部室で私たちはある報告を恋ちゃんから受けていた。
「入学希望者が増えた!?」
「はい!今の数ならば生徒が足りなくなることはないと!来年以降も結ヶ丘は続いていきます!」
「よかった~!」
「地区予選の評判が良かったからかな?」
「後は父からの資金も……そちらは」
恋ちゃんは私の方を見て、笑顔を向けた。
「私は何もしてないよ」
ただ単にちょっと文句を言っただけだから、感謝されることなんて
「どうしたの?恋ちゃん」
「いえ、ある足長女生徒が助けてくれたので」
「なるほど、紗桜莉ちゃんか」
「いや、ちーちゃん、私なわけ……」
「紗桜莉は素直ではないデスネ」
「そうね。しっかり私が言わない辺りが魅力だったりするわよね」
「うんうん、流石は紗桜莉ちゃん」
くっ、まだ半年くらいなのに分かられてしまっている。これは恥ずかしい
私は話を変えるためにアカウントのフォロワー数について触れた
「というか私がって言うより、みんなの頑張りが結果的に実を結んだんだからね!ほら、フォロワー数を見て!」
「52000…!」
「ギャラクシー!私がセンターの歌で…センターを務めた私の歌で…!」
「でも実際かなりの人たちが前のライブをきっかけに学校に興味を持ってくれたみたい」
「じゃあ本当にLiellaが入学希望者を…!」
「このまま一気に優勝まで駆け上がりましょう!」
「東京大会の概要は発表になったのですか?」
「今夜発表デス!」
皆でくぅちゃんの家に集り、今日の発表を見ることに……
東京大会の概要は…………
『ついにラブライブ東京大会です!日程はこちら!メリークリスマース!ウォッホッホ!今回はリモートでそれぞれの学校ゆかりの場所からの生中継!それをオンラインでリレーしていきます!』
凄いな…………まさかクリスマスになんて……私は皆を見て……まぁそう言うのはないか
「何か失礼なこと思わなかった?」
「何が?」
かのんちゃん、本当に鋭くなったな……
「クリスマス東京決戦デス!今回のルールはかなり特殊デス。自分たちのステージは自分たちで用意しないといけません」
「どこがいいんだろう?」
「派手なところなら神宮競技場?」
「それは決勝の会場です」
「じゃあ外苑球場?」
「いやいや。誰に頼めば貸してくれるの?」
「明日直接行って聞いてきます!」
「迷惑になっちゃうよ」
「東京大会ですよ!?何のんびりしてるのですか!」
「真面目に考えてるってば~!」
「今回は東京大会!どの地区も取って置きの場所を用意するはずデス。地味なステージではLiellaは埋もれてしまいます!」
うーん、でもけっこう難しいと思うなこれ……Liellaって言えばここって言うところがないからな~
帰り道、かのんちゃんにLiellaと言えばここと言う場所はないと言う話をした。
「確かに……そう言われてみれば……」
「まぁ無難な所を上げるとしたら、学校としかあげられないかな」
「うーん、だよね~」
一緒に家に帰ると同時にクラッカーの出迎えがあった。
『おめでとう~!』
「地区予選突破したんだって?」
「もう何にも教えてくれないんだから」
「まさかそんなに興味持ってくれてたなんて」
「最近私の中学校でも話題になってるよ」
「この前1人で歌ったんでしょ?すごいじゃない!」
かのんちゃん、良かったね
「そうだ、紗桜莉ちゃんにお客さん」
「お客?」
カウンターの方を見ると見知らぬ子が……あれ?見覚えがあるような……でもないような……
「あ、あの初めまして……その私は…………」
彼女は名前を名乗ろうとしたけど、急に黙り込み……お金を置いてお店から出ていった
「知りあい?」
「うーん、会ったことがあるような……ないような……」
何だか最近会った気がするんだけど…………
???side
うぅ、頑張って調べて会いに来たのに……いざ話すとなるとやっぱり無理だ……緊張して……うまく話せなくなる
「ステージの上なら……歌えるのに……」
私の欠点だよね……はぁ……でも今度会ったときはちゃんと話そう!あの時話せなかったことを……でも『どっちが勝つか分からなかった。これからもお互い高めあっていきましょう』なんて言ったら……物凄く上から目線じゃない
うぅどうすれば……
オリキャラも登場しつつ、次回に続きます
感想待ってます