新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

54 / 141
虹の方を書こうと思ったけど、先に思い付いたので


二期
00 新しい始まりが始まる前


かのんside

 

春休み、あと二週間ほどで新学期も始まり新しい生徒も入学してくる。

そんな春休みのある日のこと、私たちは学校で練習をしていると恋ちゃんがあることを聞いてきた

 

「そう言えば紗桜莉さんは?」

 

「来てないみたいね。かのん、何か知らない?」

 

「紗桜莉ちゃんなら、今はこの街にはいないよ」

 

「「「「えっ?」」」」

 

あれ?そんなに驚くこと?

 

「もしかして事故の後遺症で検査入院?」

 

「もしくは裏で何か動いているとかデスね。恋、何か校内で変わったことは?」

 

「いえ、特には……」

 

「いや、普通に里帰りしてるだけだよ」

 

「そう言えば紗桜莉ちゃん、かのんちゃんの家に居候してるんだっけ?」

 

まぁちぃちゃんが忘れるのも無理もない。それほど紗桜莉ちゃんは馴染んでいるのだから……

 

「夏休みも冬休みも帰れなかったから、春休みになったみたいなんだよ」

 

まぁ里帰りって言って、二泊三日だけど……それ以前から……

 

「でも色々とあって基本的に外で何かしてるみたいだけど……」

 

「まさか……渋谷を制覇するために暗躍を?」

 

「もしかしたら関東を制覇するために何かしてるとか」

 

「いや、あんたら……でも紗桜莉だからあり得そうよね」

 

可可ちゃんもちぃちゃんも冗談で言ってるけど、すみれちゃんの言う通りあり得そうなんだよね

 

「かのんさんは事情を知ってるんですか?」

 

「うん、バイクの免許を取って、走り回ってるよ」

 

「「「「はぁ?」」」」

 

「多分今も走り回ってると思う」

 

買ってきた時は流石に驚いたけど……

 

 

 

 

 

 

紗桜莉side

 

峠の頂上で缶コーヒーを飲む私。いや~バイクで走るの楽しいな~

 

「そろそろ帰らないとな」

 

とは言え遊びすぎた。理事長に新一年生が来る前に教室の細かい改修をするように頼まれたんだっけ?

 

「姐さん!帰るって……」

 

「うん、私には帰るべきところがあるからね」

 

「そんな……あんな走りをする人と出会えたって言うのに……」

 

「まぁまた走りに来るからね。あとは応援もしてくれるとうれしいな」

 

走り回っていたら知り合ったレディー…………女性のバイク乗りの面々。少し走っただけで仲良くなれたのは良かったかも

 

「うぅ姐さんみたいな走りをする人……前に会った髪が赤みがかったライダーくらいですよ」

 

「それに妹さんは姐さんと同じスクールアイドルだったらしいですし」

 

そんなことあるんだ……でも過去形だから今はどうしてるのか?気になるけど……

 

「それじゃまたね」

 

『はい!』

 

 

 

 

 

 

帰り道を走りながら思い出に更けていた。

もう一年が経つのか……かのんちゃんと出会って、可可ちゃんと出会い、恋ちゃんとちょっとした喧嘩になったり、すみれちゃんともちーちゃんとも仲良くなったり……それに蓮華ちゃんと出会い……と言うか後々聞いたらあの子……中三だったなんて……そう言えば結ヶ丘に入るって聞いたな~

 

とりあえず私の目標は……今年こそはソロアイドルとして……全国一位を目指す。そしてかのんちゃんたちの応援もしないとね!




因みに紗桜莉が乗っているのは、某ライダーの某ゴの人が乗っているバイクです。えっ?年齢制限?はて?
感想待ってます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。