アサルトリリィ 血気の戦士   作:テラ92

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前回のあらすじ
入学式が終わり初めての登校梨瑠たちとはとは違うクラスになってしまうが、新たなクラスでは梨瑠たちの予想通りすぐに、新たな友達を作った優。
平和な日常が今始まろうとしていた
どうなる第4話(ビルド風)


第4話 レギオンメンバー集め

今日も元気に授業を受け終え知らない間に夢結とシュッツエンゲルになったらしい梨瑠と夢結と優は一緒にいた。

 

 

梨璃「えへへぇ〜」

 

夢結「梨璃。あなたそろそろ講義でしょ?予習は?」

 

梨璃「分かってはいるんですけど、今こうしてお姉様のお顔を見ていられるのが幸せで……幸せでぇ〜」

 

夢結(ダメだわこの子、完全に弛みきってる。まさか、シュッツエンゲルになった途端にここまでなるとは……迂闊だったわ……)

 

優「梨瑠〜、夢結聞いて、聞いてあのね早速友達ができてry」

 

夢結(そして、あなたはあなたで自由人ね。まあ、楽しそうだからいいのだけれど)

 

 

そこにふたりの生徒が通る。

 

那岐「あら、ごきげんよう」

 

ロザリンデ「ごきげんよう。ユリさん」

 

何故か、ユリさんと呼ばれている。

 

梨璃「え?あ、あはは……ごきげんよう」

 

優「ユリ?梨瑠は梨瑠だよ。なんで、梨瑠が返事するの?」

 

夢結「はて?ユリさん?」

 

梨璃「あ、それ、カップルネームです」

 

夢結、優「カップルネーム?」

 

梨璃「これです!週刊リリィ新聞の号外です!ほら!横に並べるとユリって読めるんですよ!あはは…やだなぁ〜」

 

リリィ新聞の記事にユリと書かれていた。

 

雪陽「まぁ!このおふたりが?」

 

広夢「ユリ様ですわね!」

 

夢結は怒りが爆発しそうだっただが、1人によってその怒りは落ち着いた。

 

優「夢結ねぇ、梨瑠カップルってなに?」

 

優というなの無知な子によって夢結の怒りは徐々に収まっていった。

 

夢結「そうね、カップルというのは好きな人同士が想いを伝え合い一緒にいることよ。」

 

優「じゃあ、おれも夢結と梨瑠の2人とカップルだね。」

 

夢結「!ど、どうしてそうなったのかしら」

 

優「だって、夢結ねぇは俺のこと好きで俺も夢結のことが好き。そして、俺は梨瑠も好き梨瑠も俺を好き。ほらね、俺達もカップルでしょ?」

 

夢結(あー、なぜこの子はそんなことを平然とした顔をで言えるのかしら)//

 

梨瑠「ゆ、優くんそんなこと言われると恥ずかしいよ〜」//

 

夢結「ゲフン、気を取り直して梨瑠あなたにお願いがあります」

 

梨璃「はーい!なんなりと!」

 

夢結「レギオンを作りなさい」

 

梨璃「わかりました!………え?レギオン……ってなんでしたっけ?」

 

二水「うへぇ……!」

 

二水が倒れてきた。それもそのはずレギオンについては授業でやった事なのだから

 

梨璃「うわぁ!?二水ちゃん!」

 

二水「ご、ごきげんよう……」

 

夢結「二水さん。お願いします」

 

二水「は、はい!レギオンとは、基本的に9人1組で構成される、リリィの戦闘隊員のことです!」

 

夢結「ところで…二水さん」

 

二水「は、はい?」

 

夢結「お祝いありがとうございます」

 

二水「ど、どういたしまして……」

 

梨璃「けど、どうして私が、レギオンを?」

 

夢結「貴方は最近弛んでいるから……少しは、リリィらしいことをしてみるといいでしょう」

 

梨璃「リリィらしい……わかりました!お姉様!私、精一杯頑張ります!」

 

夢結(正直。梨璃にメンバーを集められるとは思わないけれど、時には失敗も良い経験になるでしょう)

