時を越えて繋がる双子の魔王 ~史上最強の魔王の兄と史上最恐の魔王の妹の二人が転生して子孫達の学院に通う~ 作:龍姫★サキ
書き上げるまでかなり手間取ってしまい今の時間になってしまいました…!
次からはそんなミスは無いように気を付けます。
そして、ここから重要なお知らせ。
この作品を投稿に辺り次の次回の投稿基準回数は1ヶ月の内に1~2つにします。
書き上げることも大事でしたがそれ以上に自分の回りの事情が混雑してしまいそうになったので、最低でも一ヶ月内には1つは投稿しますので気長にお待ちいただけるようお願いします。
長々と失礼しました。
それでは本編。
別人の性格へと切り替わったクレハ。
二重人格の持ち主だがこの二重人格には更なる秘密があるようで……!?
一時の座興、虚偽為し終わらす魔王の妹(クレハ視点編)
私は今、胸が高鳴っていますわっ♪
何故なら、久しぶりの外の世界なんですものっ♪
更には解放したその場には面白そうな玩具が沢山!!
…でも、可笑しいですわね…?
どれも私が眠りに浸く前よりも魔力も力も雰囲気も大分弱々しくなくて??
─そりゃ、当然だよ。
私の意識内で眠っているクレハが私に語り掛けてきた。
─この時代は貴女が眠りについた後の世界で二千年後の世界なんだよ?
─平和になりすぎちゃっているから、昔よりも大分、腕とか平均値とかが下がっちゃっているしさ。
─それでも、貴女の力が必要なの。
─駄目…かな?
何を『私』は他人のように私に話しかけていますの?
貴女は私であり『私』なんですもの。
そんな丁寧に頼まずとも『今の私』は『以前のような私』じゃありませんこと。
そうでない以上は、私達は一心同体。
あなたの気持ちなんて手に取るように判りますわ。
…私の気持ちを尊重してそう言って下さるのでしょう?
─うぐっ?
ウフフ…図星……で嬉しいわっ♪
私は嬉しくないよぉ…。
キャハッ!その顔にその気持ちが、私にとってはとても良い気分にさせてくれるご馳走…なんですの。
ありがたく頂戴致しますわ。
ご馳走さまでしたわっ♪
─その表現…聞く人によってはイヤらしく聞こえない?
…だから、私にとっては、ご馳走なんですの。
負の感情なら尚更だわ!
全てが天に勝るご馳走ってな訳。
それが私の力にもなるし、あなたの力にもなってしまうの。
だから、そんな悪戯とかが好きなんじゃ無いかしら?
…いや?気にしてなかった。
じゃあ無意識って事ですか?
─コントなのっ!?
…そんな事は、どうでも良いの。
─どうでも良いの!?
そろそろ、あのクズのお相手をして、さっさとお兄様に勝利を見せませんと。
─そうだね。…まさか、一心同体であるあなたと力を合わせられる日がくるなんてね…。
クフフフッ♪それは同感ね?…さて、『私』の力を見せてさし上げないとね?
「キャハハハハハハッ!!私の名演技はどうだったかしら?」
『私』達の演技に騙されたイオルグは、怒りを露にして嘆きをあげた…。
「なぁぁ……!クソォッ…!」
「可笑しいですわね?…先程の威勢は、どうしたのかしら?まさか…これで全力なのかしら?」
そう『私』が言うとその挑発に乗るように最後の切り札と言わんばかりに勝ち誇る顔をする。
「ならぁ、そこまでいうなら見せてやるぅ!!禁忌と呼ばれる古の魔法をぉなぁ!!」
「ふぅん…?…暗黒雷帝(ジラスト)ですの…?」
『私』の余裕の顔を見るとその顔は歪み…
「その、間抜け面をしていられるのも今の内だ!この魔法を受けた奴は影も形も無くなったのだぁ!!恐怖と共に死ぬといい!!」
また、この流れですの…?
だけど、どんでん返しって結構快感なのよね…。
仕方ない…じゃあ…ちょっとだけ…♪
禁断で快感の味を楽しんじゃおっかな?
「なんですの…っ!?この魔力…こ、このままでは…!?」
『私』の言葉は、暗黒雷帝(ジラスト)の爆音で届くことなく飲み込まれる…
「これで、決着か…。所詮は忌まわしき混血で下劣な下等生物なだけであって口先、だけ…で…っ!?」
ふむふむ。
魔力数値は私達基準で比べるのなら、炎属性魔法の最上級よりも二つ下…でもそれよりは少し上の中途半端な魔力数値で使っている魔炎(グレスデ)みたいな感じかな?
判りづらい人の為に判りやすく言えば私達が受けたこの攻撃を例えると着色して視認出来るようになった強風みたいな?…そんな感じの体感だね。
─まぁ…当然だよね。
『私達』はこの時代からみて『始祖の血を引く元魔王』だもんね。
止められるとでも思ったのか知らないけどさ…
その起源魔法を作った人に対しての離反は有り得ないわけさ。
…って、あれ?
いつの間にか、主導権が戻っているし…それなのに力は先程よりも上がっている?
