アークナイツRTA参考資料「W姉貴のしっとり確率」ついでに「最強の伝説」トロフィーRTAの中途報告 作:W姉貴に負けたい人
うぃぃぃぃぃッスゥゥゥ……どぅもー一般投稿者でぇぇぇす。
今日は続き……と言いつつもある程度飛ばしたりして、もうW姉貴という苦痛を愛することを決め、幻想に愛想を尽かしたGくんからお送りします。
え? レユニオンに従うまでの道中? まあ軽く内容をまとめると……
へドリー兄貴「お前Wのことが好きなのか?」
Gくん「えっそんなの関係ないでしょ。最強! 暴力! 混沌!」
イネス姉貴「あっお前さGさ、さっきW姉貴の首筋チラチラ見てただろ?」
Gくん「暴力! 暴力! 暴力! 最強! 混沌! (W姉貴すこ)(テレジアすこ)(W姉貴殺したい)(W姉貴に殺されたい)(テレジアと殺し合いたかった)(W姉貴あいしてる)」
W姉貴「暇ならほら、天災の中で傘も差さずに踊りましょ」
Gくん「参ったな。オマエの誘いじゃ断れない(愛しているぞW)」
へ&イ「まただよ(笑)」
Gくん「解せぬ」
部下s「いつまでやってんだろ」
もう飽きたでしょ?
愛想が尽きる時はパート3を見てもらって(露骨な宣伝)
>……とは言えども、Wという苦痛を愛するからと言ってオレたちの関係が変わるわけではない。へドリーとイネス、そして部下どもが生暖かい目で見てくるのがムカつく。殴るぞ
殴ったら死ぬのでやめろ。
>しかし、本当に何をどうしたものか。当初の理念は何処へやら、愚鈍どもの群れに成り下がった場など無意味、無価値。こんなところであのように誇り高きサルカズの戦士が身を置いているなどと
まあそもそもレユニオンって不死の黒蛇を満足させるための組織だしGくん的には面白くないよね。ただ彼的には……
>スカルシュレッダー……とかいったあのガキ。中々面白そうな雰囲気だ。メフィストとかいうガキは、視線からファウストとタルラにしか意識が向いていない。所詮そんなものか……つまらん。ファウストが意識を変えれば終わるが、アレにそれはできない。何故なら──そうすることなど頭に無いから。まったく、鏡でも見せられているような気分だ。殺したい
スカルシュレッダーくんとメフィストくんがお気に入り()の様子。まあスカルシュレッダーくんはミーシャ姉貴を拾ってしまえばただの雑魚になってしまうので……
メフィストくんはファウストくん殺すと途端に雑魚になるので……
所詮その程度なんだよね、子供だし。信念も正義も無い、怒りと狂気に支配された程度では死ぬしかないんですよね。思考停止はダメだよキミタチィ……
真っ直ぐに立てる意志と分別することの出来る理性がないと、より良い存在になれるという希望や人生を連ねていくという勇気があっても無駄なわけ。ムダ!
