アークナイツRTA参考資料「W姉貴のしっとり確率」ついでに「最強の伝説」トロフィーRTAの中途報告   作:W姉貴に負けたい人

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根本的に間違えていたので初投稿です


再びのほんへ

どうも、脳に鉱石を得た一般投稿者です。

どうしたぁ? 付け合わせのミックスベジタブルを見るような目で俺を見やがって……なんで今また投稿してるかって?

 

 

更新点見つかったんだよォ!(ハンバァァァァァァァグッッッッッッッ!)

 

 

……はい。更新点、バリバリありました。というか単に「最強の伝説」最速目指すなら別にキルゼムオールしなくてよかったんですよ。

W姉貴のしっとり率の動画上げた後に、ドクター暗殺RTAを走っている方から連絡がありまして

 

「別にどんな戦闘でも撃破判定出たらトロフィー進行度に引っかかるみたいだゾ。一対一とかじゃなくてもいい。生殺与奪の権を握らなくてもいい。俺暗殺後の怒り心頭ラブ勢を行動不能にしてたけど、その途中で取れたもん。それ以外は模擬戦で倒したくらい、レユニオン幹部はロドス潜伏中にチェン姉貴とつるんでボコっただけなのに」

 

セルマァ……俺、涙が出そうだよ(アレグロ)

 

……は?

何なのだ、これは! どうすればいいのだ?!

 

じゃあ俺が心中したGくんは(RTAとしては)無駄死ってコト!?

いや全く無駄死ではないんですけどね。Gくんのおかげでどれだけのステータスと何の素質があれば不死の黒蛇含めた強敵を短時間で倒せるのか、間違いなくあれが理論値だと思っています(諸々の不安要素は抜きとして)

 

ていうか気付くべきでした。

Gくんはロドス面々はそこまで殺してないんですよね。いや確かに生殺与奪の権を握ったキャラは多かったけど、それでも進行度上がってたし……まあ最終状態のGくんは鉱石病進行度末期、融合率75%で最強とW姉貴以外全て喰い殺す対象と考えてたから、黒狼鳥になるしかなかったんですが。俺にガルルガに……俺ガルルガだったわ(ピネガキ)

それはそれで、これはこれって至言を知らないのかよ。

 

結論としては「最強の伝説」はレギュレーション分けして「最強の伝説 全殺害RTA」か「最強の伝説 判定RTA」にするべきでしょうね。

 

……でも自分が決めたチャートがまだまだ未熟だったと思うとなんか虚しいな……またとりあえず判定RTAのチャート組みの為に調査を始めます

ここで再び使うのはGくん(バベル時代)、バックアップデータから復元っと。

というのもやっぱりGくん戦闘面では理論値行ってるんですよね。スカジ姉貴とかチェン姉貴とかに比べれば二流だけど、あらゆる戦闘・戦術が可能で並大抵のオペレーターやレユニオン構成員では相手にならない高ステータス。素質「狂奔」と「吼える魂」のおかげで能力差を埋めることもできる。

問題は「狂奔」と「吼える魂」の相乗効果に肉体の方が耐えられないという事ですが。

 

そう、Gくん持ってるんですよ「狂奔」と「吼える魂」。

「狂奔」の内容は心底からやりたいことそれだけをやる時にHPが減っていく代わりにステータスに大幅なブーストが入り、「吼える魂」は自分の意志でこれと定めたことを行う時に必要とされるステータスにブーストが入り一時的に必要な汎用パッシブスキルが使用可能になるというものです。

どっちも条件がめんどくさいのでもっぱらハズレ扱いですね。というか使おうと思ったらまともな人間性をほとんど捨て去る必要がありますので。

それに本家と同じ程度の素質にするモードでは両者共にただのバフ素質になります。つまりハズレアという奴です。

 

