紗桜莉side
今日は予選に出れるかどうかの発表日……私たちは部室で発表を待っていた
「あぁ神様…!」
「どうなのったらどうなの…!?」
「12時になったよ」
「いよいよ発表…!」
「じゃあいくよ。地区予選通過は8組……エントリーNo.1 ”サニーパッション”」
「ですよね」
「当然だよ」
「そしてエントリーNo.21 ”ネオミュータントガールズ”!エントリーNo.62 ”浅草スカイラブリー”!エントリーNo.70 ”神楽坂ダッシュ組”!エントリーNo.…」
「来い!」
「うぅ~」
突破してるかどうかのタイミングで……まさかの……
「あれ?パソコン固まっちゃった」
「もったいぶらないでったらぶらないで~!」
「もう!動け動け~!」
まぁ仕方ないか。いろんな人が同時に見てるから…………
「みんなが同時に接続しているからでしょうか?」
「スマホで見てみよう」
ちーちゃんがスマホで確認しようとすると、かのんちゃんのスマホに連絡が入った。相手は…………
「ん?サニーパッションさん?」
「ということは……」
送られてきたメッセージには……『おめでとう』と『いいステージにしましょう』とあった。と言うことは…………
「あ、動いた」
パソコンには無事予選突破したことが映されていた。
『やった~』
みんなが喜ぶ中、私は…………
「紗桜莉ちゃん?」
「もしかして……紗桜莉ちゃんは…………」
「いや、私は…………もう結果発表出てて、突破してるから……」
「いやいやいや、いつの間に出場とかしたの!?」
「こういうのは言ってくれれば応援とかしたのに!」
「紗桜莉さんの反応が変でしたから心配しましたデス!」
「あはは……いや、なんと言うか……こう言うときは一緒に喜んでいいのかなって……ちょっと思っただけ」
「全く今更ね」
「紗桜莉さんも同じメンバーなのですから……」
「そっか……えへへ、やった」
「おめでとう!」
教室で改めてクラスのみんなにお祝いをしてもらう私たち。なんと言うかこうやってお祝いされるのは結構恥ずかしいと言うか……
「絶対地区予選突破したってみんなで話してたんだよね!」
「すみれちゃんすっごいかっこよかったよ!近くで見ていた人もみんなファンになったって言ってたし!」
「当然でしょ?誰だと思ってるの?」
「まぁ直前までおじけづきのグソクムシだったのですけどね」
「うるさい!」
でも予選を突破出来たのはすみれちゃんが乗り越えたことが大きいと思う。自分の持っているものをはっきりと自覚したのが力になったみたいだしね
「かのんちゃんたちが頑張っているから私たちも元気もらえた!」
「かのちゃんたちはこの学校の希望だね!」
「何か力になれることがあったらいつでも言ってね!」
「ありがとう!」
お祝いムードの教室。すると放送がかかった
『スクールアイドル部の皆さんにお伝えします。スクールアイドル部の部員は放課後理事長室に来てください。繰り返します。スクールアイドル部の部員は放課後理事長室に来てください』
「ん?」
「もしかして表彰!?」
「だといいけど怒っていたような気も…」
「何だろう?」
何か問題が発生したとか?それとも誰かがやらかした?
「あのさ、何でみんな私の方を見るの?」
「いや~」
「なんと言うかね」
「ひどい!?ここ最近はなにもしてないのに……」
「まぁ紗桜莉がやらかしたら、私たちを呼び出す必要はないし……」
「ハッ!?」
すると恋ちゃんが何か思い当たる事があったみたいだ
「わたくしのせいです…」
「恋ちゃん…」
「恋が?何したの?」
恋ちゃんが何かしでかすなんて思えないけどな~
「実はこの前部室に入ったらパソコンがついていまして…興味本位でつい…生徒会長ともあろう者があんなものを…。あぁ…失格です停学です退学です…わたくしの人生終わりました…」
どうにも聞く限りでは見てはならないものを見てしまったらしい。まぁ年頃だから仕方ないことだけど……
「いやさすがにそれはバレてないんじゃ…」
とりあえず何のために呼び出されたのか分からないから、理事長室に向かうことに…………
紗桜莉→そもそもの原因だったり……
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