ま、感染者なんて10の悟りを1個でも持っている方が珍しいですけど。
実は私、スカルシュレッダーくん生存ルートかつミーシャ姉貴スカルシュレッダー化は知らんのですわ。今回できるかな。できるならやって生存させて後でボコれば終わりなんだけど、そうもいかんと面倒くさい。そもそもロドスに誰がいるかとか色々あるし、チャートを作るにしてもまずは差し込む隙を見つけねば
あ、ちなみに原作シナリオ開始時にロドスに所属しているオペレーターは完全ランダムです。一定数配置されているオペレーターを倒せばよく、オペレーター全員を無理矢理倒す必要はありません。というかチャートが必要なのは期間限定のスカルシュレッダー、メフィストフェレス、フロストノヴァ、パトリオット、不死の黒蛇です。この中で後に回せるのはフロストノヴァ(ひんし)とパトリオット(ひんし)だけです。スカルシュレッダー(偽)とメフィストフェレスは発生条件を満たさなかった時点でもう無理です
結論から言えば、チャートを組まなきゃいけない理由の大半がスカジ&CEO&黒蛇対策、スカルシュレッダー(偽)&メフィストフェレス発生条件を満たすように動くという一点のみです。まあ後者は無理矢理メフィストくんを石棺にぶち込めばいいんですがね。試走ではファウスト殺害後拉致して無理矢理ぶち込んで変異直後抹殺しましたし
なお1章ではそこまでオペレーターはいません。1章からスカジ姉貴とかいたら終わっちゃーうので……
あ、ちなみに今はレユニオンの幹部と構成員を見て回った後ですね。挨拶終わり。
>Wとイネスはへドリーにレユニオンの幹部と構成員に受けた印象を話している
「G、お前はどう見る? ジェヴォーダンの獣という、本物の狂気は」
「そうね。あなたの意見も聞きたいわ。あなたの視点は頼りになるもの」
「あんた、めちゃくちゃつまんなそうにしてたけど。どうなのそのへん」
三者三様にオレに声をかけてきた。なればこそ──
「タルラは、そうだな。
「それはどういう意味? わかるように説明して」
「オレたちはオレたちだけの熱を持つ。だがアイツからは熱が無い……設計図通り生きて設計図通り死ぬ……とでも言えばいいか。機械か何か。そんな印象だ」
イネスは黙り込んだ。テレジアに心酔していたWも、その理想に共感していたへドリーも、彼女から違和感を感じていたようで、何か思い当たる節があったようだ
「小僧どもは力だけだ。首を斬るのも容易いが……スカルシュレッダーとか言ったか。あの小僧だけは、潜む物を感じる」
「それは得物としてか? お前が喰らうに相応しい存在としての」
「いや、戦士としてだ。素質があるが、所詮それだけ。二本足で立ってすらいない。そして戦士としても、あの誇り高きサルカズと比較するまでもないが……」
吐き捨てるように言い放つ。どいつもこいつもつまらない。テレシスに組した者たちでも、ここまで愚鈍な奴らはいなかった。様々な事情こそあれど、それでもと未来を信じて戦っていた。だがコイツらは違う。薄っぺらい
「誇り高きサルカズの戦士……? サルカズがいたのか? レユニオンの幹部に?」
「ええ。小ウサギちゃんの側にいたわ。本人はウルサス人って言ってたからカズデルとは縁を切ったんでしょうけど。そう……Gがそこまで評価するなんて珍しいじゃない。あんた、間違いなく口説きに行きそうね。疲れる生き方だとあたしは思うけど、そういうのがいいんでしょ?」
妬心混じりでもあり、嬉しさ混じり。Wの複雑な感情がオレに絡まる。やめてくれ、オマエ以上の存在にはなり得ないが、それはそれでこれはこれなんだ。カッコいいモノには焦がれずにはいられない。ていうかカッコいいだろう、あのサルカズ
「まさか、あなたと同意見になるとはね、G。ええ、確かにカッコいい……戦士を超えた戦士。へドリー、特にあなたは一度話してみるべきだわ。どういうわけかそこのバカから一つの悟りを得たみたいだけど、あの人と話せば最低でも二つ以上の学びを得られるわ」
「……彼か?」
「噂をすればって奴ね」
噂をすればだ。全身に鎧を纏ったサルカズがオレたちの元を訪ねてきた。見ればわかる、この全身から立ち昇る光。あんな偶像や小僧どもとは比較にならない程の眩しさ、美しさ。幼少に夢見たクイロンの伝説を彷彿とさせる感覚。心が躍る、魂が叫ぶ、この戦士を──全存在を賭けて喰らいたいと
