アークナイツRTA参考資料「W姉貴のしっとり確率」ついでに「最強の伝説」トロフィーRTAの中途報告 作:W姉貴に負けたい人
どうも、一般投稿者です。
なんか色々と大変なことになりつつあるけど私は元気です。ウッキー! 今年は申年! アーィ!(脳死チンパン)
>チェルノボーグへ帰還したが……ややこしいことになった。というのもやはりスカルシュレッダーと揉めていたのが面倒なことになったらしい。オレはヤツらの中では見捨てて逃げ出した臆病者みたいな扱いになっているそうだ。ギャーギャーと羽虫が呻いている
「大変だねぇ、G」
「メフィストか。ファウストは無事なのか」
「うん。近衛局を内部から崩壊させる為に意図的に捕まってもらったのさ。ファウストは絶対に何も喋らないって、僕は信じているから」
「……オマエとファウストは正反対だな」
「そうだね。正直……無理に付き合わせてるんじゃないかなって思ってる。そろそろサーシャも、自分のやりたいことを見つけたんじゃないかなって」
「オマエはどうするんだ」
「もう僕はこの道を選んだ。今更戻っても意味が無い。だったら走り抜けるだけさ」
やだ……覚醒怖い……
>そう語るメフィストの表情には複雑なものが見て取れる。友情とは矛盾する感情を内包するもの。オレがWを殺したいのに殺したくないように、彼もまたファウストと共に歩みたいのに歩ませたくないんだろう
「で……スカルシュレッダーとミーシャは本当に死んだの?」
「二人まとめてスカルシュレッダーとして死んだ。焚き付け過ぎたのは否定しない」
「じゃあ作戦失敗は君とWの所為、ということになるのかい?」
「いいや。第一、ミーシャに着いて行く構成員たちがいたのが問題だった。そうだな……失敗の原因は二人が家族であり、スカルシュレッダーという偶像に支配された人間が多かったからということだ。オレのミスは誤差程度の話だ」
事実、あの様子ではオレやWが何もしなくても破滅的な選択をすることになったろう。誰も止める気配が無いのだから。どいつもこいつも一連托生だ。まったく嫌になる
「ふーん……まあそういうことにしておいてあげるよ。でも君、居場所割となくなりつつないかな」
「知らんしどうでもいい。オレは傭兵だ、金の切れ目が縁の切れ目。レユニオンの正義に賛同したことは一度も無いし、感染者などどうでもいい。オマエもそうだろう」
「ま、そうだよ。僕らは僕らのことがすべて。そこでおしまい。所詮レユニオンはタルラ姉さんという旗に集っただけの烏合の集。君らもそうだろ?」
「否定はできんがサルカズの傭兵部隊ほどここで戦争慣れしているヤツらもいまい。パトリオットのジジイの遊撃隊は……あれは守る戦いが得意だな」
この後の戦闘をどうしたものかと頭を悩ませる。龍門を落とす話になった以上、釣り出しをしなければならない。それに龍門側の戦力を引っ張り出さなければならない。ミーシャやスラムの態度からすれば、近衛局の信用はあまりない。一方であの隊長、チェンとか言ったか。アレは雁字搦めに囚われているが、本心は恐らく……内部分裂をさせるか? いや、それは政治屋がスラムを問題視──そうだ、問題視させてしまえばいい。どうする? レユニオンの手伝いをさせれば……絶対に問題になるし、その上大規模粛清の口実にもなる。政治屋とは得てしてそういう生き物だ。清潔な空間にしか存在しないから、汚らしいモノを忌避して滅ぼしたがる……
「……君さ、戦闘に向いてないんじゃない? もしかしたら、僕みたいな後方の──」
──刹那、首を掴み上げて壁に叩きつける。絶対の殺意を込めて、オレの憧憬を否定したこの小僧の首をへし折らんと握力を籠める
「もう一度言ってみろ」
「……っ、っ!?」
