新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

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今回はオリストです。何か……別の世界線の……
短めです


32 ちょっとした秋の休日

かのんside

 

「お邪魔します」

 

「あ、いらっしゃい」

 

今日は練習もお休み。なので喫茶店の手伝いをしていると、恋ちゃんが訪ねてきた。

 

「今日はどうしたの?」

 

「その……かのんさんと紗桜莉さんにお礼を言いに……」

 

お礼?私……お礼を言われるようなことしたっけ?

 

「私の事とか……母の残した想いとか……」

 

「あー、あれは紗桜莉ちゃんが頑張ってたから」

 

「それでもあの時……かのんさんが声をかけてくれたから……本当にありがとうございます」

 

深々とお礼を言うけど、なんと言うか……私は……

 

「恋ちゃんの事を支えたいって思ったから」

 

「かのんさん……その紗桜莉さんは……」

 

「あー今……」

 

「かのんちゃ~ん、ブラック……濃いめで……」

 

眠そうにしながら降りてきた紗桜莉ちゃん。遅くまで何かしてたから…………

 

「あれ、恋ちゃん。どうしたの?」

 

「その……お礼を……」

 

「お礼?」

 

「貴方のお陰で色々と……」

 

 

 

 

 

 

 

 

紗桜莉side

 

「お礼だなんて……一時は恋ちゃんを生徒会長から下ろそうとしたけど?」

 

「それは……私が変な風に抱え込んだことを……紗桜莉さんがはっきりと言ってくれましたし…………私は救われました」

 

何か……お礼を言われるのが恥ずかしいんだけど…………

 

「そう言えばあの規約って……もしも他の規約に触れたりしたらどうなってたの?」

 

「んー?」

 

かのんちゃんも変なところを気にするな~まぁもしも触れた場合は…………

 

「例えば演説時に妨害した場合は…………妨害者の意見を最後まで聞いて……終わった瞬間にこう言っちゃうかな……『以上でお二方の演説は終わりです。このあと選挙を行うつもりですが…………Mさんは違反をしたので選挙は自動的にNさんの当選となります』って」

 

「いや、MさんとNさんって誰?」

 

「その……個人の理由で特定の部活動を廃部とは?」

 

「あー、それもそう言う考えの人がいたらの保険。まぁ恋ちゃんやすみれちゃんがそんなことする訳ないしね」

 

「ま、まぁそうですね」

 

「要するに保険をかけまくっていたのが……あの規約?」

 

「うん、そうなるね。後は……例えば理事長の娘さんが海外から来て、特定の部活動に対して自分のやり方を押し付けてきたら…………その子の弱味をピーしたり、ガーしたりして……後は下手すると理事長が変わったりとかも……」

 

「一応言っておきますが…………理事長はそんなことしたら許さないかと思いますよ」

 

「うん、そんなことしたら普通に叩かれるよね」

 

「いやいや、案外そう言う自由な学校とかで起きたりするかもね」

 

まぁ友達がその学校にいたら、他校でもそれを知ったら……全力でつぶ…………阻止するけどね

 

「紗桜莉ちゃん、顔怖いよ」

 

「正直……私は紗桜莉さんとよく言い合い出来たと思いますよ…………」

 

「でも今は違うでしょ。生徒会長」

 

「はい!」




次回からは本編に戻ります

感想待ってます(もしも紗桜莉がいたら、MさんとRさんはスクスタ以上に……)
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