だがその時ではない。また単なる反乱などでこの戦士と刃を交えるのは無礼極まりない。この偉大なる先駆者にして戦士を超越した戦士と刃を合わせるのであれば……もう一人の先駆者と同じく尋常なる決闘の場に限る
「邪魔する。君たちと、話したい」
パトリオットの大旦那ですね
正面から戦うと生半可な初見殺しすら通用しないクッソ強いおじいちゃんです。こういう作品の老人は死に損ないじゃなくて生き残りって、それ一番言われてるから
Gくんセンサーもビンビンです。下手したらW姉貴以上に興奮してるかも
「……あなたは」
へドリーがこの二人称で誰かを表現する時は、基本的にその者に対する敬意がある時。まさにそうだ……この偉大な戦士に敬意を払わないなど、絶対にあり得ない。それがサルカズであれば尚のこと。Wですらわざわざ身体を向けているのだ
──喋りづらそうな喉と声……この戦士は、喉に鉱石が……テレジア。オマエが生きてバベルの連中を指揮していれば、この戦士に与えられた「言葉を発し辛い」という枷を外せたろうな。ああ、口惜しい。これほどまで素晴らしい存在が、どうしてこんな……クソッ
「私が、何者かは、今はいい。今の私は、レユニオンの、リーダーの一人、ではない。安心、してくれ」
個人として来たと語る彼の言葉をオレたちは想像できた。そうだ、オレたちですらテレジアと肩を並べて戦ったことがあるのだ。この戦士にそれのような経験がないはずなど、ない
「聞かせて、くれぬか……同胞たちと、故郷で起きたことを。カズデルで、何があったのか。噂は、聞く。だが、それだけだ。詳しく、知りたい」
「あんたはウルサス人でしょ? そう言ってたじゃない」
「ウルサス人と、サルカズは、矛盾しない。流れる血は、変えられない。闇は、根深い、ものだ。気にかけたことは、ないが、それでも、揺るぎない。……君も、そうだろう」
オレに視線が向けられる。──ブラッドブルードという鼻摘まみ者に生まれ、そんな自分が惰性で生きている中で見つけた、クイロンの伝説と最強という輝きは……血を啜らねば生きていけない、他者へ依存した同胞という名のカスどもを否定したかったという思いもあったのが今更浮かぶ。だがオレはブラッドブルードで、それは変えられない。ウルサスとしながらサルカズを捨てきれないこの戦士のように
「ああ、そうだとも……素晴らしき戦士、偉大なる先駆者。よくわかるさ。──聞きに来たのはテレジアのことだな。本当に聞きたいだけなんだろ?」
「私は、テレジアと、かつて、会ったことがある」
「へぇ──」
Wの目が変わる。この存在を認識したのだ、明確に
「君たちの、反応で、わかった。彼女は、君たちに、生きた証を、残した。君たちは、サルカズだから。泥を啜り、血塗れでも──英雄、として、偉大な、戦士。稀代の、君主……少なくとも、そう崇められているし、私も、そう思って、いる。例え、ウルサスに、忠誠を誓い、種族が、サルカズから、放逐されても……私が、サルカズであることに、変わりない。彼女の、カズデルに、何が、起きたか──真実を、知りたい」
──美しい。なんという、美しさ。気高き戦士。本当にどうしてこれほどの御仁が、あんな薄っぺらな虚に従っているのか……
多分タルラ姉貴に忠誠を誓ってると思うんですけど
>……そうしてテレジアの話を聞いた一人のサルカズは、オレたちに感謝の言葉を告げた。そして去り際に──つい、声をかけてしまった
「偉大なる戦士。いつか、いつか──オレと決闘をしてくれるか? 全存在を賭けて」
目の前に現れたヒーローに、写真を撮ってくれとでも頼むような羞恥心。自分の表情など、どんな眩しい笑顔をしているのかくらいしか想像も付かない。ただ目の前の戦士は、少しだけ悲しげにしながら
「……約束は、できない。だがもし、その時がくれば」
「っ、ああ……ああっ! それだけでも嬉しい……アンタほどの存在が、オレと刃を交わしてくれるだなんてっ……! 待ってるともその時を。偉大なる戦士!」
オレの熱意が少しでもその鎧の奥に届いたのか、ほんの少しだけ苦笑するように肩をすくめると、ヒラヒラと手を振ってくれた
ヒーローショーでテレビの中から出てきたヒーローの本物仕草を見て歓喜する子供かな?
>やった──ッ! 嬉しい、とても嬉しい! あれほどの戦士に、時がくれば対等に戦うべき存在と認識されるだなんてッ!
「──G」
「なんだダブ──……ッ!?」
殴られた
笑顔のWに、殴られた
なんで?