アーツでゾンビにする? そんなもの、意識させる前に殺せば済むだけの話だ。いくらでもなんとでも、殺し方はあるのだし、所詮は子供。少し増幅した生体電気を頭部に直接流し込めばいい躾になるだろう
──それに、オレに無防備に接近するという時点で死にたいってことだよなァ
「憧れに挑むと決めて挑んでるんだ、水を指すなよ。ひれ伏せ
言い切って頭が冷える。……何をやってるんだオレは。このままだと本当にレユニオンに居場所がなくなるし、タルラに敵視されるぞ……メフィストを離し、咳き込むコイツを無視して頭を抱える。何をやってるんだ本当に
「けほっ──怖いなあホント。そんなのだと、Wに愛想尽かされちゃうんじゃない?」
「ファウストがオマエに愛想尽かさないのと同じだ」
「なるほど……そりゃ確かに。で、とりあえず指示待ちだし、僕の兵士の改良案を考えてきたんだけど」
「オレをなんだと思ってるんだ。どれ、見せてみろ」
そうしてしばらくメフィストと時間を潰していると、Wが来た。タルラへの報告が終わったらしい。もっとも──本当に報告はしていないのだろうがな。というか何処かで情報を集めて、そこから戻ってきたのだろう
「次の作戦までは少しだけ休息が与えられるって」
「まあ、龍門落としともなれば計画だけでなく手に入った情報で改めて策を練る時間が必要だろう。それでヤツはなんて」
「仕方ないことだった、と。そも予想ができるわけないとも。あとお姉ちゃんについては理解できないってさ」
「……まあ、アレはな……」
「ごめん。君たちが何を言ってるかわからない。けど、これでパトリオットの探している鍵が見つからないと問題だけど……やっぱりあっちが本物だったかな」
「わからなくていいわ。まああの大旦那の事だし、きっと見つけてくるわよ」
流石のメフィストくんもこれには困惑。ということで久しぶりのフリータイムです。その間に少しだけRTAの進展について触れておきます。まず最初に結局記録出るの? このレギュレーションということですが、出せました記録。
何をやったかと言えばドクター暗殺RTA兄貴が開発した都市強奪自爆特攻チャートを使うことで強引に世界記録を出しました。やることは単純で自分がコシチェイを殺し(トロフィー判定としてコシチェイだけは例外的にいつ殺しても進行度が加算される)黒蛇になることで超強化され、そのまま都市を一定数強奪してボン、です。コシチェイは気合いと根性で黙らせます。(暴論)
……もちろん記録として認められませんでした。禁術扱いされている都市使用チャートはどの国、どのサイトでもレギュレーション違反です。
結局こういった強引な手段でも使わないと中々難しそうというのが判明したのはチャート構築的にも有難いです。だって強引な手段を使えばできるわけですから。真っ向勝負でなくても良くて、強引な手段で楽に終わるならそれに越したことはないでしょう?
まあこのRTAの学会は他のレギュレーションに比べると細々としており、現状では無理なのではないかという結論になりかかってますけどね。私はオマケの追加DLCは入れずにバニラでやってますけど、DLC入れても難易度変わりませんし。未だに私だけが日夜研究しているようなものです。
ほとんどは「スカジに守護られたい」「アーミヤ……一緒に戦おうな」「チェンネキの尻すこ。やっぱり気の強い女は──「尻と言ったかァ!? おのれぇ!!」「タルラとよからぬ関係になりたい」「コシチェイメス堕ちRTAのレギュレーションまだ?」「ケルシー先生のいけない個人授業DLC待ってます」「エクシアとアップルパイ(意味深)作るRTA始めます」「エフイーターの傷になりたいRTAの進捗ですが」「ドクターに愛を伝えて死ぬRTAはーじまーるよー」とか戯言を宣っています。求めるのは最強という名の称号でしょうに……情けない奴ら!
