1967年5月5日。
大ゲルマン帝国総統であるアドルフ=ヒトラーが死去。
これにより、大ゲルマン帝国国内にて対立していたボルマン派、シュペーア派、ゲーリング派、ハイドリヒ派、自由ドイツ戦線が蜂起。
ドイツ内戦が始まった。
また、この内戦により、東方生存圏においても大規模な反乱や独立が発生。
新秩序は完全に崩壊した。
この内戦の結果、東方生存圏において成立した勢力
・モスクワ自治国
・オストラント親衛隊騎士団国
・リトアニア緊急国防政府
・ドイツ自治区
・モスクワ赤軍
・自由ロシア運動
・トゥーラーン民族委員会
・カフカース=ドイツ空軍地区
・チェチェン解放軍
・ツァーリ制ロシア帝国
・バクー労働者運動
・ドン=コサック赤軍
・アーミニエン国防軍
・アゼルバイジャン軍事政府
・クラスノヤルスク=ソビエト
・アチンスク国防軍地域
・ボゴドル軍
・正教会司祭領
ドイツ内戦の一報は遠く離れた日本にも入った。
日本国 東京
国防省ビル3階
会議室
「ヨーロッパか・・・」
「はい。数時間前にドイツ総統であるアドルフ=ヒトラーが死去。これに伴い、ドイツで大規模な内戦が発生したようです。」
「中国といい、欧州といい、なぜここまで混沌としているんだ・・・」
「それと、南アフリカ軍からの報告ですが、オレンジ州にて大規模な暴動が発生したとのことです。また、ズールー武装戦線を名乗る勢力も存在しており、第二次南アフリカ戦争の可能性があるとのことです。」
「わかった。そっちは米軍が対処してくれるだろう。問題はロシアだ。西ロシア地域をウラジミール三世率いるロシア帝国が統一。OFNとの接触を試みているようです。」
「わかった。ロシア帝国側はなんと言っている?」
「はい。ロシア帝国の存在の容認、ロシア帝国の中央シベリア共和国承認、ロシア帝国のOFN加盟を条件としています。」
「わかった。アメリカにも伝えておく。」
1967年6月5日。
ドイツでの内戦は大きな転換点を迎えた。
シュペーアが空襲によって死亡したことで残るはゲーリング、ボルマン、ハイドリヒ、自由ドイツ戦線の4つとなった。
しかし、ハイドリヒ派はライン川において大損害を負っていたため、ライン川が突破されるのも時間の問題である。
そのため、実際にはゲーリング、ボルマン、自由ドイツ戦線の3つの勢力がぶつかっていることとなる。
その頃、北部ポーランドにおいて攻勢を開始したゲーリング派は機甲師団を用いて、自由ドイツ戦線の前線を突破。
ドイツに平和をもたらすのは誰だろうか・・・