そらお前が半身放ったらかしでパトリオットおじいちゃんに熱を上げてるからだよ。しかも数十分前にお前を受け入れよう、現実をお前と共に傷付いていくって言った直後にパトリオットおじいちゃんにラブコールよ? Gくんは殴られて然るべき。
到底、許される行為ではないと思う。
>「あたしはここにいる。
「それはそれで、これはこれだから……イネス、へドリー。なんて言えばいいんだ、こういう時は」
「自分で考えるんだなG」
「女は面倒よ」
倒れ込んだオレにWが馬乗りになる
「あんたはそうやって誰彼構わず、カッコいい奴の尻を追っかける。何G、枯れ専のホモだったの?」
「枯れってオマエ……ていうか同性愛と一緒にするな。カッコじゃないか彼」
「そうね。で? あんたとあたしの間で交わされたあの言葉は嘘なの?」
「嘘じゃないから退いてくれ。立ち上がれない。あとアレだ、あー……悪かった。やっぱり、オマエがいい。オマエこそオレの苦痛だ。オレが死に就く日にも、オマエだけが心の奥深くに入り共に整然と横たわる存在だ」
こ、これでいい……のか? 一番殺したいし、殺されたいのは──だし……嘘じゃないし……でもあの偉大な戦士に挑みたいし……嘘じゃないし……
「あっ、そう」
Wはなんか面白くなさそうに呟いた後、オレの首に爪を食い込ませてから複雑そうな顔で退いた。いやホントオマエ……どうしたんだ? 誰に熱を上げようともオレの勝手だし、そういうオレだとオマエは知っているだろう? なんだ急に
「G、あんたはいつもそうね。まあ、そう……そういう男だもの。なんていうか……ああ、でも──少しだけ、あたしだけを見なさい。あんたの視線、たまには固定するべきよ」
「……まァ、そうさな。わかった。たまには視線を一方に向けてみる」
その言葉に満足したように、Wはオレから視線を外した。一方、ジッとWを見る
バベルにいた頃、Wは女性陣から顔がいいとか色々言われていた。カワイイだとか、キレイだとか。なんだろう、かわ……いい……のか? わからん。まったくわからん。カワイイだとか、キレイだとか、そも外見的な話の醜美がオレには理解できないのだ。カッコいいモノはカッコいい、それだけじゃないか。そんな時、あの日カンフーの達人であったウルサス人の女優を思い出した。なるほど……? いやでもあれは、努力の賜物だし……んん?
やはり、わからん
「あの顔、絶対他の人考えてるわよ」
「俺は時々、二人がわからなくなるよ」
なんか、へドリーとイネスが呟いている。なんだってんだ
……いやホントこいつダメだな、グチャグチャすぎる。とりあえずW姉貴すこ! 戦争! 暴力! 最強! しかないんですけど。
なんでこんな出来損ないのツンデレと天然みたいな反応してるんだこいつ。私が生み出した存在ながらよくわかりません。最強を目指したりW姉貴に苦しむ彼はよーく理解できるんですが、天然ボケしてるところはまっっったく理解できません
さてさて後はつまらない話ばかりなのでチェルノボーグ襲撃へと時間を進めましょう。この裏でScout兄貴とW姉貴の裏取引とかあるのでまあちょっと解説しましょうか。
ざっくり言うとドクターに用があるのはWもロドスも同じなので、ドクターを確保させてあげる代わりに、サルカズグループの頭を殺して欲しいという取引です。戦場のゴタゴタで全部誤魔化して、自分たちをテレシスの目から外して動きやすくするというわけです。(本当に外れたかは不明)
W姉貴的にはScout兄貴の処理をへドリー兄貴とイネス姉貴に一任しているので、見逃そうが仕留めようがどちらでも構わないんでしょう
処分は一任するわ(DIAN姉貴)
で、その裏でエンカク兄貴の裏切りもあります。というか色々ありすぎます。……過密スケジュールすぎんか? ロドス側も二週間で不死の黒蛇ゾ?
