新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

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色々とやってもらおうとする紗桜莉ちゃんにこうご期待!


35 みんなで配信!

『グループ名?』

 

一旦解散することになり、家でかのんちゃんがサニパの二人に相談をしていた

 

「はい…実はまだ決まってなくて…」

 

『そういえば確かに聞いたことなかったかも』

 

『私たちはファンの子が付けてくれたの』

 

『そっ。”こんなの考えてみたんですけど”って』

 

「やっぱりお二人は人気者ですからねぇ」

 

『いやその頃はそんなでもなかったよ?』

 

『ただ少しでも覚えてもらおうと思って動画を上げたりして』

 

「動画……」

 

なるほど、その手があったか。かのんちゃんも同じことを思ったのかやってみるといい、二人にお礼をいい、今度はくぅちゃんたちとリモートで話すことになった

 

「うん。スクールアイドルって歌とダンスだけじゃなくていろんなことやってるみたいで」

 

『私たち歌を上げているだけだもんね』

 

『迂闊でした…つい”ラブライブ”にばっかり目を奪われていて…』

 

『あの…つかぬことをお聞きしますが動画配信とは何なのですか?』

 

「えっ?」

 

『動画を配るのですか?どこかに?』

 

『まさか…』

 

「恋ちゃん知らないの?」

 

『はい…あまりそういうものには近づかないように言われていたこともあり…』

 

確かに……映ってるのも恋ちゃんじゃなくいちごだし……

というかすみれちゃんは背景がハワイみたいなのはつっこみたいけど、それよりも何よりも……何で制服のままなんだろう?

 

とりあえず明日から早速やってみようという話になった。

 

 

 

 

 

次の日になり、早速配信をやってみることに、因みに私は今回は撮影側に……

 

「これが動画配信?」

 

「これで撮影してネットで世界中の人に見てもらって結ヶ丘のスクールアイドルを覚えてもらうの。そしたらきっといい名前も集まるんじゃないかって」

 

「じゃあいくよ!」

 

「えっ!?あ、あの!わたくし結ヶ丘女子高等学校の生徒会長をしております葉月恋と申します。え~と…この度はスクールアイドルとしてラブライブ…」

 

おぉいいねが付いてる。恋ちゃんみたいな美少女なら当たり前か……

 

「恋ちゃん」

 

「はい?」

 

「ちょっとゆっくりと上着を脱いでみようか」

 

「はぁ……」

 

「いやいやいや、紗桜莉ちゃん!?」

 

「確かに一枚脱ぐというのはありデスネ」

 

「さぁ!」

 

「えっと……こう……え?」

 

脱ごうとしたが、何かに気がついた恋ちゃん。

 

「ふぁあああ!何ですか!これは!?」

 

えっとコメントは……『ふおおおおお!』『凄いいい感じの脱ぎ方!』『指示だした子は天才か!』

うん、いいコメントが付いてる

 

「恋ちゃんを見た人がメッセージくれてるんだよ。何か応えてみたら?」

 

「というか!脱ぐのは明らかにおかしいですよ!」

 

「気のせいだよ~みんなやってるよ~(一部の人が)」

 

「もう!こんなの断りもなく始めないでください!」

 

「お試しだよお試し」

 

「すぐ切って下さい!」

 

「ええっ!?」

 

恋ちゃんの言う通りに一旦切ることに……ちぇー

 

「紗桜莉さんは何をガッカリしているんですか?」

 

「ううん、してないよ~」

 

まぁ気を取り直して……

 

「じゃあ準備はいい?何言うかちゃんと決めた?」

 

「大丈夫だよ!」

 

「最初からこうして準備させてくれればいいのです」

 

「は~い。じゃあいくよ~」

 

あれ?と言うかかのんちゃん、映る気ない?

 

「待ってください」

 

「えっ?」

 

「かのんさんあなたは?映らないのですか?」

 

「私は…撮影?」

 

「撮影?ずるいですよ。わたくしたちだけに押しつけて」

 

「そのとおりデス」

 

「うんうん」

 

「と言うか撮影は紗桜莉が引き受けたでしょ」

 

「ほ、ほら、手伝いが……」

 

「紗桜莉、手伝いいる?」

 

「うーん、いらないかな?生配信だからやることは限られてるし……と言うわけでかのんちゃん入って」

 

「えっと……」

 

「じゃないとかのんちゃん個人で……」

 

「分かりました……」

 

と言うわけで五人で……

 

『こんにちは~。私たち結ヶ丘女子スクールアイドルで~す』

 

「ではまず自己紹介から!」

 

「えっ!?わ…私たちは結ヶ丘でス…スクールアイドルの…恥ずかしいからやめよっか…」

 

『ええっ!?』

 

「どの口が言うのですか?この口が言うのですか~!?」

 

「痛い痛い痛い!」

 

「ああっ映ってるよ~!」

 

「千砂都~!」

 

「まる~!まる~まる~!」

 

「うぇっ!?」

 

「いくデス!」

 

「まる~まるまる~!」

 

「グソクムシ~」

 

「もっと隠すですぅ~!」

 

「う~にゃああ!」

 

「まる!まるまる~!」

 

「グソクムシ~」

 

「すごい!一気に”いいね”爆上げですぅ~!」

 

「ってこんなので”いいね”もらっても嬉しくな~い!」

 

途中からお説教を始める恋ちゃんと受けるかのんちゃん……まぁ頬をつねられながらだけど

それにともなってとりあえず誤魔化すためにくぅちゃんが指示を出して……

ちーちゃんは○で、すみれちゃんはグソクムシで誤魔化すと…………うん、滅茶苦茶…………

 

「とりあえず恋ちゃんはかのんちゃん押し倒していちゃいちゃしてて」

 

「「なんでそうなるの!(ですか!)」」

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず配信も終わると……

 

「とりあえず今回はこれで終わりで……」

 

「待ってください……紗桜莉さんがまだですよ」

 

「私は……」

 

「ソロでも必要ですよ」

 

う、あんまり慣れてないのに……仕方ない。やってみるか

 

「初めまして、相花紗桜莉です。私はかのんちゃんたちと違ってソロでの活動がメインです」

 

まぁこんな感じでいいか……おっとコメントが……えっと

 

『お姫様みたいで可愛い』

 

『お姫様みたい』

 

『可愛い』

 

『可愛いお姫様だ~』

 

か、可愛いって…………

 

「紗桜莉ちゃん?」

 

「何か顔赤いけど……」

 

「うぅ……てないの」

 

「てないの?なんデスカ?」

 

「可愛いとか言われるの慣れてないの!お姫様とかは色々とやってるぶん、わがままとか自由とかの意味で言われるのはいいけど……可愛いのは……こう……すみれちゃんみたいな子が」

 

「ってなんで私を巻き込むのよ!」

 

「すみれちゃんがまさにそうだから!ほら、見てる人!そう思わない?」

 

すみれちゃんを映して貰うと……

 

『お姫様が二人だ~』

 

『画面が可愛いお姫様しか映ってないから幸せ』

 

あぅ……

 

「い、意外な弱点が分かったね」

 

「う、うん、あれ?でもお姫様か」

 




紗桜莉は誉め言葉としてのお姫様は苦手と言う

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