きな子side
校門の前で出会った少女、蓮華ちゃんと一緒に学校の屋上へと向かっていた。
「蓮華ちゃんはスクールアイドルなんすっか?」
「そだよ~ここに入学したのは私にとってライバルであり、憧れの人と高め合いたいなって思ったんだ」
「はぁ~」
凄い志っすね~
屋上へと向かうにつれて声が聞こえてきた
『じゃあここからフォーメーションの確認いくよ。かのんちゃんは0の位置。すみれちゃんは2の位置』
『は~い』
『よ~し!じゃあ頭から!』
『かのんちゃん、ちょっと遅れてるみたいだよ』
『うん!』
練習をしてるっすかね?ドアの窓から覗き込むとそこには一生懸命で青春をしている感じで……キラキラ眩しい……
『ん?視線?誰!』
すると一人の女の子が扉に向かって何かを投げつけ、驚きのあまり、扉を開いてしまいそのまま倒れ込んでしまった
「きな子ちゃん!?」
「は!しまった」
「あなたたちは?もしかして新入生!?」
「あ、え、え~っと…はい…」
「あれ?蓮華ちゃん」
「ど、どうも」
「わぁ~!」
「後輩?後輩デスよね!?」
練習をしていた先輩たちが詰め寄ってくる。そ、そんなに驚くことなんっすか~
「えっと、色々と話したいのですが……大丈夫でしょうか?」
「あ~うん、大丈夫かな」
蓮華ちゃんは普通に先輩と話してるし……
紗桜莉side
とりあえず蓮華ちゃんと新入生の子を部室へと招き話を聞くことに……と言うか勧誘していたけどちゃんと話を聞こうよみんな……
「道に迷った?」
「はい…」
「ごめんね。勝手に勘違いして」
「いえ…」
「もしかして東京初めて?」
「えっ!?んなわけねぇっす!東京は庭!庭っすよ!散々検索したっすし。あ~ヒルズ族っすよねヒルズ族。ヒルズ族…」
それ、分かってないよね?
「私も教えられたらいいんだけど、ここら辺の道とか分からないし」
「仕方ないよ。とりあえずかのんちゃんと私で送っていくよ」
「むむむ?」
するとくぅちゃんが蓮華ちゃんをジッー見つめていた。
「えっと、何か……」
「貴方……何処かで見たことがあるような……」
「前に紗桜莉ちゃんを訪ねにお店に来た子だよね?紗桜莉ちゃん、いつの間に仲良くなったの?」
「あ、いや、それだけじゃ……」
まさかみんな、覚えてないのかな?いやでも……よくよく考えればあの時は蓮華ちゃんよりも私の事を気にかけていたから仕方ないと言うか……
「はは……そうですよね……私……影薄いですよね……ソロアイドルで頑張っていても影が薄いんじゃ……」
何かマイナス思考になってるし……
「ねぇ、紗桜莉ちゃん。この子もしかして……ソロアイドルの大会で一位になった子?」
「そうだよ。ちーちゃん」
「あ、確かに見覚えがあるわね」
「去年辺りに会いに来て、色々と話しているうちに仲良く……」
「あれ?去年ソロアイドル大会を一位になって……今年結ヶ丘に入学ということは……」
そこに気がついちゃったか。そう、あの時の大会は蓮華ちゃんは中三だったんだよね
「ソロアイドルの大会の規定とか引っ掛からなかったの?」
「すみれちゃん、ソロアイドルの大会はそこら辺特に緩いからね~」
まぁ特に詳しい規定云々は分からないことが多いからね~某カードゲーム並の緩さというかなんというかだけど……
とりあえずかのんちゃんと一緒にきな子ちゃんを送ることになった。
「わぁ~綺麗っすねぇ」
きな子ちゃんは桜に見とれていた。そんなに珍しいものなのかな?
「どこから来たの?」
「きな子の実家は北海道の何もないような所で。家を出るときはまだ雪で真っ白でした」
「そうなんだ!でもそれも素敵!」
北海道の何もないところか……熊の被害とか凄そうだな~
「きな子ちゃん、○毛○の熊の話を……」
「あぁあれは……」
「えっ?何の話?」
かのんちゃんは知らないと……とりあえずかのんちゃんには後で検索してみてと言っておくことにした。
「あ、名前 きな子ちゃんっていうんだ?」
「はい!桜小路きな子と申します!都会に憧れてやってきました!」
「私かのん。澁谷かのんっていいます」
「私は相花紗桜莉」
「よろしくお願いします!かのん先輩!紗桜莉先輩!」
先輩か~何だかくすぐったいな~
だけど一番嬉しそうにしているのは……
「えっ!?かのん…先輩!?」
「はい先輩!」
「そっか~私先輩か~」
「はい!」
「そっかぁ~え~先輩?え~私が?」
「はい!先輩です!」
「え~!あの…もう一回…」
「はい?」
「もう一回呼んでくれる?」
どんだけ嬉しいの?かのんちゃん……
「かのん先輩!」
「くぅ~!なんかむず痒いけどいいよねその響き~!さぁ行こう!先輩の家も案内しちゃうぞ~!レッツゴー!あははっ!」
「変わった人っすね…」
「まぁいい人だから」
「そうなんっすね……あ、紗桜莉先輩、これ屋上で……」
そう言って渡してきたのは、あぁさっき投げたスタンガ……ビリビリペン
「変わった機械っすね~」
「これ、護身用のペンなんだよ」
「そうなんっすか~」
「きな子ちゃん!?少し疑問に思った方がいいよ!」
かのんちゃんにツッコミを入れられつつ、家に向かうのであった。え?バイク?明日取りに行けばいいか
きな子ちゃん可愛すぎて、えっな話を書くか悩む
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