新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

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今回はオリスト!


41 二人で宝探し?

かのんside

 

予選会出場をかけたライブが終わった次の日……

 

「今日は宝探しをしようと思うんだよね~」

 

ライブ後だから休息日のはずなのに、紗桜莉ちゃんがとんでもないことを言い出したよ

 

「紗桜莉ちゃん、徳川埋蔵金でも探すの?」

 

「いや、そんな眉唾探さないよ……ほら、私池の掃除してたじゃん。その時に見つけたんだよね。この地図を!」

 

そう言えば何か見つけたみたいだった感じはしたけど……

 

「これって恋ちゃんのお母さんが通っていた学校の……」

 

「そう、その時代のやつかなって思って、理事長に聞いたら……見つけられることを祈ってるわだって」

 

一体何が見つかるんだろう?ちょっと気になる

 

「と言うわけで学校に行ってくるね!」

 

あれ?てっきり私も一緒にって流れかと思ったけど…………一人で行くのか……でもな~心配だし…………

 

 

 

 

 

 

紗桜莉side

 

かのんちゃんも気になったのか一緒に宝探しをすることに……

 

「えっと昔の学校の位置と今の位置を確認すると…………ここだね」

 

最初についた場所は音楽科がよく使うレッスン室だ。さてと床を……

 

「いやいや、床剥がすのはどうかと思うよ」

 

「えーだって~」

 

「だってじゃないから……と言うか埋まってるものなの?」

 

「えっと……」

 

地図にはこの場所から東の木のところに埋めてあると…………

 

「ここはスタート地点だったのか」

 

「あのさ……よく読んでから行動に移ろうよ」

 

かのんちゃんに呆れられるのであった。

 

 

 

 

とりあえず指定された場所につくけど木なんて……

 

「もしかして改修工事の時に切られたとか?」

 

「まぁ予想はしていたから……」

 

私はノートパソコンを開いて、昔の写真から場所を特定しようとすると……うん、あそこら辺かな?

 

「ちょっと掘ってみるね」

 

シャベルを持って早速堀始めた

 

「と言うか紗桜莉ちゃんってこう言うの好きなんだっけ?」

 

「ん~昔はあんまり好きじゃなかったけど……事故に遭ってから色々と出来ることとか興味を持ったことをやろうと思ったからかな?」

 

「どういうこと?」

 

「いや、事故に遭ったときって……あ、死んだかもって思ったりしたんだけどね…………いざ助かってみると、自分は何も知らずにこのまま死んだらもったいないなって思ってね…………だから生きているうちにって思って……」

 

「紗桜莉……」

 

あれ?そんな重い話だった?

 

「いや、かのんちゃんがそんな顔をする必要はないよ……今はこうして……いやーあのときの事故は大変だったよ~って明るく話せるようになってるし」

 

「何だか今の紗桜莉ちゃんは昔の事がきっかけなんだなって」

 

「まぁね。おっと、何か埋まってる」

 

取り出してみると箱だった。中を開けると……手紙?

 

「何て書いてあるの?」

 

「えっと……『これを見つけた人へ、私たちが残した想いをどうか繋いでほしい……』だって、あと写真も入ってたよ」

 

「これ…………恋ちゃんのお母さん?」

 

「みたいだね。なんと言うか……愉快な人みたいだね」

 

「…………あのさちょっと思い付いたんだけど…………」

 

「ん?」

 

「その……」

 

かのんちゃんがやりたいことは何となくわかる。そうだね

 

「今日は私たち二人でやる?」

 

「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

二人で撮った写真を印刷し終えると、部室でネットで暗号文的なものを検索し終え…………

 

「とりあえず写真は見つけた箱の中に入れておこう」

 

「そうだね。地図は…………部室に隠しておいて……後はみんなの写真も撮って……」

 

「折角だから……ね」

 

二人で笑顔で部室を後にするのであった。あ、パソコン消し忘れたけど……まぁいいか

 

 

 

 

 

 

 

恋side

 

ちょっとした用事で部室によるとパソコンが付けっぱなしだった。誰かしら来たのか?それとも休みにはいる前から付けたままなのか……

 

「全く……ん?これは……」

 

何だか不思議と興味が惹かれてしまうような広告バーが…………今は誰もいない…………少しだけ見るだけなら…………

 

この……『禁断のセカイ』を…………




次回は本編に……恋ちゃん………………

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