アークナイツRTA参考資料「W姉貴のしっとり確率」ついでに「最強の伝説」トロフィーRTAの中途報告   作:W姉貴に負けたい人

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淫夢要素があまりないので初投稿です


再びのほんへ:2

時は流れてW姉貴がカメラをもらう頃です。

今日も元気にGくんは暗殺を繰り返しています。

 

>ここ最近のドクターからの指示は奇妙なものが多い……というよりも、佳境に入りつつあるのかも知れない。テレジアが死ぬかテレシスが死ぬか……そのどちらかが、近いうちに決まるかも知れない

 

まあ原作ルートに乗せるので何があってもテレジア姉貴は見殺しにするんですけどね。テレジア姉貴を救いたいなら原作崩壊ルート……やろう!(提案)

 

>死体から長剣を引き抜き、血を振り落とす。暗殺……とは言うが、これでは剣客だ。まあ楽しいからいいのだが。ナイフだとかを使った方がいいだろうが、これは見せしめも兼ねている。ならば死体がまともな形でない方がいいだろう

 

実際やってることは何処ぞの抜刀斎がござるの峰打ちマンになる前みたいなもんです。今だって長剣片手に奇襲して、ボウガン撃たれる前にズバンですもの。いやあ、欠伸の出る速度で構えられては長剣ももっと速くなるというもの。入力速度が違うぜぇ!

けど身体を斜めにぶった斬った死体とか上半身と下半身がどっか行った死体とか、頭だけ真っ二つにされた死体とかお前やり過ぎ……やり過ぎじゃない?(やらせた人)

ラテラーノ銃とか使えるんだから使って、どうぞ(弾が勿体無くてケチった人)

 

>Wは難民に紛れたスパイを探している。一人に与える任務としてはやや重たいが、アイツならやる。何を言うまでもない

 

(信頼が)太いぜ。

 

>とりあえず任務は完了した。帰還しよう

 

というわけでロドスに帰還〜

ビールビール! ……と行きたいところですが、珍しいものを見たのでそっちに行きましょう。まあケルシー先生に説教されているW姉貴ですが。

あと今回の検証では試走のようにアーミヤCEOにがんばれ()がんばれ()して裏切りません。無理に戦う必要は無いので、CEOに覚えてもらう必要が無いからです

 

>……ケルシーがWを説教している。そして横ではあたふたとするテレジア。何があったんだ? それにあのヘタレがテレジアにアプローチできるとは思えない

「テレジア、何があった」

「Wがカメラで私を撮っただけなのに、ケルシーが怒っちゃって」

 

正直言えばこの状況下で盗撮はそらそうよ

 

>Wを見る。嬉しさ半分鬱陶しさ半分か

「G、君からも何か言ってやってくれ」

「よくがんばりました。ヘタレのWちゃんにしては勇気出せましたねー」

「ははぁ? ねえG。やっぱりあんたあたしに殺されたいのよね?」

「オマエなら構わんが」

Wは間違いなくオレを()()()()……あの偉大なる先駆者、Gとオレの関係のように。だから構わないと思える自分がいる。不思議なものだ──最強に敗北は無い。その思考は……何故だ。何故、やめようにもやめられない……?

 

よしこれで頭バエルは矯正完了も同然。あとは甘さのある選択肢を選びつつ、W姉貴がしっとりしてくれればレユニオン行けますねぇ!

ま、ほぼ確定みたいなもんですけど。W姉貴と再会した時に離れてた日数記憶されてる時点で確率めっちゃ高いし、そこから色々やってるからラインは足りてるんですよね。できるなら100%で安定取りたいので、まだ多少稼ぎますけど

 

>「……そ。まあいいわ」

何か含みのある様子でWは去っていった

「GとWって、なんだか家族みたい」

「そうか」

「私には恋人にも見えるが」

「そうか」

「Gとしてはどうなの?」

「……オマエが聞くな、テレジア」

もう喋ることはないと言外に告げて、オレもまた去る。テレジアの悲しげな視線が、背中に残った

 

……さてここからはやることは変わりません。テレジアを見殺しにします。ということで加速

はい、こっから等速です。

 

