僕のヒーローアカデミアー光り輝く自慢の拳ー   作:助ハム

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記憶力が曖昧であまり自信がありませんが、そこは二次創作だしなぁ〜感覚で受け流してくれれば嬉しいです!


第2話 試験

マイクの説明が終わり、和真と緑髪の子は別れ、各々の会場へ向かった……。

 

和真

「……ここが演習会場Cか…。」

 

そこは、一つの都市を模したような会場で、そこへ入るための巨大な門の前に自分を含めた受験生が多数いる。

 

和真

「……スーーー……ハーーー…………。」

 

深呼吸をし精神統一をする。すると、ブツッと言う音が微かに聞こえ、

 

和真

「……使っとくか…。」

 

そう小さくつぶやくと右腕を前に突き出し、人差し指から中指、薬指、小指、最後に親指の順で指を閉じ、握り拳を作り、個性を使う。すると髪が逆立ち、右腕が手の甲から肩と上腕の付け根まで三枚おろしの形で分かれ、金の糸みたいな物がその腕を合わせるように巻きつく。それと同時に、周囲の地面が抉れるように消え粒子化し、右腕に集中し、装甲となり右腕に生成され、右肩の後ろには赤い羽みたいな物が3枚浮かぶように生成される。それで全工程が完了し、右手が赤く、金とオレンジを基調とした腕になる。

 

和真

「………。」

 

拳を構え、黙って備える。周りにいる人達は「何やってんだ?」と少しざわめくが、数秒後に

 

マイク

ハイ!――スタァァァァァトッ!!!

和真

「せいっ!」

 

合図が聞こえたと同時に拳で地面を斜め後ろの角度で殴り、その衝撃で前へ飛ぶ。

前方から装甲に2と書かれた四足歩行の仮想敵が現れ、

 

和真

「邪魔だァァァァァァァァァァ‼︎」

 

向かってきた前方の仮想敵の頭部に拳を当て、仮想敵は拳の衝撃により頭部が吹き飛び、再起不能になる。

 

ーーー和真以外の受験生達が動き出したのはそこから数分後であった。

 

 

 

 

残り時間が5分になる頃には50p以上は取っていた。

 

和真

「……ふぅ…こんなもんか。」

 

空を見上げて

 

和真

「……あいつ…上手くやってっかな………。」

 

ふと、緑髪の子の事を思い出し、空を見上げている。

すると、突然轟音が鳴り

 

和真

「…⁉︎なんだ⁉︎」

受験生A

「やばい!0pの仮装敵だぁぁぁぁぁぁ‼︎」

受験生B

「に、逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」 

 

逃げてくる受験生の後ろから巨大な仮想敵が現れ

 

和真

「あ……あれが…0pの……仮想敵………⁉︎」

 

逃げた方がいいと言われたのに納得がいくほどの大きさの仮想敵を前にして逃げようとするが(だって倒しても意味ないし)その時、

 

和真

「………逃げ遅れ⁉︎」

 

巨大仮想敵の進行方向には、逃げ遅れた受験生達を守るために戦おうと、(個性なのか)巨大な拳を構えている女子がいて、よく見るとその手が震えていた。

 

和真

「ーーーー。」

 

……不意にも、その姿が、今はいないあの人の姿と重なって見えていた…。

 

 

 

 

 

???

「今のうちに逃げて!早く‼︎」

 

大きくした自分の拳を巨大な仮想敵に向けて構え、後ろにいる受験生2人に呼びかける。

…しかし、呼びかけられた2人は恐怖で腰を抜かして、逃げれずにいた。

 

???

(まずい…早く、何とかしないと……!)

 

そう考えていると、目の前の巨大仮想敵がその子目掛けてアームを振り下ろす。

 

???

「しまっ……」

当たった…と思い、目を瞑ったその時

 

ドゴォォオン‼︎

 

目の前で轟音が響いた。何が起きたか分からなかった為、目を開けるとそこには…

 

???

「……な…何が……⁉︎」

 

目を疑うような光景があった。

 

目の前には、自分と同い年くらいの男子が巨大な仮想敵のアームを赤と金を基調とした右腕の拳で…たったそれだけで受け止めていた…それどころか、逆に巨大仮想敵のアームがへこんでいた。

 

 

 

 

ーーー自分でも分からなかった。

ーーーなんで動いたか…。なんでその子を助けようとしたのか…。

ーーー考えても分からなかった…。

ーーー…でも、一つだけたった一つだけ、確かなことがあった。

ーーー……ここで彼女を助けなきゃ、自分はいつか必ず後悔する。

ーーー…ただ、それだけだった。

 

和真

「……無事かい?」

???

