短めです
かのんside
「お邪魔します」
「あ、いらっしゃい」
今日は練習もお休み。なので喫茶店の手伝いをしていると、恋ちゃんが訪ねてきた。
「今日はどうしたの?」
「その……かのんさんと紗桜莉さんにお礼を言いに……」
お礼?私……お礼を言われるようなことしたっけ?
「私の事とか……母の残した想いとか……」
「あー、あれは紗桜莉ちゃんが頑張ってたから」
「それでもあの時……かのんさんが声をかけてくれたから……本当にありがとうございます」
深々とお礼を言うけど、なんと言うか……私は……
「恋ちゃんの事を支えたいって思ったから」
「かのんさん……その紗桜莉さんは……」
「あー今……」
「かのんちゃ~ん、ブラック……濃いめで……」
眠そうにしながら降りてきた紗桜莉ちゃん。遅くまで何かしてたから…………
「あれ、恋ちゃん。どうしたの?」
「その……お礼を……」
「お礼?」
「貴方のお陰で色々と……」
紗桜莉side
「お礼だなんて……一時は恋ちゃんを生徒会長から下ろそうとしたけど?」
「それは……私が変な風に抱え込んだことを……紗桜莉さんがはっきりと言ってくれましたし…………私は救われました」
何か……お礼を言われるのが恥ずかしいんだけど…………
「そう言えばあの規約って……もしも他の規約に触れたりしたらどうなってたの?」
「んー?」
かのんちゃんも変なところを気にするな~まぁもしも触れた場合は…………
「例えば演説時に妨害した場合は…………妨害者の意見を最後まで聞いて……終わった瞬間にこう言っちゃうかな……『以上でお二方の演説は終わりです。このあと選挙を行うつもりですが…………Mさんは違反をしたので選挙は自動的にNさんの当選となります』って」
「いや、MさんとNさんって誰?」
「その……個人の理由で特定の部活動を廃部とは?」
「あー、それもそう言う考えの人がいたらの保険。まぁ恋ちゃんやすみれちゃんがそんなことする訳ないしね」
「ま、まぁそうですね」
「要するに保険をかけまくっていたのが……あの規約?」
「うん、そうなるね。後は……例えば理事長の娘さんが海外から来て、特定の部活動に対して自分のやり方を押し付けてきたら…………その子の弱味をピーしたり、ガーしたりして……後は下手すると理事長が変わったりとかも……」
「一応言っておきますが…………理事長はそんなことしたら許さないかと思いますよ」
「うん、そんなことしたら普通に叩かれるよね」
「いやいや、案外そう言う自由な学校とかで起きたりするかもね」
まぁ友達がその学校にいたら、他校でもそれを知ったら……全力でつぶ…………阻止するけどね
「紗桜莉ちゃん、顔怖いよ」
「正直……私は紗桜莉さんとよく言い合い出来たと思いますよ…………」
「でも今は違うでしょ。生徒会長」
「はい!」
次回からは本編に戻ります
感想待ってます(もしも紗桜莉がいたら、MさんとRさんはスクスタ以上に……)