新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

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きな子ちゃんが書記ってある意味凄い


28 新生徒会とステージ

ある日の全校集会。今日はある知らせがあった。それは……

 

「ではこれより新たな生徒会の結成式を始めます」

 

『生徒会書記 桜小路きな子』

 

「はいっす!」

 

まさかのきな子ちゃんが生徒会に選ばれるなんてね。でも確かにきな子ちゃんなら任せられる感じがする。

 

『続いて会計。七草ナナミ』

 

「はい!」

 

「今までにない新しい人選ですの」

 

「学校のために音楽科以外の人も入れた方がいいって恋先輩が」

 

「さすが」

 

まぁ去年から恋ちゃんが一人で頑張っていたからな~今年で結ヶ丘も二年目だし、新しさを求めるならね

 

「可可会計やりたかったデス…」

 

「まぁまぁ。その分 部の方で頑張って」

 

「また遠のく生徒会長…」

 

「まだこだわっていたのデスカ?」

 

『生徒会副会長 澁谷かのん』

 

「はい!」

 

「「わぁ~!」」

 

かのんちゃんも副会長だし、恋ちゃんが一人で無茶をするって言うことは無さそうだし、それに……

 

『生徒会庶務、相花紗桜莉』

 

「はい」

 

私も生徒会に入ることになったしね。

理由としては、恋ちゃんがと言うより理事長からこれまで以上に自由に動くなら

生徒会にいた方がいいとの事らしい。まぁ一応報連相をしっかりと行うようにと釘を刺されたけどね。

 

「結ヶ丘女子高等学校生徒会は新たなメンバーを加え活動を続けてまいります。来年はついに3学年が揃う大事な年、それに向けて今月はオープンキャンパスもあります。そこでこの学校の魅力を広く伝え、ここにいる全員が誇れるような素晴らしい学校を共に作っていきましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

集会も終わり、私たちは部室である話のため、プロジェクターを使って色々と見ていた。

 

「全てラブライブです!去年使われた格好のスクールアイドルのステージなのデス!」

 

予選のステージを決めるための参考資料だけど……こうしてみると多いな~

 

「ま~たやってるの?」

 

プロジェクターを使ってたから、部屋を暗くしていたけど、すみれちゃんは呆れながら電気をつけた

 

「勝手につけるなデス~!」

 

「朝っすか~?」

 

「寝てたのかよ!」

 

「Me too…」

 

きな子ちゃんと四季ちゃん……なんと言うかよく眠れるな~

 

「つまりそれだけステージが重要ってこと?」

 

「そうデス。今年は地区予選がいきなりのリモート大会。去年よりもたくさんのグループが参加する中で目立つことが必要なのデス!」

 

「まぁ今回は私と蓮華ちゃんは手も空いてるから、手伝えるけど……結構ステージを決めるのも大変だよね」

 

「とりあえずランニングしながら話し合ってみようか」

 

 

 

 

 

 

 

と言うわけでランニングしながらステージについて話し合う私たち。

 

「去年以上か…」

 

「具体的にアイデアあるの?」

 

「どうせすみれがそういう身も蓋もないこと言うと思って可可は用意してましたよ~ズバリ外苑球場貸し切り計画!」

 

何か去年も言ってたような……ちーちゃんたちも聞き流して……

 

「いくよ~」

 

「あぁ!待つデス!この中央にステージを作って360度あらゆる角度からLiellaを生中継!」

 

「素敵~!」

 

「アンタ前に一度断られてなかった?」

 

「費用対効果もまったく釣り合いませんの」

 

「と言うか普通に貸しきることできるの?」

 

「大丈夫。地元の学校ですよ。しかも優勝候補!」

 

「そうだよな!スクールアイドルなら試してもみずに諦めるなんて言うな~!」

 

メイちゃんもノリノリだし……

 

「分かってくれますか?」

 

「当たり前だろ!!」

 

二人は熱い握手を交わし……

 

「頑張れば必ずできる!」

 

「はいデス!」

 

「諦めない気持ちこそスクールアイドルだ~!」

 

「ちょっと!」

 

「かのんちゃん、放っておこう……」

 

「因みに紗桜莉さんの話術で貸し切ることはできますの?」

 

「夏美ちゃん、流石に難しいよ……こう言うところはお金が必要だからね……結ヶ丘を担保にしてお金を借りてくる?」

 

「紗桜莉さん!それだけは……」

 

「冗談だよ。そこまでして借りるよりかは他にもいい場所はあるかもしれないしね」

 

とは言えそのいい場所が何処なのかは怪しいところだけどね

 

暫くしてくぅちゃんたちは戻ってきて……

 

「ダメ…でした…」

 

「すっげぇ怒られた…」

 

「当たり前でしょうが」

 

「無念っすね…」

 

「2人…意外と似てるねぇ…」

 

「でもそうなるとどこがいいのかな?」

 

「ここは無駄にマニーを使うより効果的な作戦を考えるべきですの」

 

「効果的?」

 

「何かあるんですか?」

 

「よ~く考えるんですの。勝者は視聴者の人気投票で決まる。つまりいかに視聴者の興味を引くかが重要ですの」

 

「それは分かってるっす」

 

「問題はその方法」

 

「簡単ですの。例えばLiellaに投票してくれた人全員にここにいるメンバーの秘蔵写真を配布。そしてさらにマニーを追加してくれた人にはぬわ~んと…」

 

夏美ちゃんが言いかけた瞬間、すみれちゃんが軽く手刀をしたのだった

 

「無理」

 

「まだ何かは言ってないですの」

 

「夏美ちゃん、協力してあげたいけど、私はかのんちゃんの秘蔵写真しか持ってないよ」

 

「それは残念ですの。紗桜莉さんなら全員の持ってそうなのに……」

 

「と言うか紗桜莉ちゃん……秘蔵写真って……」

 

秘蔵写真?もちろん、かのんちゃんの寝顔とかだけど?

 

「とにかくみんなで考えて見つけるしかないよ。Liellaと結ヶ丘、そして私たちのことがちゃんと伝わるシンボルになるような場所」

 

シンボルか……難しいよね~




何気に紗桜莉も生徒会に……
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