「誇らしきご主人様、これが新しい報告書で御座います」
「シリアス…もうとっくにこの資料書き終わってるんだが…」
「も、申し訳ございません!この卑しきメイドに罰を…」
「そ、そこまで気にしなくてもいいんだけど…」
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「ご主人様〜新しい服を作ったのです、ぜひ着ていただきませんか〜?」
「カリブディス資料!服で資料が見えない!」
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「ご主人様、紅茶で御座い、あっ「冷たっ!」ご、ご主人様申し訳ございません!お願いします、この卑きメイド必ず役に立って見せます!だから捨てないで下さい…」
「捨てない!捨てないから!(し、仕事が進まん!)」
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「う〜ん…メイド隊がよく働いているのはよくわかっているのだけど、正直あんまり仕事が進まない…いっその事半分ぐらい秘書艦のメイド減らすか?いやしかしなぁ…そうなったら必ずダイドーは泣いて減らすのを辞めるように懇願するだろうしシリアスも真面目に捉えてしまい変な方向に進んでしまう気がするなぁ…どうしよう…
[ピローン]メール?今こんな時間に?お嬢様が誕生日パーティーを開くから是非来てください?あー…そういや前人助けした時に連絡交換したんだっけ、ん!そうだ!確かこのメイドに助けを求めてみたらどうだろう!確かこのメイドめちゃくちゃ完璧(素人目線)だからきっと役に立つんじゃないか?よし!是非今すぐ連絡してみよう!」
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「って事なんで、連絡したら今どう言う状況なのかよく分からないから現状把握と問題解決の為に二、三週間こっちに派遣されることになったメイドの〇〇って人!まぁ短い間だけどよろしくね!」
「「「「…」」」」(なんかスッゲェ空気が重い…)
「メイドの〇〇です、短い間ですがこれからよろしくお願いします」
「ロイヤルメイド長のベルファストで御座います、こちらこそよろしくお願いします、早速ですがあなたにはグロスターについてもらってここの業務を教えていただいてください」
「はい、わかりました」
(まぁ何故か空気が重いけどベルファストやシェフィールド達がいるから多分大丈夫なはず…だよね?)
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そこから三日後…
「ご主人様、今日の朝食でございます」
「あーごめん、〇〇がもう作ってくれて、美味しすぎたからもう食べちゃってお腹一杯なんだよね」
「…」
他にも…
「〇〇さん、ここの掃除は終わったのですか?」
「はい!早めに終わったのでご主人様の部屋もついでに掃除しちゃいました!ご主人様褒めて下さいました!」
「…」
「〇〇、何をしているのですか?」
「ダイドーさん、今ご主人様運動後なのでお飲み物を作ってる最中です、ご主人様結構運動後は、甘いものが好きなので」
「…」
「ご主人様〜耳かきしましょうね〜…〇〇さん?何をしていらっしゃるのですか?」
「あ!カリブディスさん!ご主人様を耳かきしていたんです!ご主人様最近していないと言っていたので私がやりました!」
「…」
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さらに一週間後…
「これから緊急メイド隊会議を行います。議長はメイド長であるこのベルファストが務めさせていただきます」
「早速最大のお題なのですが、ご主人様が連れてきてくださったメイドの〇〇がご主人様の周りの事を全て行なっており、我々ロイヤルメイドはご主人様のお世話が全く出来ておりません、しかもご主人様の好きなことや日頃どうしているのかなどご主人様に関する事は私たちより知っているので、ご主人様は〇〇にばかり頼りすぎており、このままいけば確実にご主人様の側近メイドはは〇〇になりこのまま妻になるのかと思われます、それだけは我々ロイヤルメイド隊は阻止せねばなりません、ですので誰か意見がある者はどうか挙手をお願いいたします」
「はい、〇〇には出来ない誇らしきご主人様が喜ぶことをしたらどうでしょうか?」
「そのご主人様が喜ぶことは?大抵の事は〇〇が出来ますよ」
「えっと…まぐわいとかですかね?」
「ご主人様はお堅いお方なので対応に困るし、拒むとおもいますよ…」
「…このまま行ったらご主人様は必ず〇〇の事を選び、ダイドーの事をお捨てになる…一体どうしたらよろしいのでしょうか…」
「…いっそのこと掃除を…その後ご主人様を教育する…」
「それだけでは足りません、今後こう言う事が起きないようにご主人様の仕事、私生活、交友関係、全てにおいて監督が必要だと思います」
「シェフィ、グロスター、それはまずいですよ、万が一そのことをご主人様が知れたらお怒りになります」
「では、どうすればよろしいのでしょうか?このままいけば確実に〇〇がご主人様の妻になると思いますよ」
「…こういうのはいかがでしょうか?」
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「おーい○○〜」
「ご主人様?どうかしたのでしょうか?」
「ベルファスト…いや…○○が今日の朝からいなくてさぁ…どこに行ったんだろう…」
「○○ですか?○○なら今さっき元いた勤務先に戻らなければならないといった連絡がございましたよ?」
「え?あ、そうなんだ、急にどうしたんだろう…風邪かなぁ…」
「…ご主人様…私達では頼りになりませんか?」
「ん?いやそんなことはないけど…」
「では是非私達を頼ってください、ご主人様は他のメイド隊ではなく私達ロイヤルメイド隊さえいたらいいのです。」
友達のメイドってパワーワードやね
(結構誤字や、これおかしくねって所を訂正しました)