 

梨璃「なんたって、お姉様のレギオンを作るのですから!」

 

夢結「ブッ!?」

 

夢結は紅茶を吹いた。

 

二水「私もお手伝いしますね!」

 

優「なら、俺も入る〜、これで梨瑠たちともっと一緒にいられるし。メンバー集めも手伝うよ」

 

梨璃「ありがとう!頑張るよ!」

 

二水「では早速勧誘です!」

 

梨璃「あ!待ってよ!二水ちゃーん!」

 

3人はレギオン結成のために勧誘をしに行った。

 

夢結「いえ、そう言う訳では……」

 

優「あ、こっちに誰かいる気がする。」

 

そう言うと優は真っ先に走っていった。

 

梨「ちょ、優くん早いよ〜」

 

壱「貴方たち、レギオンのメンバーを集めてるんですってね?」

 

梨璃「え?あ、はい。壱さん、樟美さん、ごきげんよう」

 

樟美「ごきげんよう」

 

優が走ってった先にはアールヴヘイムの面々がいた

 

安羅椰「ごきげんよう、梨璃?」

 

梨璃「あ、安羅椰さん!?………アールヴヘイムでしたよね?確か……」

 

亜羅椰「私の樟美に手を出す気?良い度胸だわね」

 

天葉「樟美をあなたに差し上げた覚えはありませんけど?」

 

天葉が安羅椰に注意した。

 

樟美「天葉姉様!」

 

楓「梨璃さんからその嫌らしい手をお離しになって!」

 

楓も参戦してきた。

 

梨璃「楓さん!」

 

壱「楓?」

 

亜羅椰「天葉様はともかく、楓こそ梨璃に馴れ馴れしくない?」

 

楓「何故?私と梨璃さんは同じレギオンですから」

 

捕まっていた梨璃を引っ張って、安羅椰から引き離した。

 

楓「貞操の危機からお守りするのは当然ですわ!」

 

二水「っ!」

 

梨璃「楓さん!」

 

楓「ささ、参りましょう!」

 

梨璃「み、皆さん!ごきげんよう!」

 

二水「ごきげんよう!」

 

4人は足湯に移動していた。

 

優「ねぇ、二水貞操ってなに?」

 

二水「え、えっとなんと言いますかそのですね」

 

梨瑠「わ、私さっきのひとたちについてし、知りたいな〜」

 

二水「さ、さっきの皆さんは、中等部時代からアールヴヘイムの引き合いがあったそうですよ?」

 

梨璃「へ、へぇ〜。凄いんだね」

 

二水「はい!取り敢えず、楓さんゲットっと」

 

楓「ちょっとそれ!リアクション薄過ぎじゃありません!?」

 

梨璃「そんな事ないよ?これで5人だね!」

 

二水「え?4人じゃありませんか?」

 

楓「ん?」

 

二水「夢結様と梨璃さんと楓さん、優さん……」

 

梨璃「二水ちゃんは?」

 

二水「え!?わ、私も!?」

 

優「二水だけ仲間はずれはダメ」

 

楓「あなただって卑しくも、百合ヶ丘のリリィでしょうに」

 

二水「わぁ〜!光栄です!幸せです!私がキラ星の如きリリィの皆さんと友たちとレギオンに入れるなんて!!」

 

梨璃「後4人だよ!頑張ろうね!」

 

楓「ちびっこゲ〜ットっと」

 

こうして、レギオンメンバー集め一日目は終わった。




おまけ
優と雨嘉
優「ねぇねぇ、俺は優って言うんだけ君は?」

雨嘉「わ、私は王雨嘉」

優「よろしく。ねぇその猫どこで売ってるの?すごい可愛い」

雨嘉「この子はね、故郷で買ったの」

優「じゃあ買えないのか〜、せっかく雨嘉とお揃いに出来ると思ったのに」

雨嘉「じゃ、じゃあ今度一緒に猫のストラップ買いに行こう」

優「ありがとう、雨嘉お揃いのにしようね」

雨嘉「う、うん約束」

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