「第一回!大反省かーい!」
『………………』
テンション高めで言ったのに……反応が悪いな~
「どうしたの?みんな~テンション低いよ~」
「ご、ごめんなさい」
「もうかのんちゃんは~別に怒ってないよ~ギリギリセーフ所か完全にアウトの事をしたことなんて~」
私はホワイトボードに書かれた-20票を見て微笑んだ。
「この人が悪いんデス」
「ちょっと!私一人だけに責任を押し付ける気!」
「だってそうじゃ……」
喧嘩する二人だけど、私は止めるようにと大きく手を叩いた
「はい、喧嘩しない。あとくぅちゃん」
「ひゃ、ひゃい!」
「気になってたけど、すみれちゃんに当たりが強すぎだよ…………すぐに直せとは言わないけど…………あまり酷いようだと怒るよ」
「……はいデス」
「全く……すみれちゃんも変なことを思い付かなくてもそのままやっていけば当選したのに」
「え?」
「紗桜莉ちゃんはすみれちゃんが当選すること分かってたの?」
「まぁすみれちゃん、可愛いし、真面目だし、案外生徒会長とか向いてると思ってたけど…………」
「紗央莉ちゃんはしっかり見てるんだね」
「とは言え真面目にやっていればの話デスネ」
「まぁ過ぎたことは…………ってすみれちゃん、顔赤いけど……」
「い、いや……ハッキリと言われると/////」
「そんな私が言ったくらいで照れちゃうなんて……かのんちゃんが言ったらもっとすごいことになるよ!」
「いや、そんなわけ…………」
「やらないの?」
「ちぃちゃんまで!?」
さて話を戻すとして、葉月さんが当選したわけだけど…………
「みんなはどう思う?葉月さんが当選したことについて」
「やっぱり葉月さんが生徒会長でよかったような気がする」
「私も」
「アンタたち…!」
「いやすみれちゃんがダメってわけじゃないんだよ?ただ学校全体のことを考えたり色々決めていったりしなきゃいけないことを考えると…」
「ですがスクールアイドルは…」
「そこだよね」
「話してみる」
「聞いてくれるでしょうか?」
「分からないけど…でもきっと何か理由がある気がするんだ」
葉月さんのことはかのんちゃんに任せるとして……なんというかみんな勘違いしてるけど…………
「話すのはいいけど、スクールアイドル云々は大丈夫だと思うよ」
「どう言う事?」
「あの人のしてきたことが…………」
「選挙規約で個人的な理由で廃部にすることはできないって書いたんだけど…………」
「そう言えば……まさかと思うけど……私がならなくても別に……」
「廃部になることも禁止にすることも出来ないよ……」
葉月さんの場合はそれをしっかり守りそうだしね
「と言うか思ったんだけど……紗桜莉ちゃんが生徒会長になっても……」
「それは…………」
「紗桜莉さんは生徒会長の器じゃ……」
「仕方ないわよ……普通科みんなが言ってることだしね」
「うん……紗桜莉ちゃんは……」
「え?みんな……ひど…………」
「「「生徒会長の器じゃ収まりきらないからね」」」
「はい?」
うん、みんなにけっこう言われてる……私が生徒会長になるよりもっと凄い役職に就いた方がいいって
「その……紗桜莉ちゃん、凄いね」
「ありがとう」
かのんちゃんは話に行くといい、私たちはかのんちゃんの頑張りに期待するのであった。
そして次の日、集会が始まった。昨日の件は後でかのんちゃんに聞かないとな……
『ではここで初代生徒会長葉月恋さんからの挨拶です』
壇上に上がった葉月さんは原稿を読み上げた。
「改めましてこの学校の初代生徒会長に任命された葉月恋です。この名誉ある仕事につくことができ光栄であると同時に身の引き締まる思いです。わたくしはこの結ヶ丘女子を地域に根ざし途切れることなく続いていく学校にするために誠心誠意努力する所存です。そのために……………」
「ん?」
「どうしたのでしょう?」
唇を噛み締めてる?それに……何か様子がおかしいし…………
「そのために最初の学園祭は音楽科をメインに行うことと決定しました」
葉月さんの発言により、生徒全員がざわつき始めた。
鳥坂side
やっぱり……もう貴方は…………
ざわつく中、私は壇上に上がっている葉月さんを睨んだ…………
そんな中、一人だけ椅子から立ちあがり、壇上に近づく生徒がいた。それは……相花さん?
今更どうするつもり?私からしてみれば葉月さんが当選したことによって、相花さんにはもう……………………
「生徒会長選挙規約第七条『掲げた公約を破る場合は…………生徒会長を解任してもらう』」
相花さんの発言で更にざわつき始めた。
紗桜莉side
まさか念のために書いておいたことが発生するなんてね…………だけど私は管理委員の仕事を全うする
「なんですか……その規約は……」
「掲示板に貼ってある規約…………あれには裏にも規約が書かれていたの」
「っ……!」
「そして『第八条 七条を破ったものは、再度選挙を行うが……その場合全生徒から認められなければならない』更に『第九条 もしも他にも立候補する方がいれば、その場合解任された方には生徒会長になる資格はない』」
「なんですか……ふざけた規約は…………」
「ふざけた?ふざけているのは貴方よ。葉月さん」
「何を…………」
「私からしてみれば裏に書かれた規約は貴方やもう一人の立候補者は破らないだろうと思っていたけど…………期待外れよ」
「………………」
「それに貴方は本当に生徒の事を思ってる?貴方から感じるのは…………この学校を私物化しようとしている…………母親が設立者だからってやっていいことと悪いことを分かっていない」
「貴方に……貴方に私の気持ちが…………」
「知らないわよ!あんたが一人で抱え込んでいることなんてね!話そうとしないなら私は好き勝手言わせてもらうわよ!」
私は大声で……感情的に叫んだ。いい加減色々とムカついてる事が多いからね
「………………」
「話すつもりがない……と言うよりここでは話せないね……なら後でスクールアイドル同好会の部室に来なさい!」
「…………分かりました」
割とオリジナル展開になってます
メイドさんはしっかり登場させますよ~後チビも
感想待ってます