…今は深く考えるより行動しよう。
「…私の力にも及ばないねぇ。良い魔法のチョイスだとは私は思うけど…ひとつ大事な欠点があるよ」
相手は驚きを隠せない様だったがここで真実を明かす。
「あなたの使った暗黒雷帝は中途半端なりにだけど、凄じい威力だとは思ったよ。君からしたら満点だと思うけど私からすれば欠点だらけでこれじゃ20点だよ」
「そもそもの話。その魔法の生みの親に効く筈無いじゃん」
「それに残念ながら起源魔法中の攻撃型の魔法は殆どが作った主に対して無効となっちゃんうんだよ」
「もうちょっと勉強を学び直してから入学する事をおすすめするよ」
私はその口調のまま、魔法をしようし始める。
私、オリジナルの起源魔法。
「んじゃ、罰当たりな君に責めての報いを受けてもらうよ。大丈夫。命までは取らないから。ちょぉ~とだけ痛いだけだからっ♪」
「【氷砕雷撃拳(オリジスタ・レグナム)】!!!」
魔法を発動させると地面の魔方陣から巨大な氷の掌が出現する。
その拳は振りかぶったかと思いきや勢いよく相手の場所へと叩きつけられる…
「ぐっ!?な、なんだこれは!?こんな魔法…聞いたことないぞぉ!?」
「これで、驚いてちゃ、君達は三度死ぬことになるだろうね?」
「なにぃっ!?」
その氷の拳が叩きつけられたその瞬間この拳が勢いよく砕け散りそれは相手へ打ち出された無数の氷の弾丸となり飛んでいった。
「うぐぅっ!!クソッ!?」
氷の弾丸は複数被弾したようで苦しみの声を上げる。
「あれあれ?まだ死なないでよ?お楽しみが最後に待っているんだから」
時間差で突然空に出現した魔方陣から暗黒の雷がイオルグを襲う…その光景はまるで無数の制裁の雷を不届きもののイオルグを裁いているかのよう…。
たまらずイオルグは地面へと倒れる…。
だけどこれで死ぬ筈が無いのでイオルグに問いかける。
「どう?降参するきになったぁ?」
「……くぅ…私としては、不本意だが、弟の様な様を晒すなら名門の恥…ここは潔く降参してやる…!ただし!感謝はする事だなぁ…覚えておけ!!!」
強気の口調のままイオルグは降参してこの舞台から去っていった…。
「やったぁ!!お兄ちゃん!頑張ったよ!もう一人の私も誉めてよ!」
私は、陰ながら見守っていた私に話しかけた。
『─はいはい。ばれていたの?…全く。おめでとう。これからもまた宜しくするわ。クレハ』
「うん。これからも末永く宜しくね?…混沌の魔王…アリス・ディルへヴィアさん」
悪ふざけで本名言ってみたのだけど…
『ちょっ!?あなたに【完全憑依】した時に名乗っていた魔王の名前はやめなさい!黒歴史なのですから!!』
と注意されてしまった。
「ゴメンゴメン。じゃ、気を取り直して、これからも宜しくね?アリス」
『全くもう…。では、私からももう一度。─これからよろしくお願いしますわ。終焉の魔王のクレハ・ヴォルディゴードさんっ♪』
と元々呼ばれていた魔王の名前を呼んで貰えるとは…嬉しい限りだよ。
私はこれから待つであろう。
この歪んだ歴史にピリオドを打つ為に隠れながらの焦燥感と高まる気持ちを決して闘技場を後にするのだった…。
こうしてアノスとクレハは見事学院試験に合格したのだった。
しかし、まだ終わりではない。
次に行われるは適正検査らしい…。
「よーし!適正検査も頑張るぞぉ~♪」
「─ふむ。その意気だぞ。クレハ。俺の妹に負けられぬな…。では、この俺も精一杯力を尽くすとしようでは無いか。」
新キャラの第二のクレハこと混沌の魔王である。
アリス・ディルへヴィア
このキャラは、以前に敵対していたがアノスの協力にて無事に納めることが出来、クレハも正気を取り戻した。
そのアリスの血脈は高貴な血族とも劣らないお嬢様系高飛車の口調であり、かの有名であった未来の歴史においての第二の暴虐の魔王の血を引いている。
─因みにその名前こそが『アヴォス・ディルへヴィア』である。
彼女へと【完全憑依】した場合に受け持つ魔剣こそ混沌へと陥れる絶望の魔剣。
理反剣【リフィルス・ゲイル】である。
それは、理全てを反転させる事が可能であり、それは物理法則や運命という理を反転させることも可能である。
唯一、理滅剣の理を滅ぼす力の対象を無理やりねじ曲げ反転させることができるただひとつの剣でもあり。
あのアノスすらもかなりの苦戦を仕入れられた相手である。
尚、この力はリスクは負わない仕様でありそのリスクの対象すらもねじ曲げ相手に押し付ける事も可能である。
まさに理を無視する剣とも言える。
…このキャラはかつてアノスを追い詰めた事があるただ一人の魔王なのだ。
では、次回はアノス視点で書いていきます。1ヶ月内の内で投稿しますので楽しみにしていてください!