オリキャラ達のお話。
独自設定と解釈によるお話なのでそこら辺目を瞑って下さいお願いします!。
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「最悪だ・・・、今日に限って緊急の呼び出しってマジかよ・・・。」
「残念だったな龍二。 お前のS級昇格戦また延期だ。 4人の中でお前が1番に
俺は蒔田隼人、
少し強いだけの普通の高校生だ。
例の事件(7.8話参照)から1周間が経った今日、
俺はチームメイトの片丘龍二と共にボーダー連盟横須賀軍港支部から呼び出しの連絡を受けやって来ていた。
「ふざけんな!。 やっとメイントリガーでランク回せると思ったのによー!。縛りなんてやるんじゃなかった。」
「いやいや、そもそも縛り要素を言い出したのはお前だろ?。 ならそこは文句言えなくね?。」
「それは確かにそうだけど!。」
龍二は二つ前のシーズンの時も、
「もっとスリルのある試合をしようぜ!。」
っと言ってそのシーズン中シールド系のトリガーを全て外して戦っていた。
そんな事をすれば当然試合に勝てず順位は上がらない。
最終的にA級上位で停滞してしまいS級になれずに終わってしまった。
毎度余計な事をしなければ簡単にS級まで登れるのに、一度決めた事は曲げずにやり通す。
後先考えない真面目な大バカだ。
「あっ、お前等今バカって思っただろ。」
「ナンノコトデスカ?。」
「とぼけても意味ねえぞ。そんな特殊な言葉は分かりやすいからな。 後お前の後ろに誰かいるぞ。」
「は?」
「よく分かったね龍二。」
「ぉま楓⁉︎。 急に現れんなしばくぞ‼︎。」
何も無い場所から突然俺の背後に同じくチームメイトの白瀬楓が姿を表した。
どうやらトリガーのカメレオンを使って隠れていたらしい。
「いや、姿が見えなくても頭の中の言葉や単語は普通に聞こえるから意味ないぞ?。 それよか楓、例の深海棲艦はどうなったんだ。」
「あ〜あの子なら海軍の人達に連れてかれたって聞いたよ?。 それからの事は知らない。 隼人は?、一応あの時の現場指揮官なんだから何か聞いてないの?。」
「いや知らんよ?。 てかあれが連れていかれた事すら知らなかったんだけど・・・、それ情報源どこよ?。」
「美希だよ。 何か上の人の会話に聞き耳立ててたらたまたま聞いたんだって。 美希のSEってこういう時にも使えて便利だよね。」
汐凪美希
俺達のチームメイトで強化聴視覚と言う特殊なSEを持っている。
それを活かし何処からか情報を持ってくるのはいつも彼女でチーム的にも、個人的にも色々助かっている。
「なるほど、それは信憑性があるな。 ところであいつ何処に居るんだ?。 いつも楓と一緒に居る筈だろ?。」
「・・・は?。」
「お前・・・。」
「・・・え、なにどう言u、」
スパコーーン‼︎
「私さっきから居たでしょが!、あんたは何でそんなに戦闘以外じゃポンコツなのよ。」
「だ・か・ら驚かすなって‼︎、マジでお前もしばいたろか⁉︎。」
「OK任せて返り討ちにしてやる!。 やるわよ楓!。」
「はいはい、しょうがないわね。」
「覚悟しとけよ!。 今日の要件が終わったら2人ともボコボコにしてやるからな!?。」
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「すいません、支部長から招集を受け来たんですが何処に居ますか?。」
「支部長ですね?、少々お待ち下さい。」
「なあ、別にわざわざ受付まで来なくて良くないか?。 折角裏口から入ったんだからそのまま支部長の所に行こうぜ?。」
「本当にな、何も問題はないだろ?。 ここの人達も殆ど顔見知りだしさ。」
小さい頃から俺達4人は横須賀鎮守府に通っていた。
それは俺達の体を使った人体実験の為である。
この施設はボーダー連盟所属だが、
ここで働く職員の殆どは旧横須賀鎮守府に居た人ばかり。
なので多く職員は知り合いなのだ。
「何言ってるの。 ここは本来友達に会うような簡単なノリが通用する所じゃないの。 私達が慣れすぎてるだけでしっかり正式な手続きをしないとダメなのよ。」
「それに下手に騒動でも起こせば隣の鎮守府から艦娘が武装してやって来るよ。 あの人達強いからあんまり正面から戦いたくないな。」
「いやいや待てよ。 それはそれで、面白そうじゃん?。 おい隼人、これ終わったら隣に乗り込むぞ。」