え? ああ私がDLC入れてない理由? イベント減らして無駄な時間を削る以外の理由はありませんよ。エンジョイデータは別ですし。
というか理論上バニラで行けるんですからDLC入れる理由もないです。
しっかし……私以外まともな奴いませんね最強RTA学会。ドクター暗殺RTA兄貴といい、エイヤフィトララッキースケベRTA兄貴といい、エフイーターに映画の濡れ場シーン目撃されるRTA兄貴といい、どいつもこいつも奇人変人の類ですよ。
さてこれからはいい感じの武器を調達する為にW姉貴との会話イベントでプレゼントポイントを稼ぎます。剣来いと祈りながらイベントを進めましょう。
>パトリオットの部隊が見つけられない筈もない。ミーシャに組み込まれているのは、ハズレと見るべきだ。そもそも人間に鍵を組み込むこと自体がナンセンスと言わざるを得ない。メフィストは下準備の為に去っていた。オレとWは仮拠点の専用のテントへ移動する。聞かれたくない会話をするからだ
「しかし、あんたも思い切ったことをするわね」
「なんのことだ」
しかし二人きりになった途端に説明しろという態度になるのはやめろ。しかもなんだその顔。ふくれっ面しやがって、テレジアの真似事か。似合ってないぞ
「今、傭兵のリーダーはあたしよG」
「あの場は独自判断が必要だった」
「説明を要求するわ」
いやなんだそんな年頃の娘みたいな顔と声で迫ってきて……まあ、なんだ。どうしようか
────
……オマエでもダメだ
>まずはどこから説明したものか
────
あ、もうブッパします。隠そうが隠すまいが、タルラから離反する理由は明白になってきているので。でもチェルノボーグ落としは説明しません。言うと傭兵団とレユニオンで全滅戦争です。こうなると負け確です。
>しかし、本当にどうやって説明したものか
「あー、W。怒らないで?」
「可愛くない。テレジアくらい可愛くやりなさい」
「無茶言うな」
「あたしはあんた、あんたはあたし」
「可愛いのはオマエだけだろうが」
「あら、あなたも可愛いわよ? そういうトコ。そんなことしてるから、例のモスティマとかいう女に好かれたんじゃない? シエスタでイチャイチャしたトランスポーターってそいつでしょ」
「誰から聞いた。あとモスティマとオレはただの友達だ」
「友達って割には……」
Wがスルリと懐に入ってきて、首筋に噛み付いてくる。そうして少しだけ噛んだ後、舌舐めずりをしながら蠱惑的に一言
「──甘い、味がするわね」
「……わかるのか?」
「わかるわよ。あなたの事だから」
「おい」
「なに」
「やめろ」
「あら、そんな殊勝なこと言えるのね」
「オマエな」
「──」
……黙ってしまう。その名を言われてしまえば、オレは黙ってしまう
「教えて」
「真面目にどこから説明すればいい?」
「そうね、何を知った……から」
そっからか
「とは言えオマエと変わらん。例のコードだけだ」
「そ。信用してあげる」
そういうところだぞGとW。
おまいらそういうところだからな! しっとりしやがって!
>とはいえ、タルラがそうする可能性を教えてしまえば激情家の──はエライことをしてしまう可能性すらある。流石に言うわけにはいかない。……許せ──、テレジアでもこれは伝えんだろうよ
「そのあとは……基本オマエの想像通りだ」
「そう。じゃあもう一つ質問。生きてる?」
「ロドスは彼女を殺せない。仮にその価値を龍門が知ろうとも、龍門は彼女を手放さざるを得ない」
「そうね。チェルノボーグを動かす鍵は国際問題になり兼ねないから。あなたはそう言うわね」
「そうだ。政治とは氷の表面……割れやすくヒビ入りやすい。迂闊なことはできないから、回りくどい方法しかない」
「だからそうする。それしかないから」
「ああ」
W、わかってて聞くな。何処で誰が聞いているかもわからんのだぞ
「それよりも、あたし聞きたいことあって」
「なんだ」
「ケルシーと話したの?」
ズイと迫るWが怖い。笑顔で迫るな
「いっ、いや……してない、が……? 話したのはモスティマだけで、なんかアイツ、今度会いに行くとかなんとか言ってたけど」
「──あんたはあたしの半身」
「お、オマエはオレの半分」
「ま、別に一人でいいわよ。そこまでは興味ないし。でもケルシーはダメ。いいわね」
何故、ケルシーだけはダメなんだ? オマエがケルシー嫌いだからか? いや、しかし……オレは別に──
────
>なんでケルシーはダメなんだ?