「えっ……あっ…うん。」

和真

「そうかい。… …あんた、名前は?」

拳藤

「私は…拳藤一佳。あんたは?」

和真

「…拳輝和真。拳輝くって書いての拳輝だ。…よろしく。」

一佳

「…こっちこそ。…さっきは、ガガガガガガッ‼︎

 

巨大仮想敵がもう一方のアームで攻撃しようとしていた。

 

和真

「やっぱり簡単には無理か…!…あんた!巻き込まれたくなかったら下がってな!」

一佳

「でも…!」

和真

「いいからとっとと行け‼︎俺は大丈夫だからよ‼︎」

一佳

「…わかった!…必ず、雄英で会おうね‼︎」

和真

「あったりめーだ‼︎」

 

和真がそう言うと、一佳が後ろを向いて走り出した。

 

和真

「さぁて、こっちも始めるかね…喧嘩をよぉ‼︎」

 

そう言って和真は地面を右腕の拳で殴りつけ、天高く跳躍する。

 

和真

「衝撃のファーストブリット……‼︎」

 

前腕の装甲が横に展開し、後ろの一番下の赤い羽が崩れる。するとそこから風が噴射され、真っ直ぐ巨大仮想敵に向かって降下する。そしてある程度近づいた後、体を一回転し、そのまま流れるように拳を相手に放つ。

 

和真

「うおぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

ドゴォォオン

 

巨大仮想敵の頭部のど真ん中に当たり、そこから徐々にヒビが入り砕け、派手な轟音を響かせ、崩れながら倒れる。

 

一佳

「…す……すごい………。」

 

そして

 

マイク

『終了ぉぉぉぉぉぉ!!!』

 

………轟音が鳴り響いた直後に響く、試験終了の合図。

 

 

 

 

 

一方その頃、審査員達は、試験の様子を巨大なモニターで見ていた。

 

マイク

「おいおいおい‼︎今年は本当に優秀な奴が多いな!」

???

「そうですね…。0pの仮想敵をたった1人で、しかも2人もいる…今年はすごい子ばかりだ。」

 

宇宙服みたいなコスチュームを来た審査員がそう言いうと、0pの仮想敵を吹き飛ばしている2人の受験生がいる会場の映像が映し出される。

一つは演習会場Bの映像、もう一つは演習会場Cの映像が映っている

 

???

「にしても………」

 

ガンマンみたいなコスチュームを来た審査員が呟き

 

Bの方の映像を見て

 

???

「……まさか敵Pが0……救助活動Pだけで合格とはな」

 

そう、あらかじめ受験生には知らされていない採点項目がある

 

それが救助活動P。

 

救助活動をすることで加算される隠し得点(ちなみに加算するかはどうかは審査員が判断する)

緑髪の子は敵Pは0だったが、同じ受験生の女の子を助けるために0Pの巨大仮想敵を吹き飛ばしたことにより、救助活動P、60Pを獲得できた為、合格出来ていた

 

???

「最初こそは不合格者の動きだったけど、最後のはグッと来たわねぇ……。」

マイク

「俺もさ‼︎心の中で何度も叫んじまったぜ‼︎」

 

結構ギリギリなコスチュームを来た女性審査員とマイクがテンションを上げながら言い

 

???

「ソウダナ。」

 

コートを来た黒い骸骨みたいな審査員が同意し

 

???

「…タダ……。」

 

Cの方の映像を見て

 

???

「…彼モ彼デ、ナカナカスゴイ。」

 

Cの映像では和真が巨大仮想敵のアームを右腕の拳だけで受け止め、さらには拳で巨大仮想敵を頭部から砕いていて

 

マイク

「こいつを見た時、俺は度肝を抜かれたぜ‼︎まさか、0pの巨大仮想敵の攻撃を防いで、拳で砕いちまうとはな…」

???

「すごい個性……でも…なんか、違和感があるのよねぇ…」

???

「…違和感?」

 

ボサボサな髪の審査員が反応し

 

???

「えぇ、……あの子、個性を使ってからか筆記の時とはまるで別人だったのよ。」

???

「…ソウ言ウ個性ジャナイノカ……?」

???

「まぁでも、結果で言えば彼は文句なしの合格だ。」

 

すると、真ん中に座っている白いネズミみたいな審査員に注目が集まり

 

???

「此処からは彼らを僕たちが正しい方向へ育ててあげようじゃないか。」

 

そう言った後、他の審査員達も同意し解散していった。

 

ーーーそして合格結果が届いたのはそこから3週間も後だった。

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