ゆるホロの日常。   作:窓風

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とまらない、こえていく、つながる。

 

 

 

 

 

俺達が学校を卒業してからちょうど4年後。

 

こんな俺でも、なんとか職に就いて社会人として働いている。他のみんなもあれからそれぞれの道に進んでいるが、今でもちょくちょく顔を合わせる程度には友人関係は続いている。むしろみんなの知らない一面も色々見られるようになった。ミオは前よりハジけるようになったし、スバルはなんかより女の子らしくなったし、かなたさんは握力自己ベストを更新したし。誠?誠も相変わらずの変態でありまする。

 

そうそう、フブキ達は卒業後各々大学に行ったり就職したりしたけど、全員が中学時代の先生が立ち上げた企業のタレントとして活動もしているのだ。ロベさん達男性陣の方も同様。なんとも世界はどうなるかわからんな。

 

 

さて、なぜこんな話をしたか。

 

 

俺が今いるのは隣町の国際展示場と言われる場所。時折大イベントなどが行われており、全国的に名前が知られている所だ。ここであと数日もすればとある大イベントが行われる。

 

その大イベントに、フブキ達が関わっているのだ。いや、関わっているというかなんなら出演なんだけど。ともかくそれが個人的にヤバイんだよ。

 

とあるソシャゲ同様、展示やトークイベントなどが行われる『リアルイベント(EXPO)』と、アイドルが歌って踊る『ライブ(fes)』が2日間に渡って開催されるのだ。

 

リアルイベントは会社(プロダクション)所属タレント全員の参戦でとてもアツイ催しとなっている。いろんなブースやフード、グッズが発表されていて、ワクワクが止まらない。

 

ライブに関してはタレント全員出演の全体ライブで、通算3回目となる。過去2回も最高の一言に尽きるもので、とても感動したのを覚えている。特に注目すべきは拡張現実AR技術を使った演出とキアラさん達海外の所属タレントの参戦、そして生バンドによる演奏だ。前回でも充分想像以上だったのに、これ以上越えていったら供給過多で倒れるかもしれん。泣く用意はすでにできてるぞ。

 

この3回目に至るまでに個人やグループでのライブもあり、数を重ねるごとにファンが増えていくのを感じる。途中で躓くこともあったが、それでもここまで進んできたのは彼女達の力があったのと同時に、応援してきたファンの力の両方があったからこそだと思う。

 

「おや、こんなところでどうかしましたか?」

 

なんて思いを馳せていると、男性に声をかけられた。3月の17時頃となると陽も沈みかけて街灯も点き始めるくらいの暗さのため、一瞬不審者かと思われるが声ですぐに誰かわかり安堵する。

 

「どうも。これまでの軌跡をちょっと振り返ってました。とても大きくなりましたね。」

「ええ。僕も正直びっくりしてますよ。彼女達には驚かされてばかりです。」

 

他にもこんなことがあった、これはとても良かったなど他愛ない話を少しすると、男性は「これからもよろしくお願いしますね。」とだけ言って去っていった。

 

「俺もそろそろ帰るか。…………お、綺麗な月だ。」

 

 

 

 

俺を含むファンと彼女達タレントとの繋がりは続いていく。

 

これまでも。

 

これからも。

 

共に。

 

 

 

 

 

 

 




東京行きの飛行機の中で今回を仕上げました。どうも窓風です。

自分が本格的にホロを見始めたのが3期生デビューと第一回みっころね24時の間くらいだったので、早3年経とうとしてますね。もうそんな経つのか。(それよりもっと前に、ほぼ初期のはあちゃまの後輩ASMRを聴いてましたけどそれは置いといて。)

ライブのチケットは取れなかったので、チケット取れた人はハンカチかタオルの用意をしといた方がいいでしょう。絶対泣くと思います。なんのアドバイスだってな。

ともかく!過去最大のイベントが開催されるので、現地の人も配信視聴の人もみんなで盛り上げていきましょう!!!
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