それよりも作戦を伺いに行くか
────
W姉貴結構選択肢妙ちきりんなところがあるんだよな。だからここは前者で!
>「……なんでケルシーはダメなんだ?」
「あたしからあんたを奪いたがるから」
……あのケルシーが? オレを? なんの冗談だ。テレジアくらいにしか興味無さそうなあの女が、なんでオレを? 困惑するオレに対してWは更に身体を密着させてくる
「わかんないって顔してるわね。だから言うわ。──あの女は……「W、これから廃都市に移動するぞ。スノーデビルと合流する。パトリオットの大旦那が調査していたところだ。近衛局を誘い、だ……す──?」
ズイと迫られているGくん。まるで抱き着くように身体を密着させているW姉貴。そして二人きりの空間に指示を伝えに来たクラウンスレイヤー姉貴。
ここから導き出される法則は──?
>「あっ、いや、すまない! ふっ、二人がそういうことをしているとは思わなかった! ええっと、あれだその、ごゆっくり!? は、廃都市まで移動してくれればそれでいいから!?」
……なんでクラウンスレイヤーは慌ててるんだ? 別にオレとWがそういう関係だとわかっていただろうに
「もう休憩時間終わりだったかしら?」
「みっ、見てない!」
「生娘なのか、オマエ」
「きむっ……!? 当たり前だ!」
「混ざる? 結構すごいわよ」
「混ざらない!」
Wと顔を見合わせる。真っ赤な顔して横を向いているクラウンスレイヤーが面白くなって、何も言わずにオレたちはふざけあう
「脚を絡めるな。時間無いだろ」
「脚ィ!?」
「別にいいじゃない。見てないってんだからここでヤっちゃっても」
「ここでェ!?」
「オマエの鳴き声割とデカいから困るんだよ」
「鳴き声がデカいィ!?」
「あら、そういうあんたもあたしのことを組み敷いて乱暴にしてくれるじゃない」
「乱暴にするゥ!? ……ん? いや、待て。お前ら私のことをからかっているのか!」
「「あ、バレた?」」
「ふざけているのかァ!」
ホンマこいつらこういう時も息ピッタリなんだから……ほら、クラウンスレイヤー姉貴顔真っ赤にしながらナニを想像したのか目が泳ぎまくってますよ。もしかして獣のように激しく揉んだり突いたりされてるW姉貴でも想像したんでしょうか? いやあ、ムッツリスケベやなぁ……
>怒り狂うクラウンスレイヤーを適当にいなして、オレたちも移動を開始する。廃都市にタルラを含めた幹部全員集めることで目を誘導。敵がゆっくりと入ってくるだろうから末端の者から流していくという逆の方法で龍門内部にいるファウストを起点に制圧していく……という流れ。無論戦力を多く削るため、メフィストとフロストノヴァが廃都市で戦闘を行う
パトリオットとWはチェルノボーグへ、メフィストとファウスト、クラウンスレイヤーが龍門。フロストノヴァはそのやり方故に存在が露見すると即時マークされるだろうから、十分な休息の後、龍門へ送り出される。タルラは龍門の戦闘に参加し、チェルノボーグへ帰還。その後は必要に応じて支援をするらしい
……さてパトリオットとWの二人がチェルノボーグということは鍵だが……少なくともナンセンスな隠し方をされている以上、ミーシャはスペアキーと見た。パトリオットが本命だろうが、しかし確かめなければわからない。そしてタルラが確かめなければ──それが答えだ
ロドスを誘い出せるなら、会話できるかもしれんな。スノーデビル隊もレユニオンには疑惑的だ。上手くやれば、フロストノヴァとスノーデビル隊を丸ごと離反させられる。しかしフロストノヴァとタルラは古い友人だ。どうやって……あの女の先入観を崩せる? 沈む泥舟に心中する連中が多くて困る
まあ、今更プレゼントポイント貯めても間に合うかどうかなんて知りませんけどね。やってみる価値ありまっせ! じゃあ今すぐ走者たちにレア武器を授けてみせろ!
