1967年7月9日。
南アフリカに再び死が訪れた。
オレンジ州においてテロ組織<アフリカーナー抵抗運動>がボーア共和国を名乗り蜂起。
第二次南アフリカ戦争に発展した。
さらに、トランスヴァールにおいてはズールー武装戦線が一斉に蜂起。
南アフリカ駐留の米軍は南アフリカの防衛を開始。
南アフリカ連合陸軍のエドモント・ケーリッド将軍は南アフリカ連合軍で最も有名な将軍である。
彼はオレンジ州西部の都市で自らが率いる機甲師団を率いていた。
「戦車部隊前進!」
彼の号令とともに、彼が乗る機甲師団の戦車が次々と戦場に姿を現した。
彼が搭乗しているのは日本製の65式高速戦車だった。
その数30両以上。
「戦車部隊、突撃せよ! 目標は敵拠点だ」
ケーリッド将軍の命令と同時に、戦車部隊は一斉に走り出した。
そして、敵の陣地へ突入する。
敵の抵抗も虚しく、ケーリッド将軍率いる機甲師団は次々と敵をなぎ倒していった。
その後、ズールー民兵の拠点の一つを制圧したケーリッド将軍の機甲師団は東進を開始。
米軍のM551シェリダン機甲師団もケーリッド将軍の機甲師団と合流し、連合軍の兵力は大幅に上がった。
さらに、アメリカ軍はXB-70ヴァルキリーによるヨハネスブルク空爆を実施。
ズールー民兵の戦力は大幅にダウンした。
そして、舞台はボーア共和国が支配している西部に移る。
ケープタウンから上陸したアメリカ軍と日本義勇軍はパールを目指し、東進を開始。
ドイツ軍の兵器を装備しているボーア民兵はパンツァーファウスト2型などを使い、米軍戦車を撃破したが、アメリカ軍からレンドリースされたF-4ファントムを装備した南アフリカ空軍の航空部隊がボーア民兵への攻撃を開始。
その頃、極東では中華民国がチベット王国に侵攻。
着実に中国を統一しつつあった。
そして、ついに中国軍はチベット王国の首都であるラサを制圧。
チベット王国は降伏し、中華民国に併合された。
結果、残る国家は奉天共和国のみとなった。
奉天共和国は中華民国に対して友好的な国家であったため、奉天共和国首相との会談の結果、中国は中華民国の下、統一されることとなった。
そして、中東ではイランがOFNに加盟。
これにより、OFNはイランを通り、ヨーロッパへ侵攻することが可能となった。
その頃、アメリカでは・・・
この日のダラスはいつもよりも騒がしかった。
比較的広い道路の中央には壊れた車があった。
ジョン・F・ケネディが暗殺されたのだ。
その後、暗殺事件の犯人として、リー・ハーヴェイ・オズワルドという男が逮捕されたが、「はめられた」と言うばかりで未だに真相は闇の中である。
パンツァーファウスト2型
ドイツ軍の携帯型対戦車ランチャー。
非常に精度がよく、南アフリカ戦争では日本軍戦車や米軍戦車相手に大活躍した。
ヘリ相手なら対空砲としても利用できる。