さて、では等速に戻します。
>チェルノボーグの襲撃? ウルサスは感染者を迫害しているから血祭りに上げて狼煙とする? なんだそれは
ウルサスの内情はあまり知らないが、仮に権力闘争が発生している時にでも行えば共通の敵が生まれてしまうぞ? オレなら両陣営に有る事無い事吹き込んで、他国からの干渉し易い土台を作り出す。そこをすかさず強襲し頭を潰す。後は蜘蛛の子を潰す作業にする……なのに
「……へドリー」
「お前もか、G」
「ああ。キナ臭い」
この雰囲気は何か、キナ臭い。レユニオンという烏合の集を使って真の目的を達成しようとするような……オレたちは何をさせられている? 何の手伝いをさせられている? 毎度の如く行われる扇動・奇襲・略奪……途中からやる意義を見出せなくなり、ただ眺めるだけになった。オレの戦場ではない……
「──だろうな。俺たちのやっていることがカズデルよりも酷いことになってきた時点で薄々とは思っていたが……」
「舵取りをWとイネスに任せて正解だったな。オレたちでは後手に回るか、荒っぽいやり方しかない」
「違いない。が、Wの考えは何となく読めている」
「オマエの方は?」
「どの道ヴィクトリアに行くことになる。そうでしかやれない道もある。G、Wの側にいてやってくれ。お前にしかできない瞬間が必ずある」
「わかっているさ。心配は……いらんだろうな、へドリー。オマエにはイネスが合わせる。オレはWに合わせる。オレたち個人個人でできる、オレたちだけの戦いを始めよう」
互いに意志を確認する。為すべきことは決まった。ならば為すだけ。互いにこう生きてこう死ぬと定めた。後は傷だらけになりながら生きていけばいい。見ているがいい、摂政王。歪な名を持つ歪な王よ、最後に"勝つ"のはオレたちだ──
Gくんは冷静だけどやれることが殺ししかないのでへドリー兄貴やイネス姉貴に情報戦を任せるようですね。意見はするけど全体的な方針決めはW姉貴に任せ、サルカズの為の戦場では真っ先に火蓋を切る役目を果たす……そして最強になる。いやぁ、覚悟決まるとやることなすことが明確になっていいですねぇ……
>へドリーとの確認を終え、テントの外へ出る。夜空を見上げる。決行は明日だ。無駄な殺生が始まる。だが、オレはオレの望みを果たしつつ、
「おい、G。何をしている」
レユニオンの構成員が声をかけてくる。まあ、そうか。突然サルカズ傭兵がテントから出てボーッと空を眺めていればそれは不思議か。ならば、そうだな……
「夜空には誰もいない。星が瞬くのは遠い暗闇の中だ。では、この夜空に浮かぶ光とはなんだ?」
「は?」
「光は太陽が来れば見えずじまい。ならば光はどうやって太陽の光の中で己の存在を証明するか……知られることしかあるまい」
「一体、何を……」
「レユニオンは太陽に照らされた石だ。オマエたちは熱で溶けているだけ。炎から離れる時こそ、蝋の翼が羽ばたけるんだよ」
「我々の思想を愚弄するのか? それ以上の侮辱は、あらゆる感染者への侮辱と同じだ」
「何故惑星は皆が惑星であると思うのかな。時には恒星もあるだろうに。暗闇の中を照らす輝きは、時として目を焼くものだ……」
ポエマーすぎる
>暖簾を押すような感覚に呆れたのか、あるいは答えているようで答えていない風に答えているのがわからなかったのか、構成員は「明日に備えろ」とだけ言って去る
意外と良いな、この詩的な表現で会話して回りくどい言い方で回りくどく答えるのは。奇人変人のレッテルが付けば、オレに近付く者も少なくなるだろう。傷の舐め合いですらない自慰行為をする連中など、話したくもない……
ひっでぇ言い草だこと。感染者が立場を選べるわけないんだよなあ? なまじ生きる意味、意義、価値をパッと見出して最強という曖昧な物を確かな現実にしようとしている男にとっては、ただ眼前の怒りに身を投じるだけの存在は全部塵屑なんでしょうね
では加速して──さぁ、チェルノボーグの襲撃です。
>市街が燃える。人々が虐殺される。怒りが解消される。吐き気のする場所だ。つまらないヤツらがつまらないようにつまらなく殺している。まったくもって度し難い。結局、あの龍の思想など何処にもなかったわけだ