つまり戦闘しか頭に無いGくんは常にWブースターで加速しているのですが、ぶっちゃけプラマイはマイナスです。「狂奔」は1秒毎のHP減少量が最大HPに対して0.8倍なので、カンストまで鍛えたキャラでも関係ありません。しかも「狂奔」はアーツ適性も上昇させるため、いくら「吼える魂」で鉱石病耐性を上昇させても上昇した耐性以上の耐性が必要となるレベルまで出力を上げてしまう。その上本来のステータスから上がった倍率分のダメージを1行動毎に受ける。

そしてHPなどは本来のステータスしか参照しない。

 

「吼える魂」が上げたステータスをベースに「狂奔」の大幅ステータスアップで発生した反動によるHPダメージと割合ダメージ、鉱石病進行負荷が重くのしかかり、生半可なキャラクターでは自滅するのが関の山です。しかし両者を戦闘で揃えることで「戦闘中HP自動回復」「敵撃破時HP回復」のパッシブを常に獲得、スキルツリーから「HP0になった時に1度だけ半分HP回復」を取って、アーツの身体強化によるあらゆるダメージへの耐性とHP自動回復、ブラッドブルードの自傷ダメージ耐性と合わせて自滅までの間を長くすることができるってわけですな。

 

……まあこれだけやっても負荷の方がめちゃくちゃ過ぎて奇跡でも起きない限り、超一流を真っ向から相手にする場合だと絶対に自滅します。通常なら搦め手も使わないと勝てません。末期状態ならステータスも更に高くなってるので勝てる(勝てるとは言っていない)けどその後に十分な休息を取らないと血袋になって死にます。

 

更に言えば戦闘になれば必ず発動するというわけでもなく、最強になる為の全力の殺し合いか最強になる前に死ぬことを認められない場合くらいでしか発動しません。めちゃくちゃ不安定です。祈祷力が常に必要とされます。

 

……試走ばっかで本走してなかったのはこの辺が理由なんですよねぇ。本走途中で自滅が多発して記録にもなりませんでした。いやぁ、狂奔と魂のレベル上げを目当てに3年でカズデルのブラッドブルードを数百名ぶち殺すレベリングから始まるんですが、その途中で肉体が壊れた時は叫びましたね流石に……

マジであのW姉貴に殺された惜しい試走が一番長く生きられた狂奔魂構成です。

 

さて、データロードが完了しましたので判定チャート用の調査を開始します。バベルに入りたての頃のデータです。

まずはGくんを頭バエルから少しでも戻さない限りW姉貴を殺すかW姉貴に殺される以外の選択肢が無いので、とにかく疑問を突き付けましょう。

その疑問とは『最強って何?』です。

 

そういえばGくんが最強を目指すようにしたルートはまだ見せてませんでしたね。

まずブラッドブルードで生まれた彼に『クイロン』を知らせて憧れを抱かせます。そして『クイロンですら見ることの叶わなかった世界が見たい』『クイロンという現実から現実を超越した"無敵の幻想"を自分という現実から現実を超越した"最強の存在"とする』という思考をさせれば、後は最強の二文字を目指します。

あとは3年かけて数百体もの美味しい経験値をたっぷりと頂いてW姉貴を拾って序盤は終わりです。いやー、ブラッドブルードは恐怖みたいなもんですからね。自分たちが狩られる側になるなんて想像もしてないんですよ。初期ステを狂奔魂Wブーストして奇襲だのなんだのすれば十二分に殺せる奴の多いこと多いこと。おかげでちょっと肉体を折り畳めば一瞬で精神が蒸発して経験値になってくれるんですよ。まあ勝てない奴は勝てないので殺せる奴の中から一番強い奴を殺していく地味な方法ですが。

 

──本気で物語のキャラクターに憧れて本当にキャラクターそのものになって生きようとする。それがGくんの目指す理想の最強なのですが、タルラを見るとその熱から冷めます。

 

不死の黒蛇に取り憑かれたタルラ……というか不死の黒蛇ってめちゃくちゃ強いじゃないですか。圧倒的な戦闘能力にアーツ、他者を扇動するカリスマ、揺るがぬ意思、深淵な計画、永くを生きてでも果たそうとする執念……まさしく非現実の強大なヴィラン(実際ラスボス)なわけじゃないですか。