>テレジアが死んだ──

「……なんでよ。ドクターとケルシーがいて、テレジアが……」

Wが俯き、血を吐くように憎悪混じりの言葉を紡ぎ出した。いずれそうなるような気もしたが、たった半年で決した。オレがバベルに力を貸す義理も、なくなった

「もうここにいる意味も無いな」

「ええ。もう無い。この場にあたしがいる意味は」

Wは顔を上げて、憎悪と憤怒に入り混じる瞳をオレに向けた。その目を知っている……こう生きてこう死ぬ、それを定めた目だ。オレと同じ。そして彼女は

「テレジアを殺した奴らの首を、墓の下に埋め尽くしてやる。テレジアに尽くしたサルカズの名に懸けて」

そう宣言した。その為に命を使い果たしていいと、そしてその果てに死ぬと決めている。あらゆる方法を使い、全員を殺し尽くすと。その為の修羅道へ足を踏み入れた

「G、あんたはどうする」

「オレは、最強以外に興味は無い。だがオレとテレジアは最後に相対するべき運命だった。それが奪われた以上、対価を支払わせなければ気が済まん」

「なら来なさい。今度は離れさせない」

「W」

「あんたとあたしは一連托生……あの日、3年42日11時間ぶりに再会してから今日に至るまでで思った。あたしの行く先にはあんたがいて、あんたの行く先にはあたしがいる。これを一連托生と言わずになんて言うの?」

 

しっとり確定キター!!!

レユニオンに行けますねぇ!!

 

>Wはぐちゃぐちゃになった感情を向けて、無表情のままオレに近付いてくる

「ねえ、──」

狂気だ、純粋なまでの。この女には似合っているようで似合わない、そんな狂気

「W……」

「今だけは──って呼んで」

……なんだ、そんな目をして。オレに何を求めているんだコイツは

「──、どうした」

「──。あたしにとってあんたは恋人で、家族で、戦友で、好敵手。あんたにとってあたしは?」

「考えたこともない」

「答えて」

「……不思議な話だが、オレは──に殺されてもいいと感じている。最強に敗北は有り得ないのにさ」

「あたしも同じ。──になら殺されてもいいと思う自分がいる」

そして互いに……互いを殺すのは自分だと呟いて暗く笑った。何故だろうか、心地良い。そして()()。そんなオレを知ってから知らずか、Wは……──はオレにもたれかかりながら、言葉を続ける。

「ねぇ、昔に戻りましょう? 今日を生きて明日を掴む利害の一致に心地良さを見出していた、あの頃に。あたしの目的とあんたの目的は違うけど、歩く道は同じだったあの時に」

彼女は笑った。狂気に染まり上がった魅力的な笑顔。本気だ。最終的にWの名と決別してでもこの復讐にして八つ当たりを成し遂げる。そんな彼女にオレは……

────

背を向けてかつて見た光を追う

>何故だろうか、共に行こうと考えた

────

 

はいここはこれ一択。それ以外あり得ない

試走の時はテレジア死亡後即脱走だったのでこういう会話しなかったんですよね。

 

>捨て置くのが正しい筈なのに、何故かできなかった。──と共に再び放浪するのがいいと感じた。ひたすらに最強を目指す自分であると決めたのに、何故か。まあ、この冥府魔道の旅路にも強敵はいる。ならばこそ、喰い殺すまで。だから……

「いいだろう、──。オレはオマエの旅路に連れ添ってやる。そこにもオレの糧はあるんだからな……W」

「嬉しいわ……ありがとう、あたしの半分。──さあ行くわよG。テレジアに捧げる花束を、奴らの血肉で作りに。少しの間だけ大所帯になるかもだけど、いい?」

「ああ。血を啜った骨の茎持つ肉の花を探しにな……大所帯? 構わんよ。オマエとオレは変わらない。そこに互いが存在する限り」

ほんの僅かな時間だけ重なった唇。Wからだったのかオレからだったのかわからない。離れて、Wは狂気を宿した微笑みを見せた。オレもまた、その狂気に劣らぬ妄執を見せて──オレたちは、バベルを去ると決めた部下たちを率いてバベルだったところを抜け出した。そしてある程度離れてから、部下には好きにやるように告げて、二人だけで歩き出した。

テレジアへの手向けの鮮血花を、手折るために

 

あ、そうだ。ここからは似たような話が続くのでみーなーさーまーのーたーめーにー……

GくんとW姉貴による拷問シーンを流してからカットします。

 