……ああ、なんて無価値な光景だ。無意味で、どうしようもないほど……虚しい
「G、退屈?」
「ああ、退屈だ。ここまで愚鈍だとは思わなかった」
Wの質問に答えて、眼前の火を眺める。これが正義か、おこがましい。どいつもこいつもつまらないヤツらだ。パトリオットとフロストノヴァを見習ってもらおうか。彼らは思考を止めていないんだ
そして久方ぶりに見たバベルの亡霊……かつての戦友を思い返す。死ねと言ったオレたちに答えてみせた、偉大な戦士たちを
「Scoutは死んだのか」
「さあ? 処分はあの二人に一任しているわ。あの二人ならきっと生かすでしょうね」
「……何故だろうな、
「誰だって平穏なひと時を過ごした知り合いが死ぬのは、心苦しいものよ」
ああつまり、W。オマエもか。まあ、そうだよな。アイツには……いやアイツらとは、長すぎた。それが事実だ
「──ヤツらはヤツらの戦争を始めた。オレたちもオレたちの戦争を始めよう」
「そうね……って、あら?」
オレたちも行動に移すかと思ったその時、面白い報告が入った。レユニオンに組するサルカズの一部が、離反したと。骨のあるヤツか、あるいはただの愚か者か……どちらにせよ、楽しめそうだ
……エンカク兄貴ですなァ
>Wと共にその場へ向かう。そして見つけたのは二刀を携えて、ゴミどもを蹴散らす男の姿。まさしく剣客という言葉を体現するかのような男だった。話を聞いていると、どうやらWの古馴染みらしい……本当にただの古馴染みのようだな。オレが関心を向ける間柄では無さそうだ。色々と見ていたらしい。勧誘しても乗り気ではないようだ
立派に嫉妬しちゃってぇ、人間らしくなったねぇ……
>ああ、ダメだ。この男の純粋なまでの狂気が心地いい。これだ、この瞬間をオレは戦場に求めていた。オレの魂が居場所を求めている。もう、抑えられない。ずっと待っていたよ……オマエのような、誇り高き戦士を! 前へ進んでしまう自分を止められない。襲いかかるな、まだ抑えろ……!
……あれ? 抑えてくれないの? えぇ……ウッソだろお前www
柔軟性もクソもねぇじゃねぇかよ!! この戦闘マシーンめ! モンスター化した時の方が戦闘するしないを選べるとかなんだよもおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉまたかよォォォォォォ
>「お前は……ああ、Wの犬か?」
目の前のサルカズはオレをつまらないモノに向ける視線で見る。
「どいつもこいつもつまらん奴だ。砥石にすらなりやしない。お前はどうなんだ、犬」
「ククッ、獣と称されたことあれど、犬は初めてだよ浪人者」
途端、その視線は──覚えのあるものへ変わった。この視線はただ一つ、偉大な先駆者と同じ……
非礼を正すように、その男は姿勢を正し視線をちゃんと此方に向けて尋ねてきた
「それは失礼した。かの悪名高きジェヴォーダンの獣とお見受けするが、如何に」
「そうだ。オレこそジェヴォーダンの獣と呼ばれたブラッドブルード。悪名高き伝説の同族殺し。今は喰らった偉大なる先駆者と同じ名前を、若輩ながら名乗らせてもらっている」
「俺はエンカク。その偉大なる先駆者と雄々しいお前の名を、是非聞かせて欲しい」
「Gだ」
「……G……」
福音を転がすように、エンカクはその名を呟いだ。口元は邪悪な三日月に破れて、剣を握る腕には膂力が伝わっている
「──ちょっとG? 何男口説いてんのよ。あたしたちには仕事あるんだからね」
「わかっている。おい、そこの」
近くにいた構成員に声をかける
「邪魔だ。引け」
「あんたほどの傭兵がいうなら……」
そうしてオレとエンカクの二人だけが、敵意を向け合う形になった。そう意識した途端に……ダメだった
「ああ……ダメだ抑えられんよエンカク。オレはオマエを喰い殺したい。だから、なァ……その刃を噛み砕かせてくれ……!」
「いいぞG。お前のような魔物がWの下で共に愚鈍共とつるんでいるのは全くわからんが……証明してみせよう。俺の刃は、獣の皮ごと首を落とせるということを」
「あんたたち、まだ話が終わってないんだけど」
Wが何か言っていたが聞こえない。ここでお預けは無しだろう? 相棒……!