 

Gくんは100点満点(クソ厳しい自己採点)大好き人間ですが無自覚です。こうと決めたらそう死ぬ以外の選択肢はありません(ないとは言っていない)。

さて、Gくんには半身であるW姉貴がいます(ここ重要)

死んでもなお遺志は受け継がれ、そういう意味で生き続けているテレジア殿下の存在も知っています。

 

「泥まみれでも傷だらけでも突き進むことを選び、自分の信念のために弱くてもただひたすらに生き、最後に魔物と相対することになっても打ち破る決意をした人々」

 

「別に手段も方法も実行者も誰でもいいし、特別も何もない。自分がやるのではなく他人の思考を誘導して、"ウルサス"が膠着状態と内部抗争から解放されればそれでいいだけの怪物」

 

どちらが、カッコいいかな?

もちろん、人だよね。

 

そして、みんなも人間賛歌を大切にして、生きようね!

 

この先はGくんのモノローグと会話そのまま抜き出します。

 

────

 

最強とは弱さが無いこと

無敵の幻想という最強の現実とは、活動する理想図。漫画から気に入った登場人物をハサミで切り出して、空間に糊付けするのと変わらない。

弱さが無いというのは非現実。生まれたての頃は誰しも弱いのだから、弱いなりに生きていく。では真の最強とはどのように生まれればいいのか。非現実を現実とするためにはどうしたらいいのか。

 

答えは単純明快、初めから『そういう存在として』生まれればいい。完成形で誕生すれば、残りの人生は全て理想そのものになる。万事泰平、全て事も無く、ただ成すがままに。

つまりは自然とそこに発生した存在。設計図通りに量産された機械にはそこに至るまでの無数の過程が存在するが、これには過程が無くて答えだけある。

ある日突然、何の前触れもなく、いつの間にかそこにいて、そういうことになっている存在。

 

ステージの上にいるアイドル、バンドメンバー、なんでもいい。魅力的な存在を少しでも知ろうと、中身の人間の『見たくないところ』に当たる。過去の愚行、人間関係、欲深い面、衝突、汗は流すし用は足す。……どれもステージの上に立っている時の存在、ファンに手を振る姿とも異なっている。仕方あるまい、そうした弱さがあってこそ現実なのだから。

 

では、最強とは……?

用も足さない、汗もかかない、涙も流さず、眠りもしないし子を成すこともない。あらゆる生理現象を排して、ひたすらに美形である。それは風が吹くとか花が咲くとか、そういう現象すら超越した──記号だ。

類稀な力と智謀を宿した、幻想という名の記号。 現実的な疑問や困難には一切遭遇せず、また交わりもしない。解決法は最初から知っている、困難も最初から知っていれば困難ではない。自分は一体何になればいい? 誰しもが一度は思う疑問すら最初から答えを得ている。

 

誰もが頭の中で夢想する、最強無敵の超越者。目の前の龍がそう見えて、ソイツの語る絶望や悲しみが、まるで他人の経験と言葉で自分をかざり立てているように聞こえたその時に。

 

なんて、()()()()()

 

こんなもの(きごう)に憧れていたのか、オレは。

 

恐らくわかったのはオレだけだ。オレの理想が、オレの目指した最強が目の前にいる。

誰もが羨む超人に生まれついた存在。人間味の乖離した偶像。頭で夢想しただけの理想像。動き出した絵画。

いつだかのシエスタで、モスティマと二人で見たカンフー映画を思い出す。

銀幕の向こう側の存在、誰もを魅力するスター。その座をたゆまぬ努力によって掴み取った強者。きっと数え切れない挫折があった筈だ。だがそれでも立ち上がって前へ前へと進んだから、熱が見える。

 

ドクターも熱で燃え上がっているからこそ、砕けながら前へ進んでいた。テレジアも同胞を救うと言いながら同胞を傷つけていることを背負って前に進んでいた。

オレが憧れたクイロンだって、こういう伝え方をされているだけで最初から伝説の存在ではなかった筈だ。

 