>「よう、同胞。元気かな」

「……ぉ、……ぇ……」

「ああ無理に喋るな……手足の腱を切ってからあまり時間は経ってないんだ。舌も噛み切れないようにほとんどの歯を砕かせてもらった」

ボロボロになったそのサルカズに対して、写真を見せる。コイツはテレジアを暗殺した者の一人だ

「これは、テレジア殿下の暗殺を行った人物だな? 首を縦に振るか横に振るかで答えてくれ。正しいなら縦に、そうでないなら横だ」

そいつは首を縦に振らない、横にも振らない。そうかそうか……薄くした木の枝を爪の隙間に入れていく

「答えた方がいいぞ。なあ……オマエだってサルカズが全滅するのはイヤだろ? ようやく掴んだ平穏だ。何処にも行けないし何処にも帰れない。そんな無様な姿のまま、自分の同胞たちが皆殺しにされていくのが見たいか?」

まだ無言だ。枝を縦に回し、爪を剥がす。雑音が激しい。落ち着くのを待ってから、オレは語りかけていく

「オレたちはテレジア殿下を否定したゴミどもを殺すことに何の躊躇いも無いぞ。老若男女問わず、そうだなぁ……テレシスに従った者一人一人首を落として横に並べて、カズデルの大地に植林してみるのも悪くないとは思わないか? もちろん鑑賞者はオマエだ。一人一人の死に顔を眺めてもらってから、それが爆弾で木っ端微塵になる様を見届けて感想も言ってもらおうか。最後にオマエが見るのはテレシスの首だ。最高だよなァ?」

「ほざ、け……言うだけなら……」

「これなーんだ」

指差す先にいるのは、コイツと一緒に捕らえたもう一人だ。コッチは情報が無いってわかってるから手脚の腱だけでなく舌も抜いてある。そんなかわいそうなヤツは今は愉快なイルミネーションになっている。人体を破壊するには不足な小型爆弾を四肢に取り付けてあるからな

「イルミネーションはバッチリか? W」

「ええ。それはもう。火薬の量もテスト済み。ねぇ、そういうわけだから……吐いた方がいいわよ。あんたがコイツの四肢がじわじわと爆散していくのが見たいなら別に言わなくてもいいけど」

「別にオレは、オリジムシの餌やり場面でも見せてやっていいんだがなァ」

「……言うものか!」

「そ」

爆発音が響く。腕が千切れ飛んだ。その腕を拾って、あえて断面の方を向けてソイツの頬をペチペチと叩く

「そら、オマエの選択が招いた結果だぞ? オマエは同じ理想の元に戦った同志が嬲り殺しにされていくのが望みというわけか……哀れだなぁコイツも。そんなオマエにテレジア暗殺という大役を任せたテレシスも。愚鈍な指導者に着いて行くものは愚鈍な存在って相場が決まっているから仕方ないか」

「殿下を、愚弄するな……!」

「ばーん」

「おっと、脚が飛んだぞ。オマエがコイツの四肢の内二つを潰した。よく見るんだ、オマエの行いを」

「ねえ、あんたも無駄なこと嫌でしょ? 言いなさいよ。言えばこれ以上何もしないわ、あたしたちは」

「……そい、つは……」

そうしてペラペラと喋ったソイツにオレは興味を失い、Wが片手片足だけ残った喋らせるための装置に起爆ユニットを渡して、何かを喋った

「んー、ありがとー。さ、行くわよ」

「了解。次は仲間で作った芸術品でも見せてやるか」

「さーんせー! いいじゃない、そういうの。こういう手間のかかる奴より簡単ね」

今回は人が少なかったから手間がかかる方法しかなかったが、次は標的の取り巻きが多い。なら昔取った杵柄が役に立ちそうだ

そしてオレたちが拷問部屋を出た頃に、爆発音がまた聞こえた……

 

……いやぁ、怖いですねぇ。自殺も抵抗もできない自分の真横で、慣れ親しんだ顔の手足が一本づつ吹き飛んでいくなんて。しかも飛ばした腕だので顔面を叩かれる。尊厳破壊も甚だしいですな!(ゲス顔)

Gくんは昔からこういうことを必要だったのでやっていたから得意なんですよねえ。さて次は宣言通り、お仲間を折り畳んで作ったオブジェを爆破して行くところを見せて吐かせて殺し、次は爆弾を付けた生首を目の前で爆破させて吐かせて殺し、その次はジグソーパズルな映画よろしくお互いの信頼を確かめ合うゲームを眺めさせながら吐かせて殺し……うぷっ……加速します……ヴォェ……ッ!

