01新たな始まり
紗桜莉Side
「さてどうしたものか…まぁやることは一つ」
何だか二年くらい時間が経った感覚だったけど…多分気のせい…とりあえず私は電話をしながら理事長室に向かっていた
「そういう事は早い段階で伝えて貰ってもよろしいでしょうか?」
『申し訳ありません。こちらとしてもまさかこんなギリギリに届くことになるとは……』
「確かにそう言った連絡は手紙の方が良いかもしれませんが、せめて遅れることを想定して、メールを送るなり、電話での連絡を……あまり文句を言いたくありませんが、もしもの時は……」
『はい…』
電話を切り、ため息をつきながら理事長室のドアを開けると
「あれ?かのんちゃん、来てたんだ」
「紗桜莉ちゃん!?」
「げっ…」
理事長室にはかのんちゃんと……マル…マルガレーテがいた。もしかして話を聞いた感じかな?
「理事長、かのんちゃんに話を?」
「えぇ、ウィーンさんのご両親から依頼を受けたこと。スクールアイドルとして渋谷さんの元で歌を学んで欲しいことを」
話を聞いたマルガレーテは反対したらしい。自分はラブライブに出場したと……いや、ラブライブには出ては……うん、傷口に塩を塗らないでおこう。
理事長曰くラブライブに優勝してない。それにラブライブに優勝したチームから何かしら学べるのでは?とのこと
「まぁ過程よりも結果を示せって事だね。そういう家族みたいだね」
「貴方ね……」
更に理事長はあと1年、結ヶ丘でスクールアイドルとして歌を学び、優勝。もしくはそれに等しい結果を出せたなら、マルガレーテの編入を受け入れるとのことらしい。厳しい家族と言うよりも……
「それでかのんちゃんの留学は?」
「その…延期に……」
だよね…とりあえずお父さんにメッセージ入れとこう。いや、お母さんかな?
音楽学校の援助金減らしておいて貰おう
「と言うことがあったんだよね」
『大変だな。そっちも』
「そっちも頑張ってるみたいじゃない。一年生の頃に比べてさ」
『あの時は助かったよ……そっちもあと1年…』
「うん、天使に会うために……」
従兄との電話を切り、落ち込むかのんちゃんを見た。まぁ事情が事情だし……
「留学中止になったけど、結ヶ丘に残れて良かったじゃん」
「そうだけど……でもどうしよう」
「どうしようって?あっ……」
あんな感動的にお別れしたのに、実は留学中止になりましたーって言えないよね…
「私からみんなに言おうか?」
「うーん、でも……あぁもう…」
本当に悩むようなら私からみんなに伝えておこうかな?まぁかのんちゃんならちゃんと伝えそうだけど……
「あれ?」
「どうしたの?」
「設置した罠が…壊されてる!?」
どういうこと?そう簡単に壊されるようなものじゃないし……故障かな?いや、もしかしたらマルガレーテが……ないな。あの子に私の罠を破壊することは出来ないはず……
「紗桜莉ちゃん?」
「何でも無い」
???Side
面白そうな学校だな~まさか校門入ったらアトラクションがあるなんて……
私はここで天使に……お姉ちゃんみたいに!
「それにしてもスクールアイドル部あるけど…」
ソロアイドルとしては、グループに入るのは……どうしたものか?新しく作る?でも部長とかはな~
「どうしたものか…それにしてもLiellaか…凄いグループ何だろうな~」
楽しい高校生活になりそうだよ
私はそう思いながら、屋上から降りるのであった。
紗桜莉Side
春休みももう少しで終わり、そろそろ学校に行かないと……
「かのんちゃんは学校行く?」
「うーん、どうしよう…でも…いかな……やっぱり行く」
まだ言えてないのに…学校に行ってみんなに見つかったらどうするんだろう?まぁその時はその時なんだろうけど……
「所で昨日罠がどうとか言ってたけど…何で罠?」
「前に理事長に頼まれて、防犯設備を設置したんだけど……まぁ緊急の時のために設置してるだけだけど……」
壊されたのが本当に気になる……
改めてのオリ主紹介
相花紗桜莉
昔出会ったスクールアイドルに憧れ、スクールアイドルになった少女。興味を持ったことをしっかり学び、結ヶ丘での学校生活に生かしている。ただ自由すぎるためか、学年別に呼称が違っている。
従兄とはたまに連絡を取り合っている。
感想待ってます!