「バカな事言わないの!。 問題起こしたら後々、」
「流石は龍二分かってんじゃん!。」
「「やめとけ。」」
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「失礼します。」
「こんちわ霧山さん。」
「おうこんにちは、皆んなお疲れさん。 急に呼んで悪かったな。」
椅子から立ち上がり俺達に挨拶を返した男。
ボーダー連盟横須賀軍港支部、支部長。
霧山 政道、
隣にある横須賀鎮守府の提督、霧山 奏さんのお兄さんだ。
「支部長、急な要件って何なんだ?。 俺等の隊だけ呼ぶなんて余程の事なんだろ?。」
「ああ、今日お前達を呼んだのはこの前砂浜に現れた深海棲艦についてだ。 奴は捕らえられた後、海軍の研究室に連行された。 理由は言わなくても分かると思うが恐らく実験のためだろう。」
「あいつ等まだそんな事やってんのか?。」
「一回痛い目にあわないと分からないのかな?。」
龍二と楓があからさまにピリついてる。
当然だ、
俺や美希も同じ気持ちだ。
奴等あれだけの事を仕出かして未だに懲りてないとは呆れる他ない。
「それで?、俺達に何の関係が有るんですか?。 あの研究所をぶち壊せって言うなら喜んでやりますよ?。」
「そっちは無理だ。 出来るなら俺だってそうしたいがあそこは海軍上層部の息が掛かかった施設、迂闊に手が出せん。 だがな、」
そう言うと支部長は、引き出しから一枚の紙を取り出し机の上に置いた。
それには、
[海軍特殊深海研究所制圧作戦]
そう書かれていた。
「支部長、これはもしかして?。」
「・・・言っただろ?、ぶち壊す方は出来ない。 しかし奴等が人道、または法を破る様な研究をしているなら俺達はそれを止める義務がある。 まあ政府が動かなければ此方は何も手が出せないんだがな。」
ボーダー連盟の主な仕事は、
近界からやって来る敵への対応だけでは無い。
世界中で起きる災害時の援助活動、
テロ等緊急時の一般市民の防衛、
不明な未知の脅威との交戦殲滅、
各国政府から要請されそれが妥当だと判断された時のみの治安維持協力、
元々ボーダー連盟は城戸司令が率いるボーダーが活動出来ない分野の補佐を目的で創設された。
その為ボーダー連盟は世界中に支部を持ち平和維持に努めている。
つまり今回の作戦は、政府からの共同制圧作戦の依頼。
「なるほど、参加するのは俺等4人だけ?。」
「此方側からはそうだな。 無闇に戦力を投入しても何があるか分からんからな。 あの施設を知っている者且つ手練れを送る必要がある。 なら適任はお前達しか居ないだろ?。」
「良いですけど。 政府側からはどんな人達が来るんですか?。 それによって私達の位置どりも変わってきますよ。」
「そこは安心しろ、 横須賀の艦娘が6人ほど参加する。 少なくとも彼女等は全員お前達並みの強さはあるぞ。」
俺達並みか、
今まで他人からその言葉を聞いて何回落胆して来たことか。
まあ今回は支部長が言うんだから少しだけ期待しておこうか。
「オッケー。 それで支部長、作戦日はいつ何ですか。」
「今日より3日後のAM11:00決行だ。 集合場所は俺の方からまた伝える。」
3日後か、
俺のS級昇格戦は2日後だから問題ないな。
「了解。 そんじゃ俺達はこれにて。」
「よろしく頼む。 ・・・ああそうだ。 龍二、お前のランク戦。 俺の方から時間を遅らせてもらうよう頼んでおいたぞ。 今から行っても試合には余裕で間に合うな。」
「マジっすか⁉︎。 悪い隼人‼︎、俺先行くわ‼︎。」
「行け行け。 俺もこの雑魚2人倒したらすぐ行くさ。」
「へ〜、言ってくれるじゃん。」
「美希、早く終わらせよ。 私龍二の戦いの方が気になる。」
「安心しろ、お前等だけなら1分もかかんねーよ。」
その後宣言通り1分で試合は終わり。
俺は2人にボコボコにされてしまった。
まあメイントリガーじゃなかったししょうがないよなぁ!?。
こうしてあっさりと極秘作戦の話は終わり。
俺達はいつも通りの日常に戻った。
作戦は3日後、
それまでは各々自らの牙を研ぎ備える事にした。
どんな相手だろうと確実に勝てるように。
因みに、
龍二はS級昇格戦5本先取の試合で、
5-0で無事完勝し遂にメイントリガーを解禁。
これからはS級ランク1位を目指して再びランク戦に勤しむ毎日が続いたのだった。