 

>短かったようで長かった。最後の一人だ。効率を突き詰めて殺していったからか、途中から誰も抵抗をしなくなった。居場所を隠すだけ。見つければ懺悔と共に情報を吐き、そしてあっさりと死を懇願する。だんだんと本当にゴミ掃除でもしているような感じになって、虚しさも覚えるようになってきた。全力の抵抗による死闘も無くなり、奇襲や暗殺、尊厳破壊による拷問も要らなくなった。ただアリでも潰すかのような作業感と共に、それでもとやり切ろうとするWに着いて行き……そこではたと気が付いた。オレはオレを優先せず、Wの目的に付き添ってばかり。何故……

「……G、終わったわ」

「そうか……W、どうする」

「どうしようかしら──テレジア……」

Wが天を仰ぐ。虚無に支配された悲しげな表情で。何をやってもテレジアは戻ってこないし、今更こんなことをしても何もならない。それをわかって終わってしまえば……何のために生きたらいいのか、一度見失ってしまう。Wに何かしてやろうとした、その時だった

「サルカズを殺すサルカズ……残虐非道でも徹底的に合理的、計画的な殺し方。ジェヴォーダンの獣が再来したと聞けば、私たちがここに来るのも当然よね。そして、あなたたちは投降を拒み見せしめのように殺した。なら今度はあなたたちの番よ」

懐かしい顔ぶれだ

「イネス……へドリー……久しぶりね」

Wが噛み締めるように呟く。彼らが率いる傭兵たちの顔触れも知っている。中にはオレの部下も、Wの部下もいた。そうか、またこうなったか

「傭兵団がカズデルを彷徨っているのは聞いていた。だから拾い集める旅をしていたが……ジェヴォーダンの獣の爪痕が残されている時に見える情報はたった二人だけ。そして二人だけで精鋭の中隊を数だけで言えば半壊、実際には司令塔を殺し尽くして壊滅状態。いくら優秀なお前たちの部下であってもここまではできない。本物のジェヴォーダンの獣でなければな」

へドリーは苦笑したように言った。まるで証拠を残さないようにやってくれとも、あるいはわかりやすくて助かったとも取れような苦笑だ

「とっくにカズデルに愛想尽かしたと思ってたけど、まだ残ってたんだ。あんたたちも、あいつらも」

「お前たちには常に驚かされるよ……G、W」

「あなたたち、そんなフラフラの身体で何処へ行くの? 傷も本当に応急処置程度。いつ感染が悪化してもおかしくないわ。武器の手入れもほとんどしてない……Gの銃だけは相変わらず新品同然ね。ここはターバ村から二百キロも離れてるのよ。まさか、ずっと二人で行動してたの? しかも徒歩で?」

「あら、たかが二百キロじゃない。それに完全に決着を付けたと判断するまではロクな休息も取らないのは慣れっこよ」

「いい散歩だったさ」

ケラケラと笑ってみせれば、二人は揃ってため息を吐く。これだからコイツらはと言わんばかりだ

「……ていうかここ、あたしがあんたらに拾われた場所ね」

「よく覚えているな。そうだ、『W』が死んだ場所──」

「忘れるわけないもの。3年42日11時間ぶりにこいつと再会したんだから……」

「ねえW、あなた日数まで記憶してたの?」

「当然よイネス。こいつはあたしの半分なんだから……片時たりとも忘れることはないわ」

純粋過ぎて臭気さえ感じるほど、へばりつくような狂気の湿度を纏った一言にイネスは顔をしかめつつ、しかしそんなWの発言に若干の共感を覚えるように、ある意味ではオレたちの関係を羨むように呟いた

「……まあわからんでもないわ。それにしても、部下に安全なルートを教えていたり、丁寧に管理してあげたりなんだり、色々変わったわねW」

「Gも変わったな。以前は獣と話しているようだったが、今では人と話していると実感できる。昔のお前なら一人また修羅道を行くだろうに、Wと共にいるとはな」

「……放っておけ。へドリー」

うるさい奴だ。オレが何をしようがオレの勝手だろう。Wに着いていってもオレの勝手だ。あれこれ言うんじゃない

プイとそっぽを向くと、みんなに笑われた。傭兵団の連中にもだ。ええぃ、クソ……

 

ツンデレではなくデレデレなんだよなぁ……ツンデレみたいな反応するだけで

 