……電磁抜刀ラーニングしたのに剣がダメだとこんなに悩むのか。キッツイなぁ
>クラウンスレイヤーの現場入りが先だから、メフィストが二番手、フロストノヴァが三番手か。しかし、タルラは何をしたいんだ? 龍門を落とす必要性は無い。現在のままでなければならない。むしろこの陽動が成功すれば、あとはたった一つ。チェルノボーグの鍵を持って脱出し、顛末を見守ればいい。なのに何故それをしないのか……
そんな風に一人で悩んでいると、思いも寄らぬ人物から声をかけられた
「やはりお前は他の者とは一線を画しているな」
──タルラだ
あっ、レアイベじゃーん。本走中でなくてよかった。無駄無駄の極みみたいなイベントですからね。しかしGくん大丈夫かな。選択肢おかしくないよね?
>「何の用だ」
「依頼主が傭兵を理解するのに理由が必要か」
「必要無いな。それに頭領はWだ、オレはヤツの部下。それだけでしかない。オレたちの関係はジャンクフードのように気軽なものだった筈だが?」
タルラはしばし目を瞑ると、"まるで歴戦の将のように"答えた
「傭兵との繋がりは金だが、それ故に信用と信頼を得なければならない。特にお前のような、傭兵というものを目的の為に行なっている存在は」
「安心しろ。別に裏切りなんぞ考えちゃいない。リーダーであるWの判断に従うだけだ。なんなら指でも落として証明してみせようか」
「いやいい。そのセリフでよくわかる」
気持ち悪い。吐き気がする。他人の経験と言葉で己を飾り立てるオマエが──!
────
>ダメだ、抑えろ
殺す
────
いやあかんて。このデータでは勝てないって
>落ち着ける、心を。瞬時に冷えていく怒りを実感しながら、タルラとの会話に興じる
「それで、まさか本当に会話をしに来ただけじゃないだろうな」
「時にお前は何を目指す?」
────
>答える
答えない
殺す
────
「最強」
「誰かに託すか?」
「自分でやる。それ以外は無い」
そんなオレの答えが意外だったのか、あるいは不思議だったのか、タルラは──今度は確かな熱を込めて、オレに問うて来た
「ならば何故Wに従う?」
────
>答える
答えない
殺す
────
「ヤツがオレの半身だからだ」
「そのままに行けば、いつかは相反する存在となり殺し合う運命だぞ」
「知ったことか。互い、互いが運命ならば文句は無い」
「では達成できなかったら? 殺されたら?」
「死ぬさ。納得行く相手であればな」
「……潔いな、お前は」
タルラは本気で感心するように告げる。自分にはできないことを迷いなく行うその姿に何を見たのかなどは知らんが、同類でも見るような視線だ。吐き気がする。ここで──
────
>抑えろ
殺す
────
もしかしてこれ会話毎に出てくるパティーン?
>なんなんだコイツは。イネスの言う通り、二種類の視線が混じり合っている。気色悪い
「もういいか? オレもオマエもやることがあるだろう」
「嫌われたものだな」
「苦手なだけだ」
「ならばその苦手な奴から、お前に対して謝礼だ」
そうして渡されたのは、一本の長剣。よく手入れがされており、また刃を見ただけでその質の高さがわかると言うもの。これは、余程の金と余程の立場が無い限りは手に入らない業物の一振りだ
「どういうつもりだ?」
わからないから聞く。それだけだ
「どうもなにも。お前のような男ともう少し早く出会っていれば、私ももう少し変わった道を選べていたのではないかと思った。その感謝であり、同時にお前にとって苦手な人間とつまらぬ会話をさせた謝礼だ」
なんでもないようにタルラは語る。熱が見える……二つの熱が
うっへぇ……コシチェイもロックオンしやがった。次の器に使おうとか思ってなぁい? それよりもウルサスの指導者がお前のような存在だったらとか思ってない? ウルサス滅ぶぞ?