……誰だって生きている。

生きているから弱さもあるし、強さもある。

 

強さしかない目の前の、銀幕の向こう側の怪物(フィクションのヴィラン)は──ひどく空虚で矛盾だらけ。現実に居場所が無い。頭の中で描いた理想が現実に現れたような嫌悪感と、全部俯瞰している態度への侮蔑。

 

「は、はは……ハハハハハッ、ハハハハハハハハハハッ──!!」

 

他人事のように自分を語り、他人受けの良い言葉で虐げられた者たちを扇動する。最強の黒幕、倒せばそこで終わる絶対悪が現実に存在するとしたら、この龍がそうだ。

 

「何がおかしいの? G」

「くっ、くく……ただ愛想が尽きただけだ。なるほど。ああダメだ──つまらない」

 

Wが不思議そうに尋ねてくる。

コイツは生きていない。ただそこにある。

非現実に焦がれたオレだからこそ、この非現実は現実を適当に切り貼りしてそれらしく振る舞っているだけだと断言できる。よく見ていけば矛盾が見える。

 

レユニオンがその矛盾の極致だ。感染者の為に力で訴えかけようと謳いながら、やっていることは自分たちと同じ立場に来ない、来れない感染者も非感染者も皆殺しにする。政治的な思想も何もない。聞こえの良い言葉で被害者を加害者に変える為の機械。

理想? 戯言だ。感染者の為にと言うなら、賛同しない感染者を殺す必要が無い。ただ無力化して、自分たちが掴み取る未来が正しいって必ずわかるからそこで待っていてくれと言えばいい。全力で抗う者の命だけを奪えばいいのに。

だがそれをしない。そして理想を掲げ悲劇を嘆き怒りを語りながら、何処か他人事のように見ている"強すぎる"龍。

 

「頭で夢想しただけの理想ってヤツは、現実に出てくればこんなにも脆いのか……くく、矛盾だらけだ。それを目指して冥府魔道を行ったオレは何だ……? 嗤えるな、これじゃあバカみたいじゃないか──!」

 

こんなものが『最強』とは。

オレの目指した『最強』は、矛盾だらけの空虚な張り子の虎。

オレがオマエ(タルラ)ならば、本当の最強になれただろう。全ては約束されているのだから、発生した瞬間に。

最強という天頂の星を目指して、数多の同族を殺し尽くした。親も兄弟も、全てオレの最強の伝説を綴る一文に変えた。強きを殺し弱きを殺しひたすらに、あの日焦がれた最強の幻想をオレという最強の現実にするために。同盟を求める者を殺した。命乞いをする者を殺した。最も大切な者だけはと叫ぶ者を無視して纏めて殺した。殺して殺して殺して、全てを殺し尽くした果てに、最強は現実のモノとなるからと信じて。

 

そして気が付いてみれば伽藍堂だった。だが器にならねば最強にはなれない。強いというだけを詰め込まなければ弱さを駆逐できないのだから。

──しかし弱さがなければ現実にはなれない。だが弱さを背負うには理想がなくてはならない。そして現実と理想の狭間で傷付きながら進む──それが普通なのに、オレはずっと現実を生きる事を放棄していた。過去を受け入れ恐怖と向き合うことでしか未来は作られないのに、受け入れるべき過去を捨てて恐怖に自らを飲み込ませていた。

 

そんな中でオレは、あの日──を助けた。助けてしまった。

 

何故かはわからない。死にかけのサルカズなど見捨てればよかったのに、懸命に生きようとするアイツを見捨てられずにあれこれと世話を焼き……そうだ、オレは怖かった。決めたから走り抜くと行動してたのに、現実となった最強の伝説(量産型を超えた存在)であろうとしたのに、オレを──に戻す──が。

 