>まるでその時だけはバベルにいた頃のように過去を懐かしんでいたが、不意にへドリーとイネスの表情が変わる。それに合わせてWも表情を変えた

「じゃあ本題に入りましょうか。何の用があって来たのかわかっているし、いつまでもダラダラ喋っているのは違うでしょ?」

「摂政王はカズデルの武装勢力を統一した。誰も彼もが疲れていたからな、少し水を垂らすだけで従う。残った傭兵も間も無く軍隊として組織され各地に派遣される予定だ」

……なるほど。地盤固めはまだ終わっていないのか。合理的だ

「ラテラーノとヴィクトリアが怖いのか、あの簒奪者は」

「どんなものでもホッと一息をついた瞬間が狙い目だからな。お前なら絶対にそうするだろう?」

「違いない。ならばそこで一旗上げるのも容易いということか。クククッ、テレジアへの義理立てはあまり興味が無いが……オレと相対するべき最強を奪った罪は重い。その対価を支払わせてやるのも一興」

「待ちなさいG。あなた一人で摂政王とその関係者の命全てを、テレジアの復讐の名に捧げるつもり?」

イネスがバカを見るように告げた。オレという存在を見くびっているのか、あるいは純粋に心配しているのか、どちらかはわからないが、そこに何某かの感情は見える。だがオレの言葉と行動は変わらない

「まさか。それだけでは終わらない、終わらせない。のうのうと生きてる全てのサルカズもだよ。縊り殺してやるさ、必ず喰らう。やってやれないことはない。否、それを成してこそジェヴォーダンの獣。伝説は伝説らしく行くべきだ、そうだろう?」

「待て。頼むから話を聞け。まだ終わってないんだ」

「そうよ。まだ話は終わってないわ。だから聞きなさい。いい?」

「……わかった」

自分の意見を言っただけなのに、なんでこんなに責められなくてはならんのだ……

 

それはね。君がサルカズ滅ぼすの超coolじゃね? って発言したら、冗談には聞こえないからだよ。いいかいGくん。確かに私と君は3年でブラッドブルードを数百ほどぶち殺したけど、割と制御効いてないんだからね? 俺も君ならやりかねないと思うよ?

ていうか理論上は可能だし。(理論上)不死の黒蛇倒せるなら行けるし。とは言えども不死の黒蛇と同じ存在にでもならない限りは無理でしょうけど。(まだ8章までしか日本版は配信されてないのに何言ってんの? とかは言ってはいけない。これそういう体だし……)

 

>しょげるオレを無視するように、Wは会話を続ける

「へドリー。今あたしたちに付いてきてくれる人の全てが、かつてテレジアと肩を並べて戦ったことのある人よ。そんな人たちが簡単に従うの?」

「サルカズ傭兵のほとんどは、こう生きてそう死ぬという目標が無い。惰性で生きているだけ。だから方針が与えられれば、喜んでそれに飛びつくわ。考えなくて済むから」

「見上げた奴隷根性だこと……イネス、あんたが角を削った覚悟は確かでしょう。でもそうやってその場その場のサルカズのフリをするのはやめなさい。そのツラはサルカズのツラじゃない」

「捻くれた忠告ね。でも感謝するわ」

「──自称サルカズをいつまで続けるつもり? どこまで行っても逃げられないのよ、自分自身の問題からは」

どこまで行っても、逃れられない──その言葉が、嫌に刺さった。オレに向けたものではないはずなのに

「こういう風に生きるって決めたの。こうでしか生きられないから」

「それが思考停止のサルカズの真似事?」

「……」

「サルカズの真似事(レプリカ)で生きる、まあ悪くないわ。そう決めたならそうなんでしょ。でもそう生きると決めたらなら、こう死ぬということも決めなさい。それを目指して間違いだらけの茨の道を歩てみせれば、あたしはあんたを血肉までサルカズを刻んでサルカズになった存在と認められるから」

「あなたから、そんな言葉が出るなんてね」

「あたしと彼の前で、『こう生きる』って言葉が出てくればそりゃあね」

Wは笑った。だから摂政王に敗残兵として投降するという無様を、今すぐにでも意味のある投降に変えてみせろよと

 

ああ、W姉貴もトンチキになった……素晴らしい、素晴らしくない?