それにタルラももっと早く出会えていればとか考えてる臭いな……でもダメだぞタルラ! いくらのんびりお散歩でアリーナの時も間に合わなかったからといっても足がぶっ壊れても足で走るようなバカに憧れちゃあダメだからな!
>「では遠慮無く受け取っておこう」
正直気味が悪いが、武器に罪は無い。ありがたく使わせてもらおう。背を向けるタルラを見て──
────
>何もしない
殺す
────
いやだからやめーや。
>流石にここでそのようなことをするのはオレの主義に反する。やめておくとしよう。それよりも試し斬りにちょうどいい相手はすぐに来るのだからな……
鞘から引き抜き、軽く振るう。──よく馴染む。色々と気に食わんが、武器選びの目だけは、認めざるを得ないな
へぇー、レアイベでも武器もらえるんだ。まあワンチャンってくらいですね。諸々を考えればロスですので本走採用は無し。しかしこの剣優秀だな……説明文を見るとタルラが今まで集めた刀剣の内一本で、性能は申し分なかったものの本人の体格に合わなかったからお蔵入り。手入れだけはしていたみたいですね。
……つまり何? ラスボスのメインウェポンもらったも同然? いやいやいや……待てよこの数値は──うわ、何これ。今まで使ってた奴の5倍くらい強い。つっよ、何これつっよ。流石ラスボスの収集品。試走で使ってた源石大剣よりも性能だけはいいぞ。うわぁ……取れるならこれ欲しいなぁ……
>……なんだったのだろうか、嵐のような女だ
「──Wには黙っておこう。迂闊にタルラからもらったなどと言ってしまえば、一晩寝かせてもらえないかもしれないしな」
ケルシーにすら会うなと言うくらいだ。下手なコト言って下手に独占欲を刺激するくらいならば、黙ってた方がいいというもの
しかしなんと誤魔化したものか……オレは今度は、そちらで悩むことにした
さてこれからは移動を眺めつつロドスが近衛局連れてきたところを色々します。まあ私とGくんは特に何をするわけでもなく、スノーデビルとお喋りしつつロドスにそれとなく情報を渡すだけですが。
W姉貴からの信頼度が高いと独断行動も許してくれますからね。そこを上手く使いましょう。
今回は少し短いけどここまで。
ご視聴、ありがとうございました。
今回のおま◯けは……はい、遂に参戦する最強の堕天使です。
────
「……アーミヤ。私の目はおかしくなったのだろうか」
「いえ、レユニオンが蹴散らされていくのは現実です」
休暇の影響で少しだけ離れたテキサスとエクシア。それと入れ替わりになるようにロドスに力を貸すことになった堕天使──モスティマ。
彼女は今、もはや嵐と化していた。
「邪魔だよ、君たち」
少しアーツが発動するだけで木っ端の雑魚が吹き飛んでいく。
「今の私は、少し機嫌が悪くてね」
怒りとも喜びともつかない声色が廃都市に響けば、広がるのは惨劇だ。
「八つ当たりに付き合ってもらおうか」
「なんでモスティマさんはああまで機嫌が悪いんでしょうか……?」
「……」
ドクターは沈黙する。実は聞いてしまったのだ。彼女もまたあの変なサルカズであるGの関係者であり、なんかケルシーにマウントを取っていたことを。そしてケルシーにマウントを取り返されて、二人してW許すまじとなったことを。まあそうなった理由はお互い違うけど。
「ダメじゃないか。自分に自分を殺させちゃあ。それじゃ君は死ねない。だからせめて、私の手で……殺してあげるよ、──。そのWって人には渡さない。そうしたらその中で生き続けることになってしまうからね。誰にでも平等に、眠りは訪れなければならない。人に非ずとも、悪魔に非ずとも……」
