トリオンのアカデミア   作:くろとらです

4 / 6
物間くんの口調には違和感を感じてしまう人もいると思いますがそこはご了承ください。



4話 個性把握テスト その1

 入学式の翌日。

 B組は1限、2限と通常教科の授業を受け、50分弱の昼休みをはさみ3限、4限は個性を使った"個性把握テスト"となっていた。

 B組の生徒たちは、それぞれ昼食をとり終わると直ぐに更衣室に向かい事前に配布されていた雄英のジャージに着替え始めた。

 

 青は他の生徒たちと一緒にジャージを着替えていると後ろから声を掛けられた。

 

「やぁ、君が入試次席の子かい?」

 

 青に声を掛けたのは、入試の日から昨日まで一切話したことの無い金髪の男子生徒だった。

 

「まぁ、そうだけど。アンタは?」

 

「あぁ、まだ自己紹介がまだだったね。僕は物間寧人。君のクラスメイトの1人さ……。よろしく」

 

「…………あぁ、よろしく」

 

 金髪の男子生徒───物間寧人はそう自己紹介し青に握手を求めた。青は何も疑うこと無く物間の握手を受け入れた。

 

「それじゃ、僕は先に行ってるね」

 

「あ……あぁ」

 

 物間は青と握手をした後、そのまま皆よりひと足早く更衣室を後にした。

 

「何か、変な奴だったな」

 

「アイツなりの意図もあるんだろ……。まぁ、今は兎に角着替えて俺たちも行こうぜ」

 

「そうだな」

 

 物間が更衣室を後にしたあと、着替え終わった泡瀬がそう言って青に話し掛けた。

 青は泡瀬と話しながら、ジャージを着替え終わり、そのまま更衣室を後にした。

 

 

 

 

 B組生徒全員がグランドに集合すると、既にそこには担任のブラドが立っていた。

 

「うむ。全員揃ったようだな。では、これから昨日話した通り"個性把握テスト"を始める。50m走、ソフトボール投げ、握力、1500m走、立ち幅跳び、反復横跳び、長座体前屈、上体起こしの8種類の種目を行う。中学と違う点はただ1つ"個性"を使えるということだけだ」

 

「そして、次にこの"個性把握テスト"の目的だが、実際に"個性"を使用することで、自分の"個性"の特徴などを理解してもらうのが目的だ」

 

 この、ブラドの説明にB組の生徒は全員うなずいた。

 そして、早速"個性"を使った"個性把握テスト"が始まった。

 

 第1種目は50m走。

 これは、出席番号順2人1組で行うことになった。青は更衣室で握手を交わした物間と一緒に走ることになった。

 

「やぁ、まあ会ったね」

 

「…………そうだな」

 

 スタートラインに立ち、軽く物間と言葉を交わす。

 

「…………ブースト」

 

「…………へぇ〜」

 

 そして、青はスタート合図とともに、入試でも使用したトリオンを使った"ブースト"でスタートダッシュを決めた。

 

「なるほど。君の個性はこうゆう時にも使えるんだね。素晴らしい個性だよ!!」

 

「……ん? ……なぁっ!?」

 

 "ブースト"でゴールを切ろうとしている青はふいに話し掛けられ横を向くと、物間が自分と同じように"ブースト"を使い並走していた。

 若干、青がリードしながらも2人はほぼ同じタイミングでゴールを切った。

 

「タイム 4.98」

 

「タイム 5.23」

 

 タイムはスタートダッシュをしっかりと決めた青の方が上だった。

 

「…………何で、俺の個性を?」

 

「それは、僕の個性が"コピー"だからだよ」

 

 50m走を終えた青は物間に何故自分の個性を使えたのか聞いた。

 すると、物間は隠すこと無く自分の個性が"コピー"だからと答えた。ここから、物間の個性の説明が始まった。

 物間の個性はコピー。触れた対象の個性をコピーできる個性だ。しかし、コピーできる時間は制限があり、その制限は5分間だけらしい。

 

「なるほど。だから、あの時俺と握手をしたのか」

 

「あぁ、君の個性はB組の中では1番強力な個 個性だと聞いていたからね。でも、もう制限時間の5分が経ってしまう。君の個性は次の種目では使うことはできなさそうだ」

 

 物間はそう言うと、青に"次の種目を頑張ってくれたまえ"と言う言葉を残しその場から去って行った。

 

 

 第2種目は握力。

 

「次、水島!」

 

「はい」

 

 2種目目の握力では、個性を生かせないため、普通に挑むことになった。結果は69kgと言う無難な結果に終わった。

 この握力では、宍田獣郎太が個性ビーストで獣化し580kgと言う記録を叩き出した。

 

 第3種目は立ち幅跳び。

 

「グラスホッパー」

 

「記録 27m」

 

「やっぱ、グラスホッパーを使ってもこれが限界か……」

 

 3種目目の立ち幅跳びでは、入試でも使用したグラスホッパーを使い空中に足場を使い高記録を残した。

 この立ち幅跳びでは、推薦入学者の1人である取蔭切奈が個性のトカゲのしっぽ切りで身体をバラバラにし足を飛ばし高記録を記録を叩き出した。

 

 4種目は反復横跳び。

 

「これは、個性を使っても無理だな」

 

 4種目目の反復横跳びでは、2種目目の握力と同様に個性を生かせないため、普通に挑むことになり、記録は71回と言う記録に終わった。

 この反復横跳びでは、握力で高記録を残した宍田が個性を使い獣化し驚異的な身体能力で152回と言う記録を叩き出した。

何時になるか分かりませんが次回作はどんな作品が読みたいか早めのアンケートをとってみます!

  • 暗殺教室
  • 食戟のソーマ
  • 魔法科高校の劣等生
  • ようこそ実力至上主義の教室へ
  • ぬらりひょんの孫
  • クレヨンしんちゃん
  • 響け!ユーフォニアム
  • 名探偵コナン
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。