「血で血を洗おうじゃないか、G!」
「その刃、へし折ってやるよエンカク!」
てなわけでエンカク戦です。まあW姉貴が5分以内にホモ祭りすなとキレるので軽いイベント戦闘みたいなもんです。エンカクを倒せるなら倒してもオッケーですが、ぶっちゃけ難しいです。いかんせん、エンカクは強い奴と戦う時ほど強いので、際限無く限界突破する可能性があります。
Gくんの能力ではエンカクよりも技量が足りません。総合力では優ってますが、技量では後手です。試走では初見殺しによる奇襲で仕留めましたが、今回は正面ですので初見殺しを交えても難しいですね。
>駆け抜ける。長剣が震えている。強敵だ、久しく忘れていた強敵だ。魂が叫ぶ、喰い殺せと
向こうは二刀を構える。不足は無い。剣を振るう……防がれる。当たり前だ。相手の方が強いのだから。続けて繰り出される大刀と小刀を巧みに使った二連。一刀では無理だ。引き抜きた短刀と合わせて防御……ダメージは大きい。彼我の実力差は、接近戦に限れば多少の研鑽では埋められない。ならばそれよりも更に更に更に──先を行くしかない。慣れ親しんだ感覚が内側から溢れ出す
「っ、速いな。俺が考えていたよりもずっと。お前の能力以上に」
「限界? 知らんなそんなもの。最強たれば能力の差を埋められて当然。技量差? そんなものはな、限界以上の力を引き出せばまかり通るだけだろう──!」
鋼がぶつかり合う。轟音が響く。エンカクよりも早く剣を凪ぐことで技量差を埋めていく。彗星が飛び交い閃光が弾ける。押されるが問題無い。アーツで出力を上げれば速度もパワーも追い付ける
楽しい、エンカクもオレも笑顔だ。久しく充足できる……喰い殺す楽しみがある。さあ、もっとだ。もっと昂れ、もっと狂え、最強のの二文字の礎になれ──!!
「……面白いな、それだけの力を引き出せば反動も大きいだろうに。それら全てを意志力一つでねじ伏せるだと? 実に素晴らしい。実に斬り甲斐がある!」
「く、くはははは!! 楽しいなエンカク! 血沸き肉踊ってこその戦いだ! ああそうだ、こうじゃなくちゃなァ! 最高だぜオマエ! オレの伝説を彩る花に相応しい!」
「ははははは! お前こそ! 俺の剣を彩る血として申し分無い!」
二刀をまるで踊らせるように炎と刃が揺らめいて暴れる。長剣と短刀を使ってそれに合わせていく。彼我の技量差はまだ埋まり切らない、アーツの差と経験の差が更に差を生み出す。けれど知らぬ存ぜぬと真っ直ぐに向かっていけばそんなものは全て誤差だ。互い更に更にと燃え上がって遂には全てエンカクと並び立ち──
刹那、銃声が響く。エンカクとオレは示し合わせたように後方へ飛び、銃声の発生源を見る。──Wだ
「はいそこまで。話はまだ終わってないわ」
「……W、俺たちの邪魔をするほど重要な話か?」
「勿論。でなきゃ止めないわ。ほらG、下がりなさい」
「……ああ。すまんなエンカク、誘っておきながらお預けとは、なんとも情けない」
「いいさ。忘れられない体験になった。続きはまた今度ということにしよう」
……なぁーんでコイツらやり取りがホモっぽいんですかねェ?
>その後の事は単純だ。ロドスに向かっていたエンカクに、かつて彼の部隊を葬った男──ドクターがそこにいるとWは告げて、一種のけじめとしてレユニオンの部隊に攻撃指示をした。エンカクはこの包囲網を突破する。オレにはわかる。ヤツは抜ける。それが現実だ。傭兵団は下がり、オレもまた久方ぶりの好敵手と別れてしまった……
「パトリオットに惚れたと思ったら、今度はあいつ? 節操無しね、ほんとに」
「それがオレだ。仕方ない。で……行くのか、アイツのところへ」
「ええ」
Wの表情は見えなかった。狂気の微笑みに隠されたその先をあえて語る必要もあるまい。オレだけが、わかっていればいいのだから
……別に、最近構ってやってないしすぐに他の男へ目移りしていることへの報復が怖いとかじゃないぞ。本当だからな
──オレは誰に向かって言い訳をしているんだ
というわけで次回はロドス戦からです。
ご視聴、ありがとうございました。
Gくん
「W姉貴を受け入れる」と決めた途端に他の男に目移りするバイ
W姉貴
誰に目移りしようが別に構わないが、だからといって秒で目移りされると流石に怒る