新たな星たちと灰色の姫君   作:水甲

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今回で最終回ではなく、オリスト!


41 紗桜莉の秘密を暴け!

改めて気持ちを確かめた後、かのんちゃんにあることを聞かれた。

 

「そう言えば紗桜莉ちゃん」

 

「何?」

 

「今までどこにいたの?」

 

「うーん、まぁ文句を言いに行ってただけだよ」

 

「文句って……」

 

まぁ今回は私一人では無理だったから、色々と大変だったけどね。

 

「あの、何だか……屋上にパラシュートみたいなのがあるのですが……」

 

恋ちゃんは窓の外を見てそんなことを言っていた。あぁ後で片付けないと

 

「あの、部室の前によくテレビでパラシュートをする人が着ているものが……脱ぎ捨てられてるっす」

 

「…………この時期って寒いから大変だったよ」

 

『本当にどうやってここに?』

 

 

 

 

 

 

 

夏美side

 

紗桜莉さんは今まで何をしていたですの?本人いわく文句を言いに行っていたと言っていましたが……パラシュートが置いてあるなんて……明らかに不可思議過ぎますですの

 

「と言うわけで紗桜莉さんの謎を突き止めるですの!」

 

「お~……っす」

 

返事をしたのはきな子さんだけだったですの……他の皆は……

 

「いや、あの人の謎を突き止めるって……バレたときの事を考えたのかよ?」

 

「実験台。もしくはビリビリ」

 

「多分怒られるだけですまないと思うけど……」

 

「そんなのわかっていますですの!ですが今回は明らかに秘密で動きすぎですの!なら調べても問題がないですの!」

 

「でも確かに紗桜莉さんは今回の事以外にも謎が多いっすよね……親の都合とはいえかのん先輩の家で居候してるっすから」

 

「おまけに色々なことを出来る人だし……」

 

「今回はその全てを解き明かしますですの!」

 

私はきな子さんたちと協力して、紗桜莉さんの秘密を探ることにするですの!

 

 

 

 

 

 

次の日、紗桜莉さんが一人で歩いているのをこっそりつける私ときな子さん。他の皆は別行動をしている

 

「先ずは普段から何をしてるかを調べるですの!」

 

「あの、夏美ちゃん」

 

「なんですの?」

 

「紗桜莉先輩が何をしていたかを調べるって話じゃなかったっすか?」

 

「その前に普段の行動パターンを調べてからの方がいいですの」

 

「はぁ」

 

紗桜莉さんは休み時間は特に変なことをしているってわけではないですの……適当に歩いてるだけですの

 

「むむむ、変な機械を仕掛けたりしてると思ったですの」

 

「多分っすが……もう仕掛け終わってるんじゃないんっすかね?」

 

その可能性は大ですの……つまり今は……と言うより2年生になってからは大人しくなっているってことですの

 

「あ、理事長と話してるっす」

 

「どれどれですの」

 

確かに話してるですの……でもこの距離では聞き取れないですの

 

「一体何の話を……」

 

「夏美ちゃん、これどうぞっす」

 

「あぁ、どうも……って……」

 

きな子さんが渡してきたのはイヤホン……まさか……

 

「四季ちゃんから借りておいたっす」

 

「準備がいいですの」

 

なんと言うか、基本的にいい子のきな子さんが盗聴するなんて……染まってきたというべきかなんと言うかですの

 

「今は話を聞くことが大事ですの!」

 

早速会話を聞くと…………

 

『…………さか、パラシュートで戻ってくるなんて驚きよ』

 

『すみませんでした。理事長からみんなが集まってるって聞いていたので、空港から来るより早いと思ったので』

 

『そもそもそんな無茶をよくあなた一人で……いえ、あなたのお父さんが関わってるのかしら』

 

『よくご存じで……父も忙しいので直ぐに仕事に戻りましたが』

 

『それにしてもあなたのお父さんがまさか……』

 

急に音声が途切れた!?これは一体……まさか盗聴に気づかれたですの!?

 

「人の話を盗み聞きするのは誰かしら~」

 

気が付くといつの間にか背後には紗桜莉さんがいた

 

「「ひぃ!?」」

 

「話はゆっくり部室で聞こうか」

 

紗桜莉さんが笑顔でそう言うけど……笑顔が怖いですの…………

 

 

 

 

 

 

 

私ときな子さん……それにかのんさんたちみんなが部室に呼び出された。

 

「えっと、つまり夏美ちゃんたちは紗桜莉ちゃんの秘密を探ろうとしてたと」

 

「あんたら……命がいくつあっても足りないわよそれ……」

 

「あの、すみれちゃん、私をなんだと思ってるの?」

 

「冗談よ」

 

「うぅ、すみませんでしたですの」

 

「まぁ気になるのは仕方ないよね。紗桜莉ちゃん、今回の件色々と関わろうとしてなかったし」

 

「まぁあんまりみんなに話さなくてもいいかなって思ってたけど……気になってるなら仕方ないか……」

 

紗桜莉さんはため息をつきつつ、話した。今回何をしていたのかを…………




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