 

>へドリーは相変わらず暗い表情のまま、言葉を発した

「テレジアの死後、カズデルの情勢は変わり果てた。さっきも言っただろう、生きるためには垂らされた水を有り難がると。疲れ果てたサルカズにとって、魅力的だったんだ」

……つまり、へドリーたちには見逃す理由は無いというわけか。チラリとWに視線を送る。そして彼女もオレに視線を送り、刹那、互いにニィッと凶暴な笑みを浮かべた

「残念ね。見逃す理由が無いってのは。来るなら来なさい。昔のよしみよ、この首を好きに使えばいい──できるものならね」

「ジェヴォーダンの獣の首は安くないぞへドリー。欲しければ全身全霊を賭けて、腹わたから喰い千切る気で来い……肉が残っていればの話だがな」

やれるものならと戦意と狂気を滾らす。命の使いどころとしては相応しい──あの日つけられなかった決着も兼ねて、ここで全員喰い殺すのも悪くない

しかし、そんなオレたちに対してへドリーは武器も構えず一言だけ

「まず落ち着いてくれ。結論を急ぐな」

……では何のために? オレたちが疑問に思っていると、彼は言葉を続けた

「これからオレたちはウルサスに向かう」

ウルサス……ウルサス? 何故? おかしな話だ

「──意外な答えね。ていうかそれをさっさと言ってくれない? こっちから手を出しちゃうところだったじゃない。でも確かに興味湧いたわ。話してよ、へドリー『隊長』」

 

……とここからレユニオンについての解説が始まるので加速します。まあまだまともな頃のタルラが率いているので、ただのバベルです。はようテロリストになってくれや(クソ野郎)

え? 言うことがよりにもよってそれかって? コラテラルダメージですよコラテラルダメージ。RTAのための致し方無い犠牲です。

ちなみに話を軽くまとめると「まずうちさぁレユニオンって組織あるんだけど……傭兵の待遇がクッソいいですねぇ! 摂政王はそこに自分の手札を忍ばせて感染者を操ろうとしているゾ。カズデルはもう国ですらないし、迫害された存在が集まるレユニオンはサルカズのいい指標になりますねぇ」ってことです。

行き場をなくしたサルカズがレユニオンに流れても不思議では無い上に、色々と都合が良いってわけですな。

 

>「お互いの目的の為に協力し合えるということもあるはずだ。レユニオンまで辿り着けば、あとはなるようになる。どうせお前たちは俺の目的が何なのかわかっているんだろう──?」

へドリーとイネスが傭兵団を率いてここに来たのはそれが理由だった。

「……そうね。現実的なことから進めていけるなら、そっちを選ぶのがベストね。あたしが探している人はGと同じ本物の怪物。簡単にいなくなることは絶対あり得ない。それにあのババアも消えたし、カズデルにもう用は無いわ」

Wは笑顔のまま告げる

「でもあたしたちはあんたの命令に従うだけじゃない。自分の主人は自分だけ……自分のやることは自分で決める。それでいいでしょ?」

「ウルサスに向かう傭兵団に関しては向こうと統合運用されるだろうが、我々の小隊内部のことであれば構わない。俺たちも力になる」

「小隊外なら問題無いわ。上司との上手な付き合い方はよーく理解しているもの。あんたも得意でしょ、G」

「オマエほどじゃないがな、W。交渉だのなんだのは任せた。オレは拷問だの暗殺だのを任されよう。適材適所だ」

互いに笑い合い、武器をしまう。イネスの呆れたような視線が刺さるのが懐かしい。昔からこんな風にお互いに呆れたり軽蔑したり尊敬したり……色々な感情を上手にやり繰りしてきた。そして今また、再び

「──帰属を歓迎する。『W』『G』」

へドリーは確かな決意を秘めた瞳でオレたちを見つめた

……誰もが変わった。Wも、へドリーも、イネスも、部下たちも。変わらないのはオレだけだ。それでもへドリーやイネスに言わせれば人になったらしいが……Wは何も言わない。ただ微笑み、そして普段通りに接するだけ

オレの何が変わったんだ……?

 

そういうところやで

 

では今回はここまで。

ご視聴ありがとうございました。

 

次回はレユニオン合流後、Gくんが幻想に愛想を尽かすところからです。

 

おま◯けはありません。




Gくんの銃だけ新品同然な理由
先代『G』の得物なので、敬意を払って常に整備している。W姉貴との旅路でも隙あらば整備。

Gくん
テレジアネキのことが好き(意味深)だったので、テレジアネキへの手向け花を揃えるくらいわけない。でも求めるものは最強という名の称号だけど、W姉貴という痛みと離れるのも嫌。ワガママ

W姉貴
半分なんだから手放すわけがない。殺すのは自分で、殺されるなら半身。それ以外あり得ない。殺意と愛情が共存している

イネス姉貴
WとGの湿度が高すぎる関係がちょっと羨ましい。へドリー兄貴逃げて!
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