それを認めたくない。自分が一度でも感動したなどあり得ない。クイロンの伝説以外に揺らされた瞬間は無いし、クイロンの伝説以外で揺らされることはあってはならないのだ。オレは最強の現実に、クイロンの伝説になると決めて走っているのだから、一度でも揺れてしまえば全てがダメになってしまうと思ったから。理想通りに生きられている瞬間しか、自分自身の存在を愛することができていない。

 

正しいことを、正しいとき、正しいようにやって一度も間違えない。

そんな設計図通りの生き方を絶対として、それ以外は何一つとて認めようとしない。こうと決めた道から誤差程度でも外れた途端、それは道そのものを間違えたと考える。他人に強制する気は毛頭ないし興味もないが、自分自身のことにだけは常に完全完璧でなくば満足できない。

 

世界にいるのが一人だけだと思って突き進む。常に世界はオマエ一人だけが世界にいると思うなと冷や水をかけてくるが、それが鬱陶しくてたまらない。つまりそれは……ただの餓鬼だ。

そんなことに目を背けて生きて来て、Wがオレを現実に引き戻す度に幻想へ逃げて、現実で苦労をする心地良さと幻想に挑む楽しさの比重を決めきれなくて、戦火の中だのバベルが使えるだの何だと言い訳してWから離れ切れない。それでもと挑むことも、それまでと諦めることもできずに、中途半端に現実と幻想を行き来して、今こうして幻想の真実を見せ付けられて、自分がどんなヤツよりも愚かだったと叩きつけられる。

 

─道半ばで死ぬことは覚悟していた。できないと突き付けられることも覚悟していた。だがまさか……自分が目指していたモノが、こんなにも矛盾だらけで脆弱なモノだと、そんなモノを最強だと信じて進んでいた姿はお笑いだったぜと、嘯かれるなど。

 

──なんてこった、これが業の報いか。

 

わかったならば……どうしようもない。

オレは強いヤツと凌ぎを削る、血沸き肉踊る死闘が欲しい。全身全霊を賭けて、戦いを楽しみたい。それは嘘ではなかった。だから戦いを求めたし、それ以外で生きていく方法なんかわからない。

だがWから、オレを──に戻す──という痛みから離れたくない。

 

「W」

「何よ急に」

「オレは、苦痛を愛することを決めた」

 

ならばこそ、オレは──現実を生きることで、宿願を果たしてみせる。ただ人として生きて死ぬという、苦難の道を歩んで行こう。きっと何処かでまた性懲りも無く理想を目指そうとして自己嫌悪するだろうが、それはそれだ。

全部含めてオレなのだ。受け入れられないところもあって当然だろう、相反するところがあって当然だろう。幻想を現実に変えたいと狂奔するオレも、現実に苦しみながらも吼えるオレも、どちらもオレで、らしくない行動すら含めて、掛け値無しに本物なのだから。

最強の意味を自問しながら、闘争になれば最強を目指し……そしてまたやってしまったと自己嫌悪する。好き勝手に生きるという、最も困難なことをやってみせよう。

 

「は? ポエミーなところあると思ってたけど、そこまでおかしくなったなんて」

「……」

 

早速傷が一つ増えた。

別にいいじゃないか、ポエミーなところがあったって。

オマエという苦痛を受け入れたんだから。

 

 

─────

 

 

とまぁ、こんな具合です。

要するにGくんは空想を現実にしたかったけど、現実にいた超越者こと不死の黒蛇の、やりたいことはわかるけど根拠がぼんやりし過ぎている感を見て、「オレこんなのになりたくない! 小生やだ! じゃあオレが目指したかった最強とは……ゲッターとは……」ってなるわけです。

そして本当に最強を目指すなら他人なんて気にかけないのに、どうして気にかけた他人から離れることができなかったんですかねぇ? ってなると、W姉貴を受け入れられるわけですな。

 

……まあつまりW姉貴と共にレユニオンに行かないといけないし、不死の黒蛇の薄っぺらさ(語弊)を間近で感じないといけない。

そのためには『最強』であることの空虚さを感じさせなければいけないし、W姉貴がどういう存在なのかを自覚しなければならないってわけです。

 

そんなわけで入りたてのGくんには──休暇中にW姉貴とシエスタでデートしてもらうぜェ! お前のステータス強いからな! 本走でもお前を採用したいんだよ! ……え? なんで最強を目指さなくなったモノローグを用意してあるかって? 別にあの試走の後に気になって別ルートやり直しただけですが? 何か問題でも?