……なんだろう。言っていることはめちゃくちゃだけど、割と理解できるのは何故なのだろうか。友情を煮詰めて殺意にしている。そうすればGを殺す理由となるのだから──みたいな
「しかし、あの堕天使をあそこまで夢中にさせるなんてすごい男なのね……」
ドクターとアーミヤの横にいるスカジがボヤく。
「スカジさん、それはどういう?」
「話を聞いたり記録を見たりしてわかったけど、あの男は限界を超えて戦うのが当たり前になっている。裏返せば常に限界を超え続けるのが当然で、何かに挑み続けているのよ。それは限界以上に気を張らなければならない──私が守りたいと願い、そして守り抜けなかった人たちと同じように、本当は戦場に立ってはならないタイプよ」
「つまり、病院で病気なのに身体を鍛えるためにトレーニングをするようなものと考えるのが正しいのか」
「そうね。子供のまま、とでも言えばいいのかしら。頭がいいのに、どうして致命的なところを間違えてしまうのかしら……ああいう人って」
つまりバカでは? ドクターは訝しんだ。
そんなドクターを尻目に、スカジはアーミヤに対して優しく語る。
「だからアーミヤ。あなたも気を付けなさい。ドクターもその手の可能性があるわ。無茶に無茶を重ねて、当たり前のように無茶を踏破していく。孤独であり続ければそれはあの男のように成り果てるわ。だからちゃんと支えてね」
「はい。ドクターは私が必ず支えます。地獄の底に落ちるときも」
「ふふ、いい覚悟ね」
まるで姉妹のようなやり取りだなぁ、と思ってはいたがちょっと待て。私とあのサルカズが同じ? どういうことだ? と首をかしげる。
まったく似ていない筈なのだが……と思ったが、しかし当の本人は何か同族みたいな視線を投げてきていた。
はて、なんなのだろうか……とりあえずなんか貶されてることだけは、感じ取っていた。
「獣をやめたら孤高の狼……ねぇ。私は何度も言った筈だけどなあ、獣はやめてせめて魔人になれって」
消し飛ぶ。弾け飛ぶ。
「──、お説教だよ」
ニィ、ッと邪悪な笑みがこぼれる。
モスティマは堕天使らしく、絶望を振りまいた。
タルラからの贈り物
今までタルラが集めてきた刀剣の内一本で、性能だけは申し分なかったが、いかんせん体格や技の相性が悪かったのでお蔵入りしていた業物。
単に彼女と彼的には「割と面白い話だった」と「傭兵団の主力が毎回のように武器を壊していては計画に支障をきたす」という判断の下、贈呈した。
Gの気分的には不思議な感覚。
タルラちゃん
Gと直接話して「もっと早く会えてたらなぁ」と割と本気で思った。でもダメだぞ! アリーナには間に合うかもしれんが、その他が致命的なことになるかもしれないぞ!
コシチェイ
例の黒蛇。Gと直接話して「こいつみたいに真っ直ぐにウルサスがあってくれればなぁ」ってなった。もっと早く見つけていれば自分にしたかったとも(そうするとGはただのモブ黒幕になるが)
クラウンスレイヤー姉貴
やっと出たと思ったらGとWに弄ばれた。
生娘
Gくん
きをつけな おまえのうごきは しっとりに よまれてるぜ
W姉貴
マーキングしなきゃと思った
ケルシー先生
モスティマに先生マウント取ったら悩みの根源マウントをぶちかまされ、そして結局はWという存在がマウント過ぎて共同戦線を張ることにした
モスティマ姉貴
マウント取ったり取られたりした嵐と時を従える堕天使。変わったとは思ってたけどいざ話を聞いてみたら殺戮の獣から人狼になっただけだったので不機嫌
スカジ姉貴
遂にGの本質である「バカ」に言及した人。
ドクターも割とバカだから手綱を握ってねとアーミヤを教育する
アーミヤCEO
荒ぶるモスティマがわからない
ドクター
バカと言われて傷付いた
走者と愉快な仲間たち
全員変人