿が…………

 

「何事?」

 

「紗桜莉さんからもお願いしてくだサイ!かのんを生徒会長に!」

 

「だから~ちぃちゃんでも可可ちゃんでもいいじゃん~」

 

なるほどね……かのんちゃんならいいかもしれないけど…………

 

「しょうがないわねったらしょうがないわね。フッフッフッフッ…」

 

すみれちゃん、何で襷を……もしかしてだけど……

 

「ショービジネスの世界に生きてきたこの私がその力を発揮して…」

 

「かのんお願いシマス!」

 

「かのんちゃん!」

 

「嫌だ~!」

 

「ギャラクシー!」

 

うん、いつもの流れだ……

 

「スクールアイドルを続ける身としてこの平安名すみれが…」

 

「かの~ん!」

 

「見なさい!」

 

「どちらしゃまデスカ?」

 

「知ってるでしょ!」

 

「あれ?え~っと…す…す…なんとかさん」

 

「すみれったらすみれよ!す・み・れ!メンバーの名前忘れてどうするの!」

 

「すみません新入りなもので~」

 

「まぁいいわ。生徒会長選挙と聞いて正直それほど気は進まないけれど…」

 

「なら結構デス間に合ってマス。おととい来やがれ。身の程わきまえろデス」

 

「なにさらっとひどいこと言って…」

 

すみれちゃんが出ると聞いて、立て籠っていたかのんちゃんが出てきて、すみれちゃんの手を握りながら……

 

「すみれちゃん!」

 

「えっ?」

 

「ありがとう!全力で応援するから!」

 

「ええっ…!」

 

「「え~」」

 

「”え~”って言うな!」

 

「まぁすみれちゃんが出るならこれ渡しておくね」

 

私は一枚の紙を渡した。みんなはそれを見てなぜか不思議そうに……

 

『生徒会長選挙規則?』

 

「理事長から任命されたの。平等で公平なルールで選挙行うように……まぁ釘を刺された感じね」

 

全く私なら不正所かルール内でギリギリな事をしそうな感じがするからなんて

 

「まぁ私が平等かつ公平なルールを作っていいなら…………ふふ、ふふふふふふ」

 

((((間違った人を管理委員にしたのでは?))))

 

「とりあえず規則をちゃんと見てね」

 

『生徒会長選挙規則』

 

一 立候補者が複数の場合は投票にて行う

 

二 立候補者の不正が判明した場合は票数をマイナスにする

 

三 立候補者演説の際に妨害行為また妨害していると判断した場合は妨害者を立候補者から外す(協力者でも適用)

 

四 立候補者は公約を必ず上げること

 

五 当選者は個人的な理由で部活動の廃止などを行わないように……

 

六 五に該当する行為が見られた場合は、やり直し選挙を行う。また違反した者も再度立候補してもいいが、その場合は圧倒的な票数ではないと認められない

 

裏に

 

「なるほどね……」

 

「と言うか当選後まで」

 

「一応はあげてみて、理事長にOKは貰ってるから」

 

さてさてどうなるかな?それに言わなかったけど、入りきらなかった規則があるけど……まぁこれはなくてもいいかな?

 

 




次回……色々と荒れますかも?

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