 

>浮き足立ったWが見える。まったくなんだ、人が静かな場所でタバコを嗜んでいるというに

 

さて……デートを受けなくてはなりませんがこいつらはデートだと考えていません。なのでW姉貴もしっかりしっとりしてもらうために好感度爆上げしましょう。

しっとりしてくれないとレユニオンに連れてってくれないからね、しょうがないね。

 

>「G、付き合いなさい」

そら、面倒な話だ

 

こっちからの好感度上げとくとここで素直に頷いてくれるんですけど、これもRTAの為……Wよ、(ブラッドブルード数百殺したりとか最強を求めるムーブとかが)卑怯とは言うまいな。

 

>「今からシエスタに行くのよ。荷物持ちに来なさい」

「断る」

「あ、そ」

無理矢理に手を掴まれ、そのまま引っ張られていく。オレはその手を……

────

心を捨てるように振り払った

>まるで古傷のように振り払えなかった

────

 

後者一択ゥ!

 

>「……わかった。一緒に行くから離せ」

……振り払えなかった。理由は知らない、知りたくなどない考えない心底どうでもいい。

「──意外だわ」

「そんな日も、ある」

Wが珍しく驚いた顔をしている。理由は言うまでもない。そして彼女は手首を掴む手を離し、小悪魔的に微笑んで指と指を絡めてきた

「なんだ」

「こういう手の繋ぎ方に相応しい格好、してきなさい」

「……ああ」

 

信じられるか? W姉貴がGくんを攻略しているように見えて実際にはW姉貴をGくんが攻略してるんだぜ、これ……

まだしっとりしてないからね、しっとり確率上げてかなきゃ(使命感)

正直全員殺害ルートでW姉貴がしっとりしたのはただの運なので、確実にしっとりさせます。

 

>格好の付けた服装……か。思えばWのように、自分の趣味嗜好を反映した服装など考えたこともなかった。この改造した薄暗い鼠色の軍用ロングコート以外に持っているのは、至って普通、平凡な服装と一般的なサルカズ傭兵の装い程度。機能性と見た目を両立している今のWの格好と並んだ時に相応しいものではない。さて……

────

>仕方ない、Scoutでも頼るか

別にいい。他人など気にしたものか

────

 

当然上位置ィ!

 

>……仕方あるまい。Scoutに借りを作るか

「Scout」

「どうしたG。珍しいな」

言いたくない。言いたくないが──Wに恥をかかせるわけにはいかない。オレの恥で済むならば……

「何か……外行きの服装を、貸してくれ」

「Wか」

「Wだ」

オレはどんな顔をしているのだろうか。Scoutはそれはもうゲラゲラと笑い、笑い過ぎて噎せながら、自分の部屋へ案内してクローゼットの一角を指した

「買ったはいいが使ってない服、一応戦闘もできるようなモノだ。好きなのを選べ。それ、やるよ」

────

Wと合わせたような、赤黒の服装

>モスティマのような、黒白の服装

ケルシーの真似事めいた、純白の服装

────

 

ここでモスティマ姉貴を匂わせるとW姉貴のしっとり確率が上がります。流石に自分の半身が知らんところで同族と仲良くなってたら気になりますねぇ! なりますなります……

ちなみにW姉貴リスペクトだと好感度が上がります。ケルシー先生リスペクトだとケルシー先生の好感度が上がりW姉貴のジト目とふくれっ面が見れます。(かわいい)

 

>浮かんだのはモスティマだった。彼女の服装を起点に考えれば、問題はあるまい。そうして出来上がったのは、割と地味ではあるが、雑誌で見たことがあるような見た目のオレだった。黒のジャケット、白のシャツ、鼠色のズボン……まあ、それらしくはなったろうか

「Scout」

「どれどれ。ほーぅ、似合ってるぞ。誰かの真似か?」

「知り合いのトランスポーター」

「……女か?」

「女だが」

Wも大変だな……

 

まあこれから女とデートするってのに他の女の服装をリスペクトした服装で行く男はウッソだろお前wwwなんだよなぁ……いくらなんでも池沼ゾ。怒らせちゃうねぇ、お姉さんのことをねぇ! W姉貴ゆるして。

 

>まあよくわからんが、助かったのは事実だ

「助かった。一つ借りができたな」

「まあ、くだらないことでこの貸しを返せるならいいんだけどな。それよりもWが待ってるんだろ。さっさと行ってこい」

「すまんな、Scout」

「別にいいって」

彼とのやり取りに、奇妙な心地よさを覚えた。それはまるで──いや知らぬ存ぜぬ心底どうでもいい。オレにはいらない。やめろ

 

W姉貴をしっとりさせる選択肢をしつつ、ちゃんとGくんの頭バエルを治していく選択肢を選ばないと戻りきれなくてまた魔物化コースなので注意していかねば。Scout兄貴との交流も強力なピースです。

 

>Wの元へ行く。カジュアルな格好になったオレに驚いているのか、それとも面白いネタだったのか、まじまじと見つめてくる

「……それ、Scoutのお下がり?」

「まあな」

「似合ってるわ。あんたには勿体無いくらい」

──Wは優しく微笑んでいた

「そうか……」

 

女神かな? W姉貴本当にかわいい……私の最期を看取って欲しい……

 

>シエスタは苦手だ。闘争の空気ではないから。Gになる前にモスティマと行った時、あまりの居心地の悪さにモスティマから本気で気を使われたくらいだ。全てに一線を引いたアイツから

 

それにしても観光都市に酷い言い草っすねGくん。

 

>Wとと考えると……どうだろうか。あまり行きたくないのには変わらない。やはり面倒だ。タバコをふかしながら、酒でも飲んでいたい

 

嘘を言うな!(GNGBNJ)

本当はW姉貴と何でもない日を過ごすのが怖いんだろう! W姉貴の側にいると安心するんだろう! 猫か貴様!

 

>……いや待て。この格好を他の誰かに見られたら不味いのではないか。クロージャは問題無いとしても、Aceやテレジアに見つかったら……他の傭兵でも……!

────

別にオレが小洒落た服装でも問題あるまい……

Wを急かす

>Wを連れてさっさとシエスタへ向かう

────

 

この三択は一番下です。何故ならGくんはW姉貴の笑顔を誰にも見せたくないから。

上二つではしっとり率は普通です。それにW姉貴も結構強引なの好きですよねぇ……?

 

>自分でもわけのわからない衝動に突き動かされて、Wの手を取ってそのまま歩き出す。

「あら、照れてるの?」

「照れてない。行くぞ」

「はいはい。そういうことにしておいてあげましょ」

彼女は余裕そうどころか、何処か楽しげだ。ああまったく、何故オレだけ妙に色々考えねばならん……Wめ、何故オマエは普段通りなんだ。クソ、モスティマのように無心であれたら────

 

照れてます。W姉貴はお見通し、サスガダァ……

それより他の女のことばっかじゃねえかお前ん頭ァ!

 

ということで次回はW姉貴とのデートからです。

ご視聴、ありがとうございました。




Gくん
ただのガキ。自分が決めた100点満点以外0点と思い込み、その0点の象徴にしてそのものであるWネキに複雑な感情をいだく。これを自覚すれば魔物にならずに済むがRTAでは魔物が必要だったので走者は彼を銀幕の向こう側の怪物(最強という記号)にした。

走者
Gくんが何を考えているかよくわかってなかったので色々調査をする内に気に入ってしまった

W姉貴
Gの全てを肯定している。愚かさも雄々しさも強さも────
だから愛情を煮詰めて殺す理由にできるし、共に歩むこともできる
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